馬入日記

【馬入日記:6月17日】浦和と練習試合。中川選手インタビュー

16日は中断期間2試合目となる、浦和レッズとの練習試合が行われました。
45分を4本(2試合分)を戦い、結果は4-4(1-2、1-1、1-0、1-1)でした。

試合後、中川選手に話を聞きました。
まずは練習試合の感触について。
「疲労はあるものの、一人ひとりがやるべきことをしっかり把握して試合に入れたと思います。失点については課題ですけど、試合の流れは悪くはなかったと思う。それぞれ声を出して選手間のコミュニケーションもとれていたと思うし、一人ひとりが密に繋がっていた試合かなと思います。それは守備でもそうだし、攻撃でもそうだったと思います。自分たちの1点目もみんなが繋がっていたからとれた得点だったと思います」

攻守においてアグレッシブで、全体的に自信をもってプレーしているという印象の試合でした。

「でも、まだまだ、僕自身で言うとチャンスがあったにもかかわらず決め切れなかったし、そういうところは、勝点を考えると勝点1も重要なので、大切にしたい。前半はボールを受けにいきすぎたところがあって、裏への意識がなくボールが繋がらない時があったので、後半はそこを意識しました。裏に抜けたりすればスペースが空いてくるので、前の選手を有効的に使うこともできたと思います。後半はある程度よかったと思いますけど、それは、みんなが僕がやりやすい状態を作ってくれてたからだと思っています」

中断前までの試合は、ナビスコカップも含め4試合に出場しました。
ここまでを振り返ると…

「中断前の試合を戦って課題が明確に出て、この中断期間で課題を克服するために取り組んでいます。今日もシュートを外してしまったところもあったので、もっとその1本を重要視して、自分自身に、もっと自問自答していかなければいけないのかなと思います。チーム自体は悪い方向にいっていないし、これから追い上げるというか、ひとつひとつの試合を大切に戦っていける雰囲気なので、中断明けの試合を楽しみにしています」

中川選手のプレーを楽しみにしているというサポーターの皆さんも多いはず。期待の声も大きいですが、どういうところを見せていきたいと思っているでしょうか。

「湘南スタイルがあって僕があると思っているので、自分のプレーを見せるというより、チームのスタイルを見せていきたい。その中で自分が活きていければと思います。あえて言うなら、ボールのタッチであったり攻撃のアイデアを見てほしいと思います。あとは、この体格なので、小さいということで最初から注目されると思うんですけど、そういう面で注目されるんじゃなくて、22人ピッチに立っている中で輝く選手になりたい。ひとつのパス、ひとつのトラップを見てほしいし、シュートとかそういう大きい部分も見てほしいですけど、ポジショニングをとる速さとか切り替えの速さとか、細かい部分ですけど見てもらいたいと思います。今後の戦いでは、個の成長が重要になると思うので、本当に意識してやっていきたいと思います」

先日、安藤選手が「寛斗(中川選手)は高卒ルーキーだけど、いい意味でふてぶてしいというか、自分のスタイルをもってやってるから、すごくいいなと思います」と話していましたが…

「流されるんじゃなくて、自分というのを曲げずにやっていきたいとは思っています。その中でいろんな選手と出会って、もっともっとプラスαになればいいなと思う。もっとできることもあると思うので、周りの選手とプレーすることで新たなことを自分のものにして、成長したい。それがチームに貢献することに繋がればと思います」

7月6日まであと3週間。1日1日、大切に過ごす3週間です。

「ここまで、フィジカルトレーニングがあって、日体と試合して、レッズと試合ができて、収穫もありますし課題もある。選手同士でしっかり話し合って、ひとつひとつの試合で改善しながら中断明けの試合に臨みたい。再開後の試合で、勝利に結びつくように頑張っていきたい」

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