試合記録

2018明治安田生命J1リーグ

第1節 vs V・ファーレン長崎

2月24日(土) 16:03キックオフ @Shonan BMW スタジアム平塚

HOME  湘南ベルマーレ V・ファーレン長崎  AWAY
湘南ベルマーレ 2 1 前半 1 1 V・ファーレン長崎
1 後半 0
0 > 3 勝点 0 > 0
8分 イ ジョンヒョプ
80分 石川 俊輝
得点者 16分 田上 大地
選手 シュート シュート 選手
GK 1 秋元 陽太 0 STARTING
LINEUP
0 増田 卓也 1 GK
DF 13 山根 視来 0 1 徳永 悠平 32 DF
DF 4 アンドレ バイア 0 1 髙杉 亮太 4 DF
DF 8 大野 和成 1 1 田上 大地 5 DF
MF 36 岡本 拓也 1 2 飯尾 竜太朗 3 MF
MF 10 秋野 央樹 1 0 前田 悠佑 6 MF
MF 29 杉岡 大暉 0 0 島田 譲 15 MF
MF 2 菊地 俊介 1 1 翁長 聖 28 MF
MF 18 松田 天馬 0 1 澤田 崇 19 MF
MF 19 アレン
ステバノヴィッチ
1 0 ベン ハロラン 18 MF
FW 9 イ ジョンヒョプ 2 4 ファンマ 9 FW
GK 21 富居 大樹 - SUB - 徳重 健太 30 GK
MF 6 石川 俊輝 1 0 チェ キュベック 39 DF
MF 16 齊藤 未月 - - 碓井 鉄平 26 MF
MF 23 高山 薫 0 - 米田 隼也 23 MF
FW 15 野田 隆之介 0 - 幸野 志有人 7 MF
FW 24 表原 玄太 - 0 中村 慶太 20 MF
FW 32 新井 光 - 1 鈴木 武蔵 11 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
32分 杉岡 大暉
50分 イ ジョンヒョプ
8 シュート 12
15 ゴールキック 5
2 コーナーキック 6
14 直接フリーキック 19
0 間接フリーキック 2
0 オフサイド 2
0 PK 0
得点経過
◆8分
9 イ ジョンヒョプ
右 9 ↑ 18 ~ → 中央 9 左足S
◆80分
6 石川 俊輝
中央 直接FK 10 左足S 相手DF 6 右足S
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆16分
5 田上 大地
左 直接FK 6 ↑ 中央 4 ヘディングS 相手GK 5 ヘディングS
 
 
 
選手交代
◆46分
19 アレン ステバノヴィッチ
→ 6 石川 俊輝
◆74分
36 岡本 拓也 → 23 高山 薫
◆82分
イ ジョンヒョプ → 15 野田 隆之介
◆46分
18 ベン ハロラン → 11 鈴木 武蔵
◆81分
19 澤田 崇 → 20 中村 慶太
◆90分
3 飯尾 竜太朗 → 39 チェ キュベック
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
12,148人 晴、弱風 13.8°C 50% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
石井 秀明 家本 政明 聳城 巧 山際 将史 井上 知大 岩崎 洋

監督コメント

曺監督 総括
曺監督

お疲れ様でした。
何年ぶりかわからないですけれど、久しぶりにJ1のステージに戻ってきて、ホームの開幕戦でお客さんも去年の開幕戦以上におそらく入っていただいて、スタジアムの照明がLEDに変わった感じや盛り上がりで、やっぱりJ1でやるのはいいなというふうに試合の前から思っていました。
今年は遊びもピッチ上でも、すべて「ALIVE」すると言ってずっとキャンプからやってきましたけれど、一人ひとりが前に向かう矢印とか、ボールを奪うこととか、ずるずる下げないこととか、そういったことをやりながらチームの強みを増やしていこうというトライをしています。そのなかで開幕戦としては非常に、もちろん全然100%満足はしていませんけれど、そういうALIVEな試合ができたと思いますし、何より今日試合に出なかった選手が何をしたらいいのかとか、俺が出たらここで貢献できるんじゃないかとか、そういったことが見える試合ができたということが、勝点3取ったことよりも大事なんじゃないかなというふうに、いま自分で感じています。
J1での開幕戦で勝ったことがないので、何か不思議な感じですけれど、ただ今日は最後まで「勝てるんじゃないかな」というふうに見ていて、このベンチコートを脱いだ瞬間に点が入ったんで、「ALIVEしたな」と自分で自分を褒めています。でもちょっと、いますごく寒くなって風邪ひきそうなんで、風邪には気をなきゃなと思っています(笑)。
1試合で勝点3というのは一番いい結果でしたけれども、これからが大事なので、ワールドカップ期間の中断までにこういう「ALIVE」な試合を増やしていって勝点をもぎとっていく試合をしたいです。そのなかで一番いま感じているのは、我々の選手は今日も半分ぐらいはJ1でのキャップ数が初めて1試合今日ついたという選手が多いですけども、その伸びしろは無限大だと思いますし、今日の試合を見て、明日練習試合に臨む選手も同じようにALIVEしてもらいたいですし。僕自身が、1年間どんなことがあっても、何かこう、エンジョイするというか、楽しんでやらないといけないなと。それは義務感とか使命感の楽しみじゃなくて、湧き上がるような楽しみ方ができればと思っています。それが今日の試合に少し出たんじゃないかなと思っていますが、それは自画自賛みたいなところもあるし、皆さんの感じ方とは違っているかもしれませんね。
来週はフライデーナイトの開催になります。去年は(中村)憲剛の涙で世の中のサッカーファンが涙したと思うんで、憲剛が出たら我々らしく食い下がって、チャレンジャーの気持ちでやりたいと思います。

曺監督 質疑応答

-今日の試合の先発を決めるにあたってのポイントは?

超攻撃的にやろうと思っていました。アレン(ステバノヴィッチ)もコンディション的に万全でないなか、初めての日本の試合で少し戸惑った場面もありましたけど、これからどんどん慣れてくると思います。言葉で何か伝えるより、そういうメンバーを並べた方が選手も前に行く気持ちが強くなるんじゃないかなというふうに思いましたし、それはそんなに悪くなかったかなと思います。結果が悪く出れば采配のことを言われますけれど、そこはリスクテイクしてやろうと思っていました。

-松田天馬選手を中盤で起用した狙いは?

彼は去年我々のチームでデビューしているし、このオフに厳しいことも何回も言いましたけれど、あれぐらいのポテンシャルがあることはわかっていました。大卒だからとか高卒だからとかそういうことは全く関係なく、世界の基準で言えば22歳というのは主力に当たり前になっていないといけない歳なので、そういう基準ではまだまだ物足りないですけれど、堂々と彼らしくやってくれたなと思います。

-後半の最初に、アレン選手に替えて石川俊輝選手を投入した狙いは?

当初から、俊輝(石川)を入れたり、未月(齊藤)を入れたりというのは、そういうシステムでトライしていたことでした。
プレーモデルが大事であってシステムはそんなに重要ではないと思っていますけど、ただ逆にシステムを変えた方が良く進む試合というのはこれからたくさん出てくるはずなので。我々のやりたいプレーモデルというのは、奪った後に速く攻めることですし、前線からプレッシャーかけること、その中で相手との配置を見て微調整をしていくというのは今年J1で「ALIVE」するために大事だと思いますし、そこは選手たちにも伝えてやらせているつもりです。今日後半、俊輝も良くゲームに入ってくれたなと。点を取るとは思っていなかったですけど。相手にちょっとボールを拾われがちだったので少し前半と形を変えて俊輝をアンカー気味に使って、前の方にばかり重心を置くんじゃなくて、ちょっと後ろで一回落ち着かせて、大暉(杉岡)とか薫(高山)とか拓也(岡本)の上がる時間を作りたかったなという狙いがあったんですけれど、それは良くやってくれたなと思っています。

-高木琢也監督が「1点目を取った後の印象が去年と違う」と話していたが、感じているところはあるか?

選手も僕も2点目を取りに行こうと思ってやったんですけれど、選手の立場からしたら、長崎さんがセットプレーが強いということを、去年得点の8割くらいをセットプレーで取っているのをわかっていてやられたから、マークを外した選手とかやられた選手とかにその反省のようなものが一瞬あって、少しメンタル的にぐらついたようなところはあったと思います。だからそういうふうに高木さんも見えたのかなと。
本当はそんなことはあってはいけないのですけれど、そもそも今日やるなかでそういうことがないと思ってやってはいなかったので、うまくいかないところで、今日に関しては時間帯によって違う顔が出た時もしっかり最後のところでやらせなかったりとか、そこでシュートで終わって自分たちのリズムに戻したりという、勝つための選択肢を選べるようになったなというふうには、昔のJ1でやっていた時よりは少し経験がプラスに出たかなと思います。本当はあの後2点目、3点目というふうにいければ理想的だったと思います。点を取った形もすごく理想的な形でしたし、拓也のロングシートやシュートに至る内容も前半はそんなに悪くなかったです。

-先ほど「ベンチの選手らも含めてやらなければいけないことがわかるような試合だった」とあったが、具体的には?

上で見ているバックアップの選手もベンチにいる選手も、開幕なので「俺が出たらどうプレーしようか」と絶対考えると思うんですよ。その中で「俺が出ても変わらないんだろうな」という試合もあると思うんですけれど、「特徴的にこのプレーで俺はこのチームに貢献する」とか「後ろだったらここでインターセプトできて前につけられたらチャンスになる」とか、自分が出たときに個々に前向きのプレーをどれだけ出せるかがイメージがしやすかったんじゃないかなと。ゲームが中盤、後ろでボールを回してまったりする時間がお互いにあまりなかったので、行ったり来たりする中でのクオリティーというか、今日も何回かありましたけど、そこをトラップで収められてたらシュートまでいけるのに収まらなかった、とか、逆にドリブルでもう一個入っていけたらチャンスになったのに、とか。後半大暉がすごく良いクロスを上げているのに、ニアに誰も飛びこまなかったり、とか。ああいうところって上から観ていたら「俺だったら行くのに」とか、そういうことがあった方がいいんですよ、開幕戦とかは。「勝ったけど俺が出ても何をすればいいんだろう」みたいな試合になると、伸びしろやそういうのは感じ難いと思うなと、僕はそういう印象を受けています。

高木監督 総括

我々のチームとしてはこのステージで戦うのが初めてで、その開幕戦を迎えるにあたってたくさんの関係者の方々、ファン、サポーターの方々にまずはお礼と感謝を伝えたいと思います。
そういう意味でのスタートの今日、湘南さんと対戦しましたが、昨シーズンはなかなか勝てない中で、選手たちは苦手意識を持たずにやれたというのは良かったと思います。ゲームの中ではスタート15分が大事な時間というのは話をしていたんですけど、失点をしてしましたました。その後昨シーズンと比べてズルズルいかなかったことは、逆に言うと湘南さんがもう一個前に出てくるかなということはあったんですけど、そこはちょっと去年とは違う印象を受けました。
その中で今日の場合は切り替えと球際の部分、それからいかに良い準備を早くできるかという3つの大きなテーマがあったんですけれど、比較的選手たちは良い準備と球際、それから切り替えの部分も良くやれていたというふうに思っています。総合的には走力の戦いにはなるかなという印象はあったんですけれど、そこにも両ワイド含めて非常に全体のオーガナイズができたと思います。ただ結果として敗れたことはしっかり受け止めながら、次のゲームに今日の試合を活かせるように準備をしたいというふうに思います。

高木監督 質疑応答

-後半の立ち上がり、ベンハロラン選手を下げて、鈴木武蔵選手を投入した狙いは?

なかなか彼の良さが今日のゲームでは出せないなというのが、ゲームが始まった中ですごく感じられましたんで、正直物足りなさもありました。(ハーフタイムに)湘南さんもきっと1枚は変えてくるだろうという予測の中で、僕も変えましたけど、理由としてはそういうところです。

-次の試合に選手たちに求めていきたいところは?

いろいろ戦い方を聞いたりはしましたけど、やはり昇格してきたチームというのはある程度最初の方はチャンスを作れたりとか、勝てそうなゲームというか、ポイント1とか3が取れそうなゲームがある中で最終的に0になってしまいました。
そういうゲームはよくあると聞いていましたし、まさにこいういうゲームがそういうふうになっていくんだろうなっていう。なのでこういうゲームを繰り返さないためにも、決して負けたから良いというわけではなくて、負けたのでやはりトレーニングもしなくてはいけないですし、今日できなかったことは改善しながらやっていきたいというふうに思います。

-ゲームの中で感じた手応えはどういうところにあるか?

やはりトータル的には湘南さんの方がフィジカルの部分とか、パススピードとか、特に今日の場合だと取って出る1発目のパスが、我々のチームは2本3本入って前線に入るところを、湘南さんはインターセプトパスをしますよね。あれはやはり我々との大きなさ差だと思うので、あれが入るか入らないか、あれを通せるか通せないかが、そこからのスピードアップに違いが出てくると思います。その辺はまだまだトレーニングをしないといけないなと思います。

-ミラーゲームが予想されたなか、湘南戦に向けてどういった準備をしてきたか?

ちょっとミラーゲームでなく、中盤の構成は我々と違ったんですけれど、逆にそれがうまくはめられないところでもあったので。でも後半は修正ができました。
多分これからもっともっと湘南さんの場合はゲームをやりながら質の高いプレーに変わっていくのかなというふうに思いますけど、デフェンスのところではアンカーの秋野(央樹)選手とかを経由するボールをできるだけ少なくする。特に前線の3枚、またはトップに入れるボールをできるだけ入れさせないようには心がけましたし、そんなに良いパスが通ってたとは思わないですけど、やはり要所要所で良いボールが入ってたので、なんとか守るというところに関しては選手たちは頑張ってくれたというふうに思います。

-長崎にとって初めてのJ1でしたが、今の率直な気持ちは?

負けたのでやはり悔しいです。それだけです。

選手コメント

MF 6石川 俊輝
石川 俊輝

開幕戦で勝てたのは大きいですし、前回のJ1では最初に勝つことがどれだけ大変かわかったシーズンだったので、そういった経験も踏まえると、こうして勝点3を取って次の試合に臨めるのは良いことかなと思います。一人ひとりがALIVEしていこうという話は曺さんからもされていましたし、しっかりと試合に入ってALIVEしないと観ているお客さんも楽しめないと思いますし、見ている方々に楽しんでもらうためにはまず自分たちが心の底から楽しまないとそういった部分は伝わらないと思うので、そこは意識していました。(ゴールは)GKもDFもいない状況だったのでなんとも言い難いですが、1点は1点なので嬉しく思っています。(次節の川崎F戦に向けて)、川崎は昨季のチャンピオンチームですし、簡単な試合には絶対にならないので、挑んでいく気持ちを全面に出して全員で戦っていきたいと思います。

FW 9イ ジョンヒョプ
イ ジョンヒョプ

初めての開幕戦ということで厳しい戦いになると思いましたし、序盤は確かに苦しい時間帯もあったのですが、運もあって先制ゴールを決めることができて、そこからは自分たちのペースで試合を運べたと思います。日本での初めての試合での初ゴールということでやっぱり嬉しいですし、韓国でのゴールとはまた少し違った感覚で嬉しかったです。もちろん韓国でのゴールも嬉しかったですが、日本でのゴール、特にたくさんの観衆の中でのゴールというので喜びはひとしおでした。あと後ろで守備をしてくれていたチームメイトたちのおかげで点が取れたと思っています。(次節川崎F戦について)川崎は去年のチャンピオンですし、強いチームということはわかっています。ただ自分たちがやってきたこと全てをぶつければ勝利することができると思うので、みんなを信じてやっていきたいと思います。

MF 18松田 天馬
松田 天馬

自分としては初めての90分間でしたが、まずはチームが勝てたことに一番ほっとしています。昨年特別指定選手として登録してもらって試合にも3試合くらい出場させてもらっていたので、気持ちとしては余裕を持って臨めましたし、日頃練習をしている成果を出せたんじゃないかと思います。(アシストのシーンは)本当珍しいというか、あんなドリブル突破は最近できていなかったですし、思い切ってゴールにチャレンジしていけと日頃から言われているので、それが頭の中にあってチャレンジしたことが得点に繋がったのかなと思います。次節もこの勝利の勢いのまま、湘南は湘南らしくいつも通りやっていければ良い結果が見えてくると思うので、勝ちにいく試合をしたいと思います。

DF 13山根 視来
山根 視来

久しぶりのリーグ戦で緊張がありました。去年のJ2の時も緊張した試合はたくさんありましたけど、ただホームで戦えたことはすごく良かったです。長崎も去年より迫力がありましたし、初めてのJ1で相手が湘南というのもあって勝ちに来ていたと思いますが、ただ僕らも同じように勝ちに行く気持ちでいたので。開幕戦の相手が決まったときからこの試合は絶対に勝ちたいと思っていました。
個人的には機動力を他の選手よりもっともっと出していかないといけないし、ラインをあげている後ろのカバーもしなければいけない、運動量を出していかなければと思っています。追い越すときやドリブルで運ぶときなどの特徴は自分の場合はっきりしていると思うので、あとはどれだけインターセプトのように前で相手の攻撃の芽を摘めるかが大事になってくる思います。

MF 2菊地 俊介
菊地 俊介

キャンプからいろんなことを練習やゲームを通してやってきて、チームとして出せた部分はありましたけれど、攻撃の部分などに関して言えばまだ課題の方が多いと思います。守備のところは、体を張って全員で守るとか、そういう部分は昨季から積み上げてきたものがあると思うし、それが今日も最後の10分は出すことができたと思います。攻撃のところはマイボールになったときの前の選手同士の距離感やワンタッチでもらう準備はやっていかないといけないと感じましたし、お互いの意思疎通をよくしていかないとと思います。お互いの特徴はある程度理解しながらやってはいますけど、全部が理解できているわけではありませんし、そこは練習や試合を重ねていくことで改善していきたいです。個人的には正直自分の中ではやりきれなかった感じがありますし、ファーストプレーも自分の中ではあまり良くなかったです。ただチームが勝点3を得られたことが大きいですし、自分自身もこれから次の試合で良いプレーができるようにしていきたいです。


-->