馬入日記

【馬入日記:9月28日】明日は清水戦!山田直輝選手インタビュー

190928明日はおよそ1カ月ぶりとなるホームゲーム、清水エスパルス戦です!
前節の大分戦からインターバルが入り、2週間コツコツと準備を重ねてきました。
山田直輝選手も「湘南らしい練習ができています!」と充実感を感じる表情です。

1-2で敗戦を喫した大分戦は、それまでの試合とは違い、なかなか良さを出すことができない悔しい試合となりました。改めて振り返ると…

「自分たちのストロングである、前から行き続けるということができなくて、その結果攻撃の距離感も良くなかったのかなと思います。相手はミスマッチとか数的優位を作って攻めてくる感じだった。それに対して前からいこうと思ったけどいけなかった。うまくやられたと言えばうまくやられてしまったと思う。もう少し一致団結してリスクを負ってでも前からいけたら違った展開になったかなと思います。相手の土俵に持っていかれると自分たちの良さが出ないし、自分たちの土俵に持っていかなければいけないというのは明らかに見えた試合でした」と山田選手。

ある意味、やるべきことがはっきりした今、清水戦までのインターバルではビーチでトレーニングを行ったりと改めて湘南のエネルギーを出すための時間を過ごしました。

「この2週間また湘南らしいトレーニングをして、自分たちのやるべきことをみんなでできているという手応えがあります。次の試合は自分自身も楽しみにしています」

山田選手が担うことの多いシャドーの位置はそれぞれの選手が良さを出し、ポジション争いもかなり激しくなっています。

「本当に激しいですけど、ライバルでありながらいい仲間なので。ダメなところはすごく言ってくれるし、僕もダメなところは周りにも言うし。すごくいい関係でできていると思います」

様々なポジションで、選手同士が意見を伝え合う姿をよく見ますが、これは他のチームでもよくあることなのか、と山田選手に聞いてみたところ…

「珍しいと思います。アドバイスを言うのはあるかもしれないけど、“ここがダメじゃん”というのはなかなか言えないかなと思います。“ここがダメだからもう少しこうしたほうがいいよ”って言うのは珍しいかなと思います。人のダメなところを言うということは、自分ができているからというより、言っていることに対して真面目に取り組んでいるから言えるんだと思う。言えるってことは、その人が自信をもって日々を過ごせているということだと思います。そういうチームが湘南だと思う。それはすごくいいことだなと思います」と山田選手。

そしてそれはチームを勝たせたいという選手一人ひとりの想いの強さのようにも感じます。
少年のような見た目のままですが、29歳という年齢は湘南では上のほう。そしてもちろん経験も豊富です。

「僕はこのチームで試合に出て勝つだけが役割じゃないって思っています。みんなに教えるということではなくて、おじさんなのに(笑)必死にやってるなってところを見せなきゃいけないなと思っています。僕が前にいた時はツボさん(坪井選手)とか、そういう姿勢を見せてくれてたので、そういう姿勢を見せていきたいと感じています」

“おじさん”という言葉のイメージには程遠いのですが…しかし山田選手からは戦う姿勢を見せてチームを引っ張っていくんだという気概を強く感じます。

「湘南らしく戦って、勝つことが必要。湘南らしいというのは、見ていてエキサイトするような試合であり、休んでる時間が少ないサッカーができれば自分たちらしいと思うので、それを出して勝ちたい。というよりも、それを出さないと勝てない。そう思って戦いたいと思います」

見逃せない、清水との大事な一戦。
ぜひスタジアムで熱いご声援をよろしくお願いします!

※清水戦詳細はこちら!イベントも盛りだくさんです。
http://www.bellmare.co.jp/hg20190929