ボイス

【ボイス:2019年11月6日】岡本拓也選手

プロ選手なら一度は行きたい場所
今はただ、いい選手になることを目標に
 浦和では高校生で2種登録され、プロデビューも果たしている選手。当然、年代別では代表にも選ばれてきた。今、A代表で世界を相手にしている選手たちと同じピッチで戦ってきた。

「昔から彼らはずば抜けた存在だったし、自分とレベルが一緒なんて昔から全然思わなかったですけど、また一緒にプレーしたいなっていうのはありますし、常に刺激はもらえる。彼らのレベルに一歩でも近付きたいと思います」

 とはいえ、サッカー選手である以上、代表が目指すべき場所であることは間違いない。

「そうですね、意識していると思ったことはないですけど、代表というのは選手であれば誰でも一回は入りたい場所だと思うし、少しでもそのレベルに近づけるようになりたいなと思います」

 代表という場所を心に留めつつ、目指すのは自分にとっての理想の選手。

「まだまだ成長しなくちゃいけないし、まったく満足してない。それは今の自分の状況にも。もっといい選手にならなければ」

 刺激をもらうのは代表ばかりではない。かつて在籍した浦和が10月2日にホームでACLを戦った試合を観戦するために、埼玉スタジアム2〇〇2まで駆けつけた。

「素晴らしい試合をしていて、スタジアムの雰囲気も最高でしたし、すごい刺激をもらえましたね」

 今シーズンは、遠くなってしまったが、ACLもベルマーレとして目指すべきところ。先達たちの戦いぶりから学ぶことも多い。

「やっぱり一人ひとりの能力がすごく高い。サッカー選手としてもそうですし、アスリートとしての能力もやっぱり高い。それから一人ひとりの戦術理解度という点で考えても賢い選手というか、自立している選手が多いのかなというのは思いました。その状況状況で自分の判断を責任を持ってやっている印象は受けました」

 「自立」は、ベルマーレの選手にとっても常に問われてきたテーマの一つだ。

「高いレベルに行けば行くほど求められていくと思う。そういう意識はしてますけど、より自立していかなきゃいけない場面や部分っていうのはあるのかなと思いますね」

 古巣で得た刺激を糧に。成長するべきテーマは尽きない。 

>みんなで協力して戦って勝つためにプレーしたい