馬入日記

【馬入日記:1月21日】熱いプレーに期待!瀬川祐輔選手インタビュー

鹿児島キャンプ4日目。毎日天候に恵まれる中、ハードにそして中身の濃いトレーニングができています。

今日は瀬川祐輔選手に話を聞きました。今シーズン柏レイソルから加入した瀬川選手、あっという間にチームに馴染みもう何年も在籍している選手のよう。ピッチ内外で存在感を示しています。
まずは日々のトレーニングについて聞きました。

「練習は“ついていくのが必死”というくらい強度の高い練習をやっています。毎日身体と相談しながらやっている状態ですが、キャンプからというより始動日からずっとハードにトレーニングを積み重ねているなという感じです」

2016年に群馬でプロキャリアをスタートさせ、大宮、柏と移籍し、今回3度目の移籍。様々なチームで経験を重ね、チームや監督によってトレーニングの違いはあると思いますが、ベルマーレでの印象は…

「最初のパス練習から最後のゲームまで、練習の中にストーリーがあって、狙いというものがしっかり明確にされた練習メニューが組まれているなという印象です。その中で監督が的確な指示をしてくれますが、その状況状況に応じた最善のプレーを教えてくれるし、いろいろなことができる選手が揃っているので自分たちでも考えて、その中でどういう判断をするか、どれだけ意図をもってプレーできるかということを要求し合っています。日々の練習を通して成長できるチームにきたなと感じています」と。

そしてチーム自体の印象と言えば。

「最初は緊張していましたけど、本当に全員いい人ばっかりで、すごく居心地がいいです。これからもっともっといい関係になれるかなと思っています。移籍してきたばっかりですけどストレスなく過ごせています」

キャンプではより深くコミュニケーションが取れるということも大きな要素。
ピッチの中でも、またピッチから離れても選手同士よく会話している印象です。

ところで、特に柏時代は様々なポジションでプレーしていた瀬川選手ですが、どこで勝負したいという想いはあるのでしょうか。

「僕はどこで勝負したいというのは昔からないです。多分自分のよさが出るのはFWだと思うんですけど、サイドハーフでもシャドーでも、もしくはウィングバックでも3枚のDFラインに入ったとしても、要求されることの最低限のことはできると思います。それはレイソルで成長できた部分だと思います。ここで勝負したい、というよりは、どのポジションでもいいのでスタメンで試合に出たいと思っています」

2月19日(土)の開幕戦は古巣である柏との対戦。
その開幕戦まで1ヵ月を切りました。現在、山口監督のもとで積み重ねていることを、ここからの1ヵ月でさらに確かなものにしていきたいところです。

「プレーのひとつひとつに意味を持たせるということを求められていると思います。ある程度狙いどころやどういう風にプレーしろいうことは注文されますけど、山口監督のサッカーはこれだ、ということよりも、選手の良さと湘南の良さ、今までの湘南の良さをうまく融合させていくということだと思います。監督は選手のプレーにしっかりと意味を持たせるような指示やアドバイスを常にしてくれていて、選手が思っていることを察知する、選手が考えていることに対して問いかけるということが多くて、すごく人をよく見ているなと感じます」

そんな中で常に意識づけされていることは…

「“ゴールに向かえ”とはいつも言われています。サッカーはゴールに向かうスポーツだと。攻撃する時にいろんな選択肢がある中で、ゴールを第一に考えてプレーしろということは全体に意識づけされているなと思います」と。

新体制会見では「今までのキャリアで出してきた数字より上はしっかり狙っていきたい」と話していました。

「僕が2桁を取れば5位以内に入れるというわけではないかもしれないけど、5位以内に入るには7点以上の選手が3人、4人出なければいけないですし、それが難しければストライカーが1人、2人いなければいけないということが現実的だと思います。2018年に9得点取れた時に、あと1、2点取れたと思うシーンも見返せばあったので、そこの悔しさも含めてキャリアハイを狙っていきたいですし、それはチームにとって絶対にプラスになることなので、個人の目標がチームの目標に繋がればいいなと思います」

本当に楽しみな新戦力。
ゴールに向かう姿勢や、“戦う”という部分での熱いプレーにぜひ期待しましょう!