試合記録

2014 Jリーグ ディビジョン2

第30節 vs 松本山雅FC

9月6日(土)19:04 @Shonan BMW スタジアム平塚

HOME  湘南ベルマーレ 松本山雅FC  AWAY
湘南ベルマーレ 1 1 前半 1 1 松本山雅FC
0 後半 0
76 > 77 勝点 61 > 62
11分 遠藤 航 得点者 18分 犬飼 智也
選手 シュート シュート 選手
GK 37 秋元 陽太 0 STARTING
LINEUP
0 村山 智彦 21 GK
DF 3 遠藤 航 3 0 多々良 敦斗 23 DF
DF 14 丸山 祐市 0 1 犬飼 智也 13 DF
DF 17 三竿 雄斗 1 0 飯田 真輝 4 DF
MF 26 亀川 諒史 3 0 田中 隼磨 3 DF
MF 2 菊地 俊介 1 0 岩沼 俊介 6 MF
MF 6 永木 亮太 1 1 岩間 雄大 15 MF
MF 10 菊池 大介 1 3 岩上 祐三 8 MF
FW 22 岡田 翔平 0 0 喜山 康平 11 MF
FW 9 ウェリントン 2 4 船山 貴之 10 FW
FW 39 武富 孝介 2 0 サビア 9 FW
GK 1 阿部 伸行 - SUB - 白井 裕人 25 GK
DF 30 島村 毅 - - 大久保 裕樹 2 DF
MF 13 岩尾 憲 - - 鐡戸 裕史 16 DF
MF 33 藤田 征也 0 - ユン ソンヨル 17 MF
MF 50 熊谷 アンドリュー 0 - 飯尾 竜太朗 27 MF
FW 7 大竹 洋平 0 - 椎名 伸志 34 MF
FW 11 中村 祐也 - 0 山本 大貴 20 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
41分 菊池 大介
90分 三竿 雄斗
14 シュート 9 13分 岩上 祐三
7 ゴールキック 14
8 コーナーキック 1
14 直接フリーキック 15
8 間接フリーキック 1
8 オフサイド 1
0 PK 0
得点経過
◆11分
3 遠藤 航
左 CK 6 ↑ 中央 3 ヘディングS
 
 
 
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆18分
13 犬飼 智也
中央 直接FK 8 ↑ 左 23 ↑ 中央 13 ヘディングS
 
 
 
選手交代
◆67分
10 菊池 大介 → 33 藤田 征也
◆75分
22 岡田 翔平 → 7 大竹 洋平
◆83分
26 亀川 諒史 → 50 熊谷 アンドリュー
◆67分
9 サビア → 20 山本 大貴
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
13,049人 曇、弱風 27.0°C 84% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
入江 勉 家本 政明 清野 裕介 佐藤 裕一 金井 清一 岩崎 洋

監督コメント

●曺監督 総括
おつかれさまでした。
夏休みが終わって天候がちょっと心配される中で、終わった後、雨がたくさん降りましたけども、13000人を超える方ということで、去年J1でやった時以上にたくさんのお客さんに来てもらって、勝点3取ることしか考えていなかったので、非常に悔しい気持ちはあります。
一方で、前節の山形戦のような入りとか、ちょっとだらけたようなところが今日はまったくなくて、僕の中では、同時に清々しい気持ちも残ってるような試合になりました。

山雅さんの特長、それからスタイルっていうのは、もうソリさん(反町監督)も3年目ですし、ベンチが何を言う、言わないにかかわらず選手たちが理解してやってるのは分かっていました。そのスタイルに対して我々のスタイルを真っ向から当てていくという形でやっていったんですけども、本当に90分プラス4分の時間、選手は攻撃的に戦ってくれたと思います。
彼らのカウンターの威力も、後ろがかなり注意を払って、逆にミッドフィルダーが戻る力で奪い返す場面もたくさんありましたし、攻守においてのスピード感とか、運動量とか、そういうところではあまり文句のつけようがない試合だったかなと思います。

ただ、あの場面、やっぱり、あのセットプレーの失点は我々にとって反省すべき点でした。あの点を取ってからの10分、ちょっと守ろうという意識がチームの中であったことが少し反省点かなと。
セットプレーで今年はじめて、PK以外で失点しました。そのあたりは、我々スタッフの問題だと思いますが、選手たちが感じて、後半すごくよくなったと思います。相手のセットプレーに力があるんだったら、ゴール前にラインを引くより上げて対応したほうがいいに決まっているので、そういうところを最初からやれることが我々の成長だと思います。
ただ1-1になったあと、2点3点取れるチャンスがあったと思うんですけど、そこで取れなかったのが残念かなと思います。

ソリさんは本当にこの湘南の土台というか、僕も3年間一緒にやらせてもらいましたけども、湘南らしさという、ハードワークすることとか、ひとつのプレーへのこだわりとか、そういうことをこのチームに植えつけられた方だと思っています。
僕はたまたまヘッドコーチとしてやらせてもらって、それを受け継ぐような形になってますけども、ソリさんに「下らないチームだな」とか、「何か湘南って偉そうだな」というふうに思われるのが一番嫌だったので、僕はそれこそ謙虚にフットボールをしたつもりです。さっき清々しい気持ちが残っているって言いましたけども、学んだことをこのチームで活かしていこうと思っているだけなので。選手もクリーンファイトしてくれたと思います。

次、あと12試合残ってますけども、今日で大介(菊池)が4枚で次出られなくなったり、一方で永木が戻ってきたり。いろんな意味で出入りはありますけども、選手を最後まで信じて、選手が成長するっていう絵だけを描いて選手と毎日向き合いたいと思います。
この選手はダメなんじゃないかっていうふうに僕は思ったことはまったくないんですけども、その責任は最後まで果たしたいと思います。

●曺監督 質疑応答

–前回の対戦は4-1だったが、前回と比べて松本の印象は?

ゲーム自体は今回の試合のほうが我々にとってよかったかなと思います。あの試合は風と雨があったので、ちょっと相手の球際の強さに怯んだところがありましたが、きょうは山雅さんどうこうではなく前節の試合について厳しく言ったので、その反省を選手たちが活かしてスタートから90分通してやってくれたと思います。山雅さんは前回と変わらず自分たちのストロングを選手たちが理解して足を止めないサッカーをずっと続けているので、山雅さんがよかったか悪かったかは分からないですえど、我々は前期よりも、結果としては勝点3を取れなかったですが、ゲームとしてのコンパクトさとか相手に対して怯まないとか連続攻撃を仕掛けるところは、ホームなので当たり前だが、前回よりはよかったかなと。ただ、勝てなかったことは残念です。

–勝点は1に終わったが清々しいと言える心境を改めて。

もちろん悔しいし選手たちも誰も笑っていなかったですが、サッカーって勝ちと負けと引き分けの3つしかなくて、33.3%ですよね。その確率を高くするために監督、コーチ、スタッフ、選手が一緒になってやっていくと思いますが、42回やって42回勝てるチームは世の中にどこもなくて、負け引き分け勝ち、うちはたまたま最初勝ちましたが、負けから学んだことも勝ちから学んだこともあった。
その意味で選手が今日は松本さんに対して、相手が2位のチームで順位が近いから相手のよさを消そうというところよりも自分たちのよさを自信を持って最後まで出し続けたところが僕にとって清々しいということです。
それは結果が0-3だろうが3-0、1-1、2-2だろうが、いいものはやはりいいと思うんです。W杯の予選でそんなことを代表の監督が言ったら国民みんなに怒られるかもしれないですけど、僕はそうありたいと思うし、結果が出なかったからダメだったと言うのは簡単ですが、それは周りで見てるひとがそう思えばいいことであって、監督としては彼らが自分たちの力を出し切ったのか出し切れなかったのかという視点で彼らと付き合っていくしかないと思います。
その意味で彼らは出し切ろうとしたし、出し切ってくれる努力をしてくれたと思う。前に行く力だけじゃなくて後ろに戻る力は完全に上回っていました今日。そういうところを彼らが地道にやってくれたのは、驕りがなく自分たちは謙虚に戦わなければいけないというキーワードをしっかり果たしてくれたことについて俺は素直にうれしかったです。
ただ勝てなかったことは残念です。

–試合後、長めに反町監督と話していたがその内容は?

ちょっと言えないな(笑)。おつかれさまでしたということです。冒頭に言いましたが僕もそういう気持ちで反さんと戦ってるつもりだったので。ここまで山雅さんを強くされた監督なので。…話はご想像にお任せします。

–セットプレーの失点について、湘南の場合、激しい守備がセットプレーを与えることにもなると思うが、その点で抑えるといったことを考えることは?

もちろん不要なファウルをしないという項目は今日の試合大事だったと思います。相手のストロングを消すという意味では。ただ、ファウルになってしまうプレーもある。僕からしたら不要なファウルはいらないが、お互いに競り合ったなかで相手がちょっと頭や足を出してファウルになったりボディコンタクトが遅れてファウルになるのを、全部ファウルをするなと言ったら全部ステイすればいいだけ。
ステイする守備は相手のミスを待つ、相手のシュートが外れるのをお願いする守備ですよね。だから俺は選手に守備というのはボールを奪うことだ、ゴールを守ることじゃない。でもボールを奪えなかったら次はゴールを守る守備に切り替えなければいけない。
その理屈で言うと、あのフリーキックを与えたことよりも、あそこでラインが下がりセカンドボールに対してゴール前がごちゃごちゃになったことが僕は問題だと思っています。

W杯の試合とか昨日アギーレさんの代表戦も観ましたが、単純にたとえばメキシコ代表がW杯で何回もラインを上げられなくてペナのなかではね返した場面がほとんどなかったと思う。彼らは自分たちが175センチと分かっているので、クリアしたらラインをペナまで押し上げよう、その裏に来たボールはGKが処理しようとハッキリたぶん原則としてあると思いますが、日本や我々のチームも190cmが3人いるわけじゃないし山雅さんより高さでは劣っていると分かっている。分かっているのに、彼らがジャンプしやすいタイミングでラインを下げてやると当然ああいうふうになる。
僕はあれを我慢して事故でやられるのはしょうがないが、意識的にファウルをしない、でも不要なファウルじゃなかった、そのあと切り替えたなかで、やはりああいうところでラインを我慢して最後までGKのワーキングスペースを確保していくことができなかったことがちょっと残念ですね。でも山雅さんは6割以上セットプレーで点を取っているので、やられちゃったなという感じですね。

反さんはたぶんコーナーキックの守備は相当考えたと思いますよ。2枚残して、でも俺は2枚で守れと言ってたので。そこは駆け引きになると思うが、たぶん2枚なら湘南は3枚残すだろうと。でも今日はホームだし勝点3を取りに行くから、2対2で守れなかったら究極を言うと後ろを3対2にしていたら数的優位なんかつくれない。でも3対2にしなければいけないときもあって、その判断を育んでいる。だから選手が2対2のままやろうとしたことにとくに何も言わなかった。そういうふうにして守れるなら守ってみろと。
やられたことに対して何か言うのは簡単ですけど、最初から監督やコーチが、やられそうだから1枚残っておけというのは簡単なこと。
山雅さんは我々の2を3にさせたかった、でも我々が2でいったことは精神的なことを含めて大事な要素だと思います。
ただそればかりじゃいけないと思います、もちろん。ただリスクを冒すことと規律を守ることはオシムさんも言ってましたが矛盾するものではまったくないので、同時に体現できるものだから、それを選手たちが遂行したことは、僕はその判断についてとやかく言う必要はまったくありません。

–永木選手が戻ってきて、攻撃の変化をつけたり流れを変えたりしていたが?

その意味では、彼は2カ月、約10試合不在でしたが、そのあいだにボランチをやった岩尾だったり俊輝(石川)だったり、今日で言うとアンドリュー(熊谷)だったり、彼らの躍動感やチームに対する忠誠心が今日の亮太のプレーを生んだと思っています。
岩尾は今日スタメンを外す理由はまったくなくて、逆に言えば30人いたら29人岩尾が立ったほうがいいと思ったかもしれないですが、僕は僕だけの独断で永木を立たせました。
チームは生き物なので、今日憲は使えなかったけど彼は非常に成長している、非常にプロフェッショナルになりつつある。でも今日は亮太と俊(菊地)がボランチをやっただけなので。
見ていらっしゃる方はピッチに立たないと選手はダメなんじゃないかと思われがちです。それこそ評価も上がらないし。
でも僕は監督でありながら、彼らを応援している立場なので、彼らが出る出ないは僕が責任を持って決めるけど、彼らが成長しているかどうかは同時に上がらなければいけなくて、その意味では今日出なかったあいつらがいたから亮太がいいかたちで戻ってこられたと思うし、うちのチームのキャプテンだし、気合いが入り過ぎて訳の分からない号令をしていましたが(笑)そういうお茶目なところもあいつはあるので。
その意味ではまた層が厚くなって、反さんのなかで出てくると思っていたかどうかは知らないけど、いろんな意味で力を与えてくれた。
でもそれは永木だけでなく、そのほかの選手がこの10試合負けなしということをしっかり結果を出してくれたことであいつが違和感なくプレーできたと思っています。だからあいつも含めて僕は全体に感謝する気持ちが強いです。

–山雅だから起用した?

いや、怪我のリスクもあるなかで、このタイミングで戻ってこられたというだけ。べつに山雅さんに合わせてやったわけではないです。そんな器用じゃないから俺(笑)。

●反町監督 総括
関東で試合をするとこれだけたくさんのメディアの方が来ると(笑)。
本当に良くやったと思います。どちらかというとゲーム戦術をしっかり遵守して、湘南に対する今出来得るベストウェイだったと判断して、ゲームを進めてきました。こういう試合は往々にして我々が勝つんですが、やはりスピードの差はなかなかゲーム戦術では埋められないな、という感想を持っています。
まあ、札幌から来られた方も多いと思うので、質問してください。以上!……こんなに短くてはダメか?(笑)

●反町監督 質疑応答

–2トップにしたと思うが、その意図について。

その質問は曺に聞いてもらった方がいいと思いますよ。
我々が出来うる攻撃力のある、リスクを冒して攻めるチームに対して、リスクを冒して守ると。そういう形に発想を転換してやったということです。つまり、言い方が少しおかしいですけど刺し違えるくらいの気持ちでいかないと、向こうに圧倒されてしまうということですね。曺さんの横腹には刺さっているんじゃないでしょうか。正面には刺さっていないと思います。

–セットプレーでの失点、得点について。

我々はCKから14点取っていて湘南は13点取っていたので、今日航が取ったのでこれで14対14でイーブンですね。CKは我々はあまりチャンスなかったですよね。逆のCKは得点する確立が高いので準備していたんですが、祐三(岩上)が逃げていくボールを蹴るのが一本もなかったのでちょっと残念でした。それだけサイドを割られたということでしょうか。征也(藤田)にしても大介(菊池)にしても1対1で仕掛ける力があるので、それだけCKが多くなったと思うんですけど。CKも色々なことをやってくるので、向こうの狙い通りにさせないためには前から二人残すと。これも横腹を刺されたところはありますけどね。
航がニアに入ってきて点を取ることが一番得意で、犬飼がU-21に選ばれないのはそういうことなんだと感じたんじゃないでしょうか。そう思ったら点を取ったので、良くやりましたけども。
向こうの高さという意味では、曹も当然分かっていると思いますが、4番目5番目くらいからガタっと落ちるんですよ。多々良のところがミスマッチだったので、そこを狙ったというだけの話です。そういうのは我々も結構できるので。祐三もピンポイントでボール蹴れますし、それが奏功したんじゃないでしょうか。

–1-1での引き分けとなったが、今後を占うという意味で手応えは?

占い師ではないので占ってはいませんが、自分たちと湘南にはこの勝点差くらいの力の差はあるんですよね。
こういうゲームをやると、非常にタフになるなと試合をやっていて思いましたね。一瞬の隙を与えたらやられる、一瞬の隙を突くことができるか。船山もボールを持ってふっと気付いたら4人か5人に囲まれているなんて試合、今まで一試合もないですからね。
だからこういうゲームで、それをはね返す判断とかスピードとか技術とかを、習得というか意識してやらないといけないということ。そういう意味では、非常に選手が一番身を持って感じたんじゃないですかね。今まで飯田だったら長いボールは全部勝っていましたけど、懐に入られると勝てないですね。そういうところも勉強していかないといけないですよ。

–後半はオフサイドをとられる場面も目立ったが?

向こうの後ろの3人が非常にコンパクトにやってきたというのはあると思います。ただ、我々は最終ラインと勝負しているので、あと10秒長く笛を吹かなければ、2-1になってここでニコニコして喋っていたかもしれません。それくらい最終ラインと勝負するつもりでいましたから。うちはJ2で一番オフサイドをとられていますが、それを止めるつもりは毛頭ございません。

–終盤に来て、残り12試合。3位との勝点差が10になってきた。選手に対するプレッシャーがかかっているのでは?

勝点10離れていると言いますが、あまり意識はしていないと思います。繰り返して言いますが、11月のことなんて一切考えていません。次の岡山戦のことだけ考えています。あ、祐三が出場停止になったからどうしようかなと考えているだけです。今回、並びを少し替えましたけども、一つ一つどうするか時間をかけて練ってやっていくだけです。曺はそういう質問にも、もう左団扇でしょうが(笑)

–湘南の守備は一発で取りにくる力があるがどう評価するか。またそれが理想か?

それは湘南の選手を評価しないといけないということですか?(笑)
やはり隙のないチームを作ってますよね。くさびに対して、間を置いて見るというのがうちには一試合に3、4回ありますが、向こうは一回もないですよ。そういうしたたかさというか、今日はターゲットが分かりやすいですが、でも分かりやすくても入れているんですよ。本当は祐三がもっと高い位置に行けばいいんですがやはり吸収されっちゃったので、結局そこで挟みやすい環境を作った我々にも問題があるんですけども。今のサッカーの主流でもあるプレスバックの力がこれからは問われると思うので、その意味で湘南は我々よりもスピード感は正直あると思いますね。
それは菊地俊介にしても永木にしてもやはり足を止めないでハードワークできることは素晴らしいことだと思います。うちも出来ますよ、喜山にしても雄大にしてもソンヨルにしても。でも向こうの方が少しリードしていると思います。追いつきたいですけどね。

–第5節は1-4で敗れたが、今回の対戦を見て前進したと言えるか。

今日のゲーム展開だと何とも言えないですね。本来は前節の群馬戦のようにハーフウェーライン付近でボールを奪うのが我々のいつも通りなんですが、今日の場合はそれをやってしまうと外されてサイドが数的不利になったりするので、今日はどちらかというと自分たちを評価するという試合ではなかったんじゃないかと思います。
ただ、良くやったとは思います。上手く表現できませんけども、やりうる力を全部出しきったと思います。その意味で我々が力を出しきった上での引き分け、互角だったと僕は判断しています。後退はしていないと思いますが、今日の試合だけで判断するのは難しいと思います。これからもっと前進していかないとと思いますけどね。

選手コメント

●遠藤航
いい形で得点は取れたんですけど、相手もセットプレーが強みでだったので警戒していたんですけどやられてしまって、後半はうちのほうがチャンスがあったと思いますが、先に2点目が自分も含めて取れればよかったと思います。
相手はペナルティエリア内に人数をかけてやっていたので、そこでの最後の崩しの部分で精度が欠けていたかなと思います。
前半をしっかり1-0で抑えていれば相手も出てきて、カウンターで2点3点取れうチャンスもあったかもしれないので、そこを抑えたかった。相手もだいぶ下がっていたので、なかなか展開的には難しかったですし、縦に速い攻撃というのはなかなかできなかったかなと思います。最後しっかり崩せるかとか、そういう精度をもっと高めていきたいと思います。
(この後、アジア大会に行くことなるが?)勝って代表に行きたいという気持ちが強かったので、1-1という結果に終わってしまって悔しい気持ちがあります。ただ僕がいない間もチームはしっかりと全体で戦っていく、そういうチーム力というのがうちの強みだと思います。僕自身もしっかり代表に集中してやっていければと思っています。
(代表では)年齢も一番上になるので、しっかりチーム全体を引っ張って行って、個人としても与えられたポジションで自分のよさを出していきたいと思います。2連覇がかかっているというプレッシャーの中でしっかり戦って結果を出したいと思います。

●永木亮太
自分のよさは攻撃に関わるところですが、正直全然走れなくて、そこが90分間通してなかなかできなかった。ただ90分間通してやれることはしっかりできたし、怪我の再発もなかったし、最後までできたことはよかったです。
(アシストについて)2カ月チームを離れて、戻って来たときには直接得点に関わる仕事をしたかったので、それがあの立ち上がりにできたことはうれしかったです。
(離脱しているあいだ)チームはほんとうによく頑張って戦ってくれていて、自分がずっと出ていたポジションのところに憲(岩尾)が入ったりして自分にとってもすごく刺激になったし、すごくいいプレーをしてくれていたので、逆に自分も負けていられないなという気持ちのほうが強くなっていました。
休みのあいだはどちらかというと自分の焦りや不安感のほうが強かったです。これからも、中盤ボランチはとくにいい選手が揃っているので、チームのなかの競争に勝って、相手にもしっかり勝たなければいけないと思っています。

●秋元陽太
立ち上がりすぐに航(遠藤)が点を取ってくれましたが、セットプレーで流れを与えてしまったことは反省点です。相手はセットプレーに強いということは分かっていてもやられてしまったということは悔しい。不用意にファールを与えてしまったことや、失点シーン自体もしっかり反省し、映像を見て分析して、次節に向けて準備しなければと思います。
ただ、相手が引いていても、最後まで点を取りにいく姿勢というのは継続していたし、取られた後のカウンターのリスクマネジメントという意味でもDF3人とボランチがしっかりとやってくれました。
(永木選手が復帰したが)やはりチームの大黒柱なので、チームに勢いを与えてくれる本当に頼もしい存在です。亮太がケガをしている間、みんなが頑張って負けなしでこれましたが、本当にチーム力が上がったと感じています。

●岡田翔平
悔しいゲーム、勝ちたかったという思いが強いです。
立ち上がりは裏を狙っていましたが、相手がけっこう引いてスペースがなかったので、一度あいだで受けて引き出してから裏へ行こうということを狙いましたが、相手にうまく消されてしまった。
何回かクロスに対して入っていく形はつくれたんですけど、そこでもうひとつ何かが足りなかったから得点が生まれなかったんだと思います。
振り返れば、もうすこしゴール前で崩す力があればゲームを動かせたんじゃないかと思う。アタッキングサードで回していて、そこでひとつ何かを変化を起こせればよかったのかなと思います。引いてブロックをつくられていたが、それを崩していかなければいけない。悔しいですね。

●三竿雄斗
前半、いい時間帯で先制できましたが、相手の強みであるセットプレーでやられてしまった。1本目のセットプレーでやられてしまったので、もっと1本目からアラートにならなければいけなかった。
その後の時間帯はほとんど主導権を握ったと思いますが、引いた相手にいかに決め切るかというところで反省点があります。
個人としては、もっと自分らしさを出したかった。お客さんもたくさん入ってくれた中で、自分のパフォーマンスとしては申し訳ない気持ちがあります。クロスやゴール前の崩しの部分で自分が持っているものを出し切れていればもっとチームに貢献できたと思い悔しい気持ちです。
次に向けてはしっかり切り替えて、またすぐに試合があるので優勝に向けてまた連勝できるように準備したいと思います。1日も早く、優勝を決められるように頑張りたいと思います。


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