MATCH試合結果

2025明治安田J1リーグ第16節 vs 東京ヴェルディ

5月11日(日)15:03キックオフ @味の素スタジアム

HOME 東京ヴェルディ 湘南ベルマーレ AWAY
東京ヴェルディ 0 0 前半 0 2 湘南ベルマーレ
0 後半 2
20 > 20 勝点 18 > 21
得点者
62分 奥野 耕平
90+4分 ルイス フェリッピ
選手 シュート シュート 選手
GK 1 マテウス 0 STARTING
LINEUP
0 上福元 直人 99 GK
DF 23 綱島 悠斗 3 1 キム ミンテ 47 DF
DF 2 深澤 大輝 0 1 鈴木 淳之介 5 DF
DF 3 谷口 栄斗 1 1 松村 晟怜 32 DF
MF 22 翁長 聖 0 0 鈴木 雄斗 37 MF
MF 20 食野 壮磨 1 1 藤井 智也 50 MF
MF 7 森田 晃樹 0 0 池田 昌生 18 MF
MF 40 新井 悠太 2 1 奥野 耕平 15 MF
FW 14 福田 湧矢 1 1 平岡 大陽 13 MF
FW 9 染野 唯月 0 1 小田 裕太郎 9 FW
FW 8 齋藤 功佑 0 0 福田 翔生 19 FW
GK 21 長沢 祐弥 SUB 真田 幸太 31 GK
DF 6 宮原 和也 0 畑 大雅 3 DF
DF 15 鈴木 海音 舘 幸希 4 DF
MF 17 稲見 哲行 0 髙橋 直也 33 DF
MF 19 松橋 優安 0 0 茨田 陽生 14 MF
FW 10 木村 勇大 0 1 奥埜 博亮 25 MF
FW 11 山見 大登 0 0 鈴木 章斗 10 FW
FW 25 熊取谷 一星 1 ルイス フェリッピ 27 FW
FW 37 川﨑 修平 1 石井 久継 77 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆54分 7 森田 晃樹
9 シュート 9
◆88分 19 福田 翔生
5 ゴールキック 10
9 コーナーキック 4
12 直接フリーキック 7
0 間接フリーキック 0
0 オフサイド 0
0 PK 0
得点経過
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆62分
15 奥野 耕平
左 CK 18 ↑ 中央 相手DF こぼれ球 15 右足S
◆90+4分
27 ルイス フェリッピ
左 3 ~ → 中央 25 → 27 左足S
選手交代
◆58分
20 食野 壮磨 → 11 山見 大登
8 齋藤 功佑 → 19 松橋 優安
◆66分
14 福田 湧矢 → 37 川﨑 修平
9 染野 唯月 → 10 木村 勇大
◆81分
40 新井 悠太 → 17 稲見 哲行
◆56分
32 松村 晟怜 → 3 畑 大雅
9 小田 裕太郎 → 10 鈴木 章斗
◆71分
18 池田 昌生 → 25 奥埜 博亮
13 平岡 大陽 → 27 ルイス フェリッピ
◆90分
15 奥野 耕平 → 14 茨田 陽生
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
14,801人 晴のち曇、弱風 25.9℃ 40% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
谷 邦男 清水 勇人 聳城 巧 森川 浩次
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
井上 知大 山本 雄大 道山 悟至 小山 修

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

勝負をしようと挑んだゲームなので非常に嬉しい勝ちになりました。その勝負というのは、最終的な結果もそうですけれど、ひとつひとつの準備のところ、頭の速さ、選ぶところ、バトル、守備、それぞれがしっかり意識を持って全体を通して我慢できていたと思います。前半ちょっと暑さもあってなかなか身体と心が一致しないところがあったとは思うんですけれど、その中でこじ開けてくれたというところで本当に大きかったと思います。

とにかく、本当にいつも毎試合来ていただいている方々に勝利を届けたい。そういう思いで全員やっていますし、今日はそれができてすごく嬉しいです。ただ、まだまだもちろん課題もありますし、結果でこれを続けていかないといけないところはあるんですけれど。今日に限っては非常に喜ばしいゴールとなりましたし、勝利につながったので、またこれを次に繋げていきたいなと、そんなゲームができました。

山口監督 質疑応答

奥野耕平選手のゴールについて。

押し込んだだけなのでいいところに行ったなというのと、ゴールは誰が取っても本当に嬉しいですし、初ゴールというのは誰でも記憶に残ることだと思うので、耕平だろうが他の選手だろうがすごく嬉しいことです。それが1つ刻めたことは耕平だけではなくて、チームの価値を上げられたと思うので、そういう意味での大事なゴールになりました。

ルイスもなかなか出場機会が限られている中でもやり続けたことが実ったシーンだと思うので。ただ、そこには他の人たちの作りであったり頑張りがあってのゴールなので、本当に全員で喜ばしく思えるゴールだったと思います。

狙い通りの形のコーナーキックだったのでは。

そうですね、なかなかセットプレーで点を取れていなかったんですけれど、狙い目は毎試合、毎試合しっかりとみんなが合わせてやっていたのがひとつ形になった。継続してやることの大事さを学びましたし、誰かがそういうところにいるということは非常に大事なことですし、それが勝利に繋がった。本当に何度も言いますけれど、全員の準備と全員の考えの共有があったからこそだと思います。

ハーフタイムで何か修正の指示をしたか。

この試合に限って言うと、アクションを増やしていきたかった。それは相手の守り方もありますし、自分たちのアグレッシブさを取り戻したいという大きなテーマがあるゲームでした。前半に限って言うと、そのアクションを起こしてくれたからこそ、そこを選ぶ回数や選ぶことで多少長いボールになってしまうということは全員の中で共通としてありました。

後半は相手が下がってきたからこそ後ろに時間ができるので、そこはもっと見ていこう、選んでいこうというところを伝えました。元々相手を見てサッカーをしてほしいというところがあって、その中での仕組みというか考え方をやってくれる選手たちなので。自然とそのスペースがあればあるほどその作るための前半だったと思いますし、後半はその使い分けをハーフタイムに伝えました。

ただ、戦う際のところというか、抜けてはダメなところで漏れたところは厳しく言いました。耕平に関しても前半のところでは良くなかったと自分では思うので、厳しく発破をかけた。褒めて伸びるタイプとは自分で言ってましたけれど、褒めるところがなかったので厳しく言いましたけれど、全体ではそういう考えのゲームでした。

前半は相手の圧をまともに受けないことが上手くできた?

上手くいくとかいかないとかではなくて、上手くいくように最終的にどう繋げるかというところはあったと思います。もちろん発信場所は後ろが多くはなると思いますし、アクションをすれば長いボールが多くなるとていうのも、もちろん相手の守り方を含めてあった。

あとは、自分たちの良さを出すためには、まずそういうところをもう1回やりたいというのもありましたし、そこから入りたいというのもあった。もちろんもっと選んでほしいとか、選べる瞬間というのはたくさんありました。一概にそれがいいとは言えないですけれど、今日のゲームに限ってはみんなの中で統一性があったと思いますし、それが最終的に繋がったんじゃないかと感じています。

選手コメント

MF15奥野 耕平
奥野 耕平

(前半を振り返って)
自分自身、試合に入れていない感覚があったのでそこは反省点です。ただ、そのなかで前半を失点0に抑えられたことは収穫かなと思います。

(ハーフタイムに監督から言われたことは?)
熱量を出すように言われました。僕のプレーは前半よくなかったので、熱量を出していけと言われたことで、自分自身やらなければいけないことをしっかり整理できたと思います。

(4試合ぶりの勝利を得たが?)
たまたまで終わらず、これを次に繋げていきたいと思っています。

(ゴールシーンを振り返って)
ラッキーゴールと言えばラッキーゴールですけど、こぼれ球を狙ってはいたので、うまく反応できたかなと思います。

(J1で初ゴールを取ったことについては?)
すごくホッとしているし、うれしい気持ちです。肩の荷が下りたじゃないけど、いろんなひとに恩返しができるゴールだったかなと思います。

(ひとりで踊る勝利のダンスはどうだったか?)
恥ずかしかったです(笑)。

(試合後サポーターになにを話していたのか?)
お待たせしましたと伝えました。いちばん待ってくれていたのはサポーターの皆さんだと思うので、よかったです。

(チームとして結果を出せていなかったなかで勝てたことについては?)
チーム全員やれることは毎試合100%でやっていますし、そういったなかで勝ちに繋げられたことは自信になる。もっともっとギアを上げていきたいなと思います。

FW19福田 翔生
福田 翔生

(試合後立ち上がれず担架で運ばれたが、どういう状態だったのか?)
すべて出し切ったので力が入らなくなってしまい、倒れちゃいました。

(いつも以上に気持ちが入っていた?)
単純に最近負けが多かったし、悔しい想いをしているし、湘南らしい戦い方ができていなかったなかで、湘南はどういうもんかというのを体現したかったです。

(兄の福田湧矢選手と試合をやってどんな感慨があったか?)
そうですね……ちょっとアップ中、泣きそうになっちゃって。これまで自分がどんなに苦しいときでも大丈夫だと兄ちゃんが支えてくれた。その支えがなかったらいまこうやって僕はJ1の舞台に立っていないと思うし、サッカーはもちろんいろんな面で兄ちゃんの背中を見てやってきたので、うれしいですし。兄ちゃんも怪我とかいろんな苦しい想いをしているなかで、いまこうやってピッチに立っていることのすごさ、あれだけ挫折を多く繰り返しているなかで調子も取り戻していますし、そういう想いが入り混じって、という感じです。

(試合後どんな話をしたか?)
いろんな話をしましたけど、やっと戦えたな、みたいな感じです。

(支えてくれたとは具体的には?)
僕はプロに入ってから苦しい想いばかりで、そのときに兄ちゃんはJ1で活躍していて、その姿を毎試合DAZNで見て、俺もやってやろうと思いました。挫折の連続で折れそうになっているときに、「おまえは大丈夫だ」「絶対J1でやれるから」と兄ちゃんが助けてくれて、僕もやってやろうと思いましたし、ありがたいです。

MF37鈴木 雄斗
鈴木 雄斗

(前半からアグレッシブなゲームができたと思うが?)
できていないと思います。前半は準備が1個遅かった。その意味では前半耐えられたことはよかったと思いますが、0-0で折り返せたからよかったものの、先に失点してもおかしくないような形ではあったかなと思います。

(ハーフタイムに修正したことは?)
球際、準備、いろんなところで足りていないと前半ずっと思っていたので、もう1回ギアを上げていかなければいけないという話をして、後半はパワーを持っていけたと思います。

(4試合ぶりに勝利を掴んだことについては?
前節は負けましたけど、最近のうちの試合のなかではいい内容の部分も出てきていた。そこを上積みしていかなければいけないというなかでの今日の前半だったので、僕は納得いってないですけど、後半はよかったし、90分でしっかり勝てたという意味では、これを糧にやっていけたらと思います。

DF32松村 晟怜
松村 晟怜

(自身は川崎戦以来のスタメンとなったが、どんな意識で臨んだか?)
自分のあとに2得点入りましたけど、しっかり失点0に抑えられたことは最低限の自分の目標だったのでよかったと思います。ただ、(鈴木)淳之介や(平岡)大陽くんとのコミュニケーションの部分でもっとボールを受けないと自分の持ち味は出ないと感じた。また、逆サイドに入っていくことや全力で戻るというハードワークの部分はできていなかった。体力的に苦しい場面が前半多かったので、そこはもう1つ2つギアを上げていかなければいけないと思いました。

(試合前の写真撮影ではどんな声を出していたのか?)
ひとこと、「今日絶対勝ちましょう」だけですね。そんなに喋るタイプじゃないので。いつもは(畑)大雅くんなんですけど、今日は(キム)ミンテさんから「晟怜いけ」と言われたのでやりました。

FW27ルイス フェリッピ
ルイス フェリッピ

(ゴールシーンを振り返って)
相手が押し込んでいたなかで、うちがいい形でボールを奪うことができ、自分にいいパスが来ました。ダイレクトで決めることができてよかったです。ヴェルディはホームだったのでゴールを決めたいという気持ちが強かったと思いますが、自分たちも少ないチャンスをしっかり活かすことが大事だった。あの場面はそのチャンスだと思って思い切って蹴りました。

(左足の鮮やかなコントロールシュートだったが、どんなイメージで蹴ったのか?)
GKが取りづらいボールを蹴ろうという意識で蹴りました。正直あそこまで上から落ちることは意識していなかったですけど、左足でもいいシュートを蹴れる自信はあったので思い切って蹴りました。