馬入日記

【馬入日記:5月29日】3連勝を!本日セレッソ大阪戦。畑大雅選手インタビュー

快晴の今日、ホーム・レモンガススタジアム平塚にセレッソ大阪を迎えての一戦が行われます。(15:00キックオフ)
前々節の神戸戦を2-1で勝利し、前節は等々力で首位・川崎を相手に4-0の完勝。今シーズン初めての連勝となりました。

川崎戦では立ち上がりから攻撃と守備が連動。前半から何度かチャンスをつくる中、後半は町野選手の2試合連続2ゴール、池田選手のJ1リーグ初ゴール、タリク選手の今季初ゴールと一挙に4得点。どれも素晴らしい得点でした。
加えて、しっかり無失点に抑えた、まさに完勝。
今季、新チームが始動してからコツコツと積み重ねてきたものが、結果となって表れてきています。

畑大雅選手に話を聞きました。

「川崎戦では、まずはしっかり守備ができたところが大きかったと思います。危ないシーンもありましたけど、しっかりゼロで終われた。いい守備からいい攻撃へと繋がって、チーム全体としての課題だったなかなか得点が入らないという部分でも、川崎戦は攻撃陣の活躍もあって得点を奪うことができたと思います」

得点シーンを振り返ると…
「どのシーンもやっぱりしっかりした守備ができてたいた。ほぼショートカウンター的な感じでしたけど、僕らの奪いどころでしっかり取ってみんなが出て行くという部分ができていたと思います」と。

今日の相手はセレッソ大阪。セレッソも現在2連勝中で、共に3連勝を目指す戦いです。

「セレッソも勢いがあると思いますが、僕らも負けないくらい勢いはあると思う。その中でも積み重ねてきたものをしっかり出して、イケイケだけにならずしっかり考えて自分たちの時間を増やしていきたい。守備の部分ではハードワークして、出て行くところと出て行かないところの判断が大切。マリノス戦以降、そういうゲームができるようになってきていると思います。点を取らないと勝てないと思うので、チーム全員で点を取りにいけるように頑張りたいと思います」

畑選手自身は、2月末にケガをしましたが4月のガンバ大阪戦で復帰して以来、フル出場を続けています。

「ケガをしていた時は復帰までに、自分のウィークがどこでそれを改善するために何をしなければいけないかを考えていました。長い期間だったので、身体づくりの部分は1からしっかりやろうと思って取り組みましたし、頭の部分でもサッカーの試合をたくさん見て、少しでも自分のプレーの選択肢を増やした状態で復帰したいと思っていました」

また、守備の面でも進化が見られます。

「いろいろと意識するようにはなったと思いますけど、何より自信がついてきたかなと思います。1対1に持ち込まれても止められるだろうという自信が最近は出てきたので、そういう気持ちで守備に臨めていると思います」

最近は、左で出ることも右で出ることもあり幅が広がっている印象です。

「アタッキングゾーンでプレーするなら左のほうがいいですけど、右のほうが組み立てとか、後ろからボールを繋いでという部分では自信を持ってやれています。相手を揺さぶって進入していくとなると右のほうがやりやすいですね」

そして、先日発表になりましたが「AFC U23アジアカップウズベキスタン2022」を戦うU-21日本代表メンバーに選出されました。

「海外での試合がU-17のワールドカップ以来なので、本当に楽しみです。自分の強みである、何回もスプリントして相手陣地に深く入っていくところ、攻守における1対1、そういう部分を期待されて選んでもらえたと思うので、チームとは違うやり方ですけど、その中でも自分の良さというものは出していきたいと思います。そして、結果にこだわるという部分は、オリンピックも近くなってきて、育成年代ではいいゲームだったからよかったねという時もありましたけど、ここからは勝たなければ次に進めないので、勝ちにこだわるということも大切にしたいと思っています」

代表チームにコンスタントに選ばれることは大きな自信にも繋がると思いますが…

「ただ、僕の中では代表に入ってるから得られる自信というのはあまりなくて、やっぱりチームでいいプレーをすることが一番自分の自信に繋がっています」と。
ベルマーレでの日々のトレーニングは間違いなく選手たちの成長を加速させています。

さぁ今日はセレッソ大阪との熱き一戦。
全員でひとつになって、謙虚に愚直に、やってきたことを出す90分に。
ぜひスタジアムで共に戦いましょう!