試合記録

第98回天皇杯

天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会 3回戦 vs V・ファーレン長崎

7月11日(水) 19:00キックオフ @Shonan BMW スタジアム平塚

湘南ベルマーレ V・ファーレン長崎
湘南ベルマーレ 1 0 前半 0 1 V・ファーレン長崎
0 後半 0
0 延前 1
1 延後 0
4 PK 3
120+1分 24 表原 玄太
得点者
95分 11 鈴木 武蔵
選手 シュート シュート 選手
GK 1 秋元 陽太 0 STARTING
LINEUP
0 徳重 健太 30 GK
DF 6 石川 俊輝 0 0 徳永 悠平 32 DF
DF 20 坂 圭祐 1 1 髙杉 亮太 4 DF
DF 29 杉岡 大暉 0 0 田上 大地 5 DF
MF 36 岡本 拓也 0 2 飯尾 竜太朗 3 MF
MF 16 齊藤 未月 1 0 中原 彰吾 17 MF
MF 10 秋野 央樹 0 0 黒木 聖仁 10 MF
MF 11 高橋 諒 1 1 翁長 聖 28 MF
FW 23 高山 薫 3 1 米田 隼也 23 MF
FW 17 端戸 仁 0 3 中村 慶太 20 MF
FW 7 梅崎 司 3 3 鈴木 武蔵 11 FW
GK 21 富居 大樹 - SUB - 増田 卓也 1 GK
DF 30 島村 毅 1 - 香川 勇気 24 DF
MF 14 藤田 征也 0 0 前田 悠佑 6 MF
MF 24 表原 玄太 1 0 幸野 志有人 7 MF
MF 34 金子 大毅 - 0 島田 譲 15 MF
FW 18 松田 天馬 - - ファンマ 9 FW
FW 26 山口 和樹 1 0 平松 宗 37 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆71分 秋野 央樹
12 シュート 11
◆66分 鈴木 武蔵
◆70分 幸野 志有人
15 ゴールキック 16
4 コーナーキック 4
15 直接フリーキック 25
0 間接フリーキック 3
0 オフサイド 2
0 PK 0
得点経過
◆120+1分
24 表原 玄太
右-2 直接FK 10 ↑ 中央-1 相手FP クリア 20 → 24 ワンタッチプレー 右足S
 
 
 
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆95分
11 鈴木 武蔵
中央-2 37 インターセプト → 11 ~ 右足S
 
 
 
選手交代
◆60分
23 高山 薫 → 26 山口 和樹
◆83分
11 高橋 諒 → 24 表原 玄太
36 岡本 拓也 → 14 藤田 征也
◆100分
7 梅崎 司 → 30 島村 毅
◆58分
20 中村 慶太 → 7 幸野 志有人
◆83分
17 中原 彰吾 → 15 島田 譲
◆90分
23 米田 隼也 → 37 平松 宗
◆103分
10 黒木 聖仁 → 6 前田 悠佑
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
2,080人 曇、弱風 27.8°C 82% 全面良芝、乾燥 90分 延長30分 PK戦
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
久能 幸二 山本 雄大 森川 浩次 浜本 祐介 長谷 拓 井澤 法子

監督コメント

曺監督 総括
曺監督

お疲れ様でした。
まずはじめに今日、キックオフの前に黙祷を捧げましたけれども、この短い期間で中国地方を中心にたくさんの被害に遭われている方、それから本当に怖い思いをして、まだそこにいらっしゃる方がいる状況でサッカーをやっていいのか、サンフレッチェ広島さんは延期になったと聞いていますし、非常に複雑な思いでいました。亡くなった方のご冥福と、それから被災した方々、地域の1日でも早い復興を、微力ながら監督として祈っております。本当に早く元気になってもらいたいし、できることは湘南ベルマーレとしても、できる限りのサポートは今後もしていきたいと思います。
天皇杯のレギュレーションで、次に進むためにはペナルティキックでも勝ちですし、一方で1本でも多く決めないと勝ち上がれない状態でした。1ヶ月公式戦が空いてる時間があったのでゲーム勘がどうかなと思っていましたが、思ったよりゲーム勘自体はそんなにぶれていませんでした。前半から自分たちが少しゆっくりしすぎてしまうところもありましたけれど、キャンプで取り組んできたことを選手たちが積極的にトライしてくれたと思います。90分の中で決めようと思っていましたけれど、なかなか決まらず、我々のミスで1点先行されて少し苦しい展開でした。ただ最後は気迫で押し込んだ形になって、今までの湘南ベルマーレの勝点の取り方とはちょっと毛色が違う、最後は力勝負でというようなところも含めて、全体の戦い方の幅は少し広がったかなというふうに思います。
まだ怪我をしている選手やこのピッチに立てない選手がいましたけれども、明日も柏レイソルさんと練習試合ありますし、この1週間でしっかり回復して、次の鳥栖さんとの試合はまたこのスタジアムでやることができるので、しっかり勝点3を目指して全員でやっていきたいと思います。

曺監督 質疑応答

-キャンプでやったであろうことが見られたと思うが、実際にどういうトライをしたか?

我々は寝ても覚めても早いサッカーをしたいというのが、守から攻、攻から守の両面であって、その速度や温度はこのワールドカップを見ていても落としたくないと感じました。ただ試合に勝つためにはそれだけじゃなくて、ボールをどう運んで行くかとか、どういうところにブロックを作って行くかとか、それからワールドカップの準々決勝以降の試合では半分以上がセットプレーで得失点が生まれている事も考えるとキックオフやスローインも含めてどういうふうに打開をして行くかということをやってきました。今日はそういう細かいところで随所に自分たちのボールにできたりだとか、良い形のコーナーキックのボールでチャンスになったりだとか、しっかり守れたりとか、日頃大事にしてきたことが少し成果として出たと思います。ただ失点のシーンほか、攻撃としてももう少しこうしたいという課題はまだまだ残っているので、キャンプでやってきたことについてはある一方向からは満点に近いものでしたけれど、もう一方向から見たら半分くらいの出来だったと思います。それをまた修正していきたいです。

-ゴールへの熱量は延長戦に入ってから1番増したと思うがどうか?

おっしゃる通りそういうシーンが増えたのは延長戦に入ってからで、お互いにとどめを刺しきれないという感じでしたけれど、ただリーグ戦であれば90分で終わりですけれど、4人目の交代も使える延長戦も含めた120分のデザインの中の試合になるなと残り15分くらいからは感じていたので、それは仕方がないかなと感じました。

-表原玄太選手への評価を。

もっとやってもらわないと困ります。上り調子できている選手だと思いますし、今日は試合の入りも含めて全体的に飲まれた感じがあったと思います。それは本人も分かっていると思いますが。ただその中でもああいうところで飛び込んで点を取るのが彼の良いところだと思います。PKも最後彼を5番目にして、彼で決まったら彼がヒーローみたいに勘違いされるのは嫌だなと思いましたけれど、GKに触られて入るくらいでちょうどよかったたかなと思います。

-僅かな差を制しての勝利、試合後の率直な感想は?

PK戦も確率勝負ですけれど、僕は90分で決めようと思っていたので、実は昨日もPK戦の練習はしませんでした。その中で負けていればやっておけば良かったと思うんだろうし、勝ったので良かったなとも思いますが、PK戦もこのノックアウトの大会では非常に大事なので、それを自分たちの運気に持って行くというのは、今日については最後のゴールが全てだったと思いますし、追いついた方の勢いがPKでもあったのかなと思います。ただPK戦に持ち込まれる前に試合を決められるような、負けを引き分けに、引き分けを勝ちに持っていけるようなオープンプレーでの力強さをもっと出していかなければいけないですし、逆に90分の中でPKをもらえるような迫力も出していかなければいけないなと思います。監督としてPK戦で勝つのはおそらく初めてなので、喜んで良いのか反省した方が良いのか、よくわからない複雑な気持ちです。

高木琢也監督 総括

試合の総評の前に、まず本日我々はゲームができたわけですけれど、この度西日本を中心としたエリアでたくさんの方が犠牲になられた中で、本当に大変な思いの中で我々がこうして試合ができたことに感謝をしています。またそういった方々への1日も早い復興をお祈り申し上げたいと思います。
今日、その中で試合が実際にできたわけですけれど、中断してから約1ヶ月、本番の試合は湘南さんも同じですがやれなかった中で、どういうゲームができるかというのは少しありましたけれど、最終的には90分プラス30分の延長戦とPK戦というレギュレーションをうまく(湘南に)使われたなと思っています。負けてしまったことなので言うことはありませんが、選手たちは頑張ってくれていたと思いますし、こうしたことがまたチームとしての経験になればこの負けもプラスに変えていけると思っています。

高木琢也監督 質疑応答

-中断期間に取り組んでいたことで今日の試合で出せたことは?

もう少しボールを持つ、握る時間を少しずつ増やしていこうという話はしていた中で、ミスはもちろん多くあったかもしれませんが、そこに対するトライと、相手が少ししんどくなったかなというところでボールを動かせたと思うので、その辺りは選手たちもまた新たなニューチャレンジとして良くやってくれたと思います。

-欧州キャンプで得たものはピッチに出せたか?

キャンプでは普段できないチームと(練習試合を)できましたし、その中でやっぱり欧州の選手は大きいですし、組織的にはあまりすごいなと感じませんでしたけれど、個人レベルのプレーは、ボールの運び、キープ、1対1でのスキルをよく使うなというのは感じました。

選手コメント

GK 1秋元 陽太
秋元 陽太

90分で決めようという話はしていたんですけど、残念ながら延長、PKまで行ってしまいました。延長前半で自分たちのミスから失点してしまいましたけれど、シマさん(島村毅)が入ってから流れが変わって、ここからいけるなと思っていたら案の定点が取れました。PK戦になれば自分が止めれば勝てると思ったので、良かったです。(島村選手の存在は大きかった?)あの時間帯で相手も疲れている中で、シマさんの高さは脅威になったと思います。そこに頼っているだけではダメですけれど、みんなの共通意識で得点を取れたのは良かったと思います。(PKストップについては)最初の2本はタイミングが合わなかったんですけど、逆にそこから落ち着いてできました。(今日は誕生日だったが?)30を過ぎると気にする事もないですけど、こうしてベルマーレでサッカーをできていることを幸せに思いながらこれからもやっていきたいと思います。
鳥栖戦もまたホームでできるので、勝てるようにまたしっかり準備をしていきたいと思います。

FW 24表原 玄太
表原 玄太

難しい試合でPKまでもつれ込みましたけれど、勝てて良かったです。(得点シーンは)坂(圭祐)が良いボールをくれたので、決めるだけでした。味方が取らせてくれたゴールだったと思います。PKは5番目に蹴れと言われて、自分が勝負を決めなければならない状況にもなったので、決め切ることだけを考えていました。
ここからまたリーグ戦が始まるので、毎日の練習での競争で切磋琢磨して、リーグ戦での勝利に貢献できるようにしていきたいです。

FW 26山口 和樹
山口 和樹

少し考えすぎて自分のいつも通りのプレーができなかったという感触があります。「ここでやらないと」と変に自分でプレッシャーをかけてしまったような、少しうまくいかなかった部分があったと思います。もっと頭の中を冷静にしてプレーすれば良かったのかなと感じています。
チームとしては90分で決めようと話をしていたので、その通りにはできませんでしたけれど、最後にああやって勝てたということは成長だと思いますし、次に進めたので、これから始まるリーグ戦に向けてもすぐ切り替えてまた良い準備をして勝利できるようにしたいです。個人的にも切り替えて、しっかりまた練習して、次は試合を決めるプレーができるように頑張ります。

DF 29杉岡 大暉
杉岡 大暉

この気候の中、120分やったのは本当にきつかったですし、最後もっとエネルギーを出したかったです。この暑さと疲れで単純なミスが増えてしまったという事もあったと思いますし、あと少しのところで(タイミングが)合わないという事も多かった。こういう気候だからこそそういうところをこだわってやらないとカウンターを受けてピンチになって、体力を削られるという悪循環になってしまうので、細かいところをこだわってやっていかなければならないなと思いました。キャンプでやってきた事は所々で出せて攻撃のレパートリーは増やせているなと感じています。
細かい部分のすり合わせと、一瞬のすきで取られてしまった失点のところは改善していきたいですけれど、今日120分やれた事でゲーム体力が戻ってきたとも思いますし、それを自信にしてリーグ戦は90分で勝てるように戦っていきたいです。

DF 30島村 毅
島村 毅

長崎が相手だったのでタフな戦いになると思っていました。最後のところはみんなよく守っていたと思いますし、自分が前で使ってもらったら点をとってやろうと準備はしていました。自分が入ったときはビハインドになっていたのでやることははっきりしていましたし、点をとるしかない状況の中で、自分がとってやろうという思いでいました。(自分が入ってから)最初の2、3本の競り合いでしっかり勝つことができていたので、味方も信頼して蹴ってくれたと思うので、自分としては競り勝つことだけを考えていました。そういったところでチームの力になれて良かったですし、最後(表原)玄太や(秋元)陽太はもちろんみんな体を張ってプレーしてくれていたので、チーム全体として良い勝利にできたと思います。
個人的には今年まだリーグ戦に1試合も出ていないので頑張るしかないですし、チーム内で良い競争をして自分もまたチャンスをもらえるようにやっていきたいです。


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