馬入日記

【馬入日記:11月27日】ホーム最終戦・広島戦まであと3日!松田天馬選手インタビュー

191127先週末、雨の降る味の素スタジアムで行われたFC東京との一戦は1-1のドローとなりました。

果敢に前からボールを追いこまめにラインを上げてコンパクトに保ち、全体が連動して戦い続けました。
前半36分には待望の先制点。
山田選手が奪い、山﨑選手とのワンツーから右サイドの松田選手へ。DFにスライディングされながらも左足で振りぬきゴールを決めました。

ほしかった先制点に、雨の中試合前から熱い声援を送り続けてくれたサポーターの皆さんも歓喜に沸きました。

「直輝くん(山田選手)が奪って、穴が空いたところをよく通してくれたと思います。僕の動きを見てくれていたし、感じていたところに出してくれた。ピッチを幅広く使うというのは練習から言われていてやってきたことでした。そういう意味では試合全体を通しても横にふれたシーンは多かったと思います」とは、先制弾を決めた松田選手の言葉。

1-0で折り返し、ハーフタイムには浮嶋監督から「1-0で勝っていると思うな、もう1点取りに行け」という指示がありました。積極性を失うことなく、また守備陣の奮闘でゼロに抑えながら試合を進めました。
しかし、90+4分のアディショナルタイム、森重選手にミドルシュートを決められ1-1に。一瞬の隙で悔しいドローとなりました。

「最後のところは…あと一歩、僕も寄せられたらよかったし、本当に悔しいです。あの瞬間は、“まだ勝たせてくれないのか”という気持ちにはなりました。でも、試合で出せたポジティブな要素を考えればネガティブになることは何もないと思う。前を向ける試合だったと思うので、もう次に向かってます」

もちろん勝利を掴みたかったという思いは強くなる一方ですが、松田選手の言うように、チームはポジティブに前を向いています。

「全員がすごく意思統一できていたと思うし、ブレることがなかった。みんなが同じ気持ちだったと思います。前から行ったら取れるし、剥がされても全然気持ちが落ちなかった。今すごくいい感じだと思います。それは、敏さん(浮嶋監督)中心にやっていることが身になってきているという手応えがありますし、前もそういう感覚があった。もともとできていたことでもあるので、取り戻せてきたという感覚があります」

松田選手は大卒1年目となった昨年は21試合に出場しましたが、シーズン序盤に多く出場し、中盤以降はサブやバックアップメンバーにまわることも多くありました。
今季はここまで30試合に出場し3得点。シャドーやボランチとポジションを試合の中でも変えながらコンスタントに出場しています。

「自信にはなっています。淡々と、というか気持ちの浮き沈みがなくなりました。去年も残留争いはありましたけど、全く力になれなかった。そういう意味では去年とは自分自身の状況は全然違うし、残り2試合で力にならなければと思っています」

次節はホーム最終戦となるサンフレッチェ広島戦。あと3日となりました。

「湘南らしく、観ている人に感動してもらえるようなサッカーがしたい。それこそ僕ららしく戦えているかのバロメーターだと思う。敏さんが“最大値を出す”という話をしていましたけど、本当に自分たちの最大値を出せたら勝てると思っています」

毎試合、選手と共に懸命に戦ってくれているサポーターの皆さんを選手たちは本当に心強く感じています。

「もっと応援したいと思ってもらえるような戦いができたらと思います。本当に力になってもらっているので、全開で戦います」

熱戦必至の広島戦、ぜひ「史上最高の劇空間を」!!

※広島戦情報はこちら!
http://www.bellmare.co.jp/hg20191130