馬入日記

【馬入日記:2月8日】沖縄2次キャンプも折り返し!名古新太郎選手インタビュー

沖縄2次キャンプも折り返し、残すところ5日となりました。
2月27日のJリーグ開幕までも20日を切り、いよいよという気持ちが日に日に高まってきました。

今季、鹿島から期限付き移籍で加入した名古選手に話を聞きました。
名古選手は大阪出身ですが、高校で静岡学園高校へ。その後順天堂大学に進み、大学で大活躍。坂選手や松田選手も出場した2017年のユニバーシアードで優勝を果たしたメンバーです。
大学4年で鹿島の特別指定選手となり2019年に正式加入、今シーズンは期限付き移籍でベルマーレに加入しました。

初めての移籍となりましたが、新しいチームの雰囲気をどんな風に感じているでしょうか。

「フレッシュですね。みんなめちゃくちゃ元気だし、若い選手、ベテランの選手にかかわらず、フレッシュな雰囲気を感じています」

大学時代から知っている選手がいたり、山本脩斗選手が鹿島から一緒に加入したり…ということもありすぐに慣れた様子です。

「脩斗さんが一緒なのは大きいですね。今回鹿島から脩斗さんと僕二人が入りましたけど、ベルマーレで二人しっかり活躍して、チームにいい影響をもたらすことができたらと思っています」

湘南でのサッカーはこれまでとの違いもあると思いますが…
「ハードワークというイメージはもともと持っていて、それはやってみて実際にそうだなと感じています。戦術的な部分で言うとフォーメーションも違いますし、やり方も違うので頭を使いながらプレーしています。しっかり頭を使って考えることが必要だと思っています。自分の特長としてもベルマーレで活きるんじゃないかと感じています」と。

どんなプレーを見せたいと思っているでしょうか。

「ゴール前のところでバリエーションを出すことやもっとアクセントをつけなければいけないと思っています。自分がそこで結果を出すために、より前にプレーしたいという気持ちはあります。もちろん攻守においてのハードワークはチーム全員に求められていることなんですけど、攻撃のところでのアクセント、前を向いてプレーすることは意識しています。それから、ラストパスの精度を上げられればもっともっと得点も生まれると思う。それをピッチに出すことを求めて湘南にきたので、強い意識をもってやっていきたいと思っています」

結果に結びつけることへの使命感を抱いていることを感じます。

「自分自身が間違いなく結果のところをもっと意識しないといけないですし、いいところまでいけたとしても、この世界は結果なので、そこの精度を上げていきたい。試合に出続けることもそうですが、数字のところはこだわってやっていきたいと思います」

そして、やはりセットプレーにも期待したいところです。

「大学の時はセットプレーのキッカーをやっていましたし鹿島でも蹴っていた時もありました。精度のところはまだまだですけど、セットプレーは8割がキッカーが大事だと思っているので、そこの精度を上げること、中のタイミングを合わせるために練習しなければいけないなと思っています」

鹿島での2年間、きっと多くのことを学んできたことでしょう。

「鹿島には2年だけでしたけど、日々の練習の中で鹿島のエンブレムを背負っている以上責任があるということを毎日強く言われていました。いまベルマーレの選手として、ベルマーレのエンブレム背負っている以上、責任がありますし、強い意識をもってやらなければいけないと思っています」

静かな口調で語りながらも、熱のある言葉に名古選手の意思を感じます。
ぜひご期待下さい!