試合記録

2013 Jリーグ ディビジョン1

第29節 vs セレッソ大阪

10月19日(土) 19:00 @キンチョウスタジアム

HOME  セレッソ大阪 湘南ベルマーレ  AWAY
セレッソ大阪 2 1 前半 1 1 湘南ベルマーレ
1 後半 0
47 > 50 勝点 25 > 25
杉本 健勇 41分
柿谷 曜一朗 56分
得点者 28分 ステボ
選手 シュート シュート 選手
GK 21 キム ジンヒョン 0 STARTING
LINEUP
0 アレックス サンターナ 38 GK
DF 4 藤本 康太 0 0 遠藤 航 3 DF
DF 14 丸橋 祐介 3 0 大野 和成 22 DF
DF 17 酒本 憲幸 1 0 島村 毅 30 DF
DF 23 山下 達也 0 0 亀川 諒史 26 MF
MF 2 扇原 貴宏 1 0 ハン グギョン 7 MF
MF 6 山口 螢 1 1 永木 亮太 6 MF
MF 13 南野 拓実 3 0 高山 薫 8 MF
MF 30 シンプリシオ 3 2 大竹 洋平 40 FW
FW 8 柿谷 曜一朗 2 2 ステボ 9 FW
FW 20 杉本 健勇 2 1 菊池 大介 10 FW
GK 1 武田 洋平 - SUB - 安藤 駿介 21 GK
DF 7 新井場 徹 - 0 古林 将太 5 MF
DF 29 小暮 大器 - - 岩尾 憲 13 MF
MF 10 楠神 順平 - - 中川 寛斗 34 MF
MF 16 枝村 匠馬 1 1 ウェリントン 16 FW
MF 18 横山 知伸 - - 大槻 周平 19 FW
FW 9 エジノ - 0 武富 孝介 28 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
61分
20 杉本 健勇 反スポーツ的行為
17 シュート 7 22分
22 大野 和成 ラフプレー
90分+3
7 ハン グギョン 異議
10 ゴールキック 9
7 コーナーキック 3
16 直接フリーキック 18
4 間接フリーキック 2
2 オフサイド 4
0 PK 0
得点経過
41分
20 杉本 健勇
左 14 → 2 → 中央 20 右足S
56分
8 柿谷 曜一朗
左 CK 14 ↑ 中央 20 ヘディング ↑ 8 ヘディングS
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
28分
9 ステボ
右 6 ↑ 左 8 ~ 中央 ↑ 9 ヘディングS
選手交代
67分
13 南野 拓実 → 16 枝村 匠馬
62分
26 亀川 諒史 → 5 古林 将太
62分
10 菊池 大介 → 16 ウェリントン
78分
9 ステボ → 28 武富 孝介
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
15,766人 雨、弱風 17.4℃ 79% 全面良芝、水含み 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
難波 邦雄 中村 太 中井 恒 木川田 博信 清水 崇之 石井 孝典

湘南 曺監督 試合後コメント

総評

お疲れ様でした。雨の中、遠く大阪まで駆けつけてくれた多くのサポーターには、本当に敬意を表すと共に感謝の言葉を述べたいと思います。
逆転されたあとも、ずっと声を嗄らしてポジティブな応援を続けてくれて、彼らのためにも勝点3、勝点1を届けたかったのですが、それができなくて非常に残念に思っています。
セレッソさんとは、前期に戦った時の後半は、本当に大人と子どものようになってしまって、そこから我々もそこに向き合ってやってきました。
セレッソさんのサッカー、それこそ、ここのお客さんが増えているということも聞いていますし、非常に攻撃的でアグレッシブなサッカーをする中で失点も少ないという、そういうチームとやらせてもらう中で、我々のよさを出していこうと臨みました。
相手は攻撃力があるけれど、うちの攻撃力もそれに負けていないはずだということで、選手たちを送り出しました。
いい形で先制点をとって、2点目3点目をとれるチャンスがもう少しあるかなというところで、相手の2点目を食らってしまい、注意していたセットプレーでやられたことは本当に反省しなければいけないところです。
我々の選手たちがこれから成長していくために、これから勝負の際のところでやってはいけないプレーをしてしまって、勝点をとれないというのが、今のチームの現状だと思います。
ただそれは、どの選手もどのチームもひとつ通らなければいけない道だと思います。我々がJ1でプレーする最初の試合はそこにも至らない試合が多かったのですが、本当に最後の最後の部分で、どちらに転がるか分からない勝負を、湘南スタイルを貫きながらやってくれた選手は、本当によくやってくれたと思います。
これで、もう可能性がないということであれば違ったコメントになりますが、まだまだファイテッィングポーズをとって、残り5試合、つぎ出られない選手もいますが、勝点15をとるために勝点3を積み上げて、前向きにやっていきたいと思います。
このセレッソさんのホームスタジアムであるキンチョウスタジアムは、僕も初めて指揮を執らせてもらいましたけど、非常にサポーターと選手が近くて一体感があって、素晴らしい雰囲気だと思いましたし、またこういうところで試合ができるようにいいチームを作ってチャレンジしていきたいと思います。

質疑応答

やってはいけないプレーとは、具体的には?

「やってはいけない」というのは、別に、ミスをしているからダメだというのではなくて、たとえば最後、GKを上げて、コーナーキックを競らしたときに、やっぱり僕は、あそこは、勝負に勝つためであれば、シンプルに最初に入れるべきで。それを、彼らの判断で、短いショートコーナーをしたのですが、なかなかGKが入ったときにショートコーナーというのは、リズムが合わないときがあるので。もちろん、彼らの判断自体は尊重しますし、やってはいけないというのは、それをしたことがダメだというのではなく、本当にそのプレーが点を取るために必要だったかというのを、彼らがあの時間に感じていることが大事。結果的にそれで、短いコーナーキックをやるとか、それは構わないのですが、あの機運で、最後、ワンプレーのところで、やっぱり、相手に圧力をかけたあとのプレーでは、僕は(そのままゴール前に)入れた方がいいんじゃないかなと思って、今、ロッカールームでもそれは伝えてきました。ただ、それじゃ、彼らの判断でやったプレーに関して、責めるつもりはまったくないのですが、そういったセットプレーの今日の守備とか、最後のところとかというのが、より浮き彫りになってくる時期なので。そこを自分たちで、ちょっと冷静になってだとか、ちょっと自分を客観視して見る判断が、あそこでできれば、さらにいいチームになってくるんじゃないかなと思います。

ステボ選手が先発起用に得点で応えたが、起用した意図は?セレッソに対して対策を立てたのか?

いや、もうシンプルに、うちのチームで1週間のうち3日間、20分だけ走って、前の日だけ練習して、試合に出られる選手は1人もいないので。そういう意味で、練習で決めたというのが、まず最大の理由です。それ以外何もないというか。要は、試合が終わったあとに、次の準備が始まっていて、その練習のなかで何を見せるか、何ができるか、それも、チームは忘れないで何をやっているかというところで、僕も最終的に選手を選んでいるので。今日、出なかった選手が、決して悪いとか、向こう(湘南)に残っているやつらが力がないだとか、そういう話しではないです。選手は、自分が試合に出ることを選べないのは、当たり前のことですが、選手は100%持っている力をピッチで出す。それを、僕が、正当にかどうかは分かりませんが、僕の役割、仕事として、しっかり選手たちを見て、選手を選ぶ。その繰り返しだと思うので。そのなかで、ステボが先発だったということだけであり、別に僕のなかでは驚きも何もなかったし、ゴールを決めたことは「おめでとう」と言ってあげたいですが、みんなで取ったゴールなので。これを、彼も自信にしてやってもらいたいし、我々も、他に今日出られなかった選手たちも、「自分がやってやるんだ」という気持ちを、さらに持ってもらいたいと思います。

遠藤航選手コメント

立ち上がりは少し相手のサイドハーフ二人が足元に落ちてきて、そこを捕まえきれないで簡単にボールを動かされた時間帯があったんですけど、途中からそこを狙ってるのが分かってきて、インターセプトで奪えたりとか、そういうところでしっかり考えながら守れたと思う。ただ、全体を通して言うと、あと少しの差という部分で、決め切ることやマークを最後まで付ききることなどを詰めなければいけないと感じています。もう一度課題として見つめ直さないといけない試合だったと思います。全体的にもっと声をかけないといけないし、一度プルバックで山口選手にシュートを打たれた場面もありましたけど、そういうところもチーム全体として首を振りながら、自分のマーク以外もみんなが見れるようにしなければいけないと思っています。
結果はついてこなかったですが、失点のところ以外はしっかり我慢しながら守って、ボールを持たれても最後に身体を当てて奪ったり、個人としてもインターセプトして攻撃に繋げられたところもあった。そこは続けていかないといけない。後ろが崩れたら結果はついてこないと思うので、本当に下を向かずに、やっていきたいと思います。

ステボ選手コメント

コンディションやちょっと痛みもあったりしてここまでなかなか試合に出ることができなかったので、この試合は自分にとってすごく大事な試合でした。点を取ったことに関しては自信にもなりますし良かったと思っていますが、勝点を取れなかったことがとても残念です。
セレッソはすごくいいチームでしたが、私たちもチームとしてとてもよくプレーしていたと思うし、セレッソをはじめ浦和や名古屋という強いチームを相手に、すべての試合に勝つチャンスがあったと思う。
みんな成長していて、J1でプレーする力があると感じています。試合後にロッカールームで選手同士話したが、前を見てこれからもプレーしていくことが大事だと思います。というのも、セレッソというチャンピオンを争っているチームに対して、見ているひとたちも差がないと感じるようなプレーができたと思う。今日みたいなプレーができれば、どのチームに対しても勝つチャンスがあると思います。

大野和成選手コメント

うまく先制できましたが、いつもよりは守備がハマらなかったかなと思うし、失い方が悪くカウンターも多かったので、そこは前の試合と違うところかなと思います。
自分たちのサッカーをすればできると思っていましたが、そういった部分では、今日は繋げるところでも早い段階でけっこう失ってしまったので、後ろとしてもラインを上げづらく、前半などきつい部分もありました。失点はしていますが、そこまで崩されたところはないと思うので、あとちょっとの差だと思います。
ただセットプレーの失点は非常に多いので、そこはチーム全体としての課題。みんなで声を掛けて集中して守れればもっと上に行けるし、勝点も取れると思う。

高山薫選手コメント

セレッソはリーグ戦で連勝していたし、映像を見ていいチームだということは分かっていました。中盤の選手が中でプレーしてくるのでマークに付きにくかった。それでもなんとか凌いで、チャンスも多少作れたんですけど、監督からもセットプレーが一番大事だと言われていたにもかかわらずセットプレーでやられてしまった。
本当にそういうちょっとでも隙を与えたらやられてしまうことを感じた。先制点をとったゲームで負けることはほとんどなかったし、本当に悔しいです。
(アシストについては?)練習でもステボがああいう形で決めていたので、自分は難しいボールをあげるのではなくフワッとしたボールをあげたらうまく決めてくれました。
(チャレンジしていたが?)監督からもよくない時はバックパスが多くなると言われていたので、今日はミスをしてもいいから、バックパスをなるべくしないで前向きにやろうという意識で臨みました。もっと切れ込んでシュートの場面を増やしたかった。
あと5試合しかないですが、本当にやるしかないと思っています。

島村毅選手コメント

セレッソは攻撃力があるのは分かっていたし、前を向かれた時の怖さというのはありましたが、チャレンジ&カバーと最後に身体を張るというところでしっかりできたところはあったと思います。ただ、90分通してそれを出し続けるということが足りない部分だと思うので、前半の最後だったり、セットプレーだったりというのはもったいなかったと思っています。それを課題として受け止めてトレーニングしていかなければと思っています。
ボールを持った時の縦に速い攻撃というのは全体的によかったと思うし、先制点もとれた。やっぱりあのリズムで終わりたかったし追加点を奪いたかった。DFとしてはやはりゼロに抑えてハーフタイムを迎えることができなかったことが悔やまれます。
上位との差は埋められると思う。できると思うので、その差をしっかり埋めていきたいと思います。

C大阪 クルピ監督 試合後コメント

総評

みなさん、こんばんは。季節が変わったということで、この気温から考えても、今まで以上にフィジカル的にタフな戦いが始まったと思いますが、そのなかで、今日、セレッソの選手たちが見せたスピリットというものを、心から讃えたいと思います。湘南さんにとっては、おそらく、今季のベストゲームといえるゲームではなかったかと思います。そういった相手に対して、セレッソの選手たちは集中力を欠かすことなく、隙を見せず、最後はしっかりと勝ち切って、そして、順位を1つ上の4位に上げたということ、これは選手たちの今日のスピリットの賜物だと思います。

質疑応答

杉本選手が同点ゴールを決め、勝ち越し点もアシストした。天皇杯も含めて、最近すごく調子がよくなっているようですが、どの辺がよくなっているように思われるか、彼のパフォーマンスの評価について。

一言で言うと、存在感が非常にあるということです。ボールを失わないということで、攻撃の起点になるところを、しっかりとチームのためにやってくれていると思います。もう少し足りないものがあるとすれば、ゴールに向かっていく意識ですね。それをもう少し強く出してもいいかなと思いますが、彼の年齢を考えても、本当にポテンシャル、能力の高い選手だなと、改めて感じています。

後半途中でシンプリシオ選手が前のほうにポジションを上げていたが、それはレヴィークルピ監督からの指示だったのか?彼らが自分たちで判断したものか?

あのシーンは私の指示によるもので、選手たちのポジション変更を伝えました。(山口)螢の強さというのは、やはりディフェンスがしっかりできる部分。それがストロングポイントだと思うので、彼とタカ(扇原貴宏)が2人でボランチを組むことで、ディフェンスはより堅いものになる。さらにファビオ(シンプリシオ)が1つ前に出ることで、ボールのつなぎもスムーズになる。さらに(杉本)健勇を右に持っていく。そのように変更を指示しました。

今の質問に関連するが、湘南が5バックで、幅に関しては人を割いていたが、その幅をどう崩すかというところで、杉本選手がサイドでペナルティーエリアの角にポジションをとるようにしていたと思われます。その辺りで、どのように攻め崩そうとしていたのか?

仰ったように、その幅をうまく使って外から攻めるという意味で、健勇を右サイドに持っていったという意図も確かにありました。湘南さんはシステム的には3-6-1 というか、そのなかで後ろに5枚、状況によってはおくような形もあったと思います。さらに、湘南さんは負けていたということもあって、ウェリントン選手が入って、2トップに近い形になっていました。我々は外から攻めるということを、試合前から意識して臨みましたが、前半はその外から攻めるという意味では、数が少なかったと思います。酒本、丸橋を含めて、もっとサイドから行こうという話しをしたのですが、後半、相手のマークも当然少しずつ甘さが出てくるという状況になって、我々は数多くのフィニッシュまで行くプレー、チャンスを作ることができました。ただ、3点目につなげることができなかった。そこは、フィニッシュの精度の問題だったと思います。


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