2025JリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド3回戦 vs FC東京
5月21日(水)19:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | FC東京 AWAY |
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1 | 0 | 前半 | 0 | 0 | ![]() |
1 | 後半 | 0 | ||||
82分 平岡 大陽
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得点者 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||||
GK | 99 | 上福元 直人 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 野澤 大志ブランドン | 41 | GK | ||
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DF | 33 | 髙橋 直也 | 0 | 0 | 森重 真人 | 3 | DF | |||
DF | 4 | 舘 幸希 | 0 | 1 | 木本 恭生 | 4 | DF | |||
DF | 8 | 大野 和成 | 0 | 0 | 長友 佑都 | 5 | DF | |||
DF | 3 | 畑 大雅 | 0 | 1 | 岡 哲平 | 30 | DF | |||
MF | 37 | 鈴木 雄斗 | 3 | 3 | 安斎 颯馬 | 7 | MF | |||
MF | 18 | 池田 昌生 | 1 | 3 | 高 宇洋 | 8 | MF | |||
MF | 14 | 茨田 陽生 | 2 | 0 | 東 慶悟 | 10 | MF | |||
MF | 15 | 奥野 耕平 | 0 | 1 | 野澤 零温 | 28 | MF | |||
FW | 27 | ルイス フェリッピ | 1 | 2 | マルセロ ヒアン | 19 | FW | |||
FW | 10 | 鈴木 章斗 | 1 | 1 | 仲川 輝人 | 39 | FW | |||
GK | 31 | 真田 幸太 | – | SUB | – | 波多野 豪 | 13 | GK | ||
DF | 5 | 鈴木 淳之介 | 0 | – | 土肥 幹太 | 32 | DF | |||
DF | 22 | 大岩 一貴 | – | 0 | 木村 誠二 | 47 | DF | |||
MF | 13 | 平岡 大陽 | 2 | – | 白井 康介 | 99 | DF | |||
MF | 20 | 石橋 瀬凪 | – | 1 | 遠藤 渓太 | 22 | MF | |||
MF | 25 | 奥埜 博亮 | 0 | – | 常盤 亨太 | 27 | MF | |||
MF | 50 | 藤井 智也 | 0 | 0 | 小泉 慶 | 37 | MF | |||
FW | 9 | 小田 裕太郎 | – | 0 | 佐藤 恵允 | 16 | FW | |||
FW | 19 | 福田 翔生 | 0 | 1 | 俵積田 晃太 | 33 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆40分 27 ルイス フェリッピ ■
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10 | シュート | 14 |
◆50分 30 岡 哲平■
◆54分 8 高 宇洋■ |
12 | ゴールキック | 6 | ||
6 | コーナーキック | 9 | ||
11 | 直接フリーキック | 9 | ||
0 | 間接フリーキック | 0 | ||
0 | オフサイド | 0 | ||
0 | PK | 1 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆69分
15 奥野 耕平 → 13 平岡 大陽 27 ルイス フェリッピ → 19 福田 翔生
◆75分
33 髙橋 直也 → 5 鈴木 淳之介 14 茨田 陽生 → 50 藤井 智也
◆89分
10 鈴木 章斗 → 25 奥埜 博亮 |
◆63分
28 野澤 零温 → 33 俵積田 晃太 19 マルセロ ヒアン → 16 佐藤 恵允
◆72分
10 東 慶悟 → 37 小泉 慶 39 仲川 輝人 → 22 遠藤 渓太
◆80分
3 森重 真人 → 47 木村 誠二 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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6,490人 | 曇、中風 | 24.6℃ | 67% | 全面良芝 | 90分(延長30分) |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
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結城 勝彦 | 福島 孝一郎 | 淺田 武士 | 亀川 哲弘 | 御厨 貴文 | 岩崎 洋 |
監督コメント
山口監督 総括
トーナメントの中で、リーグ戦も勝てていない中で、やはり勝ちが一番欲しいゲームでした。平日のナイターということで、来ていただいているお客さんにいいものを届けたいという思いはあって、なんとかみんなでそれを表現しよう、自分たちのアグレッシブさを出そうという中で迎えたゲームでした。
試合はなかなか前半難しい守備の時間帯が多くなりましたけれど、カミ(上福元)のストップもそうですけれど、しっかりと気概を持ってプレーしてくれたことが後半につながったと思います。難しさの中でも最終的なところでしっかりとプレーをできていたと思うので、本当に全員で勝ち取った勝利だと思います。次に進めることもそうですし、1試合多くできることも非常に喜ばしい勝ちになりました。これをリーグ戦に繋げていかないといけないと思います。そんな非常に嬉しい勝利になりました。
山口監督 質疑応答
無失点で抑えたが、守備の中で一番良かった点はどこか?
キーパーを含めて守り切れたところはあると思うんですけれど、バラバラにならなかったことが一番の自分たちが目指してる、大事にしているところです。前半少し押し込まれた時間帯はありましたけれど、それをしっかりと修正してくれたと思いますし、後半は自分たちの守り方もそうですけれど、自分たちの相手を見るというところは増えてきたと思います。距離感が良くなったのもひとついい要因だと思います。
なかなか90分間求め続けるのは酷なんですけれど、今日は特にトーナメントで隙を見せたらというところも、マルセロヒアン選手や仲川選手もいたし、速い選手が多かったので、その辺は気を付けながらというところをしっかりと頭に入れてやってくれたところが良かったと思います。
ミスした後もすぐ切り替えて、熱量でもカバーする、大事な所が見えたのでは。
単純なミスで失うことは大きな課題ですけれど、先ほども言ったように、気概を持ってプレーしようという中で、すごく表現力を出してくれたと思っています。ルヴァンカップの大会方式が変わって、難しい戦いの中でどう動くのかという時間もない中で、そこを一番大事にしたいというのと、自分たちの持っている最大限を出そうという話をしながら選手と共有をして。
とにかく気概を持ってプレーしよう、楽しんでプレーしようということは試合前にも伝えましたし、その中で戦術や相手があったりで考えないといけないところはもちろんあるんですけれど。それも含めて90分を通して全員が理解してやってくれたと思っています。
立ち上がりは我慢の時間だったと思うが、前半終了間際からは高い位置から奪って攻撃に、と流れが変わったが。
立ち上がりは本当によくなかったと思います。前半も後半もセットプレーを与えてしまって、気を付けようというところでそういう機会を与えてしまったというのは、課題としてあると思います。
カミ(上福元)がPKを止めてくれたというのはもちろんあると思いますけれど、自分たちが常にどういう時に奪いに行くのかというところ。
特にスイッチを決める人たちが入れてくれたのが大きく変わってきたところだと思いますし、そこに後ろはついていかないといけないところもあるので、特に下げたボールに対しては圧をかけるというところは、前半の残りの方、組織が崩れてというよりかはそういうところでだらだらしてしまうのが今の一番の自分たちの問題点だと思ってる。
そこはしっかりと修正できたというのが大きかったと思いますし、距離感はそれで保っていたというのもあると思います。確かにタフなゲームだったと思いますが、それをやりきれた成果が勝利に結びついたと思います。
上福元選手の良さや秀でているところはどこか?
もちろん経験値があります。ただ、本当に練習からキーパー陣は常に切磋琢磨して、その中でもカミ(上福元)は若手に負けないところ、チームに影響力を出そうとしてくれているところが重要だと考えています。もちろんトライ&エラーはありますけれど、常にそこに向き合ってプレーするところが彼の良さだと思いますし、今日で言うとそういうプレーで勝たせてくれたというところもあります。
彼だけに信頼しているわけではないですけれど、それぞれの特徴をしっかりとみんなが出せるような雰囲気を作ってくれているのは間違いないと思います。
選手コメント
MF13平岡 大陽
(ピッチに入るときに意識したことは?)
FC東京が試合を握り、自分たちが耐える展開だったんですけど、そのなかでももっとこうしたらいいなとか考えながらベンチから見ていたので、自分が出たときにはそこをしっかり表現できるように、また監督にはいつも通り自分のよさを出してくれと言われたので、そこを意識して入りました。
(得点を狙っていた?)
全然決めてないですけど、得点はつねに狙っています。今日のゴールは自分が積み重ねて取り組んできたことが身になった場面なので、ほんとに必然だと思いますし、コツコツやることは大事だなと思います。
(ゴールシーンを振り返って)
(藤井)智也くんが抜け出して、スピードがあるしなにか起こりそうやなと感じていた。普段だったらゴール前に突っ込んでしまうんですけど、落ち着いてワンテンポ遅らせてなかに入って行きました。たぶん(鈴木)章斗と(福田)翔生くんが前で潰れてくれたので、自分はちょっとマイナスから意図的にゆっくり入った。智也くんが切り返したタイミングで僕のマークが2人ボールに食い付いたので、自分が止まればフリーになれることが感覚的に分かって、あとは無心になってゴールを決めるときの感覚でした。
(そのあともう1回決定機があったが?)
1点決めていたから落ち着いていたのもあるんですけど、あれもほんとに力が抜けていて、いままでは絶対ないようなプレーでした。シュートまでは完璧だったんですけど、あそこで冷静になるところはまだ課題だと思います。
GK99上福元 直人
(PKを止めた場面を振り返って)
弾く場所は相手が触れるような位置に飛んでいきましたけど、気持ちの部分で勢いがまさったというか、詰められることなく防げた。アンラッキーなPKを結果的に救える形になってよかったと思います。
(今日はチームとしてミスが多かった印象だが?)
一つひとつのプレーに細かくしっかりとこだわることはどの試合も変わらないと思います。今日出たこともまた準備の段階で解決できると思うので、同じミスを繰り返さないようにしたいと思います。
DF4舘 幸希
(無失点で抑えられたことは大きいのでは?)
DFとして失点0で抑えることはすごくうれしいです。カミくん(上福元直人)がPKをしっかり防いでくれたことも、大陽がゴールを決めてくれて90分で終わらせられたことも、0に抑えられた要因かもしれない。いろんな要因が重なり、みんながハードワークした結果なので、自分もうれしいですし、みんなに助けられたという感覚もあります。
(マルセロヒアンとマッチアップしてどう感じたか?)
すごくモチベーションが上がったというか逆に
マルセロヒアン選手とやってみたいなと思っていたので、スタメンを聞いた瞬間にすごくモチベーションになりました。彼は調子もすごく上がってきていると思うし、見ていてもほんとにパワーとスピードあって怖い印象があったんですけど、0に抑えたことは自信に繋がるのですごくよかったと思います。
(今日の試合で危ないと思ったシーンはあったか?)
崩されて裏を取られたという感覚は正直あまりないです。少しミスがあり、カウンター気味に来られた場面もありましたけど、しっかり集中して守ることができていた。もちろん怖さはありながらでしたけど、しっかり守れた感覚があります。
DF33髙橋 直也
(久々の出場だったが自信を持ってやりきれたのでは?)
試合に出られなくなったタイミングから、去年はそこでガクッと落ちてしまった自分がいましたが、今年は1年を通して波があっても自分のなかでやり続けると決めていたので、メンバーを外れても日々の練習で自分のできることを100%やり続けていた。その結果、今日こうやってメンバーに入れてもらえることができたと思います。
(全体的にミスの多い試合だったが、髙橋選手はミスなくやり切れたのでは?)
攻撃の部分で自分がミスをしていたら試合に出る価値も選手としての価値も下がるし、周りや状況を見てプレーするのが自分のよさなので、そこは出せたかなとは思います。
(ドリブルで上がりチャンスをつくるシーンもあったが?)
ああいうプレーが自分の持ち味だと思うし、そのために使ってもらっていると思っている。ああいうところでボールを持ったら積極的にゴール前に仕掛けていくことが自分のよさだと思いますし、強みかなと思います。
MF37鈴木 雄斗
(どのように試合を振り返るか?)
失点を0に抑え、勝てたことはよかったと思います。ただ一方で、監督やコーチがいろんな戦術を示して練習したなかで、それを強気にプレーできたかと言われたら、まだまだ足りない。みんな練習からほんとにパワーを持ってやっています。ただ、それを発揮する場所はここだし、練習を見ていたらもっともっとできると僕は思う。おこがましいですけど、俺は誰よりも勝ちたいと思ってこのピッチに立っている自信はあるので、それを表現し、発信していきたいなと思います。
(得点は右サイドのいい連係から生まれたが?)
あの場面のように、受けたいとか、前にプレーしたい、背後を取りに行くという意思表示、なんとなくではなく、ほんとにそこでアクションを起こすと強い攻撃になるし、やっぱりゴールに、結果に繋がると思います。