試合記録

2015ヤマザキナビスコカップ

2015ヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第5節 vs 松本山雅FC

5月20日(水) 19:04キックオフ @Shonan BMWスタジアム平塚

HOME  湘南ベルマーレ 松本山雅FC  AWAY
湘南ベルマーレ 2 1 前半 0 1 松本山雅FC
1 後半 1
5 > 8 勝点 4 > 4
7分 武田 英二郎
77分 山田 直輝
得点者 56分 池元 友樹
選手 シュート シュート 選手
GK 25 イ ホスン 0 STARTING
LINEUP
0 鈴木 智幸 21 GK
DF 24 岡﨑 亮平 0 0 鐡戸 裕史 16 DF
DF 20 坪井 慶介 0 0 坂井 達弥 15 DF
DF 30 島村 毅 2 0 柴田 隆太朗 27 DF
MF 5 古林 将太 2 0 飯尾 竜太朗 17 DF
MF 26 可児 壮隆 1 1 ドリバ 19 MF
MF 48 武田 英二郎 2 1 椎名 伸志 34 MF
MF 37 高野 遼 0 0 石原 崇兆 20 MF
FW 7 大竹 洋平 2 2 志知 孝明 37 MF
FW 9 ブルーノ セザル 4 3 池元 友樹 14 FW
FW 22 岡田 翔平 0 0 荒田 智之 32 FW
GK 21 梶川 裕嗣 - SUB - 白井 裕人 25 GK
DF 17 三竿 雄斗 0 0 和田 達也 38 MF
MF 14 藤田 征也 - - 道上 隼人 26 MF
MF 16 石川 俊輝 0 0 塩沢 勝吾 10 FW
MF 27 白井 康介 - - 棗 佑喜 18 FW
FW 8 山田 直輝 1 1 阿部 吉朗 39 FW
FW 18 アリソン - - 柳下 大樹 41 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
14 シュート 8
8 ゴールキック 11
5 コーナーキック 4
9 直接フリーキック 13
3 間接フリーキック 3
2 オフサイド 3
0 PK 0
得点経過
◆7分
48 武田 英二郎
中央 7 → 9 ~ → 48 左足S
◆77分
8 山田 直輝
中央 26 ~ → 左 8 ~ 中央 ~ 右足S
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆56分
14 池元 友樹
中央 相手DF ~ → 14 カット ~ 左足S
 
 
 
選手交代
 ◆60分

◆72分

◆90分

◆67分

32 荒田 智之 → 39 阿部 吉朗
◆83分

19 ドリバ → 10 塩沢 勝吾
14 池元 友樹 → 38 和田 達也
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
5,699人 晴、弱風 20.8°C 84% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
大野 辰巳 東城 穣 田中 利幸 中野 卓 聳城 巧 岩崎 洋

監督コメント

●曺監督 総括

お疲れさまでした。
ソリさん(反町監督)がたくさん喋ったと思うので短めに終わりたいと思います。
平日にもかかわらずたくさんのお客さんに来てもらって、ホームでなかなか勝てない試合が今年多いんですけども、ナビスコで甲府の試合に続き勝てたということは本当サポーターのみなさんの応援のおかげだと思います。
ただ、多分ソリさんも言ってたと思いますが、内容的にはほめられたもんじゃないですね。今日でいうと1-1にされた場面とか、僅差になっていくのはもう自分たちで自分たちの首を絞めてるっていうか。決めるところで決めない、それでイージーなプレーで失点してしまう、お前らもう1回J2でやりたいのかという話をしたんですけども。
今日勝って喜ぶのはもう2年前、3年前で良くて、今年はやっぱりネクストステップに入っている彼らにとって、今日メンバーが代わっているとか、あるいは出てないとか、そんなことどうでもよくて。
今日の試合でいうと、もう少しクオリティを高めて2点、3点取っていけないと今後厳しくなると思いますし。勝ったことは非常に嬉しい反面、さらに僕の中で危機感が出たというか。
このまま「これがいい」とか「よかったね」というのは、もうその一瞬、今日点を入れた英二郎(武田)や直輝(山田)がその一瞬、インタビューを受けたときだけでよくて、やっぱり我々は3日後のエスパルスの試合にしっかりしたゲームをして、相手を叩き潰すっていう気持ちでやっていかないといけないということを再確認できました。
勝ったことよりも、そういうことに改めて気づけたことが、選手全員、我々にとっても大事だと思います。
松本さんとはまだリーグ戦が残されてますけども、次の試合のエスパルス戦に今日の反省を活かしてやっていきたいと思います。

●曺監督 質疑応答

–特別指定選手の高野選手について評価をお願いします。

まだ大学3年生で、こういう厳しい、お客さんの入ったなかでやるのは初めてだったのですが、堂々とやっていたと思います。三竿や永木も特別指定で試合に出て、武田英二郎もうちの試合に出たことがありますが、べつにきょう大学生だから経験させようと思って使ったわけではなく、ゲームにしっかり入って彼のよさ、1本後半いいクロスを上げて将太(古林)がヘディングした場面がありましたが、ああいう場面を何回も出せないといけないでしょうし、ただ当たり前ですけどまだプロの水に慣れないようなプレーもあるので、そこは彼自身が感じて大学に戻ってさらに精進してもっともっといい選手になってもらいたいし、初めてにしては非常に、なんとなくボーっとしたところがあるような感じもありますが、しっかりやってくれたと思います。

–ハーフタイムコメントのなかで触れている「細部のところ」とは?

前半から我々は隙間でボールを動かしながら、壮隆(可児)と英二郎、洋平(大竹)のキープ力を使いながら相手の嫌なところに入っていこうというところに関しては、ちょっとピッチが濡れていたので少し難しかったですが、いいトライをしてくれていたし、守備陣もおおむねリスクマネジメントも含めてやっていたが、たとえばこのパスが右なのか左なのか、こっちで欲しいのかターンして欲しいのか、たとえば声のかけ方とか、ファーストボールに行くのにしっかり競って跳ね返せばいいんだけど後ろに行ってしまうとか、そういったちょっとしたことの細部は詰め切れてないよと。本質的なものは合っていると思うがそういうところを詰めないと、というところで言ったが、失点した場面はほんとにそんな場面でしたよね、ちょっとしたところ。だからそれは、少なくともハーフタイムにもう1回、勝っているからといって安心したわけではないが、そういうところにさらにギアアップしていかなければいけないが、それはチームとして反省点だったなと。ただそのあと落ちないで次の点を取れたのはよかったですが、まだまだ足りないなと思っています。

–山田選手は移籍後初ゴールで監督も抱きしめていたが、彼の努力など含め得点をどう感じているか。

彼は15歳の時から日の丸をつけて、19歳で一度A代表のキリンカップでアシストして本田が決めたような華々しいデビューをしてから、まさか自分が大きなケガをしてこれだけ試合に出られないということはその時想像もしていなかったと思います。今日ゴールは決めましたがアイツ自身でできる努力を、19歳から今まで100%彼が努力していたかというと、正直もっとできた部分があると思います。
僕は浦和さんから加入することが決まったときに、当然能力があるということは分かっていたので、本質的な部分、チームのために彼が何をしなければいけないか、自分がやりたいことが、それがチームのために繋がらなければいけないという部分では、正直ちょっと時間がかかるかなと思っていました。
詳しくは言えませんが、アイツにもこの短い時間にいろいろあって、やっぱり自分はチームのために走らなければいけない、その中で自分のよさを出さなければいけないということが、本当に少しずつ少しずつ積み上がってきて、あのゴールに繋がったと思います。それは直輝の努力もありますが、彼をそういう形で受け入れてしっかり彼の良さを出させた周りのサポートがあってこそなので、彼が今お礼を言わなければいけないのは、我々指導者ではなく、サポーターの皆さんにはもちろんお礼を言わなければいけないですけど、一緒に戦った仲間に、ゴールを決めさせてくれてありがとうということを言わなければいけないと思います。
これをきっかけに、さらにもっともっと上にいけるような選手になってもらいたいですし、物事を前向きに考える、何があってもポジティブな思考でサッカーをやっていくということを続けていってもらえたら、間違いなくいい選手になっていくと思いますので見守っていきたいと思います。

–ナビスコのグループリーグを突破するチャンスも十分にあるが現状の認識と残り2試合に向けて。

ナビスコは来週新潟と対戦がありますが、今週は清水とリーグ戦がありますので、それが終わってから考えようと思いますが。ナビスコカップも我々にとって大切な大会であることは間違いないので、上位進出を目指す中で、試合のクオリティを高めなければいけない。そういうところで言うと、4試合で勝点8をとって、あとの2試合でしっかり勝ちに繋げられればそういうところにいくチャンスがある。とにかく目の前の試合が大事なのでナビスコでもリーグ戦でも、目の前の試合に全力で向かっていく姿勢は我々のモットーなのでそこに向かってやっていきたいと思います。

●反町監督 総括

試合後に曺にも言ったんですけど、お互いにあまり良いゲームじゃなかったかなと。ただ、そうしたゲームでもモノに出来る湘南と、出来ない我々の差というのはあるでしょうね。
ナビスコカップ全体を見渡すと我々はもう上のステージに行くことは出来なくなったので辛い気持ちでいますけども、あとナビスコ杯新潟戦とリーグ戦と天皇杯があります。ホームでやる新潟戦もたくさんおサポーターを裏切らない試合をしないといけないと思います。週末にはすぐリーグ戦もありますので、そちらにエネルギーを向けて頑張っていきたいと思っています。
少し怪我人もあって不慣れなポジションでやらざるを得なかったので、選手本人にはそういうストレスもあったと思いますけど、逆にこちらから言うとこれからの指針にもなるような感じもありました。この敗戦をプラスにとらえたいと感じてはいます。後半の得点した後の15分くらいのリズムでひっくり返せれば良かったんですけどね。それくらいしか我々の時間帯はなかったですからね。でもその時間帯で取れずに、2失点とも少し腰砕けになっちゃうような失点でしたけど、それが我々の現在地かなと思います。

●反町監督 質疑応答

–横浜戦まで中2日の過密日程となるが?

今日来ていないメンバーが中心になるので、疲労という意味ではないと思います。マリノスさんも中澤佑二大先生が出ていたくらいでしたので。もちろん中3日あればいいんですけど、中2日は厳しいですよね。中3日と中2日では中3日の方が成績は全然良いですからね。それは相手も同じ条件なんですけど向こうもそういうメンバーで来たということは、次の試合に向けては全く言い訳にならないということにならないですし、私も試合前に言い訳を作っているようでは話にならないと思っています。水曜日のアウェイにも関わらずこれだけ来ていただいたサポーターの皆様の今日溜まったストレスを、週末に晴らしたいなと思っています。それにしても圏央道が出来て非常に近くなりましたね。関係者の皆様、本当にありがとうございます(笑)。渋滞も今のところないですし、快適に松本まで帰れます。

–ナビスコカップが厳しくなったことで、過密日程はなくなるが?

まあそれを良しとするかは難しいですけど、我々の場合は階段を登っている最中なので選手層は厳しい部分があるので、一週間良い準備をしてという方がベターだと思います。とにかく我々は頑張るのみです

–本来と違うポジションで出た選手も多いが、収穫はあった?

石原はひとつのピースになると思いますね。あと塩沢の7~8分とか、柴田隆太朗の後ろであるとか、想定していたよりもそんなに悪くなかったと思います。志知に関してはあのポジションが適性かどうかは抜きにして、竜太朗(飯尾)を後ろで使う以上止むを得ない部分はありましたが、全体が今出来ることをしっかり良くやったと思います。そういう意味では、負けましたけどいさぎよく帰ればいいと思うし、私にとっては色々な意味でこれからの戦いに向けて選択肢が増えたという感じがしています。

–中盤の評価をお願いします。

個人的な評価はここではしたくありませんが、それぞれが持っている力は出したと思っています。志知にしても慣れない部分でしたけど、決定的な仕事をしているのはもしかしたら志知だけですからね。次の試合のことを考えてこの試合をやっているわけではなく、決勝に行くために引き分けで終わってもダメですよというところからスタートしてやっています。だから個人うんぬんというのはないですね。ただこういうお客さんの入っている試合でしっかりやれないと、当然Jリーグでも出来ない。この試合だけ上手くいくということはないわけであって、そうした意味では皆良くファイトしたと思います。ボランチに関しては、我々は浮いたボールが多いんですけど、向こうもそれほど大きくはないにしても、球際の部分で競り負けちゃうのは想定内なんですけど、やはりちょっと辛いですね。でも後半は良かったと思います。向こうもボランチを代えたということはよくなかった証拠であって、それはこちらが良かったという言い方になるかも知れません。

–池元友樹選手については。

ストライカーとしては隙を突いて点を取ることはひとつの仕事で、彼にとって良かったと思います。あとは本人にも言っていますけど、我々には我々の流儀がある。その流儀についてこないといけない。ひとりだけ好きなことをやってはいけないわけで、それを遵守してこれからもやってもらいたいと思います。得点のあとのフィニッシュなんかも、椎名(伸志)が超えていったことで少し時間が出来て良いフィニッシュになりましたけど、あれは彼のスイートスポットなので決めていればもっと自信になったかも知れないですね。

選手コメント

●山田直輝
途中出場の選手が流れを変えるということが大事なスポーツなので、自分が得点を取って勝てたことはよかったです。久々に得点を取りましたけど、チームが勝つためにやっているので得点へのこだわりはないんですけど、今日は自分のゴールが勝利に繋がったのでよかったです。今まで自分にはあまりなかった形なので、今後に繋がるかなと思います。
ピッチに入る時は、チームのギアを上げることを心掛けていました。がむしゃらにやるということだけを考えてやって、その結果、らしいプレーも出せたので、がむしゃらにサッカーを楽しんでやったことが自分にとって一番いいのかなと思っています。
(監督とはここまで熱いやりとりがあったのか?)そうですね。曺さんはすごく熱い人ですし、僕も正直に言うタイプなので、ぶつかり合うまではいかないですけど“こう思うけどどうだ”“僕はこう思います”みたいなやり取りを、湘南に来てそんなに経ってないのにもう10回以上しているんじゃないかと思います(笑)
僕のことだけじゃなくて、曺さんは本当にチーム全員のことをすごく考えてくれていて、僕は今の湘南でのプレーを本当に大事にしなければいけないなと感じています。

●坪井慶介
勝った試合から学べることがまだまだあると思いますので、それをしっかり選手自身が感じて、もっとできたことがあるんじゃないかということを考えて、またやっていかなければいけないと思います。
自分自身もチームも、隙を作らないようにしなければいけないし、隙を作らない空気を作り出すこともチームが勝っていくには大事なことだと思っています。
ベルマーレのサッカーを、リーグ戦に出る機会が少ないメンバーが今日も出場していますが、前向きにみんながピッチの上で表現しようとしているので信じてやり続けていくことが重要かなと思います。

●高野遼
初めての大きな舞台で嬉しい反面不安もありました。緊張するだろうと思っていましたが試合に入ってみたら意外とすんなり入れました。
ただ、失点のシーンは完全に自分のミスで、絶対にやってはいけないミスだったので、そのことでチームを苦しめてしまったことは本当に反省しています。そこで一気に流れが変わってしまった。そのあと切り替えて、仕掛けてクロスまでいこうと思ってプレーしていましたが、失点のシーンは頭から離れなかった。
(1分くらいで思い切って仕掛けていったが?)緊張はすると思っていましたけど、何もできないというのは避けたかったので、最初のプレーで思い切り仕掛けてクロスまでいこうと決めていました。
仕掛けの部分などは通用する部分も感じることができたので、そこは今日のひとつプラスの部分だと思います。
(勝利の味は?)今日に関しては本当いホッとしたという感じでしたが、最後サポーターの皆さんと一緒になって喜ぶことを経験できたのは嬉しかったです。
次は絶対にチームに迷惑をかけないように、また自分の成長のためにもしっかりトレーニングからやっていきたいと思います。

●武田英二郎
立ち上がりからボールを持てて、いい時間に点を取れたんですけど、2点目がなかなか取れないなかで、自分たちのミスでもったいない失点をしてしまった。2点目を取ったあとも3点目を取れたと思いますし、もっと楽な試合ができたんじゃないかと思います。
(ゴールについて)昨日、まさにああいう練習をしていて、横パスが来たら撃つという練習をしていたので、外で高野とかが空いていたと思いますが、立ち上がりだったので撃ってみようと思ったら、たぶん相手にちょっと当たっていいところに行った。得点やアシストという結果は出したかったので、すごくうれしかったです。
(ゴール以外のプレーについて)ボランチをやり始めてから、まずは守備からというのが自分のベースにあるので、そこをサボったら自分ではないし、攻撃は可児ちゃんのほうが自分よりさばいたりが上手いと思うので、逆に可児ちゃんより守備は自分のストロングポイントだと思っているので、守備は絶対やらせたくないという気持ちを持って最初からずっとやっていました。ただ、点を取っただけだと思うので、90分通してほんとうによかったかと聞かれると自分で振り返ってみないと分からないですし、後半はあまりボールに絡めなかったので、点を取ったからといってすべてがいいわけではないので、明日の練習からまたアピールしたいなと思います。

●岡﨑亮平
自分のプレーだけで言うと全然よくなくて、課題が多く出た試合でした。守備の部分で相手を完璧に抑えたいという気持ちで入ったのですが、相手が蹴ってくるのは分かっていた中で跳ね返せなくて起点を作られることもあった。完璧に跳ね返せなければ自分を使ってもらっている意味もないと思うので、そういうところがまだまだだと実感しました。
(攻撃では?)前半が終わってもう少し運んでいけという指示があったので後半運んだり持ち出すことを意識したんですけど、前半からもっと相手が引いた中で、自分が求められている役割をしっかり判断して相手が難しくなるようなプレーをもっと出せればよかった


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