試合記録

2018明治安田生命J1リーグ

第30節 vs 北海道コンサドーレ札幌

10月20日(土) 16:04キックオフ @Shonan BMW スタジアム平塚

HOME  湘南ベルマーレ 北海道コンサドーレ札幌  AWAY
湘南ベルマーレ 2 1 前半 0 2 北海道コンサドーレ札幌
1 後半 2
35 > 36 勝点 44 > 45
39分 山﨑 凌吾
60分 杉岡 大暉
得点者 50分 ジェイ
76分 チャナティップ
選手 シュート シュート 選手
GK 1 秋元 陽太 0 STARTING
LINEUP
0 ク ソンユン 25 GK
DF 13 山根 視来 0 0 進藤 亮佑 35 DF
DF 20 坂 圭祐 2 2 宮澤 裕樹 10 DF
DF 8 大野 和成 0 3 福森 晃斗 5 DF
MF 36 岡本 拓也 1 4 駒井 善成 14 MF
MF 6 石川 俊輝 0 0 深井 一希 8 MF
MF 34 金子 大毅 0 1 荒野 拓馬 27 MF
MF 29 杉岡 大暉 2 0 菅 大輝 38 MF
FW 18 松田 天馬 0 2 都倉 賢 9 MF
FW 38 山﨑 凌吾 2 5 チャナティップ 18 MF
FW 7 梅崎 司 0 4 ジェイ 48 FW
GK 21 富居 大樹 - SUB - 菅野 孝憲 1 GK
DF 30 島村 毅 - - キム ミンテ 20 DF
MF 32 新井 光 - - 石川 直樹 32 DF
MF 41 ミキッチ - - 兵藤 慎剛 6 MF
FW 15 野田 隆之介 0 1 白井 康介 19 MF
FW 23 高山 薫 1 0 早坂 良太 26 MF
FW 50 小川 慶治朗 0 0 三好 康児 41 MF
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆67分 大野 和成 8 シュート 22
14 ゴールキック 7
6 コーナーキック 5
15 直接フリーキック 11
3 間接フリーキック 0
3 オフサイド 0
0 PK 0
得点経過
◆39分
38 山﨑 凌吾
中央 18 → 7 ~ → 38 左足S
◆60分
29 杉岡 大暉
中央 直接FK 7 → 29 左足S
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆50分
48 ジェイ
右 CK 5 左足S 中央 ポストかえり 10 ↑ 48 左足S
◆76分
18 チャナティップ
中央 18 ~ → 9 → 18 右足S
選手交代
◆74分
7 梅崎 司 → 23 高山 薫
◆81分
38 山﨑 凌吾 → 15 野田 隆之介
◆86分
18 松田 天馬 → 50 小川 慶治朗
◆64分
38 菅 大輝 → 19 白井 康介
◆71分
27 荒野 拓馬 → 26 早坂 良太
◆89分
18 チャナティップ → 41 三好 康児
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
11,982人 晴のち曇、中風 21.1°C 47% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
石橋 智之 福島 孝一郎 山内 宏志 武田 光晴 上田 益也 岩崎 洋

監督コメント

曺監督 総括
曺監督

お疲れ様でした。
クラブとしても僕としても初めて、リーグ戦とルヴァンカップが交互に来るというなかで、ここ最近は気持ちの切り替えなどで非常に難しい所がありました。ただ公式戦を戦うという意味では、我々にとって未体験のゾーンに入った中でも結果を出してきて今があると思っているんで、この試合の前にリーグ戦に切り替えてやるというよりは、その流れを大事にこの試合に臨もうと話をして、理想的な形で点を取ってリードしたので勝点3が欲しかったですけども、札幌さんの攻撃の力に少し後手を踏んで失点してしまいました。今日は全体の戦い方を、すごくリスクがあるものの非常に高い位置にラインを設定して、彼らのパスワークを封じようとしました。(ボールを)取った後に彼らを裏返して、ゴール前まで入っていくという点では、杉岡(大暉)や山根(視来)、(岡本)拓也が非常に良い形でチャンスを作っていましたし、今日、勝点3取れれば良かったとは思いますが、来週我々はクラブ初のJリーグ公式大会のタイトルがかかるなか、一つ二つ学んで、その試合に臨めるという事はチームにとって悪い事じゃないですし、この勝点1を次のルヴァンカップの決勝、その後の磐田戦、清水戦に繋げていかないといけないなと、個人的には思ってます。
ゲームは少しオープンになりましたけども、こういうオープンな展開になった時は、大体最後にやられるとか、逆転されて勝ち点が取れないというのが我々のJ1での歴史の中で、非常に多くありましたけれども、そこも何とか踏ん張って勝点1を取った事を評価したいと思います。

曺監督 質疑応答

-先制しながらも追いつかれた。今後に向けて修正点は?

1点はコーナーキックでもう1点は我々が押し込んだ中のカウンターアタックをくらったことを考えると、もう少し冷静にならないといけないなというところはあったと思う。ただ2–1になった時に3点目も取りに行くという姿勢自体は間違ってなかったと思うので、ああいう時にもう少し前と後ろの温度を一緒にしておくというのはチームとして課題です。ただ今までは2–1になった時に、残りの時間はずっとボールを持たれて守り続けるというような展開が多かったので、そういう試合にならなかったということは一つ進歩だと思う。なにより選手が、本当に勝つためにすべてのプレーにおいて自信を持ってるなという感じがここ最近あるので、それは監督として非常に手応えを感じるところです。

-試合前、ルヴァンカップでチャンピオンになるようにふさわしい試合をこの試合でやろうと言っていたが、その点はどうだったか?

前半立ち上がりのイージーミスとか、前半からお互いに間延びした感じがあってやりきれないところがあったので、今日は前半の入り自体はあまり良くなかったと思います。ただ、僕は基本的に前向き思考なので、来週のルヴァン(カップ決勝)の入りを今日以上にしようと思ってしかいません。そういう意味では今日のこの入り方の自分たちが良くなかったところはしっかり向き合って1週間やっていきたいですし、結果点を取ったのも我々だったし、追いつかれて次リードしたのも我々だったので、その後の戦い方を整理して、ルヴァンカップの決勝に臨んでいきたいです。誰が出るかはわからないですけど、必ずチャンピオンになって湘南に帰ってきたと思います。

-カップ戦に続き、本日も出場した金子大毅選手の今日の評価は?

カップ戦とリーグ戦を分けて使っているわけではないので、特に続けて起用したことに意識は全然ありません。
良さは、試合になると強気になるというところじゃないかなと思います。今日も前半途中にベンチにきて何を言うのかなと思ったら、「あれチャナティップどうするの?」って僕に思いっきりタメ口で聞いてきたので(笑)。「自分で考えろ」と言いましたけれど(笑)。そのくらい根性があると思います。

-来週の横浜F・マリノス戦の鍵になるポイントは?

どの試合もカップ戦の決勝というのは、プレミアでもブンデスリーガでも勝ち上がってきた2チームしかそこには立てないので、おそらく決勝で相手の良さを消す戦いを選択するというのはほとんどないと思っています。思い切って、自分たちのスタイルを出して栄冠を取ろうというふうにお互いがエネルギーを出してくると思いますし、僕の予想では両ゴール前のシーンが非常に多く、それをどっちが決めてどっちが守るか。2点取っても3点の逆転があるかもしれないし、また3–3にして4–3になって4–4になってPKになるかもしれないですし、そういったスペクタクルな展開が容易に予想されます。ただそれはお互いに失点をしても良いよという入りをするのではなくて、お互いにそれが失点を減らすゲームプランだと考えているからで、その通りにおそらく決勝戦は遂行されるのではないかと思います。ポステコグルー監督がどんな形で来るかはわからないですけど、今日ガンバさんに逆転負けをしたというところで、また修正をかけて臨まれるかと思いますが、個人的にはマリノスさんとやるのは非常に嬉しいですし、ジュニアユース、ユース監督の時含め人生で何回も負けている相手なので、今度はそういう悔しい気持ちを晴らせるようにしたいなと思います。

ペトロヴィッチ監督 総括

今日は湘南と札幌という非常に興味深い対戦だったと思いますし、両チームともやはり素晴らしいゲームをしたと思います。前半の立ち上がりから選手たちは勝ちにいくための戦い、姿勢というものをしっかりと見せてくれたと思う。多くのチャンスを作る中で最後のところの精度がなかなか合わず、相手の最初のチャンス、シュートが入ってしまったという、我々にとっては非常に苦い前半だったと思います。
後半に入って同点に追いつくべく、選手たちは非常に前へ前へという姿勢を見せてくれた中でセットプレーから1–1に追いつくことができた。その後も我々が2点目を取れるようなチャンスがあったと思うが、そういう中で相手のFKから失点をしてしまい再び追いかけなければいけない展開になってしまった。湘南相手に追いかけなければいけない展開というのは我々にとって非常にやりづらいものだったが、選手たちはリードされている中でも非常に良いリアクションを見せてくれて、落ち着いてゲームを進める中で2–2に追いつくことができた。選手たちは今日のゲームに何が何でも勝ちたいという思いを持って最後まで戦ってくれていたと思う。ただ最後は引き分けで終わってしまったというゲームだったと思う。
やはり今日のゲーム、勝ち切れなかったのは、最後のところの精度が低いから。形として自分たちが狙いとするチャンスはクリエイトできているが最後のところの質、そこの精度を上げきれないという中で得点できない、あるいは勝ち越せない、そういったことが今日のゲームが引き分けになってしまった理由としてあげられる。
典型的なそういったシーンというのは3回ほど今日の試合の中であった。まずは菅(大輝)選手が素晴らしいタイミングでスペースへ抜け出して、中におそらく3枚入っていたが、その折り返しのボールが残念ながらゴールの裏に行ってしまった。同じようなシチュエーションで白井(康介)が抜け出したボールを中で合わせられない。試合終盤にも同じようなシチュエーションで福森(晃斗)が素晴らしいタイミングでスペースへ抜け出したところから、本来なら技術の高い彼ですがゴールの裏へ(ボールが)抜けてしまった。
本来であるならばそうした場面に顔を出すということの方がサッカーにおいては難しいはずである。それにはやはり走らなければいけない、そしてタイミングよく抜け出さなければいけない、そしてそこに精度の良いボールが来なくてはいけない。そのボールを折り返すというのはサッカー選手であるならばそこまで難しくないんではないかと私は思うが、そこのボールがなかなか中に良い形で折り返せない。我々のチームにとってそこまでの形というものは非常に良いものを作ることはできる。ただそこのシンプルな部分での精度というのが上げきれていないというのが今の現状だと思う。
2–2という結果以外での部分では私自身は今日の試合の出来というのは満足して良い内容だったと思う。ただ結果に対しては我々は決して満足出来るものではなかったと思う。ただ、我々は3位の順位を争える位置にいるので、引き続き今後の残りの戦いの中でそこを目指して戦っていきたいと思う。
湘南に関しては、彼らの強さというのを今日は出させないような戦い方、あるいは我々の強さというものを比較的出せたゲームであった。ビルドアップのところも非常に落ち着いて、相手の高い位置からのプレスに対して非常にうまく外していましたし、良い内容のゲームはできたと思う。
来週の日曜日、我々は名古屋との試合があるが、やはりその試合は非常に難しいゲームになる。その試合に向けてしっかりと準備していきたい。チームは非常に良いゲームができている。それを継続していくこと。それによって我々は目指すところに近づいていけるんではないかと思う。

ペトロヴィッチ監督 質疑応答

-日本全体の傾向としてシンプルなクロスの精度が低いと感じるが、どうか?

私も同じように、日本人の選手というのはそこのクロスの精度が比較的低い傾向があるというふうに思う。ただ日本人の選手というのは非常に真面目で練習熱心。トレーニングの後に残ってクロスの練習なんかもよくやっているし、そして練習では非常に良いクロスを上げている。ただ私が一つ思う事は日本人の選手はプレッシャーがかかった状況の中で精度の高いプレーができるかどうか。そこはより突き詰めなくてはいけないのではないかと。やはり相手がいて、サポーターがいて、そしてそのプレッシャーのある状況の中でいかに精度の高いプレーができるかというのが日本人の選手にこれから求められるところだと思う。
より勇気を持つことだったり、より自分自身に自信を持つことだったり、信じることだったり、そうしたメンタル的なアプローチをしてしっかりと持つ必要があると思う。そしてその中で自分の技術というものをしっかりと磨いていってほしいと思います。
PKが一つの例として挙げられる。PKというものはプレッシャーがない場合はほとんどの選手がゴールを決められるであろう。ただ、決めなければいけないというプレッシャーがかかった時に迷いが生じる。あるいは思い切って蹴れない、精度が落ちてしまう、そういったことが起こる。それと同様にクロスを上げる瞬間に何かしらの相手からのプレッシャーやここを必ず合わせなければいけないというプレッシャーの中で精度が落ちてしまうということに通じる。
日本のリーグというのは私自身素晴らしいリーグだとリスペクトの気持ちを持っているが、ヨーロッパのプロの世界はより厳しい世界だと思う。例えばある選手がフリーな状態でクロスを上げる。そのクロスを3回連続で合わせることがでない。すると何が起きるか。トップクラブの監督はその選手はいらないから50億をかけて新しい選手とってくる。トップクラブのトップの方たち、グラウディオラやモウリーニョは自分が選手を育てていこうというよりはどちらかというと出来上がった選手の中で戦っていく。できるかできないか。そこがやはり問われるだろうと。簡単な世界ではないと思う。
もちろん我々の選手たち、クラブの歴史でも初めてACLの権利を得られるかどうかという戦いをしている。我々札幌にとってはACLというポジションに到達しなければいけないというプレッシャーはないだろう。ただそこを絶対に取りに行きたいんだという、そういう新しい状況の中で選手たちは戦っている。それは彼らにとってもプレッシャーではある。なぜなら、そこのポジションに行くためには今日のゲームを勝たなければいけないという思いで選手たちはやっていた。ただ選手たちはそういった新しい経験の中でも私はここまで非常によくやってくれていると思う。

選手コメント

FW 38山﨑 凌吾
山﨑 凌吾

正直勝ち切りたかったです。得点のチャンスも結構あったので、勝点3が欲しかったです。前半は内容が良くなくて、ただそういう展開の中でも点が取れたことて流れが変わったと思います。得点についてはイメージ通りの形で取れたかなと思います。
後半も良い時間帯に勝ち越せたんですが、その後のセットプレーで点を取れるシーンがあった中で、そこを決めていればDF陣をもっと楽にプレーさせてあげられたと思います。相手のストロングのセットプレーでやられてしまったのでそこは反省しなければいけないですし、ただ全部は悪くなかったので、ルヴァンの決勝に向けて修正すべきところは修正していきたいです。僕自身も初めての決勝ですし、今から楽しみです。来週しっかり良い準備をして優勝目指してやっていきたいです。

DF 29杉岡 大暉
杉岡 大暉

2回リードした中で、追いつかれてしまったことは悔しいですし、やっぱり勝点3を取りたかったというのが率直な気持ちです。都倉(賢)選手とジェイ選手がどちらとも先発だったので長いボールが増えることは予想していましたし、思った以上に強力だったので押し込まれてしまいましたけれど、その中でも我慢して1点取れたことは良かったと思います。(自身の得点については)最近フィーリングが良かったので、梅さん(梅崎司)とも狙ってみようと話をしました。狙い通りではないですけどしっかり脚は振れましたし、あれが決勝ゴールになれば良かったですけれど、決められたことは良かったと思います。結果が欲しかったのが本音ですし、自分の中では大きな1点になったと思います。
(ルヴァン決勝に向けて)決勝という舞台でタイトルを狙える機会は滅多にないと思いますし、貪欲に取りに行ってしっかり優勝したいと思います。

GK 1秋元 陽太
秋元 陽太

前半は結構押し込まれる展開も多かったんですが、ワンチャンスを決めて折り返すことができました。ただその先の後半、コーナーから失点してしまって、その後も点を取った後に2点目を入れられてしまってもったいない部分がありました。ただ最低限勝点1を取れたことは悪くはなかったと思います。守備ではクロスボールが多かったのでラインを下げすぎずにしっかりコントロールすることが大事でしたし、そこはみんなでわかっていました。それを全員で90分通してやれたことは良かったと思います。
ルヴァン決勝に向けて、今からしっかり良い準備をしていきたいです。後悔の無いように、自信を持ってみんなでプレーしたいです。

MF 34金子 大毅
金子 大毅

勝ち切りたかったです。チーム全員でしっかり守備で耐えて、そこからヤマくん(山﨑凌吾)が前半唯一のシュートを決めてくれて、苦しいなりに結果としては良い前半にできたと思います。ただ後半に追いつかれてしまいましたし、そこはしっかり突き詰めていかないといけないです。ハーフタイムには自信を持って攻撃していこうということと、ジェイ選手と都倉(賢)選手が空中戦に強いので、そこはしっかりラインコントロールをして対応しようと話していました。ロングボールに対してのセカンドボールの処理と、スペースを与えて良いクロスを上げさせないというところは個人的にも意識していました。
改めて勝ち切りたかったですけど終わってしまったことは仕方のないことですし、次の練習からしっかり全員で高め合って成長していきたいです。ルヴァンの決勝に向けても、繰り返しになりますけどまずは練習から、共通意識をみんなで持ってしっかり準備したいです。決勝で最高のパフォーマンスをして優勝したいです。

FW 50小川 慶治朗
小川 慶治朗

ピッチに入ったのは難しい時間帯でしたけど、チームは勝ちに行っていましたし、引き分けを狙いに行くというのはこのチームではしないと思っています。もちろんリスク管理はしないといけないですけど、しっかりチャンスを見て前に行くという気持ちでプレーしました。なかなか僕は試合がなかったのでこの今日の試合にかける思いというのは強かったですし、しっかり準備はして来ました。ただ最後2-2の場面で入って1点取れれば最高でしたが、取れなかったのが残念です。ここからルヴァンの決勝に向けて、チームをサポートするためにできることはたくさんあると思いますし、その次も試合は続くので、しっかり練習していきたいと思います。


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