馬入日記

【馬入日記:8月10日】湘南ベルマーレU-18より石井大生選手と原直生選手がトップ昇格!

昨日ホームで行われました鹿島アントラーズ戦の試合前、2022シーズンのトップチーム昇格が内定しました、湘南ベルマーレU-18の石井大生(たいせい)選手と原直生(なおき)選手がサポーターの皆さんにご挨拶をしました。
温かい激励の拍手、ありがとうございました。


※左が石井大生選手、右が原直生選手

そして、その前にはメディアの皆さま向けにオンラインで記者会見が行われました。
その会見でのコメントをご紹介します!

まずはベルマーレフットボールアカデミーのダイレクターである太田隆一より、ご挨拶と二人の紹介が。

「ベルマーレフットボールアカデミーでは、将来ベルマーレで“湘南スタイル”を体現できる選手、そしてトップで長く活躍できるプロサッカー選手の育成を目指しています。また、地域に貢献できる人間づくりというところにも重きをおきながら活動をしています。つい先日まで開催されていました東京オリンピックでも活躍していました、ベルマーレのアカデミー出身である遠藤航選手、そしてロシアのルビン・カザンでプレーしています齊藤未月選手のようになりたいという目標をもつ選手たちをトップチームに昇格させていくことを目指しています。その中で、この度ユースから石井大生選手と原直生選手の2名がトップチームに昇格することが決まりました。石井選手は地元藤沢の出身で6年生の頃から強化特待クラスに加入し、ジュニアユース、ユースと活躍をしてきた選手です。今シーズンはキャプテンを務め、左利きでFWの経験もあるセンターバックです。原直生選手はユースから他県より加入してくれた選手で、世代別の代表にも名を連ねている選手です」

そして、石井大生選手から自己紹介と挨拶。

「藤沢市出身で小学校の時から湘南ベルマーレに育ててもらってきました。そのチームでプロ選手になるという夢を叶えられたということを嬉しく思っています。その反面、プロの世界は厳しい世界だと思うのでそこでしっかりと自分の実力を最初から出せるように、まずはいま残りのユースでの生活で、成長していきたいと思います。来年、トップチームでプレーするときには、自分の190cmある身長や左利きという特徴を活かしてチームに貢献したいと思います」

続いて、原直生選手から自己紹介と挨拶。

「プロになるという目標を持って、高校1年から神奈川に来ました。まずトップに昇格できてプロになれるということをとても嬉しく思っています。自分が試合に出て活躍することが今までお世話になってきた方々への恩返しになると思います。少しでも早くプロのピッチに立って自分の特徴である、ゴール前でシュートを決めるところやアシストなど決定的な仕事をできるように頑張っていきたいと思います」

記者の皆さまからの質問では、すでにトップチームの練習に何度も参加している二人へ、トップとの違いやその上で取り組みたいことを聞かれました。

原選手は「自分はキャンプなどでスピードの違いを一番感じましたが、やはりまずはフィジカルを鍛えなければいけないと思うので、フィジカルのトレーニングに重点をおいてやっていきたいと思います」と。

石井選手は「トップの練習に参加する中で攻撃面ではまだ通用しないところもあるんですけど、通用する場面もあるなと感じました。逆に守備面では球際だったり強度の部分でまだまだ足りていないと思っています。その課題を感じた時からユースの練習でも意識して取り組んでいます」と。

トップでお手本になる選手を聞かれると、原選手は「山田直輝さんは攻撃面でも守備面でも常に全力でプレーしていて、チームの力になっているので目標にしています」と。石井選手は「攻撃の部分では田中聡選手と似ているところがあると思っているので真似をしつつ、守備面では大野さんを意識してプレーしています」と答えていました。

そして、二人一緒にトップ昇格を決めましたが、お互いについては。

原選手は「ユースから一緒になったんですけど、最初は大生はFWだったのでライバルのような意識がありました。ポジションがDFになりましたけど、今もヘディングで得点を決めたりしているので、自分は攻撃をメインでやっていることもあって悔しいなと思うこともあります」と。

石井選手は「最初は攻撃の選手だったので直生とポジションがかぶったりしてライバル意識がありました。いまは後ろをやっていますけど、直生はルヴァンカップなどに出場したりしていますし、自分にないものを持っていると思いますので、そういう部分で悔しさもありますがいい刺激を受けています。一緒に出た時にはお互いのよさを出し合えたらなと思います」と。

最後に今後の目標を聞かれると。
原選手は「一番の目標としては日本代表として活躍するというものがあるので、そこを目標にやっていきたいと思います。まずは来年からトップのリーグ戦にスタメンで出場できるように頑張っていきたいと思っています」と。

石井選手は「自分もまずは湘南ベルマーレで試合に出るということを目指していますが、海外のリーグではセリエAが好きなので、守備の国というイメージもありますが、セリエAでプレーできるようになれれば理想かなと思います」と答えていました。

二人とも自分の考えをしっかりと言葉にして発していました。
今年のU-18での活動を精一杯やり切り、さらに成長した姿で来シーズンのトップでの活躍を期待しましょう!
皆さん、引き続き応援よろしくお願いします!