馬入日記

【馬入日記:4月23日】Jリーグが再開!札幌に1-0で勝利し連勝!

東日本大震災による中断から約1ヶ月半。4月23日、いよいよJリーグが再開しました。
札幌ドームでのコンサドーレ札幌との一戦は見事1-0で勝利を飾りました!

前半、ベルマーレは序盤から積極的にチャンスを作っていきます。特に菊池選手は試合開始から積極的にシュートまで持ち込むシーンが多く札幌ゴールを脅かしていきます。
しかし、互いにチャンスはあったものの両チームともに決め手を欠き、無得点のまま前半は終了。

後半に入っても積極性は衰えず、安定した中盤の働きにより流れを掴みチャンスを作っていきます。
試合が動いたのは後半23分でした。
永木選手がボールを奪い、右サイドを永木選手とのワンツーで崩した佐々木選手が中央へ折り返しファーサイドに走りこんだ坂本選手がヘディングシュート!見事ゴールネットを揺らして先制。

終了間際は札幌がパワープレーに出ますが、集中力を切らすことなく反撃を抑え、そのまま1-0で勝利。岡山との開幕戦勝利に続き無失点での連勝を飾りました。

試合後、反町監督は会見で「どっちに転んでもおかしくはないゲームだった。中断期間に練習でやってきたことは攻守に渡って今日の試合凝縮して出せたので、勝利はもちろんですが、狙いがあったゲームができて個人的には嬉しく思います。札幌ドームはホームの歓声が響いて非常に難しい雰囲気になるという話をしていましたが、雰囲気にのまれることなくに最初から冷静に試合ができたと思います」と話していました。

以前から「試合の運命は練習で決まる」と話す反町監督。
1日1日のトレーニングを突き詰めてやっているからこそ、積み重ねてやってきたことが公式戦のピッチで結果として表れるということは、最も嬉しいことといえるでしょう。

ゴールは永木選手がボールを奪ったところで一気に“オン”に。ゴールに向かう選手たちにスイッチが入り連動した瞬間でした。

「いい形でボールを奪えてからゴールまでいけたことはよかった。竜太くん(佐々木選手)とワンツーで崩せたのでいい感じで形になりました」と永木選手。

ボランチとしてハン選手と共に中盤を支えました。ピンチには体を張り、攻撃ではチャンスを作り…と攻守に渡り貢献。
「あまりミスもなくグギョン(ハン選手)ともいい感じでやれたと思う。グギョンはボールを持てるし失わないしやりやすいですね。今の意識を継続させて、自分の課題も分かっているのでこの1週間しっかり準備していきたいと思います」と語っていました。

そして、永木選手とのワンツーの後、絶妙なボールをゴール前に入れてアシストした佐々木選手。
「亮太(永木選手)といい感じでワンツーができて崩せた。角度がなくてシュートが打てないと思ったのでクロスを入れました。感覚でファーだなと思ったら紘司さんが飛び込んでくれた」とそのシーンを振り返りました。

但し、あくまでゴールにこだわる佐々木選手、試合後は悔しそうな表情でした。
「勝てたことはよかったけど、やっぱりFWとして点をとりたかった。今日はいいタイミングでボールを引き出すことができなかったと思う。ただボランチの二人はすごくよかったし今日のフォーメーションはすごくやりやすい。守備がうまくいって中盤でボールをまわせるので前にもボールが入ってくる。次の横浜FC戦は、本当に点をとって勝ちたい」と意気込んでいました。

写真は(まだまだぎこちなさが否めない…)歓喜の瞬間、勝利のダンス!
次節は横浜FCとの神奈川ダービーです。(4月30日 13:00キックオフ)
開幕3連勝を目指すチームに、引き続き熱いご声援を。