馬入日記

【馬入日記:2月12日】タイキャンプ6日目!孤児院訪問&サッカー教室も

110212-1タイキャンプも6日目となりました。
いよいよ明日13日は「トヨタプレミアカップ」本番。タイポートFCと日本時間18:00のキックオフです。(現地時間16:00)

さて、今日は午前中にバンコク市内の孤児院の訪問を行いました。
大井選手、山口選手、石神選手、巻選手、阿部選手(←ここまで同級生!)、鎌田選手、佐々木選手、ハン選手、ファビーニョ選手の9人が参加し、子どもたちとの時間を過ごしました。

訪れたのは、3歳くらいから12歳くらいまでの男の子が生活している孤児院。
道の両脇に並んで到着した選手たちを迎えてくれ、歌を歌って歓迎してくれました。

 
110212-2そして、まずは選手たちが自己紹介。

言葉は通じませんが、一人ひとり名前を言っていくと、子どもたちが名前を反復してくれました。「ナオヤ!」「ナオヤー!」「ショウマ!」「ショウマー!」といった具合に。
佐々木選手は「リュウタ!」と言った後に自分で繰り返しリュウタを連発し、子どもたちも手拍子と共に歌うようにリュウタを連発。見事リュウタをインプットしていました。
ちなみに山口選手は「ヤマー!」と言うのかと思ったら、「マイネームイズ…ルー!!」と。どうやらこのキャンプ中、同級生選手から「ルー(大柴)」と呼ばれているらしく、覚えやすいのをいいことに自らルーと名乗っていました。

そして、子どもたちが選手の前に立って、かわいいダンスを見せてくれました。

 
110212-3すると…

「一緒に踊ろう!」と選手たちも子どもたちの真似をして一緒にダンス!

施設の中は大爆笑。ノリノリの選手たちと子どもたちの笑い声で一層賑やかになりました。

 

 

 

 
110212-4そして、ちょうどお昼どきになったので、子どもたちは食事の時間。
それならということで、「小学校以来の給食当番!(阿部選手)」を担当することに。

かなり慣れない手つきでしたが、子どもたちのお皿にごはんとおかずを盛りつけていきました。

写真は、巻選手が「いっぱい食べる?ちょっと?」と聞いているところ。「タイ語でいっぱいって何て言うの?」と聞くなどして、子どもたちに話しかけていました。(でも面白いのは、こういう時にサッカー選手は英語より先にポルトガル語が出るというところ。思わず「ムイト?(ポル語でたくさんという意味)」と聞いている選手、多々)

言葉は通じなくとも「この人面白い」ということは分かるらしく、子どもたちは巻選手の言動に笑っていました。

 
110212-5こちらはおかず担当。
若干ペース配分を間違えつつ…しかし、なんとか無事に給食当番を終了しました。

食事をする子どもたちと身ぶり手ぶりで話をしながら、コミュニケーションをとっていきました。

選手たち、子どもたちの対応は慣れたものですっかり楽しく過ごしていました。
と同時に、やはり両親のいない子どもたちのことを心配していました。

 

 

110212-7グラウンドにサッカーゴールがあったので、サッカーをやっている子どもたちも多い様子。ボールをプレゼントし、また子どもたちと一緒にボールを蹴る時間もありました。

小さな子どもたちは照れながらも、選手たちにくっついてきました。

 

 

 

 

 
110212-6短い滞在でしたが、いろいろなことを考えさせられる時間でもありました。
自身が経験しなければ分からないことはたくさんあります。実際にその場に行くことの意味を感じさせられました。
選手たちはそれぞれに、様々な想いを抱いたことと思います。

現地のインタビューに答えた巻選手は「子どもたちが元気に育つことを僕たちも願っています。当時に、子どもたちの姿に僕らもエネルギーをもらいました」と話していました。

 

 

 

110212-8そして。
今日はスパチャラサイスタジアムで午後から前日の公式練習を行いました。

ナショナルスタジアムは、タイならではの建造物もそこかしこにあり伝統を感じるいい雰囲気。
明日の準備の真っ最中であちこちに「TOYOTA」のマークが掲げられていました。

スタジアムは25,000人くらいの収容ということですが、明日は20,000人くらいは入るのではないかと言われています。

練習ではセットプレーの確認やPKの練習なども行いました。

1週間、試合に向けた準備を行ってきました。
明日、なんとしても勝利をもぎとり日本へ帰りたいところです。

 
110212-9そして今日の練習後、田原選手、小澤選手、ルーカス選手、松浦選手がサッカー教室に参加。

日本人とタイ人の子どもたち約100人くらいを対象に行われていたサッカー教室の最後に登場し、一緒にゲームをし、その後サイン会を行いました。

ボールを蹴っている時は子どもたちは真剣そのもので、選手も練習後とは思えないほど元気にボールを追いました。

 

 

 

110212-101キャンプ中、こうして様々な形で現地の方とコミュニケーションをとることができました。