試合記録

2014 Jリーグ ディビジョン2

第13節 vs ロアッソ熊本

5月11日(日)16:03 @うまかな・よかなスタジアム

HOME  ロアッソ熊本 湘南ベルマーレ  AWAY
ロアッソ熊本 1 1 前半 0 3 湘南ベルマーレ
0 後半 3
17 >17 勝点 36 >39
16分 澤田 崇 得点者 47分 菊池 大介

67分 大槻 周平

68分 ウェリントン

選手 シュート シュート 選手
GK 21 金井 大樹 0 STARTING

LINEUP

0 秋元 陽太 37 GK
DF 23 藏川 洋平 0 2 遠藤 航 3 DF
DF 6 篠原 弘次郎 0 0 丸山 祐市 14 DF
DF 4 園田 拓也 0 1 三竿 雄斗 17 DF
DF 7 片山 奨典 1 0 宇佐美 宏和 4 MF
MF 10 養父 雄仁 2 2 菊地 俊介 2 MF
MF 8 原田 拓 0 1 永木 亮太 6 MF
MF 27 中山 雄登 1 1 菊池 大介 10 MF
MF 17 齊藤 和樹 2 1 大槻 周平 19 FW
MF 30 仲間 隼斗 1 6 ウェリントン 9 FW
FW 20 澤田 崇 2 0 武富 孝介 39 FW
GK 31 シュミット ダニエル - SUB - 梶川 裕嗣 21 GK
DF 5 矢野 大輔 - 0 島村 毅 30 DF
MF 11 藤本 主税 0 - 岩尾 憲 13 MF
MF 19 五領 淳樹 - - 石川 俊輝 16 MF
MF 33 上村 周平 - - 亀川 諒史 26 MF
MF 38 橋本 拳人 0 0 藤田 征也 33 MF
FW 36 巻 誠一郎 0 0 岡田 翔平 22 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
16分 中山 雄登 9 シュート 14 83分 菊地 俊介
16 ゴールキック 11
4 コーナーキック 2
5 直接フリーキック 19
3 間接フリーキック 2
3 オフサイド 2
0 PK 0
得点経過
◆16分
20 澤田 崇
中央 8 → 4 ~ ↑ 20 右足S
~:ドリブル

→:グラウンドパス

↑:浮き球パス

S:シュート

◆47分
10 菊池 大介
中央 19 → 39 → 6 → 10 左足S
◆67分
19 大槻 周平
右 33 → 6 ~ 中央 ↑ 19 ヘディングS
◆68分
9 ウェリントン
左 17 ~ ↑ 中央 9 ヘディングS バーかえり 9 左足S
選手交代
◆62分
30 仲間 隼斗 → 11 藤本 主税
◆74分
27 中山 雄登 → 36 巻 誠一郎
◆81分
8 原田 拓 → 38 橋本 拳人
◆46分
4 宇佐美 宏和 → 33 藤田 征也
◆58分
39 武富 孝介 → 22 岡田 翔平
◆75分
10 菊池 大介 → 30 島村 毅
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
6,517人 晴、中風 25.6℃ 39% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
山本 好彦 吉田 哲朗 清野 裕介 佐藤 裕一 田島 宏則 藤山 直秀

試合後監督・選手コメント

監督コメント

●曺監督 総括

お疲れ様でした。遠い熊本の地までたくさんのサポーターに来てもらい、残念ながら来られなかった方もテレビの前で応援してもらっていたと思うんですけど、勝ち点3を届けられて本当によかったと思います。

今日は連戦の最後という位置づけでした。九州、特に熊本は暑いということと湿度が高いということを聞いていたので、その事前準備で、選手が我々のよさを出すために回復の仕方などを含めて、練習の量を上げてやってきました。前半、我々に対して真っ向勝負を仕掛けてくる熊本さんの気迫に押されて、0-1でスタートしたのですが、こういう言い方が正しいか分かりませんが、1点食らって、逆に割り切ってできたかなと思います。

前半のうちにもう少しリズムを取り戻すための攻撃が必要だったんですけど、失点して10分経った頃から非常に選手が相手の出方を感じて、自分たちの形を変えながらボールを動かせるようにできたので、悪い流れではないなと思っていました。

ただ前半は、ボックスの中での危険な動きというのが非常に足りなかったので、後半、ペナルティエリアではパスじゃなくてやっぱりシュートだと。突破だと。

そこで危険なこと、相手にとって本当に入れるんだ、という気持ちであそこに入っていかないと得点は決まらないぞという話をしました。

後半、立ち上がりにすぐ大介(菊池)がそのとおりのプレーで点を入れてくれて、あとはクロスからの2点といい形で入れてくれたと思いますが、そういうところが変わったというか、前半の積み重ねプラスαで3点取れたのかなと思います。

我々は攻撃姿勢を強くすることで、失点を減らしていくチームだと僕は思ってるので、また熊本さんの手強いディフェンス、球際の強さに学びながら次に向かっていきたいと思います。

試合はまだ29試合続きますので、その中で先の10試合目、20試合目を考えるのではなくて、次の1試合、今度はホームで福岡と戦いますけど、しっかり休んで気持ちも身体もリフレッシュさせて、そこで今日以上の試合ができるように準備していきたいと思います。

●曺監督 質疑応答

–後半の3枚の交代カードの意図は?

征也(藤田)とちゃみ(宇佐美)は1試合ごとに先発で出たり途中から出たりというスイッチの形が慣れているので、前半のちゃみが悪かったわけではなくて、征也を入れて少し攻撃姿勢を高めたいなと思って入れました。

翔平(岡田)は点をとった次の試合に、ベンチに置いて1分も出さなかった時もあったので、そういうことを含めてエネルギーを溜めていると思ったので、連戦ということもあって早めに切ろうと思って入れました。島村も同じような理由で、決して守りに入るわけではなくて、相手のストロングを抑えるということと、相手が最後の15分、後ろから上がってくる力が止まったなという感じだったので、三竿を上げてシンプルにそこからクロスを入れて行こうと思いました。

–選手がタフになったと感じるか?

タフには間違いなくなっていると思います。それは結果を見てもそうですけど、でもそれはどのくらいタフになっているのか。昨日のJ1の試合に比べて。例えば、柏さんと新潟さんのゲームは非常にタフなゲームでした。隙を与えたほうがゲームをとれないというものだったと思うんですけど、そのレベルで我々がすぐにできるのかと言ったら、まだまだ課題はあると思います。

散々言ってますけど、去年はその隙を突かれて、今日以上の試合ができていても勝てなかったという経験は、つい昨日のように僕の中に残っています。その経験が新しい間に、選手がそう感じて、我々は一体どこに向かって行くんだ、と。J1に昇格するということではなくて、1試合1試合、成長してパワーをつけて日本のトップリーグ、さらにその次というところにチームとしても選手としても行ってもらいたいだけなので。

タフになったと思いますけど、タフさの頂上はまだまだ先にあるのかなと思います。

–今日、熊本で想定外だったことは?

ビデオで見たとおりというか、球際の強さや運動量は予想どおりで、迷いのない攻撃、全員がひとつのコンセプトに向かってやっているなと感じました。それを若い選手からベテランの選手まで、ひとつのコンセプトを浸透させてやらせている小野さん、スタッフ、クラブ全体の力はすごなと思います。

●小野監督 総括

選手たちは本当に頑張ってくれたんですけど、その選手たち、また、最後まで応援してくれたサポーターに勝点を届けることができず、非常に残念です。

ただ選手のパフォーマンスについては、非常にいい試合をしてくれたと思っています。

湘南が連勝している、その理由があるチームだと思っていました。攻守の切り替えの速さ、攻撃に出てくるスピード、そういったところに対していろんなチームがいろんな策を講じている中で、我々は真っ向勝負で、攻守の切り替えで上回りたい、球際や運動量で上回りたいということで臨み、十分ハードワークしてくれたと思います。

失点のところだけを考えると非常に悔やまれますが、選手が最後まで見せてくれた闘志と今日の試合に至る過程、今日の試合のパフォーマンスについては次に繋がると信じていますし、パフォーマンス自体は満足しています。

勝点がとれなかったのは私の力不足で、選手は力を出し切ってくれたと思っています。

●小野監督 質疑応答

–切り替え等で上回れる時間と、相手が上回る時間帯があったがその差を分けたものは何だったか?

お互いに同じようなこと、相手を押し込んで、スペースがあったらボールを動かしてそこからチャンスを探るという形を考えていたと思うんです。

前半は押し込む時間が結構あったと思います。失点後もかなり押し込む時間はあったんですが、失点の時間帯だけ、向こうもいろいろ攻めてを変えてきて、シンプルなロングボールを入れられて、そこのセカンドボールを拾うスピードが、前半と比べて落ちたかと言ったらほんのちょっとだと思うんですけど、その一歩が若干落ちた時間帯でセカンドボールを拾われた。当然、我々の方が相手を上回った時はゲームを優勢に進めることができましたし、それが連続して何本か放り込まれ、ラインを下げられてセカンドボールにちょっと遅れる。その50cm、1mというのが、やや苦しい時間帯が出てきたと思います。そういうところをしっかりしのげるようにすること、それから押し込む時間をもう少し長くしていくこと、その辺はシーズンを通して彼らが必ずやってくれるんじゃないかと思います」

–3失点目は練習でも意識しているキックオフからだったが少し意識が抜けていたということか?

それはキックオフに限らず、90分の中で我々がやりたいこと、相手がやりたいこと、それは相対的にゲームに出てくるので、我々はこうしたい、でも相手はそうさせたくない、断ち切ろうとやってくるわけで、全てが思った通り、練習した通りにいくんだったらこんな簡単な話はないんですけど、選手自身が1つのことから学んで成長してくれればそれでいいと思います。

–湘南については志向するものが似ている部分があるということだったが今日の試合を受けて、改めて湘南から学ぶべき点は?

学ぶというより、選手も今日の試合、ある部分では手応えも感じていると思うんです。それで目指す方向性がよりはっきりと、おそらく心に刻まれていると思うので、ひとつひとつのことをもっと磨きをかけていく、精度を上げていく、そういうことに尽きるんじゃないかなと思ってます。

–湘南が相手ということで、選手達も高いモチベーションだったと思うがいつもと違う声かけなどがあったか?

ミーティングは短いものでした。ここまでに至るいくつかの試合、それからトレーニングの中で全てのメッセージ、どういうことをやってきたかということ、選手自身がそれは分かって試合を迎えていたと思います。あえてもう1回それを言う必要もないくらい、皆いい目をしていましたし、自信を持って送り出すということが私の最後の仕事だったかなと思ってます。

–金井選手を先発起用したのは?

金井大樹は、試合に出ていて、シュミット ダニエルが来てサブに回ったのですが、その中でもコンスタントにトレーニングに励んでくれていました。その成果が必ずいい方に出ると信じていました。ダニエルの方は、これだけ試合に出続けた経験がなく、かなり足が張ってしまってプレーするのが難しいような状況だったので、1回しっかりとコンディションを整えて次の試合に備えようということで、その2つの理由で変えました。

–湘南の質の高いプレーもあったと思うが後半に3失点した。次への改善のポイントは?

改善のポイントっていうと、何かをポンとやれば、そこからチームが1つ上にポンと行くという風に思われるかもしれませんけども、そういったものではなく、やはり1つ1つの要素、どこかにたくさんいっぱい石があって、この石さえ磨けばというのがあれば簡単なんですけど、全ての石を取り出してしっかり磨いていく、全ての要素を上げてく、そういった地道な作業をこれからやってくことじゃないかなと思います。1つ1つの精度やスピードを上げていく、もっと運動量を上げていく。逆にいうと、それぐらい今日はいい試合をしてくれたと思っていますし、その中で何か足りない要素をというより、ここまでやってきた方向性の中でもっとさらに磨きをかけていこうと、そういう試合じゃなかったかなと思います。

選手コメント

●大槻周平

前節、本当に決めるべきところで決められなくて、それが本当に悔しくて、チームにも迷惑をかけたので、今日絶対に決めてやるという気持ちで挑みました。それが結果に繋がってよかったです。

相手の守備は強かったんですけど、チャンスはあると思ったし、その前の週にもクロスからシュートの練習をしていました。シラさん(白石コーチ)にも色々教えてもらっていて、それが試合で出せたのでよかったです。

ハーフタイムに曺さんにも言われたんですけど、崩しとかは最後のほうでよくなっていったんですけど、最後にクロスに入っていくところを後半は力強く入れるようになったと思う。ウェリントンのゴールもそうだったし、みんな力強く入れたのが結果に繋がったので、ああいうことを最初からやることが大切だと感じています。

(日程的にも厳しい5連戦だったと思うが?)5連戦と考えずに、目の前の試合に勝ちたいという気持ちでやっていました。辛くても、仲間がいたから頑張れたというのもあったので、気持ちを背負ってプレーするということは大事だと改めて思いました。

●菊池大介

前半は難しい展開だったし、自分たちのミスから苦しい試合にしてしまっていたので、いつもどおりしっかり切り替えて自分たちのスタイルを出そうと思って後半に入りました。焦りは全くなかったです。

自分も前半、やり切れないで悔しい内容だったので、しっかり取り返さなければいけないと思っていました。強い気持ちがああいうゴールになってくれたと思うので、結果的にはよかったです。ただ、内容的には反省するところが本当にたくさんあったと思います。

今日の自分のいい仕事というのはゴールだけだったかなと思っています。

次に向けて、いい準備したいと思います。

●秋元陽太

(今日もビッグセーブがあったが?)自分の持ち味が出せたので、そこはよかったと思うし、自分の間合いだったので止められる感じはしました。

やりにくさはなかったですけど、失点のシーンのように僕とDFラインの間を突いてくることは分かっていたので、もっともっと準備できたかなと反省しています。

チームとしても前半のうちに1点2点とれていればもっとよかったと思いますが、僕自身はあいう失点をした後に引きずることなく、絶対に点をとってくれるという気持ちだったので、とにかく次の失点をしないようにということを意識していました。焦りはなかったです。

連戦を勝つチームが上にいくと思うので、連戦を全部勝てたことは大きいと思います。でも、もっともっと自分たちのサッカーを出して勝ってきたいと思います。

●丸山祐市

全体を通して言えば1失点しましたけど、自分たちのスタイルというのを、ここ何試合かあまりできていなかった中で、今日はしっかり繋いだりロングボールに対応したり、コンパクトに選手が集まってうまく連携できたと思います。後半、相手の足が止まったこともあってうまく試合を運べたのかなと思います。絶対に点をとれると思っていたので、信じてやった結果が3-1になったと思います。

ただ、個人的にはあの失点に関しては完全に自分のミスです。陽太さん(秋元)からの声が風とか応援の関係であまり聞き取れなかったのもあるし、しっかり下で繋いでいきたかったのもあって、陽太さんに少し任せてしまったところがあった。自分の判断で簡単にクリアしておくべきだったし、アウェイで先制点を奪われると相手も勢いに乗ってしまうので、自分の責任だと思っています。もう二度とこういうことがないようにしたい。

一番後ろの選手なので、リスクをなるべく少なくプレーしなければいけないし、最後のところで簡単に裏に1本入れられて失点してしまうとゲームを崩してしまうので本当に反省しています。

この5連戦で勝点15というのはすごくよかったですし、連勝が続いているということよりもきつい中で全部勝てたのは大きいと思います。

ミーティングや練習中も、周りの選手を信じてやっていこうという話をしてるんですけど、今日は本当にチームみんなとサポーターに感謝の気持ちです。

●藤田征也

前半の終わり頃からうちの流れになってきて、何度かチャンスがあった中で、後半の立ち上がりに点をとれたことが大きかったと思います。曺さんがハーフタイムにシュートを打てという話をしていたので、そこで大介(菊池)が仕掛けて1対1になってシュートを打ったら、やっぱりああいうゴールになった。打たなきゃ始まらないというか、あそこでシュートを打てたことが大きかったと思う。

その後も攻撃の手を緩めないで続けて点がとれたのでよかったと思います。

(入る時に意識したことは?)負けてる状態だったし、相手も足が止まってきていたので、入ったら仕掛けてクロスなどのプレーで終わろうということは心がけていました。

先制されてもみんな慌てず、自分たちのやるべきことをやり通して逆転勝ちできたことはすごいことだと思うし、これから先にも繋がる勝利だったと思います。


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