試合記録

2016明治安田生命J1リーグ

2ndステージ 第8節 vs サンフレッチェ広島

8月13日(土) 18:34キックオフ @Shonan BMW スタジアム平塚

HOME  湘南ベルマーレ サンフレッチェ広島  AWAY
湘南ベルマーレ 1 1 前半 1 2 サンフレッチェ広島
0 後半 1
3 > 3 勝点 11 > 14
20分 端戸 仁 得点者 43分 ピーター ウタカ
60分 丸谷 拓也
選手 シュート シュート 選手
GK 1 村山 智彦 0 STARTING
LINEUP
0 林 卓人 1 GK
DF 36 岡本 拓也 0 1 森﨑 和幸 8 DF
DF 4 アンドレ バイア 0 0 千葉 和彦 5 DF
DF 6 三竿 雄斗 0 0 清水 航平 16 DF
MF 23 高山 薫 2 1 ミキッチ 14 MF
MF 16 石川 俊輝 0 1 青山 敏弘 6 MF
MF 22 下田 北斗 3 1 丸谷 拓也 28 MF
MF 10 菊池 大介 3 0 柏 好文 18 MF
FW 7 大竹 洋平 1 1 アンデルソン ロペス 44 MF
FW 9 ジネイ 2 2 柴﨑 晃誠 30 MF
FW 17 端戸 仁 2 3 ピーター ウタカ 9 FW
GK 25 タンドウ ベラピ - SUB - 増田 卓也 13 GK
DF 30 島村 毅 - - 野上 結貴 2 DF
MF 24 奈良輪 雄太 - 0 宮原 和也 37 MF
MF 28 神谷 優太 1 - 高橋 壮也 34 MF
MF 32 齊藤 未月 - 1 茶島 雄介 25 MF
FW 19 大槻 周平 1 1 皆川 佑介 22 FW
FW 29 ウェズレー 0 - 佐藤 寿人 11 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆73分 石川 俊輝
◆90分 ウェズレー
15 シュート 12
10 ゴールキック 16
4 コーナーキック 3
11 直接フリーキック 15
2 間接フリーキック 1
2 オフサイド 1
0 PK 0
得点経過
◆20分
17 端戸 仁
右 間接FK 1 ↑ 9 ↑ 中央 17 左足S
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆43分
9 ピーター ウタカ
中央 28 → 6 → 16 → 9 ~ 左足S
◆60分
28 丸谷 拓也
右 6 ↑ 左 18 ~ 中央 → 28 右足S
選手交代
◆66分
17 端戸 仁 → 28 神谷 優太
◆72分
22 下田 北斗 → 29 ウェズレー
◆81分
ジネイ → 19 大槻 周平
◆77分
9 ピーター ウタカ → 22 皆川 佑介
◆81分
44 アンデルソン ロペス → 25 茶島 雄介
◆88分
14 ミキッチ → 37 宮原 和也
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
11,376人 晴のち曇、弱風 27.1°C 58% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
永田 亨 三上 正一郎 中井 恒 穴井 千雅 高寺 恒如 岩崎 洋

監督コメント

曺監督 総括
曺監督

お疲れ様でした。
昨年のリーグチャンピオンの広島さんに対して、今シーズン、アウェイで勝点1は取りましたけど、僕も監督になってから一度も彼らに勝点3を取ったこともないし、逆に去年は最終戦で0-5で負けたり、本当に力の差を見せつけられてきました。
実は今日、僕が大学1年生の時に見た、早稲田と明治のラグビーの、雪の早明戦と言われる試合を選手に見せました。
スクラム組んで明治が前に押し込むところを早稲田が最後10分くらい凌いで、ペナルティゴール狙ったら引き分けだったんだけれども、それも狙わず明治が最後まで前にこだわって、反則を受けて早稲田ボールになった瞬間に終わって。
あの時僕はスタンドにいたんですけど、そういうお客さんが観て理屈抜きに『今日の試合観て良かったな』もしくは『生きてて良かったな』みたいな試合を、プロスポーツ、プロサッカーの本質としてここからしていかなきゃいけないと思っています。
勝点が残り10試合で20以下のチームはここ5年間Jリーグでも残留したチームは無いです。
過去5年ブンデスリーガでは、去年ホッフェンハイムが勝点20から残り10試合で17ポイント取って、37で残りましたけど、そういった事例も見せながら、もうここで我々の目標は自分たちのサッカーを磨いたうえで残留すると、そういう話を今日選手たちに午前中しました。
もう14位とか13位とかそういう事はどうでも良いと。
15位になるという所でこの10試合を送っていこうという話をして、選手たちもまさにそういう気持ちでやってくれたと思います。
負け惜しみと取られるかもしれませんが、もちろんレフェリーの人も一生懸命やってもらっていて、お互いにクリーンファイトをしながらフェアに90分が目まぐるしく動いていく試合を観ている人も期待しているの中で、終わり方は何となく後味が悪いと思っています。
でも、それを恨みつらみとして言ってるわけじゃなくて、それも含めて次に向かわなきゃいけないし、自分たちが広島さんに今日見せたパフォーマンス、それは十分相手の勝点を奪うだけのものは見せれたと思ってますし、全く下を向くことなく、次の鹿島に向かっていきたいです。
ゴールチャンスが、少なくともチャンスで終わらずに、ゴールを揺らせるように、来週からまたゴールを揺らすための魂をしっかり作って残り9試合、奇跡の残留を果たしたいと思います。

曺監督 質疑応答

-「奇跡の残留」という言葉があった中、もっと上を目指せるように感じるがどうか?

僕はサッカーの監督として、もちろん湘南ベルマーレというチームを勝ちにもっていくというのがタスクの8割だと思っています。
ただ、思いとしては半分はやっぱり選手が手応えをつかんで、今までチャレンジできなかったことをチャレンジするとか、2対1でしか守れなかったところを1対1で守れるようにするとか、シュートが打てなかったことを打てるようにするというのは当たり前ですけど指導者の端くれとして大事なことだと思っています。
だからそのためには選手にチャレンジさせなければいけないですし、リスクを負うことの責任、逆に負うことによって生まれてくるミステイクに対するカバーの責任、それを選手がビビッドに試合ごとに感じて次に向かう気持ちにさせるのは試合に勝つことと同じように大事だと思っています。
今日、長谷川アーリア(ジャスール)が終わった後にロッカーで選手に話したんですけど、『上から見てて全く間違ってないと思ったし、いいサッカーもしてる。でも勝てなかったことは反省しなきゃいけないけどみんなで頑張ろう』というふうに選手の彼が言ったことが全てだと思います。
僕は選手同士がこのサッカーをやるんだと、その中で起きるミステイクをみんなんで向き合っていくんだというのは、社会のごくワンシーンだと思います。
サッカーだけじゃなくて他のスポーツもそうだし、スポーツじゃなく他に研究を重ねている方も同じようにそのエネルギーを出して、日々失敗を繰り返し、次の成功につなげていく。
それは世の中で仕事をしている人のミッションだと思ってるんで、そういったことを失わないような毎日にしていきたいです。
自分が今残留と言っているのは、この状況からは他のどのチームも成し遂げてことがないから、そこを成し遂げられたらお前たちが今年やってきたことが全部良かったっていうふうに思えるからです。
それを今まで誰も起こしたことがないから奇跡の残留という言葉を言ったんですが、ただ奇跡は偶然じゃなく必然で起きるものだと思っているし、その必然を自分たちの姿勢でつかみ取ろうということを選手にも言いました。
この残留という言葉はどこかネガティブに聞こえるかもしれないけど、僕の中ではすごいポジティブで、ブンデスリーガの選手が頑張っても、日本でもできなかったそのことにもう一回トライしようというところで、自分たちがこれから勝点を重ねていって、そういうステージに乗っていきたいなと思っています。
他のチームの勝点とかありますけど、直接対決もありますし、絶対に諦めないで、僕は奇跡の残留を目指していきます。
今、森保(一)さんにもうちょっと上だと言ってもらいましたけど、最後順位がどう決まっているかというのは最後の試合が終わってから、案外上に行けて良かったなと思うかもしれないけど、そこをクリアしていきたいと思います。

森保監督 総括

アウェイで厳しい戦いでしたけど、内容は別として勝点3をつかみ取れたことは良かったと思いますし、我々を応援してくださるサポーターの皆さんに勝点3をお届けすることができて、一緒に喜びを分かち合うことができて良かったと思います。
この夏場の厳しい戦いの中、ピンチもいっぱいあった中、選手たちが最後まで戦い抜けたのはサポーターの皆さんの応援のおかげだと思います。
まずはサポーターの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございました。
試合は予想通り厳しい試合になりました。
入りから湘南さんも100%で来るだろうということ、我々もそこでしっかりと自分たちの力をスタートから100%ギアを上げてぶつけていくということで試合に入りましたけど、予想以上に湘南さんの出足、あるいは激しさがあって、ピンチもあった中、序盤なんとか凌ぎながらも失点してしまったというのはちょっと痛いところはあったというふうに思います。
失点のシーンはフリーキックからのロングボールでジネイ選手が落としたところからセカンドボールを拾われて端戸選手に入れられました。
今我々はけが人が多い中、そしてオリンピック等で選手がいない中、そういうところで1回勝てなかったところはある意味仕方ない部分があると思いますけど、セカンドボールをしっかり拾ってああいう失点を防げるようにしなくてはいけません。
高さだけということではなくてこぼれのところも相手の狙いの中にあったと思うので、そういうところをしっかりと抑えきれるように次の試合からの課題にしていきたいと思います。
失点してからもピンチはあったと思いますし、なかなか難しい戦いになっていたと思いますけど、選手たちはメンタル的に焦れずにしっかりと相手が激しいプレッシャーをかけてくる中でも我々らしくボールをつなぎながらやっていく、相手が前に出てきたら背後に行くといった部分は冷静に続けてくれました。
そのおかげでビルドアップから清水からの縦パスをウタカが、個人の能力という部分もあったと思いますけどチームでトレーニングをしているような形からゴールを決めて良かったと思います。
後半も相手がスタートからハイテンションで圧力をかけてくるということは想定しながら、我々もそこをできるだけ受けずに出て行こうということでしたけど、かなりピンチはあった中そこを凌ぎながら柏(好文)からのボールを丸谷が決めると。
シュートチャンスを逃さないようにしようということでこの試合にも臨みましたけど、丸谷は思い切りよくシュートを決めてくれて、リードできたことは流れとして良かったと思います。
そのあと直後にウタカの決定的なシュートがあったので、そこですぐ突き放せるように追加点を取るというところは今後より勝負を確立高く収めるにはやっていかなければいけないと思います。
そのあとに押し込まれたシーンは何度もありましたが、ゴールライン上で千葉がクリアするとか、失点してもおかしくないようなところを選手たちは本当に粘り強く、しぶとく守りきってこの試合をモノにできたことは次からの戦いにもつながるというふうに思っています。

森保監督 質疑応答

-今日J1通算200試合出場を達成したミキッチ選手へコメントを。

まずは監督として、1人のサッカー人として、彼が日本に来て生活習慣にも慣れて、いろんな努力をして、この200試合という記録を達成できたことにおめでとうという言葉を贈りたいと思います。
彼は日頃からプロフェッショナルとしてオンザピッチでも100%発揮する、オフザピッチではしっかりと練習、試合に向けて自分がいいプレーができるように時間を使うという部分も本当に素晴らしい選手だと思います。
彼はクロアチア時代からディナモ・ザグレブとか、そういうヨーロッパでも超一流のクラブを渡り歩いてきている選手ですがおごりたかぶることなく、謙虚に常に自分が良い状態でプレーできるように、そしてチームのためにプレーしてくれています。
特に若い選手の良い見本になっていると思いますので、これからもどんどん記録を伸ばして欲しいと思います。

-ウタカ選手17得点を挙げているが、個人打開できる彼への評価は?

点を取ってくれる選手は特別な才能を持っていると思いますし、彼が前線で起点になってくれる、そしてゴールを決めてくれる、アシストや人を使ってプレーするのも非常に上手い選手なので、攻撃の部分で大きな役割をしてくれてると思いますし、チームにとっては頼りになる存在であると思います。

選手コメント

DF 6三竿 雄斗
三竿 雄斗

やっぱり失点してはいけない時間に失点をしてしまって、後半もこれからというときに簡単に2点目を取られてしまって。
守備のところはすごくもったいないなと感じています。
それでも何回か後半もチャンスはあったし、チャンスの数だけ見れば湘南の方が多かったし、ただそこを決めるか決めないかの違いだと思います。
湘南らしい試合ができて、内容も悪くなかったので、本当に悔しいです。
相手がブロックを作ってくる中で、怖がらずにどんどんボールを運んでいくことは意識していました。
やっていることは間違っていないし、結果が出ていないので苦しい時期ですけど、勝つためには、残留するためにはこの悔しさをしっかり練習に落とし込んで次の試合に向けてやっていかないといけないですし、ここで諦めたら何もパスできないし、上を向いてやるだけなので、自分たちを信じてやっていきたいです。

FW 17端戸 仁
端戸 仁

互角というか、互角以上の戦いだったと思いますし、決定機の数で言ったら絶対に勝たなければいけないゲームでした。
そこを相手はしっかり決めて2点取って、うちは1点しか取れなかったというゲームだったと思います。
自分も含め、1点は取りましたけど最後の精度をもっと上げていかないと思うゲームです。
微妙な判定もありましたけど、それを運がなかったで済ましてはいけないですし、力が足りなかったと捉えて、2点目3点目をしっかり取れるように練習をしていきたいです。
得点については、打った瞬間はあまり覚えていないんですけど、ここ最近自分のパフォーマンスがすごく低調で、ゲームに出してもらっている責任というか、前節の浦和戦のようなパフォーマンスでは試合に出ていない選手たちに申し訳ないなという気持ちもありました。
今日気持ちを込めて戦った中で、得点できたと思います。
前線に関しては後ろがしっかりタイトに守ってくれていたので、1点目を取った後に2点目3点目を攻撃を緩めることなく取っていかないといけないと思います。

MF 10菊池 大介
菊池 大介

勝たなきゃいけなかった試合でした。
チャンスもあったし、自分がそこにいた中で、そこシーンが自分の頭の中にあるというか、自分が決めなきゃいけないという思いでいます。
ジネイが入って、あそこで起点になれる選手が入ったことで、いつも以上にクロスは意識して試合に臨んでいました。
そこの精度がまだ低いですけど、そういう選手がいることで自分たちのバリエーションも増えますし、サイドやシャドーの選手は前へ出やすいイメージがつかめたので、これからどんどん良くしていけると思います。

FW 9ジネイ
ジネイ

サッカーは科学や理論ではないし、方程式のようにこうすればこうなるというようなものもありません。
湘南は良いサッカーをしたけれど結局はこういう結果に終わってしまったのは、どこか細かいところが欠けていたのだと思います。
自分たちがビハインドになった時も最後の最後まで諦めずに同点に追いつこうとしていましたが、結果として敗れてしまいました。
また練習から自分たちに欠けていた、足りなかったことを分析して修正して、次の試合に臨んでいきたいと思います。
以前も言ったように、残りの試合はすべて決勝戦を戦う思いで戦います。
足りないのは得点のところ、今日も入りそうで入らないシーンがありましたが、これからさらに練習を重ねることでより良いサッカーをしていけるようにしたい。
ただ今日の結果は、我々がやったサッカーに対して相応しくないものだったと思います。

MF 28神谷 優太
神谷 優太

自分の近くの相手のポジションの選手を見ながら、どういう攻撃をしてくるかというところを前半は見ていました。
自分が入った時になかなか相手のプレッシャーが来ない中で、自分が持ち出したり攻撃的にやることを意識していました。
その中で1本目で前を向けるところで前が向けなくて、2本目は前向いてドリブルして行ったんですけど、最後のアイデアが足りなくてゴールまで行くことができませんでした。
やっぱり最後のアイデアというところをもっと工夫していかないとと感じました。
負けていたのでよりゴールに近づくようなプレーを意識していましたし、入ってからはシュートを意識していました。
途中から出ても自分が起点にならなければと思っていましたし、自分のところで攻撃のアクセントをつけていこうと意識していました。
鹿島戦は勝ちに行かなければいけないですし、本当に負けられないので、しっかり勝点を積み上げて残留できるような試合にしていきたいです。

   

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