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第90回 天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦 試合結果

第90回 天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦
2010年10月9日(土)13:00キックオフ NDソフトスタジアム山形

3

モンテディオ山形
2 前半 0
1 後半 1
1

湘南ベルマーレ
勝点
12分 15 長谷川 悠
 14分 10 田代 有三
 57分 6 宮崎 光平
得点者 82分 18 新居 辰基

出場選手

シュート数 選手名 背番号 ポジション 背番号 選手名 シュート数
0 植草 裕樹 20 GK GK 1 野澤 洋輔 0
2 園田 拓也 22 DF DF 5 臼井 幸平 0
0 西河 翔吾 4 DF DF 6 村松 大輔 0
1 石井 秀典 3 DF DF 4 山口 貴弘 0
0 小林 亮 2 DF DF 30 島村 毅 0
2 宮崎 光平 6 MF MF 15 ハン グギョン 1
2 下村 東美 5 MF MF 7 寺川 能人 0
0 佐藤 健太郎 17 MF MF 8 坂本 紘司 0
1 増田 誓志 8 FW MF 36 三平 和司 1
3 田代 有三 10 FW FW 9 田原 豊 1
4 長谷川 悠 15 FW FW 40 エメルソン 1
鈴木 雄太 27 GK GK 39 都築 龍太
山田 拓巳 26 DF DF 14 阪田 章裕
前田 和哉 32 MF MF 29 松浦 勇武 0
宮沢 克行 7 MF FW 11 阿部 吉朗
0 ハン ドンウォン 21 FW FW 17 馬場 賢治 0
0 太田 徹郎 28 FW FW 18 新居 辰基 1
0 キム ビョンスク 16 FW FW 22 中村 祐也
84分
17 佐藤 健太郎 反スポーツ的行為
15 シュート 5
7 GK 15
4 CK 1
17 直接FK 16
2 間接FK 2
1 (オフサイド) 2
0 PK 0
 

得点経過

12分
15 長谷川 悠
中央 8 ~ ↑ 15 左足S
14分
10 田代 有三
左 15 ↑ 中央 8 ↑ 10 右足S
57分
6 宮崎 光平
中央 8 ~ → 6 ~ 右足S
82分
18 新居 辰基
左 8 ↑ 中央 18 ヘディングS

[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

選手交代

57分
5 下村 東美 → 28 太田 徹郎
63分
8 増田 誓志 → 16 キム ビョンスク
82分
10 田代 有三 → 21 ハン ドンウォン
69分
9 田原 豊 → 18 新居 辰基
69分
40 エメルソン → 17 馬場 賢治
79分
36 三平 和司 → 29 松浦 勇武

開催データ

[入場者数] 3,249人 [天候] 曇のち雨、弱風 [気温] 20.2℃ [湿度] 68% [ピッチ] 良芝、乾燥 [試合時間] 90分

[マッチコミッショナー] 菊地 秀夫 [主審] 井上 知大 [副審] 平野 伸一 [副審] 前之園 晴廣 [第4の審判員] 清水 友 [記録員] 細谷 龍彦

湘南 反町監督 試合後コメント

【湘南 反町監督】

総評

情けない試合内容でした。1週間前にいいゲームをしたという反動がこういう時に出てしまうというのはよくあることであって。まぁいいゲームと言っても今日と同じようなスコアでやられましたけども。
「これくらいでいいや」というメンタリティが全員に伝染してなってしまったかなという感じです。深い眠りについて目が覚めた時には2-0だったという感じでした。
山形さんはなかなか隙を突くことは難しいので、先取点が大きく左右するなということを考えると厳しい展開でした。

質疑応答

-山形に対する苦手意識はあるのか?

苦手意識は特にないと思います。4試合のうち3試合がここの場所ということで、今日もちょっと芝がめくれたりとか、そういう条件にはちょっと順応できず難しかったというのはありますが、当然それは言い訳であって。
リーグではお互いに勝点2ずつですので、それで苦手意識と言っていては全部のチームが苦手意識になってしまいますから。そういうことではないと思います。
今日はもうゲームの入り方、それに尽きると思います。雨交じりのこういう天気の中で誰がテンション高くやってたかと言うとうちはそうではなかったと。それに尽きるのではないかと思います。

-後半システムを変えたようだがそれによっての効果は?

山形は全体的に全員が自陣に戻ってしっかりと守備をするというチームですから、そのブロックを作っている外側を一生懸命ボールを動かしたところで、ゴールからどんどん遠くなってしまうので、横パスを省略して2トップにしてそこに入れてMFとボランチが絡んでいくという形にしないと全く埒があかないのでないかと。
そうした意味では、相手のセンターバックにフリーで持たせても仕方ない状況でしたから、そこでプレッシャーをかけにいくと。そうすると、得点に代表されるように山形のゴールはほとんど浮いたボールですから、そうしたボールを自分たちのボールにできるかということはハーフタイムに話をして、2分くらいに大きなチャンスを作って、それがまぁ監督がよく言うことですが、それが入っていれば流れは全体的にこちらに…というものができたんじゃないかと思いますが。それができないのが、我々がこの位置にいる証でもあるのだと思いますが。狙いとしては相手のよさを消す、相手の弱いところを突いていくというプランで変更したということです。うまくいったところもあるしうまくいかなかったこともありますが全体的にはそんなに悪くなかったと思います。
ただ、あっちを出せばこっちが引っ込み…ということで悪いところも露呈しなければいけないので、そこは考えながらやらせていたつもりではありますが。

松浦選手コメント

(プロ初出場だったが?)思ったより緊張はありませんでした。試合に入る時は、みんながもう疲れている時間だったのでもう一度勢いを起こすように思い切ってやれと言われていました。
ボランチは一番好きなポジションなので、負けてる状況だったし頑張らなければいけないという意識は強かったですがその中でも楽しさを感じることができました。
相手の当たりは強かったですが、普段練習試合でJのチームと戦っているのでそんなに差は感じなかったです。
今日ようやくプロとして第一歩が踏み出せたと思っています。
でももっと積極的にミスを恐れず、チームに勢いを与えられるようなプレーをしなければと感じています。

坂本選手コメント

自分たちで難しくしてしまった。相手どうこうの問題ではなかったと思う。
前節のFC東京戦でも、1失点してから2点目をとられるまでが早く似たような感じになってしまった。そういう意味では、そういうところでのメンタル的な部分や試合の運び方ということに課題があるのだと思います。
ミスや失敗はあるけど、繰り返さないように、一戦一戦成長していくという気持ちで毎試合やっていかなければいけないと思う。
(ゴールのアシストがありましたが?)諦めずにやるというのが自分の役割というか最低限のことだと思うので、最後まで追いかけてゴールに向かうことはどんな状況でもやらなければいけないと思っています。もっと立ち上がりからチームを鼓舞してやっていけるように。それも自分の役割だと思うし、より厳しくまたやっていかなければと思っています。

寺川選手コメント

最初に連続で入れられてしまい、厳しくなって必死に追いかけるということが続いている。気持ちが一瞬下がってしまうのか、そういう部分をなくさなければいけない。
チャンスもあったけれど、チャンスがあったといつも同じことを言っているようではいけない。決めていかなければ。
リーグ戦では本当に後がないし、かと言って自分たちに失うものはないのだから、元気に溌剌とやるしかないと思います。今日はそれが一番なかったのかもしれない。

新居選手コメント

(ゴールについては?)ゴールの枠が見える余裕はなかった。ゴールを決められたけど負けているので次はゴールをして勝てるようにしたい。
入る時は0-3の状態だったので、前から追うように指示されていました。今はなんとか我慢して1点を狙うという状態だと思うけど、ここ2試合、2点目をとられるのが早すぎる。自信を失っているのか、恐がらずにやろうという話はずっとしているのですが。
悔しいですが、これでリーグ戦に集中できると捉えて、本当にリーグ戦に集中してやっていきたいと思う。

山形 小林監督 試合後コメント

総評

昨年、3回戦で負けたので、今年は3回戦をジャンプしようということでまずひとつ取り上げました。今回は2トップにしたこと、得点が長谷川と田代が取れたのでうまくいったなと思います。それと、宮崎をスタートから使ったところで、そこもうまくいったのでよかったと思います。いい入りができた部分と、点を取ったあとに少しイージーミスが多くて、もう少しパスの確度だったりファーストタッチを大事にするといいんじゃないかなと思います。ちょっとリズムが、点を取ったあとに変わったのでもったいなかったと思っています。
後半は、うまく点は取れましたけど、その後に打ち合ってしまった。湘南さんは必ず点を取るアクションを起こしてくるので、いつもいつも。そうなると中盤が伸びきってしまうので、きちっと5人、5人と分かれたような形になるので、しっかりつないでもう少しいければよかったなと思います。失点は少し残念だったなと思います。
全体的にうまく進めて、次の川崎F戦はリーグ戦ですけども、うまく1週間、中4日の準備で次の川崎F戦に迎えるなあと、いい形で終わったなと思います。

質疑応答

–長谷川選手が今季初ゴールを決めたことはチームにどのような影響をもたらすか?

長谷川については今シーズン、いいところで怪我だったりコンディションが悪くて、使えそうなときに何回か離脱したというのがあるんですね。3連勝したときも、田代が打撲で出れなくて、彼は点を取れてないんですけれどもみんなをうまく使ったというところで、アシストしたりアシストの前をやったりというところがあるんですね。この前のガンバとの試合もそうですけど、アクションが一番早くて、ニアに動いてる分下村にというところがすごくあるんですね。
そういう意味では、ストライカーなのでいつかは点を取らなくちゃいけないというところはあると思いますけど、多くの仕事の何割かというふうに考えると、7割8割を誰かがやった後の2割を点が入ったというところでとらえると、大きな仕事をしてることがたくさんあったんですね。だから焦れずにきちんとハードワークする、黒子になるというのは、ひとつのストライカーの違ったタイプでもあるんですね。そういうことをクリアできていたので、話をしながら、今日は点が取れそうだなと。先週もそうですけど、すごく動きがシャープで、常にゴールに行くし、ゴール前でちょっとしたリアクションの動きがある、という意味では、すごく動けてるなと見ていました。点を取った時もそうですよね。一番早くアクションを起こしてもらって、ターンからシュート。たぶんあのタイミングで蹴らないだろうと思ってると思うんですよね。そういうところだったり、田代が入れたのも長谷川の動き出しが早かったので長谷川から誓志(増田)といってると思うんですね。すごく動けてるなというふうに思います。まして点が取れたので、次の川崎F戦も楽しみだなと思っています。

–宮崎選手が公式戦3試合連続ゴールを挙げたことの要因は?

3試合前に、本人はすごくコンディションが良くて途中からでもすごく出したかったんですね。やっぱり宮崎じゃないかなぁという形で1試合だけ遅らせたというか、出れない部分があって、そういうところのコンディションがいいのにというのがうまくピッチ上で表現できてたと思うんですね。それがゲームでいざ使うとなるとああいうふうな活躍をしてくれたということ。それともうひとつ、彼のいいところは技術が高い。ちょっとしたスペースにタイミングよく入ってボールを収めることができるので、1回チームが落ち着くんですね、彼のところに入ると。個人で溜める能力を持ってる反面、スピードも持ってるというところがあるので、それがうまく今生きていると思います。途中から使ってもすごく怖い選手だと思います。

–今日キャプテンマークを佐藤健太郎選手に渡した理由は?

『やれ』というと、『やらない』と当然言うんですね。ですけど、こっちとしては、中央にいて周りが見れて、ハードワークできるような選手、とすると、健太郎に1回やらせてみたいなと。チームキャプテンじゃないので。ゲームキャプテンだから、『あまり期待してないからやってみたら?』ということで、今日食事の前に話をしました。集中していたし、声も出てたと感じるんですね。みんながミスした時に指示してくれてたりとか、ハードワークして一番ボールを奪っていると思うんですね。そういう意味では、今後もそういう若い選手がゲームキャプテンを。チームキャプテンというとなかなか荷が重いかもしれないですけど、ゲームキャプテンとしてこうやって刺激を入れるという方法もいいのかなと思いました。すごく正解だったなあと。ところが嫌だったんでしょうね。途中でキャプテンマークをグラウンドに投げてたから(笑)。田代に『拾え』と言ったら田代がつけてたので、田代もいいかなと思って見ていました。

–久々の2トップだったが、他にも園田や新しい選手を使って結果が出たことでリーグ戦に生きるのではないか?

そうですね。前半、壁パスを2回ぐらいやられたり、ポストに当たったりして助かったと思うんですけど、でもだいぶやれてるなというふうに思います。それ以上に、小林亮が左サイドで問題なくやれてるということを考えると、バックラインは少し動かしながらでもあと9試合は戦えるなという感じがしました。2トップもシーズン初めよりコンビネーションいいし、1トップでもいいしというところで、今日のゲームはいい材料ができたなと思っています。