馬入日記

【馬入日記:6月7日】中断期間を大切に。秋元選手インタビュー

190605Jリーグは2週間の中断期間に入っています。チームは2日のオフを挟み、火曜日から馬入でトレーニングをしています。
中断前は悔しい連敗。この2週間はしっかり振り返り、課題に取り組むことのできる貴重な期間となります。

激しいトレーニングの日々を過ごす秋元選手に話を聞きました。

「複数失点が続いているということは本当に反省すべきところ。内容的に悪くないのに失点してしまっていることも多い。入りが悪くないのに失点してしまったり、ここ数試合で言うと、浦和戦だったら前半に2失点してしまうとか、神戸戦だったら前半は0-0で折り返したのに後半4点入れられたりとか、この前のマリノス戦も相手がやってくることを分かっているのに失点してしまった。そこは自分たちに原因があると思っているので、本当にこの中断期間を有意義に使うしかないと思っています」

中断期間を大切に過ごしたいと誰もが感じています。今週のトレーニングはハードであることはもちろん、ミーティングも多くキャンプのような雰囲気で行われています。

人一倍責任感の強い秋元選手、「GKである以上、失点に関してはすごく責任を感じています。こういう時に自分がどう振舞うべきかを考えるし、特にこの期間は自分に矢印を向けて練習するしかない。練習しなければうまくならないし、だからこそ、1日1日を大切にしたいと思っています」と決意を語ります。

直近の横浜FM戦では、メンバーも大きく変わる中での試合でした。

「メンバーが変わったからこそ、チームに勢いをもたらすセーブができたのかとか、そういう声掛けができたのかということを振り返らなければいけない。試合の中でいい部分が出ても、やっぱり結果で示せていない。負けてしかも複数失点というところは責任は重いのかなと思います」

もちろん失点だけでなく、先制点がとれていないということも課題です。

「そこは持ちつ持たれつなので、点を取ってくれなければ勝てないし、僕たちも失点を減らさなければ負けてしまうのは目に見えてる。前線と守備が分裂しているわけではないし、お互いリスペクトし合いながらやっている中で、結果が出ていないということは正直悔しい。ひとつ上にいくためには自分たち自身で乗り越えていかなければいけないのかなと思います」

試合中や失点直後など、秋元選手が選手たちに声を掛ける姿は常に見られます。

「僕、怒ってるように見られてますけど(笑)、怒ってるんじゃなくてプラスの声をかけてるんです。表情が悪い時は“顔上げろ”とか“大丈夫だから”とか“喋れ”とか。やっぱり声を掛け合わないとダメ。もちろん僕も言うけど、僕が言ってるだけじゃダメなんです。ピッチに立つからには、チームを勝たせる責任を持ってやらなければ。僕自身は、試合に出ようが出まいがやるべきことは変わらない。もちろんこれからも言います。ただ、言える人がもっと出てこないと、チームとしてもっと上にはいけないと思います。ウメさん(梅崎選手)が一番試合に出たいってギラギラしてる。ウメさんみたいにそういうギラギラした感じがもっと出てこないと。ベルマーレは誰でも言えるチームだと思うし、下からの突き上げが大事。もっとみんなで成長したい」

覚悟をもって戦っていることが言葉と行動に常に表れています。
本当にチームをよくしたいという気持ちを持っているからこその、熱さ。

最近アップされたスポナビのインタビュー(https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201905250001-spnavi)、先日最新号が出たばかりの「MARE」のインタビューも、ぜひご覧ください!
秋元選手の想いをより深く感じていただけるはずです!