MATCH試合結果

2025明治安田J1リーグ第24節 vs セレッソ大阪

7月19日(土)19:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚

HOME 湘南ベルマーレ セレッソ大阪 AWAY
湘南ベルマーレ 3 2 前半 1 3 セレッソ大阪
1 後半 2
23 > 24 勝点 33 > 34
14分 鈴木 章斗
42分 平岡 大陽
89分 ルイス フェリッピ
得点者
6分 ルーカス フェルナンデス
47分 ラファエル ハットン
73分 チアゴ アンドラーデ
選手 シュート シュート 選手
GK 1 ポープ ウィリアム 0 STARTING
LINEUP
0 福井 光輝 1 GK
DF 8 大野 和成 0 2 奥田 勇斗 16 DF
DF 32 松村 晟怜 0 0 ディオン クールズ 27 DF
MF 50 藤井 智也 2 0 西尾 隆矢 33 DF
MF 37 鈴木 雄斗 0 0 畠中 槙之輔 44 DF
MF 7 小野瀬 康介 0 1 喜田 陽 5 MF
MF 15 奥野 耕平 0 1 香川 真司 8 MF
MF 25 奥埜 博亮 0 2 田中 駿汰 10 MF
MF 13 平岡 大陽 1 2 ラファエル ハットン 9 FW
FW 28 太田 修介 2 3 チアゴ アンドラーデ 11 FW
FW 10 鈴木 章斗 1 3 ルーカス フェルナンデス 77 FW
GK 31 真田 幸太 SUB キム ジンヒョン 21 GK
DF 4 舘 幸希 0 中村 拓海 2 DF
MF 14 茨田 陽生 阪田 澪哉 17 MF
MF 18 池田 昌生 0 0 本間 至恩 19 MF
MF 20 石橋 瀬凪 0 吉野 恭平 35 MF
MF 66 松本 大弥 2 9 柴山 昌也 48 MF
FW 9 小田 裕太郎 0 0 中島 元彦 13 FW
FW 27 ルイス フェリッピ 1 古山 兼悟 29 FW
FW 72 二田 理央 ヴィトール ブエノ 55 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
9 シュート 14
◆52分 33 西尾 隆矢
12 ゴールキック 11
4 コーナーキック 7
9 直接フリーキック 13
1 間接フリーキック 4
1 オフサイド 4
1 PK 0
得点経過
◆14分
10 鈴木 章斗
右 50 ~ → 中央 7 ↑ 10 左足S
◆42分
13 平岡 大陽
右 相手DF → 10 カット ↑ 中央 13 左足S
◆89分
27 ルイス フェリッピ
PK 27 右足S
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆6分
77 ルーカス フェルナンデス
中央 8 ~ ↑ 相手DF こぼれ球 9 → 77 右足S
◆47分
9 ラファエル ハットン
中央 8 → 11 ↑ 9 ~ 左足S
◆73分
11 チアゴ アンドラーデ
右 2 ~ → 中央 8 → 11 ~ 右足S
選手交代
◆67分
15 奥野 耕平 → 66 松本 大弥
◆74分
7 小野瀬 康介 → 18 池田 昌生
13 平岡 大陽 → 9 小田 裕太郎
10 鈴木 章斗 → 27 ルイス フェリッピ
◆79分
28 太田 修介 → 20 石橋 瀬凪
◆71分
27 ディオン クールズ → 2 中村 拓海
◆82分
9 ラファエル ハットン → 13 中島 元彦
11 チアゴ アンドラーデ → 19 本間 至恩
◆89分
8 香川 真司 → 48 柴山 昌也
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
11,213人 曇、中風 27.6℃ 80% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
岡本 知之 大橋 侑祐 西橋 勲 津野 洋平
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
石丸 秀平 木村 博之 武部 陽介 岩崎 洋

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

天皇杯で悔しい負け方をして、ただ自分たちの良さを出せたゲームで落としてしまった。その悔しさと、その良かったところをこの試合で出したいと思い、みんなと共有してきました。そういう観点から言うと、よくやってくれたと思います。

勝ちに繋げられなかった残念さ、今日もたくさんの方に来ていただいて背中押してくれた人たちに届けられなかった残念さももちろんあります。けれど、この追いついて勝点1を取ったゲームで何を言っているんだという話になりますけれど、ポジティブに捉えたい、そんなゲームになりました。

ボールを動かす相手チームに対して我慢をしながらというところも含め、ポジティブに捉えたいと考えています。ただ、勘違いしてほしくないのは、満足しているわけではなく、その中で課題、失点のところ、もっともっとゴールに向かうところ、最後の質というところは引き続きやっていかないといけないと思います。

けれど、まずこの勝点1を取れたと考えてやらないといけないと正直に思います。選手はタフにやってくれたと思いますし、自分もそこに入って次に向かう。その勝点1を価値があるものにするためには、次の中3日でアウェイ浦和戦があるので、そこでどう繋げられるかというのは選手にも話しました。そこで証明できるようなことができればいいと思います。非常に残念な気持ちもありますし、次に向かうぞという気持ちもあります。

山口監督 質疑応答

前半立ち上がりに失点し、追いついた中でハーフタイムでは何を伝えたか。

2-1で折り返したということもあって、守備のところ、ボールを持たれる、我慢しないといけないところから、誰がどうボールに対してポジションを取るのかというところを修正しました。

攻撃は自分たちがやろうとすることはできたので、そんなに複雑に変えたくもなかった。守備のところを整理して、もう一回そのコンパクトさを、という中での失点だったので。後半の立ち上がりももちろん自分の責任ですし、課題はあります。

選手コメント

FW27ルイス フェリッピ
ルイス フェリッピ

(引き分けとなったが、ゲームをどう振り返るか?)
大事な勝点1だと思います。逆転されて追いつくことができたことはポジティブに捉えたい。これは最近の試合の成果だと思います。いい試合をしているなかで、なかなか勝点を取ることができなかったですが、今日は勝点を取れてよかったと思います。

(PKを蹴ることはもともと決まっていたのか?)
試合前からそういう決まりはなにもなかったですが、FWの選手としてゴール決める責任感もあるので、PKになった瞬間に自分が蹴ろうと思いました。それはFWの役目だと思っているので蹴りました。

MF20石橋 瀬凪
石橋 瀬凪

(PKを取ったシーンはどんなことを考えていたのか?)
最初は縦に行こうと思っていたんですけど、自分でシュートを打ちたいなと思って内に行ったときに左から来ているのが見えて、前からも来ていたので、左に綺麗に抜けたのはよかったかなと思います。

(ああいう切り返しは得意なプレーなのか?)
そうですね、よく紅白戦とかでもやっていて、さっきロッカーでカズくん(大野和成)に「俺なら防げていたな」と言われました(笑)。

(天皇杯清水戦で縦突破を対応されて悔しさを口にしていた。今日は得点に繋がったが?)
縦の突破は意識していたので、いつもならかわすようなプレーになっていたんですけど、今日は綺麗に突破できてよかったと思います。

(出場時間が増えてきていろんなものを学んだり身に付いてきたり手応えがあるのでは?)
途中出場は今日で2回目になるんですけど、守備の部分で途中から試合に入るのは高校のときから苦手だったので、もっと走れる選手になれたらと思います。

GK1ポープ ウィリアム
NO PHOTO

(ゲームをどう振り返るか?)
1本でも止めれば勝っていた試合ですし、とくに1点目はいちばん止めるチャンスがあったかなと思います。そこで止めるのと止めないのとでは試合の締まりが違うので、そこで違いを見せなければいけないと思いますし、そこが自分の仕事だと思っているので、やっていかなければいけない。
チームとしてやりたいことや表現したいことはできていると思いますし、プラスアルファの部分でチームに対していい関わりができている自負もある。でもやはりGKは守ってなんぼですし、リーグ戦2試合で7失点は受け止めないといけない。
1本しっくりくればいろいろ変わってくるんですけど、いまのところ自分が局面を変えるようなシーンをなかなかつくれていません。入りのファーストシュートだったり、後半も1本目でしたし、そういうところでどうしてもリズムをつくり切れない部分は間違いなくあるんですけど、そういう状況でも自分の価値を証明しないといけないですし、それを追い求めてつねにやっているので、切り替えて次やらなければいけないと思っています。
でもほんとに、守備の部分では失点が多く続いてしまっていますが、チームとして表現したいことはやれていると思います。いままでいろんな監督のもとでやってきましたけど、智さん(山口監督)はすごく合理的で、ロジカルで、やっていて楽しいですし、選手としても成長できる確信がある。そのなかで自分は価値を証明しなければいけないので、しっかり責任を持ってやっていかなければいけないなと思います。

DF8大野 和成
大野 和成

(ゲームをどう振り返るか?)
もう少しコンパクトにしたかったなという想いはありますが、相手の3トップのワイドがすごく張っていて、そこに一発のロングボールがあるから、警戒する分いつもより自然と下がってしまった。でもそれは仕方ないと思っていました。ただ、前から守備をハメたときにアプローチが弱くて抜かれたり剥がされたりすると、ハメている分、逆サイドがフリーになってしまったりという状況があった。それは戦い方というより個人戦術だと思うので、ネガティブにならずに各々が個のレベルを上げていけばいい。キワを突き詰めていけば失点は減ると思うし、もっといい攻撃もできると思います。

(ピンチは基本的にカウンターだったが?)
相手のカウンターに対してしっかりなかを締めることなどはできていたので、そうなると失い方のところで、たとえば3失点目は(平岡)大陽に入った瞬間に全体でラインを上げていればもう少しコンパクトにできたと思う。でもほんとによく攻撃陣が追いついてくれたと思います。コンパクトにすると攻撃のチャンスも増えるので、リスクはありますが、そこは後ろの使命だし、ロングボールが増えて怖くなって下がるのではなく、駆け引きしたなかで対応しなければいけないと思います。

MF37鈴木 雄斗
鈴木 雄斗

(複数得点を挙げたが、攻撃に手応えを感じているか?)
自分たちのよさである、どんどん前に出て行くことが今日のキーになると話していましたし、天皇杯では清水に負けましたけど、いいシーンは数多く見られたので継続しつつ、まずはアクションを多くしていこうと意識していました。ただ、ゴールに迫るシーンは少し前に比べたら増えてきているかなとは思いますが、やはり最後のアイデアやクオリティのところは、いつだってそうなんですけど、やっていかないければいけないと思います。

(鈴木雄選手自身も前の選択が多い印象だが?)
下げたくはないですよね、基本的には。できるだけ最後まであがくことは大事だと思っていますし、GKまで下げて相手にラインをアップされてロングボールを蹴るはチームとして求めていることではないので、それができないとすればアクションが少ないということ。なのでチームとしてやるべきこと、まずはアクションを起こそうと、それがいちばんゴールに近いプレーになるというのは言い続けていることなので、今日はよかった点もありますけど、もっともっとみんなでやっていきたいなと思います。

(鈴木雄選手がポケットを取りに行くシーンもチームとしての狙い?)
そうです。今日は僕自身ちょっと少なかった。相手の攻め残りがあったりして後ろとのバランスでなかなか出て行けないシーンもありました。でも自分の価値をピッチで証明するにはもっともっとそこを行かなければいけないと今日感じていたので、次はもっと出せるようにやっていきたいなと思います。

(相手の前線には強力な選手がいたが、香川真司選手をはじめ、出しどころを抑えに行くべきだったのか、それともセンターバック個々のところか?)
もっとコンパクトにしていれば、3失点目のスルーパスを出されたところもターンされなかったというのはもちろんあると思うんですけど、チームで漏れたときに誰がカバーするのか、あそこで準備していてもやられたのは個の世界。自分の詰めの甘さが3失点目に繋がったので、そこはほんとに次に向けてやっていきたいと思います。
僕自身は今日すごく自信を持って臨んだなかで、何回かやられるシーンがあり、ものすごく反省しないといけないし、そんな自信がある状態でピッチに入って結局やられているなら意味がない。正直ほんとにいま悔しい気持ちでいるので、また燃えさせてもらえるという気持ちと、準備のところからもう1回見つめ直してやっていきたいと思います。