馬入日記

【馬入日記:3月29日】「まず1点を」鈴木章斗選手インタビュー

今週末4月1日(土)はガンバ大阪を迎えてのホームゲームです。
ぜひ満員のスタジアムで、熱い一戦を共に戦いましょう!

先週末はアウェイでルヴァンカップGS第2節 川崎戦が行われました。
結果は0-0のスコアレスドロー。無失点には抑えるも、チャンスを多く作りながら無得点に終わりました。

この川崎戦で77分にピッチに姿を現した鈴木章斗選手に話を聞きました。
同時に入った若月大和選手とのコンビネーションからゴールを脅かすシーンもありましたが、1点もぎ取ることはできませんでした。
惜しかったシーンを振り返ると。

「まず大和くんからもらって、左からヒロくん(石原選手)が追い越してきたのが見えたので最初左に出そうかなと思ったんですけど、シュートチャンスだったし0-0でもあったので、やり切ろうと思って打ちました。勝ちたいという気持ちと、自分の立場的にもまだスタメンでも出られていない状況なのでここで決めたいという気持ちでシュートまでいきました。決めきれなかったというのは本当に悔しいところです」

若月選手との関係性も含めワクワクするシーンでしたが、シュートはわずかにポストの外へ。

「去年からずっと練習試合でも一緒にやっているので、大和くんの動きは分かるようになってきています。それが試合でも出せたかなと思います。もう少し落ち着いて打てればよかったかなと思います」

ただこの試合に限らず、試合の中で昨年とは違うものを見せている印象です。

「ここ何試合か出させてもらって、悪い感触ではないです。ただやっぱりFWとして出ているので結果がほしい。やっていることがゴールという結果に結べたらと思ってやっています」

自分自身で感じる変化については。

「試合に入る時の気持ちや自信が今年のほうがあると思います。去年は自分にあまり自信がなかったというか、経験のある選手とやる中で不安を感じて、考えすぎていたこともありました。失うものはないと思って、思い切りプレーできていることがいい方向にいってるのかなと思います。一番は迷いがないという感じ。去年は悩んで何をしたらいいんだろうと思ったこともあったけど、今はそういうことはない。去年から、練習試合を重ねる中でだんだんと理解できることやできることも増えていったと思います。練習試合でたくさんチャレンジをしてたくさんミスもして、修正していくことができたと思います。去年の冬くらいからそういう感覚がありました」

なかなか公式戦に絡めず悔しい想いをしながらも、トライとエラーを繰り返した1年目。
愚直にやり続けてきました。

「監督が持つ基準があると思うので、そこにどう自分が近づいていけるかだと思います。去年と違うことを求められているわけではなく、チームとして継続してやっているので、まだまだですけど身体が自然と動くようになってきたと思います」

ポジション争いも熾烈な中、今後に向けては。

「毎年勝負だとは思いますけど、今年どれだけ試合に出られるかというのは本当に重要なことだと思っています。まだ時間は短いですが、試合に出た時の感触は悪くはないのでそれを続けていくこと。そしてとにかくゴールという結果を残せればと思います。まず1点。1点取らないと始まらないと思っています」

FWらしく、とにかく得点にこだわるという意思を強く持っています。
思い切りよく、らしさ溢れるプレーにぜひご期待ください!