MATCH試合結果

天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会準々決勝 vs アビスパ福岡

8月30日(水)19:00キックオフ @ベスト電器スタジアム

HOME アビスパ福岡 湘南ベルマーレ AWAY
福岡 3 1 前半 1 1 福岡
2 後半 0
44分 山岸 祐也
67分 山岸 祐也
73分 佐藤 凌我
得点者
4分 鈴木 章斗
選手 シュート シュート 選手
GK 1 永石 拓海 0 STARTING
LINEUP
0 富居 大樹 23 GK
DF 26 井上 聖也 2 0 石原 広教 3 DF
DF 3 奈良 竜樹 1 0 山本 脩斗 16 DF
DF 33 ドウグラス・グローリ 1 0 大岩 一貴 22 DF
MF 29 前嶋 洋太 2 0 舘 幸希 4 DF
MF 27 佐藤 凌我 2 0 小野瀬 康介 88 MF
MF 99 井手口 陽介 1 0 奥野 耕平 15 MF
MF 6 前 寛之 2 0 茨田 陽生 14 MF
MF 16 小田 逸稀 2 0 中野 嘉大 44 MF
FW 28 鶴野 怜樹 0 0 阿部 浩之 7 MF
FW 11 山岸 祐也 2 1 鈴木 章斗 29 FW
GK 31 村上 昌謙 SUB 立川 小太郎 31 GK
DF 5 宮 大樹 0 0 岡本 拓也 6 DF
DF 2 湯澤 聖人 0 田中 聡 5 MF
MF 35 平塚 悠知 0 1 福田 翔生 19 MF
MF 7 金森 健志 1 0 池田 昌生 27 MF
MF 8 紺野 和也 0 鈴木 淳之介 30 MF
FW 18 ウェリントン 0 0 大橋 祐紀 17 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆90分 1 永石 拓海
16 シュート 2
◆54分 4 舘 幸希
8 ゴールキック 12
4 コーナーキック 3
13 直接フリーキック 8
1 間接フリーキック 3
1 オフサイド 3
0 PK 0
得点経過
◆44分
11 山岸 祐也
中央-2 99 → 11 → 中央-1 27 → 6 → 11 ワンタッチプレー 右足S
◆67分
11 山岸 祐也
右-3 8 ~ 右-2 相手FP こぼれ球 中央-2 99 ~ 中央-1 → 11 2タッチ以上 右足S
◆73分
27 佐藤 凌我
右-2 26 → 中央-1 11 → 27 2タッチ以上 右足S
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆4分
29 鈴木 章斗
右-1 スローイン 3 ↑ 中央-1 29 2タッチ以上 右足S
選手交代
◆65分
28 鶴野 怜樹 → 8 紺野 和也
◆81分
27 佐藤 凌我 → 7 金森 健志
11 山岸 祐也 → 18 ウェリントン
◆88分
33 ドウグラス・グローリ → 5 宮 大樹
99 井手口 陽介 → 35 平塚 悠知
◆65分
14 茨田 陽生 → 5 田中 聡
7 阿部 浩之 → 19 福田 翔生
◆73分
3 石原 広教 → 6 岡本 拓也
88 小野瀬 康介 → 17 大橋 祐紀
◆79分
29 鈴木 章斗 → 27 池田 昌生
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
3,325人 曇のち雨、弱風 26.8°C 88% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
宮田 文彦 笠原 寛貴 聳城 巧 赤阪 修
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
田中 玲匡 木村 博之 武田 光晴 川口 登

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

非常に情けない結果になってしまいました。Jリーグで戦った際にこの場所で嫌なやられ方をしていたのでやり返そうと、その準備をしてきて入りました。
入りはよかったと思いますし、前半終了間際の失点、失点の仕方、それに伴うリアクションのところはまだまだ緩さというか執念が足りないところがあると思うので、そのあたりをもう一度やらなければいけないと思います。
残念ながら敗退してしまったので、残りのリーグ戦、9試合というよりかは次の1試合に向けてこの悔しさを出さないといけない、そういう試合になりました。

山口監督 質疑応答

今日は形に変化があったと思うがそのあたりの狙いは?

守備のところで相手がどういう形でこようと戦い方がはっきりしている中でセカンド含めての準備のところと、ボールを動かすところでの人数の距離感、そういうところで、考え方はそんなに変わらないですが、形を変えました。

失点は全てボールを持っている時の自分たちのミスだったと思うが、攻撃と守備のところで最も改善すべきと感じているところは?

前半相手のボランチの前選手であったり、2列目3列目の選手が飛び出すところでピンチを招いたと思いますが、役割としてははっきりしているところもあって、そこのタイミングであったりコミュニケーションのところはひとつ気になる点です。配置的には特になかったとは思います。
ミスからやられるところはもったいなかったなという試合になりましたし、ただそれが僕らの本当に大きな課題なので、どっち足につけるのか、どういうボールを出すのか、相手の圧はもちろんあると思いますが、自分たちで自滅していることが多いのでそのあたりは本当に神経を尖らせて逃げずにやらないといけないところです。直接失点に絡んでしまっているので、そのあとのリアクションも含めて、もう一度やらないといけないと思います。

選手コメント

DF16山本 脩斗
山本 脩斗

早い段階で点がとれて、ただそこから相手に押されるシーンがあってなんとか耐えていましたけど、前半終了間際にやられてしまった。後半が始まる前には1-1という状況だったので、まだまだ全然ここからだという気持ちで、切り替えて後半に入りました。

メンバーが代わってその中ですぐに失点をしてしまってそこから難しくなってしまったかなと思います。相手も勢いが増してきましたし、なかなか次の1点が遠かった。相手が前からくるというのは分かっていましたし、失い方も悪かった。要所要所の球際のところで相手のほうが上回ったかなと思います。

(失点部分の課題は?)
映像を見ていないのでまだはっきり言えないですが、取られ方が悪くてもそれをカバーし合うのがチームですし、失い方が悪くてもそのあとのカバーで失点を防ぐこともできる。そこからなかなか失った後に追いつく力がなかったのかなと思います。

(自身は久しぶりの出場だったが?)
久しぶりでしたけど自分のやることははっきりしていましたし、チームが勝つためにということを考えてプレーしていました。ただ、なかなかチームとして結果を出すことができませんでした。

(リーグ戦に向けて)
天皇杯は終わってしまったので、リーグで勝っていくしかない。
厳しい状況ではありますけど、でもそこをなんとかできるのも自分たちだけなので、やっぱり練習からいい練習をして勝つことに集中して、なんとかみんなで跳ね返していきたいと思います。

FW29鈴木 章斗
鈴木 章斗

リーグ戦でベンチも外れてしまうことも続いて悔しい気持ちもあったので、ここでやるしかないという気持ちがありました。

(得点シーンを振り返って)
自分たちでしっかり判断した結果がゴールになったと思います。
早い時間だったので、角度はなかったですけどまずシュートという意識しかなかった。本当に思い切り打って結果入ったのでよかったですし、そういうことがもっとチームとして必要なんじゃないかと思います。

(後半の序盤もチャンスがあったがあの場面は触ったのか?)
ちょっと触ったんですけど、ああいうところで決めないと負けてしまうんだなということを感じました。

(今後に向けて)
得点がとれたこともよかったんですけど、それ以外の部分でも自分としては悪くないなというところはあったので、これを継続していくこと。あとは1点で終わらずに2点3点取って、チームを勝たせられるようにならなければいけない。もっともっと練習からそういうところを意識してやっていきたいと思います。

DF3石原 広教
石原 広教

前半はボールを取れなかったり、自陣で戦っていたイメージがあります。いつも福岡と対戦する時よりも、持たれているという感覚がありました。

(反省点は?)
単純にミスからの失点だったので、蹴るところを蹴る、はっきりするというところができていなかったので、そこは見つめ直さないといけないと思います。毎回のようにこの反省点があるので、必ず改善しなければいけない。3点ともミスからになってしまったし守りづらい失点になってしまった。それ以外では崩されることもなかったし、セットプレーもみんなでよく耐えていたと思う。自分たちがボールを持っている時にイージーなミスをなくさなければいけないと思います。

(自身については?)
前半からセンターバックが持っている時に相手のウィングバックを引き出すくらいの位置を取ったり、逆に背後を取る動きをするなどの駆け引きをもっとできればよかった。後半は引き出して下のポジションをあえて取って、相手のウィングバックが引いたところのスペースをうまく使えていたので、右サイドは押し込めていたと思う。そういう駆け引きを前半からやるべきだった。中途半端に高い位置を取ってしまい、今日はミラーゲームだったので、ウィングバックのところで剥がすようなことをしないと自分たちのペースにはできなかった。後半はそこができてボールが握れるようになったので、それを前半から気づいてやるべきだったと思っています。

(今後に向けて)
勝てていないですが、流れが悪い中でも自分たちがやってきたことをしっかり出さないと状況は変わらないと思う。浦和戦では自分たちのやってきたことを出せて内容はよかったけど結果に繋がらなかった。でもそうやって内容をよくしていかないと結果はついてこないと思うので、自分たちのやってきたことを信じてやるしかない。そしてそれ以上に個人個人が戦術プラスαのこと、パワーやアイデアを出していけたらいいのかなと思う。
試合に出られたら、戦術プラスαのところ、求められているところ以上の力を発揮しなければ勝てないと思うので、そこは出していかなければいけないと思います。

今日は本当に平日のナイターの試合に遠くまで来てもらったサポーターの皆さんには、本当に申し訳ない結果になってしまいました。やっていて申し訳ない気持ちが強くあります。勝ってみんなで喜びたいという気持ちがあるからこそ自分自身も本当に悔しいですし、来られなかった方も含めてすべてのサポーターの皆さんを笑顔にできるようなプレーや結果をしっかり求めて、泥臭くてでも、みんなが前を向いて戦えるように必死に頑張りたいと思います。