試合記録

2017明治安田生命J2リーグ

第10節 vs ファジアーノ岡山

4月29日(土) 13:03キックオフ @シティライトスタジアム

HOME  ファジアーノ岡山 湘南ベルマーレ  AWAY
ファジアーノ岡山 0 0 前半 1 2 湘南ベルマーレ
0 後半 1
12 > 12 勝点 17 > 20
得点者 18分 岡本 拓也
90+2分 杉岡 大暉
選手 シュート シュート 選手
GK 13 櫛引 政敏 0 STARTING
LINEUP
0 秋元 陽太 1 GK
DF 3 久木田 紳吾 0 1 山根 視来 13 DF
DF 39 篠原 弘次郎 1 0 岡﨑 亮平 3 DF
DF 14 喜山 康平 1 1 杉岡 大暉 29 DF
MF 21 加地 亮 0 1 岡本 拓也 36 MF
MF 5 渡邊 一仁 0 1 菊地 俊介 2 MF
MF 16 関戸 健二 0 0 石川 俊輝 6 MF
MF 17 パク ヒョンジン 0 0 石原 広教 28 MF
FW 19 片山 瑛一 1 0 山田 直輝 8 FW
FW 20 藤本 佳希 0 3 ジネイ 9 FW
FW 27 塚川 孝輝 0 2 表原 玄太 19 FW
GK 22 一森 純 - SUB - 後藤 雅明 31 GK
DF 2 澤口 雅彦 - - 秋野 央樹 5 MF
DF 4 近藤 徹志 - - 神谷 優太 7 MF
MF 8 石毛 秀樹 - 0 奈良輪 雄太 24 MF
MF 10 大竹 洋平 1 1 藤田 祥史 11 FW
MF 26 田中 奏一 0 0 齊藤 未月 16 FW
FW 11 三村 真 1 - 下田 北斗 22 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆10分 篠原 弘次郎 5 シュート 10
11 ゴールキック 11
3 コーナーキック 6
14 直接フリーキック 17
2 間接フリーキック 1
1 オフサイド 1
0 PK 0
得点経過
 
 
 
 
 
 
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆18分
36 岡本 拓也
中央 19 → 2 → 36 左足S
◆90+2分
29 杉岡 大暉
中央 相手DF クリア カット 13 → 29 左足S
選手交代
◆56分
20 藤本 佳希 → 11 三村 真
27 塚川 孝輝 → 10 大竹 洋平
◆76分
21 加地 亮 → 26 田中 奏一
◆74分
36 岡本 拓也 → 24 奈良輪 雄太
◆76分
山田 直輝 → 16 齊藤 未月
◆90+1分
ジネイ → 11 藤田 祥史
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
8,089人 晴、中風 22.7°C 37% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
松山 吉之 松尾 一 岩田 浩義 福岡 靖人 浜本 祐介 山下 和也

監督コメント

曺監督 総括
曺監督

お疲れ様でした。
ゴールデンウィーク最初の土曜日で、これから3連戦となりますけれど、我々としては前節の大分さんや岐阜さんとの試合がどこかちょっとやりきれないような試合だったので、今週は毎日ミーティングをしたし、毎日セットプレーの練習もしましたし、一方に傾いたようにチームを持っていったんですけども、これで良い試合ができなかったらちょっと難しくなるなと思って送り出しました。選手も代えて新しい選手もたくさん使いました。そういう意味では同じ勝ちでも自分の中では非常に嬉しい勝ちだなと思っているし、何より普段試合に出られていなかった選手が本当に堂々と湘南魂を持ってピッチに立ってくれた。岡﨑(亮平)にしろ、石原(広教)にしろそうですけれど、非常にチームを勇気付けたと思います。ちょっと戦列を離れていた山根(視来)も堂々とプレーしてくれました。なんでもそうですけれど、基本の型があって、臨機応変とか自分の判断というものがあるわけで、基本の型がない人は臨機応変も自分の独創性もそれは自分勝手でしかない。それを改めて選手たちには伝えたんですが、今日は自分勝手なプレーとか、後半は少しだけ増えましたけど、それが大きなアクシデントにならなかったのは、選手の意識がそっち側に向いてやれていたからだと思います。こういうタイミングで、こういう練習を続けて、強豪の岡山さんに無失点で勝てたということに、ピッチに立っていた選手、それから向こうに残っている選手、スタッフ、その他も方々も本当に誇りに思います。あと32試合続きますが、こういう試合を続けていけるように、これから移動が長い中で回復していかなければならないですけども、次の山口戦はホームなのでそういう気持ちを続けてやっていきたいと思います。
テツ(長澤徹:岡山監督)や森保(一:広島監督)とかは同じ年で同じ学年で、Jリーグができた時にお互いに選手として頑張っていて、指導者として彼もユースやJr.ユースなどで非常に多くの経験をして、たくさんの良い監督と仕事をしてからこの岡山という素晴らしいチームを育て上げているなと試合を見ていてもわかっていたし、今日は本当に難しい試合になるなと思っていました。お互いに選手を成長させよう、どういうふうにすれば選手が良くなっていくのか、ということを、まだ無いですけど夜な夜なずっと語れるような仲間なので、そういう同級生とこういう場で試合ができたというのは何より本当に嬉しかったですし、今度BMWスタジアムに来るときはテツも相当気持ちを入れて来てくれると思います。僕が言うのもなんですが、彼は良いチームを作っていくということに非常に長けた監督だと思っています。今日はたまたまうちが勝ちましたけど、内容にそんな大きな差があったとは僕自身思っていませんし、たまたまうちのチームがゴールをしたタイミングが早くて少し岡山さんもやりづらかったのかなという感じもしています。サッカーをやっているとこういう気持ちになるんだなというのを改めて感じました。(大竹)洋平をもっと早く使われたら嫌だったんですけど、洋平にはこれからも頑張って欲しいです。

曺監督 質疑応答

-無失点となったがどういう点が要因だと考えるか?

基本の徹底です。それこそボールがある時とない時のマーキングの徹底とか、チャレンジとカバーのポジションとか、そこに言った時にしっかり首を振りなさい、とか。とかくちょっとおざなりになっていたところを一生懸命彼らに対して働きかけました。岡﨑は中学生の頃からユースの監督の時に遠藤航(浦和)とセンターバックを2人でやらせていたので、あれくらいはできると思っていました。頑張ってくれたと思います。

-若手選手が躍動して勝利を得たことにどのような意味があると考えるか?

よく若手を育成する湘南とか、若手が伸びると言われますけど、若手が伸びるチームというのは経験のある選手がしっかり自分の見本を見せているチームでしかないと思っています。若い選手がたまたま勢いでやれるのは1試合か2試合です。その勢いを買って試合に使う場合もありますけど、僕はチームの先輩たちとか仲間と、大前提として彼らがミスをした時も「何やってるんだよ」という空気にならない、それは普段から堂々とプレーしている18歳に対して、他の選手が刺激を受けているから助けてあげようという思いになれるのは一つのチームのパワーですよね。ドルトムントでもデンベレが今すごく出ていますけど、すごく良いタイミングでトーマス・トゥヘルは使っていると思いますし、シャルケのケーラーとかは、僕が観に行った時はおぼつかなかったんですが、今は堂々とプレーできるようになって来ています。そういうのは自分の中で参考にしています。だから使い方や使うタイミングというのはチームの浮き沈みによって、ちゃんと勝利の責任を背負わせるタイミングで使ってあげるべきだし、勝利の責任がないのにただ足が速い、ドリブルができるからと使っていても僕は何の意味もないと思っています。それは若い時は、今日で言えば(表原)玄太とか亮平とか山根とかもまだプロになりたてのひよっこ何ですけど、そういったものを植えつけてあげたいなと思っています。だから18歳が3人ピッチに立ったというような意識はそんなになかったです。

-DFの選手の得点から見られるよう今年は選手全体がポリバレントになってきていると思うが、その点の評価は?

そういうのは負けると監督の采配が悪いとなるし、勝てば何とでも言えるものではありますけど、FWが点を取っていなくて後ろの選手が点を取って勝つというのは、よく考えると複雑な感じです。ただ、今のフットボールは個人に依存して個人が切り開けるというところももちろんあるんですけど、周りがあることでその個人が生かされるようにならないと、伸び代がないですよね。個人に最後を決めてもらうために周りが必要であって、その意味では僕はこのチームはどこからでも誰からでも点を取れるように作っていきたいし作ってきたと思います。後ろからドリブルで運ぶ山根のプレーとかはある意味危険です。でもその取られるリスクがあることも含めて、あそこで1枚剝がせればチャンスになる。剥がせなくてピンチになることを前提で作ってしまうと、どうしても勢いが出なかったり幅が出ないというところでいうと、ポリバレントと呼ばれることがあるとすればそういうところが理由かなと思います。ただ讃岐さんや岐阜さんのようにその裏返しでカウンターを食らって失点してしまうことは今日もあったかもしれないし、今日もありそうでした。ただだからといってそういうプレーを推奨しなければ、選手は今日も明日も、試合前も試合後も、何も変わらないまま、ただ勝った負けたの中で、そういうものかもしれませんが、僕は勝ち方とか、どういうふうに選手が感じてやっているかを見たいと思ってやっているんで、正しいかどうかはわかりませんがそう思っています。

長澤監督 総括

8,000人以上のサポーターの方々に対しては今日の試合はちょっと申し訳なかったなというのが正直なところです。試合については、前半の45分が終わってから目が覚めたようなゲームになってしまって、そこの部分はしっかりとマネジメントして送り出す私の責任でもありますし、逆に選手もプレーする責任というは必ずピッチの中ではあるので、そこはチーム全体で猛省して次のゲームに移っていきたいと思います。中3日というのが本当にありがたいところで、1週間引きずることなくできたこと、できなかったことを整理して、次はアウェイ長崎なので、しっかりと戦っていきたいと思います。

長澤監督 質疑応答

-前半低調になった原因はどこにあるか?

システム、戦術、ジャッジ、いろんなものがグラウンドでは絡み合っていますが、要は本質のところで完全に上回られたなと思います。ここだけは絶対に譲りたくなかったのですが、そこで上回られたのか、我々が出し切れなかったのか、そこの間なのですが、最もチームとして大事にして来た部分ですので、そこで少ししっかりと上がったボールに対し競って味方にこぼすとか、ルーズボールやセカンドボールが多いスポーツなので、風の状況も含めてそういう試合になったんのですが、そういうところを少しやり切れなかったなという部分があります。あとはリスクを冒して守備をやるというテーマがあったのですが、前半の失点に代表されるように相手のワイドのピンどめをそのまま受けてしまって、横に広げさせられました。後半ちょっとそこは修正していったんですが、横に広い状態だと当然ボールプレッシャーにいけないので、縦横を縮めた状況で相手のワイドの選手に対して少し気を配りすぎたかなと。そこは勇気を持って断ち切ってボールに行かなければいけない部分と、そうやって自分たちが前半を反省して出て行くようだと勝負は先手必勝なので難しくなることはわかりきっています。そこの部分がすごく大事かなと思っています。

-大竹洋平選手を途中から起用したが意図は?

大竹は怪我から上がって来たばかりだったので、時間も含めてそういう使い方になりました。1人でやっているスポーツではないので、まだまだできることはあると思いますし、本人もそこは反省していると思います。グループとかチームで評価しないといけないところなので、本人にはまだまだできるという感覚は僕の中にはあります。

-攻撃の形がなかなか見えてこないが、次戦に向けてどう準備するか?

攻撃の形というのはおそらく今年の点の取り方を見てもらえればわかると思うのですがそれが攻撃の形で、高い位置で取る、横から入り込む、ということ。今日も大竹が潜り込んだり三村(真)が潜り込んだり、そういう形があったと思うんですけど、それが攻撃の形なので、(点が)入った・入らないというのは別なんですけれど、その中でフィニッシャーが仕事をできてくるようになれば見えてくると思うので、形にしないと一般的にはなかなか見えてこないかもしれませんが、中ではブラさないようにしていきたいです。3日間でできることは今我々がやっていることをしっかり追求していくということだと思うんで、大きなテコ入れはしようとは思っていません。

選手コメント

GK 1秋元 陽太
秋元 陽太

今日はラインをコンパクトにしてプレーできたと思います。後半は押し込まれた時でも、風でボールが押し戻されて相手も思うようなプレーができていないなと感じていましたし、そこでもコンパクトには保てていたので、しっかり守ることができました。岡﨑(亮平)がバイアに代わって出ましたけどリラックスして入れていたと思いますし、(山根)視来も久しぶりの先発でしたけどいつも通り自分の持ち味を出していたと思います。(杉岡)大暉も落ち着いて入っていたと思いますし、そこまで大きな問題なくできたのも、ラインをしっかり押し上げるみんなの意識が良かったからだと思います。連戦にはなりますが、うちはホームでここ2試合勝てていないですし、躍動している姿をファン・サポーターの方々に見せないといけないと思っていますし、それが結果にも繋がって来ると思うので、そういうところを意識してやっていきたいと思います。

DF 36岡本 拓也
岡本 拓也

(サイドでのプレーについて)特に試合前に何か言われることもなかったですけど、だからこそ自分の持ち味を出してやろうという意識でやっていました。タイプ的に自分は足元で受けてボールを持つタイプではないと思うし、外のポジションをやるときはどんどん裏を狙っていこうと思っていました。得点シーンは俊くん(菊地俊介)から素晴らしいパスが来たので、あとは決めるだけでした。スタートから外で出たのは初めてで「どうなるかな」とも思ってはいたんですが、周りの助けもあって思っていたよりはよくできたと思っています。あとはあそこで90分できるようにしていかないといけないと思います。チームを勝たせられるようなプレーを続けていきたいですし、得点というよりはしっかり守備から、周りの選手を引っ張っていけるような存在になっていければと思います。

MF 8山田 直輝
山田 直輝

前半は良い感じでプレーに絡めていましたが、後半は相手に押し込まれた時にもう少し前でタメを作ってあげられればと思います。前節負けて自分のプレーも良くなくて、そのあと曺さんとも話した中で、大事なことを思い出せたのでそれをピッチに落とし込もうと必死にプレーしました。これまでもチームを勝たせるためにプレーして来たつもりでしたけど、ここ最近はそれが第一じゃなかったかもしれないと思って、今週はそれを意識してプレーして、絶対チームを勝たせるんだという気持ちでピッチに立てたので、それが自然と自分の良さも引き出してくれたと思います。今日も全部のプレーでそういうプレーができたわけではないと思いますし、自分のミスからピンチを招いてしまった場面もありましたけど、きっかけにはできるんじゃないかと思います。ここから連戦なので、相手の対策も時間が限られてくるので、自分たちの基礎をしっかりさらに突き詰めてやることが大事になってくると思います。

DF 3岡﨑 亮平
岡﨑 亮平

チームの勝利のためだけを考えて試合に出ましたし、初スタメンだろうが何試合出ていようが関係ないと思いますし、誰が出ても湘南のサッカーをやらないといけないので、そういう面ではやるべきことははっきりしていました。ラインを押し上げて、しっかり跳ね返して、前からプレッシャーに行かせるというのは今日のミッションだったので、それはDFライン含めてできたかなと思います。前が(ボールを奪いに)行ってくれているんで後ろも行かなければと思いましたし、そういうチームなので。後ろが来てくれているから前も行けたと言ってくれているし、そういうところはお互い、良い傾向かなと思います。今年の最初から、自分が出た試合はクリーンシートで、というのが目標なので、それは意識していましたし、苦しい時間でもしっかり跳ね返すというのは意識していました。まだまだ課題はたくさんありますし、次の試合がまたすぐやってくるので、そこへの準備をまた馬入に帰ってみんなでやっていきたいと思います。

DF 28石原 広教
石原 広教

試合自体の雰囲気にも順応して来ましたし、90分通して走りきれたというのは個人的に大きな収穫だと思います。ただその一方で攻撃面では何もできなかったですし、背後とかを取れてもゴールに繋がらなかったので、アイディア含めそういうところは継続してもっとやって行かなければならないと改めて感じました。ただやれることはやれたと思いますし、相手のサイドの選手にもそんなに仕事をさせなかったと思います。チームとしても無失点で抑えられたというのは大きなことですし、そういうことを含めて今週チームで徹底してきたことはやれたと思います。自分がもうひとつ上のレベルに行くには武器を増やしていかないといけないと思うので、次の練習からまた課題の面はしっかり取り組んでいきたいです。連戦ですが集中力を切らさず、試合に向けてひとつひとつやっていきたいと思います。

DF 29杉岡 大暉
杉岡 大暉

(ゴールシーンについて)夢中だったというか、最初はキープしようかとも思ったんですけどいい形でサイドを抜け出せて、クロスはミスしてしまったんですけど、ボールが良いところにこぼれて来たので、勢いで振り抜きました。チームとしても2点目が欲しかったので、良い時間に決められて良かったです。チームとして今週はラインの上げ下げというところをやって来て、そういうところで自分も相手との駆け引きを意識してやれたので、前よりはよくできたと思います。でもまだまだボールを奪う場面が少なかったですし、そういうところは詰めていかないといけないと思います。ゴールとまではいかないにしても、後ろの選手も前への意識は持っていますし、それがうまく結果につながっていると思います。思い切ってプレーしていることがうまく出ているのだと思います。(無失点について)無失点の試合が少なかったので、今日は岡﨑選手と山根選手とは無失点でいこうと話をしていたので、それが結果に出て良かったです。


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