試合記録

2018明治安田生命J1リーグ

第10節 vs 名古屋グランパス

5月4日(土祝) 16:03キックオフ @Shonan BMW スタジアム平塚

HOME  湘南ベルマーレ 名古屋グランパス  AWAY
湘南ベルマーレ 1 1 前半 0 1 名古屋グランパス
0 後半 1
13 > 14 勝点 19 > 20
45+1分 山﨑 凌吾 得点者 65分 ジョアン シミッチ
選手 シュート シュート 選手
GK 1 秋元 陽太 0 STARTING
LINEUP
0 ランゲラック 1 GK
DF 13 山根 視来 0 0 宮原 和也 6 DF
DF 3 フレイレ 0 0 中谷 進之介 20 DF
DF 4 坂 圭祐 0 0 丸山 祐市 17 DF
MF 6 岡本 拓也 1 0 吉田 豊 23 DF
MF 16 齊藤 未月 0 4 前田 直輝 25 MF
MF 18 松田 天馬 0 1 米本 拓司 2 MF
MF 5 杉岡 大暉 2 3 ジョアン シミッチ 8 MF
FW 39 武富 孝介 3 1 和泉 竜司 29 MF
FW 11 山﨑 凌吾 1 2 長谷川 アーリアジャスール 9 FW
FW 7 梅崎 司 0 1 ジョー 7 FW
GK 21 富居 大樹 - SUB - 武田 洋平 16 GK
DF 23 小野田 将人 - - 千葉 和彦 5 DF
MF 17 秋野 央樹 - - 金井 貢史 31 DF
MF 28 鈴木 冬一 1 - 小林 裕紀 4 MF
FW 14 中川 寛斗 0 2 ガブリエル シャビエル 10 FW
FW 26 山口 和樹 - 0 相馬 勇紀 27 FW
FW 27 鈴木 国友 0 2 赤﨑 秀平 32 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆50分 坂 圭祐
◆64分 武富 孝介
◆71分 フレイレ
8 シュート 16 ◆14分 長谷川 アーリアジャスール
11 ゴールキック 6
3 コーナーキック 7
11 直接フリーキック 16
3 間接フリーキック 1
3 オフサイド 1
1 PK 0
得点経過
◆45+1分
11 山﨑 凌吾
PK 11 左足S
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆65分
8 ジョアン シミッチ
右 直接FK 10 ↑ 中央 8 ヘディングS
選手交代
◆72分
梅崎 司 → 14 中川 寛斗
◆78分
フレイレ → 28 鈴木 冬一
◆90+2分
39 武富 孝介 → 27 鈴木 国友
◆56分
7 ジョー → 10 ガブリエル シャビエル
◆70分
25 前田 直輝 → 32 赤﨑 秀平
◆88分
29 和泉 竜司 → 27 相馬 勇紀
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
14,221人 曇のち雨、弱風 17.7°C 64% 全面良芝、水含み 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
藤本 貢壽 今村 義朗 武田 光晴 大川 直也 佐藤 貴之 井澤 法子

監督コメント

曺監督 総括
曺監督

お疲れさまでした。
ゴールデンウィークの最後にかかるこの試合、今年は大型連休だということで、どの日が祝日で平日かまったくわからないまま過ごしましたけども、今日は間違いなく祝日なのかなと思う中で試合をしました。
雷の影響でお客さんの安全とか、来られなくなっちゃう人がいるともったいないなと思ったんですけど、そういう影響もあまりなくてよかった。

名古屋さんという本当に今年素晴らしいサッカーで結果を出しているチームに対して、我々の土俵にいかに持ち込めるかというようなことが戦前から予想されていたと思うんですけど、非常にお互いの色の出た試合だと思いますし、90分通して我々のやりたいプレー、彼らのやりたいプレーっていうのがあった。前半は我々に多く、ただ後半は彼らに多かったっていう中で言うと、1-1が妥当な結果だとも思います。サッカーの試合をやる中で、リードされたチームが勢いを持って得点を取りに行くというのはサッカー界の定石ですし、その時にパスが2m、クロスの角度がどうとか言っても始まらない。ああいう時をチーム全体で後ろ掛かりになり過ぎないで凌いでいって、速い攻撃で(鈴木)冬一がドリブルして行ったような形が何回か作れて点を取れれば最高の試合だったかなと思います。

昨年の10試合終わったときに比べて、選手の表情とかやろうとすることのレベルは間違いなく上がってると思いますし、J1のチームもいろんな色のあるチームが出ている中で、自分たちってこうなんだっていう事を、自分たちの土俵の中で上積みできている実感があります。
ここからルヴァンとリーグ戦が続きますし、代表活動とかコパアメリカとかそういうものが間に入ってきて、Jリーグと代表っていう風にどのチームも選手が出入りする時期になってきますけども、一言で言ってブレずにやっていきたいと思います。今日の試合で感じたことを次に繋げたいなと思います。

100%晴れやかな気持ちではないですけど、名古屋さんとやるといつもこういう風な気持ちになって、今年もなるのかなと思っていました。ただ僕からしたら、少しステージが上がったところで試合を振り返られるということは、選手の成長を感じていますし、その成長をさらに結果に繋げないといけないなと思います。

去年最終戦で名古屋さんと試合をした時に、両チームのサポーターが一緒に笑って喜びあえるみたいな試合に立ち会ったのが、すごく人として感動したところがありました。
今日も名古屋さんのサポーターは遠くから来ていただき、ダーティな声もなく、自分たちのチームを応援している姿は本当に良いなと思いましたし、それに負けず劣らず我々のサポーターも本当に、そういう気持ちを出してくれたことが、今日のエンターテイメントをまた良い物に加速させたんじゃないかなと思います。
ミスとかやらなきゃいけないことはありますけども、全体的に良い90分プラス、アディショナルタイムだったかなという風に思います。
(風間)八宏さんがまさかジョーを替えると思ってなかったんで、終わった後あれには参りましたって言っておきました。

曺監督 質疑応答

-去年の名古屋戦から、両チームともに進歩を感じたが進歩を生んだ一番の原動力は?

今年はトライの仕方を例年より変えています。詳しくは話せないですが、一言で言えば、このチームに来てこういうことをやれば、もっと上に行けるんじゃないか、と。ただリスクはある、と。自分たちが共通理解を持って進んでいければ、1+1が2ではなく3とか4になっていく感覚を、選手たちに感じてほしいと思って今年やってきました。不用意なロングパスやクリアに逃げることも減りましたし、自分たちがボールを持ったときの攻撃のバリエーションは間違いなく増えている。相手がどう対策しても、自分たちの土俵に持ち込む、そういう時間やプレーのバリエーションを増やしていかない限り、選手として「うまくなった」という実感を持てないと思います。それは去年言ってもきっと分からなかったと思います。
目の前の試合にいっぱいいっぱいだったものを、少しずつ見えてきた段階で、これは言っても大丈夫かなという段階で、手を替え品を替えやってるつもりです。

今度名古屋さんとアウェイで対戦するときには、お互いにどうなっているか楽しみですし、去年勝てなかったチームに勝てるようになったり、逆にこことはまだ差があるなと感じながら。差があるかないか分からないような試合を続けるのは一番よくないと思うので、うまくなっているかなっていないかがはっきり分かったほうがいい。うまくなるというのは技術だけではない。
今日は途中で鈴木冬一を使いましたが、ゴール前でクリアしないで、パンッとコントロールして前を向いてパスをしようっていうのは、去年はなかったですね、あの時間で。だから彼の勇気は本当に素晴らしい。僕がいうと手前味噌になるしまだまだ足りないところはありますが、あそこであのプレーを選択するのはビックリさせられます。良い選手になってほしいと思います。

-前回の川崎戦からのギャップがあるが進化している実感を持って臨んだのか?

今日、本当に川崎戦の再現をしよう、もう一回やり直すつもりでやろうと思っていました。少し違いますけど同じようなスタイルのチームの中で、あの時はボールをつなぐことが一番で、切り替えたりボールを奪ったりすることが少し消えた試合になっていた。それは我々の土俵じゃないよね、というところで、川崎に負けた次のマリノス戦も、負けましたけどすごくいい内容だった。先日鳥栖さんに勝った試合もそういう試合ができた。あの試合の敗戦で、間違いなく選手の矢印がひとつになったなと思います。
今日、これくらいはやるなと思っていました。どういう形で点を取るかなという中で、1-0から2点目のプランはあったんですけど、なかなかそれが入らなくて、でもやろうとする矢印が折れたわけでも、曲がってどこかいったわけでもない試合だったのは間違いないと思っています。
僕たちは誰かに頼るわけではなくて、その日その時に起きた現象を選手と一緒に解決するチームだと思うし、決してうまいチームでも横綱相撲するようなチームでもないですが、解決力に関してはJ1の中でも上のほうにいかないと、このリーグで異彩を放つというか存在感を示すことはできないと思います。

-「土俵」という表現があったが、土俵は広くなっていると思う。ただそれはリスクも伴うと思うが?

参考になるか分からないですが、この前CLのバルサとリヴァプールの試合を観て、バルセロナがボールを持ってリヴァプールがカウンターを狙うみたいな図式を想像される方は多いと思うんですけど、その土俵の広さで言ったら、両チームほぼ一緒。ただメッシがいるかいないかの違いはあった。リヴァプールにはフィルミーノがいなかたので、そこで攻撃が決められなかったけど、切り替えの早さではなくて予測の早さ。ひとつのプレーが終わったあとに2人3人が連動できるというのは、世界でも突出しているチームだなと思った。
だから土俵を広げて自分たちの良さが薄れるようでは、サッカー選手としてもチームとしても、それ以上いかないよということを周りを示しているようなもの。
土俵を広げてもそういうものが消えない戦い方を、選手に強いていかなければいかない限り、とてもじゃないけど、彼らのようなチームと対抗することは難しい。もちろん今なら話にもなりませんが。
あの試合を観てそう感じたし、決してリヴァプールの悪い試合ではなかった。その中で0-3という差がついていくことに、じゃあ我々攻撃意欲をなくしてずっと引いているんだでは、土俵は同じだけど、何も変わらない。たまにデコボコしたり、その土俵につまづいてコケたりするかもしれないけど、自分たちの土俵を広げることにトライしていくというのは選手として非常に大事かなと思っています。

-山﨑選手が攻撃の中で軸としてプレーしヨーロッパにいるセンターフォワードのようだがどういうイメージでプレーさせているのか?

それで言うと、僕の考えるセンターフォワードって、周りを活かすか自分でいくかのどちらか。そのどっちか以外のプレーってトップの選手にあまり必要ない。どっちかが瞬時にできる選手の一人だと思います。
だから、彼が今日今季初めて得点しましたけど、チームの中でアイツが外してるから試合に勝てないなんて思っているのは、僕も含めて誰もいなかったですし、多分サポーターの方にもいなかったんじゃないかなと思う。それくらい、チームのスピード感を加速できる選手なので、彼にボールが入った時、彼がスペースに抜けたとき、その穴に全員が入って行って得点が奪うことができる。まだ若いし、顔がちょっとかっこよすぎて、まぁ結婚してるから女性のファンの方はちょっと残念かもしれないけど(笑)。本当に性格もいいし、まだまだ伸びるなと思います。

風間八宏監督 総括

前半は我々のミスが多過ぎました。後半は攻めましたが、仕留め切れませんでした。
課題と、自分たちの力がついている部分がハッキリしましたので、また次に向けてしっかりやっていきたいと思います。

風間八宏監督 質疑応答

-ジョー選手を早く代えたのは驚いたが、それにより攻撃が活性化された。どういう狙いだったのか?

今日はジョーが流れの中に入ってこれなかった。受け方、ミスの連続などいつものジョーではなかった。そういう意味で(ガブリエル)シャビエルを入れてリズムをしっかり作りたいと思いました。
選手たちは良ければそのままやりますし、良くなければ次の選手が入るということです。

-ハーフタイムの指示で「声を合わせよう」というコメントがあったが前半は選手同士のコミュニケーションが欠けていたのか?

話をしていなかった。特にセンターバックです。考えること、狙うところの意思が、2人がお互いに見ていませんでした。そこがズレると軸がなくなるので、まずその2人が声を出して自分たちの位置を確認すること。そうすれば自分たちの流れの中に吸い込めると思います。前半は欠けていたが、後半はしっかりコミュニケーションをとっていたと思います。

-お互いに攻め合うゲームの中で、選手たちへの指示などキーワードは?

あまり言いたくないのですが(笑)。システムで考えず枠組みで考えているので、その枠をどこに持っていくかで。必然的に相手も速くならなければいけない。それをどう見るか、ハイラインと言いますが、背後を取られたことはあまりない。。ということはハイラインではないんです。それは自分たちの枠組みでやっているから。もう少し質が上がってくれば、もっと枠の中で落ち着いて攻める、あるいはフィニッシュのところで明確なビジョンが持てて、もっと面白いゴールが決まると思っています。
(自分たちで判断しているのか?)もちろんそうです。

-後半は評価できるものだったのか?

あまりよくなかった前半でも後半は自分たちで立て直すことができる力が確実についていることは間違いない。選手たちの中で理解しなければいけないのは、悪い時でもアベレージを上げなければいけない。そうすれば波のない試合ができる、波のないシーズンが送れると思います。

選手コメント

MF 16齊藤 未月
齊藤 未月

今日のゲームはボランチがどれだけ前向きに相手のボランチを潰せるかということが重要だったと思います。前半はそういうシーンが多く作れたからこそ、相手陣内でプレーすることが多く1-0で折り返すことができたと思います。
後半、難しい展開ではありましたが、もう少し僕や天馬くん(松田選手)が奪い切って前にいければもっといいシーンが作れたと思います。
(松田選手との連携も深まっているようだが?)二人ともボールを奪えますし、前に出ていく推進力のあるダブルボランチだと思いますので、もっともっとそこをピッチで表現できたらと思います。
1-0で折り返したら、相手が多少捨て身でくるのはどのチームもそうだと思うし、名古屋さんみたいにボールを足元で繋いでくるチームに対しても、僕たちが慌てないでやることが大切だった。攻められているけど相手が前がかりになっている分、カウンターで仕留められるシーンもあったと思いますし、そこの質を高めれば、チームとして勝利する可能性は広がられると思います。

DF 6岡本 拓也
岡本 拓也

今年、岡本拓也らしいプレーをまだ見せられていなかったので、そういう意味では今日は自分らしさ見せられたんじゃないかと思います。(具体的には)取った後素早く出ていくことだったり、それを繰り返すこと、最後のフィニッシュのところを絡んでいく思い切ったプレーというのはある程度できたと思います。
(後半よく凌いだと思うが?)もっと自分たちの時間を作れたらよかったと思いますが、相手も力のあるチームですし多少攻め込まれても全員で真ん中を固めて守り切れたのは、チームとしての成長はあると思います。
(前向きに捉えられる勝点1か?)そうですね、前半は自分たちのやりたいことができていましたし、それをもっと長い時間続けられるようにチームとして課題に向き合ってやっていきたいと思います。

FW 11山﨑 凌吾
山﨑 凌吾

自分の中で初ゴールを早く決めたいなと思っていたし常にチームをゴールで勝たせたいと思っていました。PKでしたが、落ち着いてキーパーを見て逆に蹴れたのでよかったと思います。
前半、チャンスを作れていましたが精度のところで少しずれてしまう部分があった。前半でもう2点くらい取れていたら違う展開になったかなと思います。
後半相手に押し込まれましたけど、1点リードしている中で名古屋さん相手にああいう展開になるのは仕方ない部分もあるので、その中でカウンターも3本くらいいけていたので、そのカウンターの精度や守り切るという部分はもう一度チームで見つめ直してやっていきたいと思います。
(前線からのプレスが効いていたが?)相手がボールを下げたらスイッチを入れるチャンスだと思うし、自分もそのタイミングというのは湘南に来て学んできたことだし染みついてきているので、自然とできるようになってきていると思います。
(1点取って弾みがつくのでは?)ここからたくさん取りたいし、チームとしてもっと上を目指したいので、僕自身が点を取るということを意識してやっていきたいです。

DF 5杉岡 大暉
杉岡 大暉

後ろ(センターバック)を1回挟んだことで、しっかり顔を上げられるようになったし、視界が戻ってきた感じはあります。それはいい方向にいっているかなと思います。
サイドになって仕掛けることやクロスなど目の前のことばかりになってしまっていたところがあったので、逆サイドや中のほうも見れるようになったと思います。
(対面の前田選手もほぼ抑えていたが?)去年の最終節で途中から出てきて流れを変えられてしまったので、僕の中では抑えようという気持ちが強かった。カットインだけはさせたくなかったので、左を切って縦勝負というのは悪くなかったと思います。
チームとして前半は良いゲームができましたし、練習でやっていることが出せたと思います。その時間帯でもう1点取って2-0にしたかった。あの流れの中でもっと点を取り切りたいと思います。
(後半については?)サッカーなのでああいう時間帯はあると思いますが、そこでやられてしまったということはひとつ反省材料だと思います。でもカウンターでチャンスを作れたのでやはりあそこで失点せずにしっかり耐えて、カウンターで取れなければいけないかなと思います。


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