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2014.01.22

2014年 湘南ベルマーレ新体制発表会見

【眞壁潔代表取締役】

皆さんこんにちは。
本日はお忙しい中、湘南の地まで足をお運びいただいて、誠にありがとうございます。
ましてや今日はJリーグ新チェアマンの会見ということで、そんな中、ベルマーレを選んでいただいてありがとうございます。
本年の新スローガンですが、「決弾(けつだん)」です。
これはやはり、昨年一年間、J1で学んだことは本当に多くありました。その中で最終的には決定打の大切さ、レベルの高さを感じた一年だった。
今年は、のちほど監督からも話があると思いますが「SELF(セルフ)」というものがひとつのテーマとなっています。これは、プロ選手として自分自身で判断して自分自身でやり切る。そして、高い志の選手が集まって、ブレないチームを作ると。
我々は小さなクラブかもしれませんが、平均年齢もさらに若くなった中で、選手だけでなく、スタッフも含めしっかりとしたテーマを持って今年一年、またその先も含めやっていきたいと思います。
引き続き、皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。

【大倉智GM】
こんにちは。本日はお忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。また、後ろにはいつもご支援いただいている「ベル12」会員の皆さんにお越しいただき、本当にありがとうございます。
まずはじめに強化部の体制が変わりましたのでご紹介をしたいと思います。
田村雄三がテクニカルディレクターとして現場を取り仕切ることになりました。スカウト、選手の管理を担当するのは深澤です。
また営業のトップに、一昨年現役を引退しました坂本紘司が就任いたしました。坂本、田村の2ボランチがフロントでクラブを支えることになりましたのでお知らせいたします。
それでは私のほうから今年のチームについてお話をさせていただきます。
私は、湘南ベルマーレに2005年から携わらせてもらっていますが、プロサッカーチームとはどんな存在であるか、と。チームの理念をしっかり定義しようということで、「湘南地域に住む人々に、サッカーを通して、夢と勇気と希望の感動空間を提供する」ということ、これがプロサッカー選手の使命であると10年来同じ話をしています。
その無形のサービスを提供するためにどういうサッカーをするのか。それは「攻撃的で、走る意欲に満ち溢れた、アグレッシブで痛快なサッカー」が湘南のサッカーであり、勝とうが負けようが、試合が終わった後に面白かったと、また自分も頑張ろうと思っていただけるような試合を、最低限しなければいけないという考えはずっと言ってきているものです。
この2点については今年も変わらず、選手たちに同じような話をしています。
今年の編成のテーマですが、チームをつくるうえで大事にしているのが「継続と深化」というものです。
これは監督の言葉なのですが、湘南スタイルと最近言われているサッカースタイルを継続すること。そのためにはまず、曹監督が残留するということ。曹監督と契約を更新することがまず最初にやらなければいけないことでした。
2014年、そういう形で迎えられることがまず最大の継続であるということです。
それから、過去の反省から、なかなか我々が目指している湘南スタイルはJ1から、もしくは他のJ2から選手を多く獲得してもなかなか融合しないところがあります。シーズンの途中から、優秀な大学生や高校生を獲るという方針に切り替えています。その中で彼らを湘南スタイルに合う選手に成長させていくと。そして、もうひとつのキーワードである深化ですが、これは深く突き詰めていくというものです。簡単に言いますと、湘南スタイルという言葉が先走っていますが、やはりまず勝点3をとらなければ、プロとしての成果は得られない。その中で、Jリーグからは“深化”を体現できるような即戦力をポイントで3名獲得しました。そういった形でチームづくりをしております。
監督が一番最初のミーティングで言ったことなんですけど、シュート数も、ポゼッション率も、30mに入っていく侵入の数も、2012年と2013年はほとんど変わらないというデータがあります。ただ変わるのは、2012年は66点とれたけども、2013年は34点しかとれなかった。
そこに関して、先ほど社長からもありましたが、「決弾」、さらに深めて勝点3をとっていくということをテーマにして、最終的にはJ1昇格を目標にやっていきたいと思っています。

【曺貴裁監督】

皆さんこんにちは。遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
今年も引き続きベルマーレの監督として指揮を執らせていただくことになりました。監督をさせてもらった過去2年間、そして今年1年は、自分にとっていろんな経験をしたなかで迎える1年なので、新年はとっくに始まっていますが、まだ新鮮な気持ちのままフレッシュな自分がいます。
今年、湘南ベルマーレの監督をするにあたり、いちばん考えたのは、僕が監督をすることで今年どういうことができるのかということ。たとえば湘南スタイルを貫くとか、ゴールを目指してプレーする、ボールを奪われたら切り替えるというのは、我々のなかでのキーワードとして、言い方は間違っているかもしれないが普通になってきているなかで、何ができるのかということでいうと、僕も含めてまだ、ここにいる新加入選手たち、そしてこのクラブを選んで残ってくれた選手たちは間違いなく未完成だということ。
その未完成のままJ1に向けて一生懸命舟を漕いで、その荒波を越えようとしたが、その波に負けて押し返されてしまった。ただ、そのトライ自体は間違っているものではなかったと思っているので、もう一度その荒波に揉まれるために、しっかり舟をつくっていかなければいけないと、そういう気持ちで監督をさせてもらおうと思いました。
今季の「継続と深化」という言葉に対しても同じことが言えます。一言でいうと、なにも変える必要はないが、変わらなければいけない。要は、土台を変えるのではなく、自分たちがこのゲームに勝っていくために何をしなければいけないのか、選手自身がそれをしっかり認識できるようにもっていかなければいけない。
去年J1で初めて監督をさせてもらって、サポーターの声援がほんとうに選手たちの力になるのだと思った。試合の前、最中、試合後、ほんとうに力をもらいました。湘南を応援してくれるひとが世の中に増えてきたという実感もありました。でも、結果我々は勝てなかった。
過去10年で16位は最高の順位かもしれないが、結果が出なかった悔しさはいまだ僕のなかで消えていないし、ここに来てくれた選手、もしくは継続して我々のチームに残った選手はその想いが強いと思います。だからこそ今年J2にまた臨みますが、同じように荒波だと思います。ただその荒波を乗り越えてこそほんとうに皆さんに証明できると思うので、変えてはいけない部分、それはクラブのひとたちと我々スタッフ、選手がひとつの目標に向かって絶対ブレない、そういうところは絶対に変えてはいけない。ただ変わらなければいけない部分、これは成長の部分だが、ゲームに勝つために彼らがほんとうにいい選手になっていくために僕自身、監督として最大限のサポートをしていかなければいけないと思いますので、今年1年もほんとうによろしくお願いします。
最後に、今年彼らに対してミーティングでSELFという言葉を使ったが、これは指導放棄という意味ではなく、読んで字のごとく「自分自身」、選手個人がゲームに勝つために、ゲームに勝つことに夢中になる、ゲームに出ることではなくゲームに勝つことで指導者や観てるひとが驚くようなプレーが出てくる、これがサッカーの醍醐味だと思います。
だからそのゲームに勝つことに対して自分自身をそこに邁進させるというか、そういう気持ちでSELFという言葉を使いました。Sはステディ、ブレてはいけない。我々はどんなときでもまっすぐ舟を進めなければいけない。
そのためにはエンジョイ、楽しむこと、荒波があっても楽しもうとする気持ちがなければ乗り越えられない。Lはリーダーシップ。今年キャプテン永木、副キャプテンを(遠藤)航と梶川がやりますが、この3人も未完成だと思います。
ここにいる選手たちも今日来てない選手たちもみんながキャプテンのつもりで、全員でこの舟を動かす、全員がここを乗り越えていくんだという気持ちをもってもらいたいという意味でリーダーシップという言葉を使いました。
最後は当たり前ですがファイティングスピリット、自分自身にも仲間との競争にも相手にも戦おうという気持ちがないと、いくらポゼッションがうまくてもいくら技術があっても観てるひとの心を打たない。ベタな英語になってしまいましたが、そういう言葉を選手に伝えました。頑張ります。よろしくお願いします。

【選手】
●菊地俊介

こんにちは。日本体育大学から来ました、背番号2、菊地俊介です。自分の特長はビルドアップでとくに縦パスを見てほしいです。開幕からスタメンで行く気でいますし、チームのJ1昇格に貢献できるように頑張るので応援よろしくお願いします。

●丸山祐市

FC東京から来ました丸山祐市です。背番号は14番です。湘南をJ1昇格させるために一日一日を大切にして責任と覚悟をもってやっていきたいと思います。よろしくお願いします。

●エデル

こんにちは、エデルです。ブラジルから来ました。ポジションはボランチ、30歳です。日本は初めてでまだ分からないことが多いですが、できるだけ早く日本のサッカーに慣れて、J1を目指したいです。よろしくお願いします。

●石川俊輝

こんにちは。東洋大学から来ました、背番号16石川俊輝です。日々成長するためにトレーニングからチャレンジすることを恐れずに頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

●三竿雄斗

皆さんこんにちは。GMの大倉さんと監督の曹さんと同じ、名門・早稲田大学から来ました三竿雄斗です。自分の特長は積極的にゴールへ向かう姿勢や左足でのチャンスメイクだと思っています。一日も早くピッチに立ち、チームの勝利に貢献したいと思いますので、よろしくお願いします。

●宮市剛

こんにちは。中京大中京から来ました背番号FWの宮市剛です。一試合でも多く試合に出場すること、また湘南ベルマーレのために自分の持っている力をすべて出し切ってチームに貢献したいと思います。よろしくお願いします。

●梶川裕嗣

こんにちは。東海学園大学から来ました梶川裕嗣です。GKはチャンスが少ないと思いますが、そのチャンスを掴み取るために一日一日を大切にして真摯に取り組みたいと思います。よろしくお願いします。

●岡田翔平

皆さんこんにちは。サガン鳥栖から来ました背番号22岡田翔平です。皆さんとともにJ1に上がるために湘南に来ました。ぼくはFWなので、チームのために1点でも多く点を奪ってチームの勝利に貢献したいです。よろしくお願いします。

●福岡将太

こんにちは。実践学園高校から来ました、背番号28福岡将太です。自分らしいがむしゃらさを前面に出して湘南の勝利に貢献できるように頑張るので応援よろしくお願いします。

●秋元陽太

皆さんこんにちは。愛媛FCから加入しましたGK秋元陽太です。湘南ベルマーレとともにJ1に戻れるよう全力で頑張りますので応援よろしくお願いします。

●安東輝(※福島へ期限付き移籍)
こんにちは。JFAアカデミー福島から来ました安東輝です。今年1年福島で経験を積み、一回り大きくなってまたこの湘南に帰ってきたいと思います。応援よろしくお願いします。

【スタッフ】※出席者のみ
●横山雄次ヘッドコーチ

こんにちは。昨年に引き続きヘッドコーチをやらせていただきます横山です。昨年はほんとうに悔しい思いをしたので、リベンジというか、1年でJ1に復帰できるようにやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

●白石通史アシスタントコーチ/分析

こんにちは。私も昨年に引き続きアシスタントコーチを務めさせていただきます。素晴らしい選手とともに湘南のために全力を尽くして頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。

●カルロス通訳兼アシスタントコーチ

皆さんこんにちは。今年3年目ですが、通訳は難しいところもありますが、今年もよろしくお願いします。

●齋藤誠一GKコーチ

こんにちは。今年も一生懸命頑張ります。よろしくお願いします!

●新田涼コンディショニングコーチ

皆さんこんにちは。私のできることは小さいことかもしれませんが、全力でやっていきたいと思います。今年も湘南ベルマーレの応援をよろしくお願い致します。

【質疑応答】
–去年平塚の動員は1試合平均9911人で、J1のなかで1万人を割ったのは平塚だけ。この点をどう立て直すのか。またベルマーレは反則が多いが、成績上位のチームは全部反則が少ない。この点についてはどうか。

●眞壁代表取締役
まず入場者数について、おっしゃる通りですが、ただ大きな要因として春先のフロンターレ戦やマリノス戦など数字の見込める試合が大雨で、このときの入場が2010年と同じであれば去年の数字はもうすこし違っていたはず。もう一点、今度J3ができて相模原とYSCC、神奈川に6チームできます。そういった厳しい競争のなかで生き残っていかなければいけない。1県1チームと同じようなスキームは通用しない。我々だけでなくハード面も含めて行政の皆さんにもお願いをしています。神奈川県はベルマーレ平塚のときにすでに4チーム、それに比べれば10年経って2チーム増えただけなので、いずれは神奈川がイギリスのロンドンになるように、そういったサッカー大国になるように、その西側の支えになっていくために、この競技場に多くのお客さんを集めるように努力していきたいと思っています。ファウルに関してはJ2からJ1に上がって負けが込んできた影響はあるんだと思います。ただおっしゃる通りなので、真摯に受け止めて対策していきたいと思います。

●曺監督
一昨年、J2では反則数はリーグで一番少なかったと思います。昨年反則ポイントが増えたのは、シーズン途中はたしか2番目か3番目にいい数字だったんですけど、後期とくに一発退場、それからイエロー2枚受けて退場になって退場でかさむ、ということになってしまいました、当然ですが。ただお客さんが観ていてこのファウルは酷いと、観ているひとが不快になるようなファウルで退場したケースは、私の記憶では一度もありません。だから反則をしろと指導したことはなくて、反則して止める選手は技術がないからだとずっと言ってきています。ただ荒波を乗り越えるということでいうと、そのなかでイエローをもらった選手にそのプレーが必要だったかどうか、具体的に言えば浦和のときの大竹の例、洋平とも話をしましたが、洋平もあれを経験して大きくなっていってもらいたいし、それを見た選手たちも学んでもらいたい。でも大竹が相手を止めるために汚いプレーをしてイエロー覚悟で行ったとはいまでも思っていません。だからその点で反則ポイントが増えてしまったのは監督である僕の責任で、選手たちはフェアにプレーし続けた結果がああいうふうになったんだと思います。それは、継続と深化という言葉に照らし合わせると、その精神は継続して深化していかなければいけません。

–選手に、外から見ていた湘南のイメージと、そのなかで自分がどう表現していきたいか聞かせてください。

●菊地俊介
大学のときから縦に速いサッカーを求められて、自分がボールを持ったときにはつねに前線を見るようにしていますし、そういうパスを出すのが自分の特長だと思っているので、そこを突き詰めてやっていきたいと思います。

●丸山祐市
縦に速くアグレッシブな印象があります。攻撃では僕もビルドアップが得意なので後ろからのビルドアップだったり、守備に関しては平均年齢23歳と若いので、後ろから支えられるようなメンタリティをしっかり持ってやりたいと思います。

●エデル
日本に来て1週間でまだ詳しくは分からないが、少し見た印象としてベルマーレの選手は精度が高くいいサッカーをしてると思います。

●石川俊輝
自分の印象としてはハードワークしてダイナミックなサッカーを展開していくことだと思っています。自分もボランチでハードワークすることが特長なので、そういった部分を出すことができればと思います。

●秋元陽太
ぼくは2012年のときに3試合湘南と試合をしましたが、3試合とも僕としてはあまりやりたくないチームだったので、その意味では全員がハードワークしてつねに前の意識が強い。そういった部分で僕はフィードが得意で、そういう意識もつねに持っているので、チームと融合してできると思っています。若いチームなので、僕としてはコーチングの部分でGKとしても人間としても成長できると思うので、それはチームのためにやっていきたいと思います。

●福岡将太
僕の湘南のイメージはすごく走るチームだと思っていて、全員で走って全員で守備をするというのは高校時代もそういうテーマで守備をやっていたので、自分では合うチームだと思っています。しっかり走ってチームのために貢献したいと思います。

●岡田翔平
ぼくも昨年湘南と実際に試合をして、縦に速いサッカーとみんなが最後まで諦めないプレーをするということが自分の頭のなかにすごくありました。最後まで諦めないところはサガン鳥栖で培ってきたものがあるので、そのなかでゴールにつねに直結するプレーを出したいと思います。

●梶川裕嗣
縦に速いイメージがあり、簡単にクリアせず意図のある攻撃をして、守備はDFと連係してしっかり突き詰めていきたいと思います。

●宮市剛
縦に速く、攻守にハードワークするチームだと思っているので、僕自身ハードワークしてゴールに向かうプレーをしっかりしていきたいと思います。

●三竿雄斗
縦に速いサッカーをしていて、なおかつ最後まで諦めず球際や運動量など技術だけでなく精神的なところでも強く戦える、観ているひとたちの心を動かすようなサッカーのできるチームだと思っています。自分もその一員としてよりチームのプラスになれるようにやっていきたいと思います。

●安東輝
全員がアグレッシブにハードワークするチームだと感じます。僕の特長もハードワークしてボールを奪うところなので、このチームに入ったら相手の攻撃の芽を摘んでハードワークしていきたいと思っています。

—監督に、1年目で昇格、2年目で挫折、今年はチームに合った選手で構成して、監督にとっては集大成の年だと思うが、昇格するために肝となることは?

●曺監監督
一昨年は若さを前面に出して勢いがあるという部分で開幕から9戦負けなしだったと思いますが、そういうところで最後昇格できた。昨年はJ1というレベルの高い舞台で波に揉まれましたが、残り10試合は負けたがすべて1点差、内容的にも選手たちは非常に頑張ったと思います。
今年は一言でいうと、選手たちが自分の限界を決めないで、自分がこのプレーをすることでどう勝ちに繋がるのか、もしくはそれがJ1基準でどうだったのかということを客観的に見る目を持つことが大事だと。選手に最近言うんですけど、「湘南スタイルに酔うな」と。スタイルは観てる皆さんが形容して言われただけで、我々がやらなければいけないことは、いつもそうですが、5年前も10年前も15年前も、朝起きたら歯を磨くように、やらなければいけないことは毎日やらなければいけないので、いま集大成という言葉を使われましたが、今年終わってもこのチームは絶対に終わらないので、集大成とは思っていません。
ただ、その継続ということが大事だったんだということは証明したいと思います。それが、プラス深化という言葉で、プレーの面でも選手の状況判断でも、いろんな面で湘南は力強くなったといった試合を続けていくことが大事。
それがもしうまくいっていい結果になったとしてもそれは集大成でも何でもなくて、また次、来年再来年と継続してそのレールの上を、電車がしっかり走っていく道をつくっていくことが大事だと思っています。チャレンジするとか、ミスしたことを咎めないといった指導者としての姿勢はまったく昨年、一昨年、その前を含めても今年も変えるつもりはないです。選手が本当にやっていて楽しい、選手が自分たちで手応えをもてるようなチームにしていきたいという気持ちは、3年間のなかでもしかしたら一番強いかもしれないですね。

–GMに、新加入選手の獲得においてのプロセスはどういったものなのかを教えてください。

●大倉GM
今も過去もずっとそうなんですけど、スカウトの方針や選手を獲るルールというものが冊子としてあります。これには、強化部だけで決めるということはないというのが大原則です。ですので、スカウトから上がってきた選手をまず練習に参加してもらって、我々よりもテクニカル的に優れた目線を持っている指導者に意見を聞いています。これはずっと変わらずにやってきています。
ですので、強化部主導で選手を獲ることも、監督主導で選手を獲ることもありません。基本的にベルマーレの理念があって、その理念を遂行するための目指すサッカーがあって、そのサッカーを実現するための選手たちを獲っています。大学生、高校生、Jリーグの選手、同じように監督と話し、人となりを調べ、いろんな調査をしたうえで、ベルマーレの湘南スタイルを実行・体現できる選手を決めているというプロセスです。

–GMに、キャンプでトルコを選んだ理由は?

●大倉GM
トルコ航空さんとのご縁、今回トルコに行くことに決めました。
目的としては練習ゲームを7試合くらい行うことです。ちょうどウィンターブレイクの東ヨーロッパ系のチェコ、グルジア、ロシア、ルーマニアなどのチームと試合を行います。もうひとつの理由は、若い選手の海外経験です。

○選手全員に、いろいろな経緯があると思いますが、湘南でプレーする決断をした理由、きっかけ、決め手などを教えてください。

●菊地俊介
まず、最初にオファーをいただいたということ、そして練習参加した時に、選手同士の、またスタッフの皆さんもすごく仲が良く、その中で厳しい練習をしていて、こういう環境だったら自分も成長できるんじゃないかと思って決めさせていただきました。

●丸山祐市
僕が湘南に決めさせていただいた理由は2つあって、ひとつはFC東京と湘南との対戦を通して、湘南のなかで自分のプレーがイメージできた部分、ふたつ目は、自分がまだ中学生・高校生だった時に曹さんが僕のことを知ってくれていて、自分の特徴を分かってくれている曹さんのもとでやれたらもっともっと成長できるのではと思い決めました。

●エデル
代理人からベルマーレを紹介してもらったことがきっかけで、自分でもいま日本にいるということが不思議なくらいなんだけど、チャレンジしたいと思った。でもいいチームに来たということは間違いないと思う。

●石川俊輝
自分は練習参加させていただいた時に、選手の皆さんが練習で一切手を抜かずにやっているのを見て、その中で自分もやらせてもらったら成長できると思いました。練習試合に参加させてもらった時に、監督から「お前はまだまだ成長できる」と言っていただいたのが、決断したきっかけです。

●秋元陽太
もともとJ1でプレーしていたこともあり、J1に戻りたいという気持ちを強くもっていました。J1からのオファーを待つのではなく、J2でもJ1に近いチームでプレーしてそのチームと共にJ1に上がるという考えを変えた時に、ちょうど湘南さんからオファーをいただいたことがきっかけでした。また、僕は地元が町田ということど、地元の近くでプレーができることで、家族にその姿を見てもらえるということが、家族への恩返しになるという想いもあって湘南に決めました。

●福岡将太
僕は小さい頃からプロになることが夢で、そのチャンスを与えていただいたのが湘南ベルマーレで、そのチャンスに飛び込んでみようと思いました。湘南のサッカーはのように走るサッカーがすごく好きで、湘南のサッカーのスタイルがすごく合っていると思ったので決めさせていただきました。

●岡田翔平
最初は大竹洋平から電話で、「一緒にやらない?」って電話があって(笑)、最初は信じてなかったんですけど、その後、曹さんと直接話させてもらって、自分のことをすごく必要としてくれていることが伝わってきたので、決断しました。

●梶川裕嗣
僕は練習参加し、チームの雰囲気もすごくよくて、成長できると思ったので決めました。

●宮市剛
まず最初にオファーをいただいたのが湘南さんだったこと、あと初めて練習参加したときの雰囲気や、いっさい手を抜かない練習という環境で、僕自身も成長できると思って決めました。

●三竿雄斗
自分は練習自体に参加はしていなかったのですが、練習試合に何度か呼んでいただいて、その練習試合の時にチーム全体として一生懸命やっていること、勝負にこだわる姿勢を見て、自分自身もこの環境でプレーすればよりよい選手になれると思ったので迷うことなく即決しました。

●安東輝
練習参加した時に、スタッフの皆さんとお話をする中でチームとしてどこを目指しているのかなどがすごくよく伝わってきて、このチームに入ったらすごく成長できると思ったので決めさせていただきました。

○選手に、初めて曺監督に会った時の第一印象を教えてください。

●菊地俊介
第一印象はちょっと怖かったんですけど、話してくれるとすごく熱い方で、一言ひとことに気持ちが入っていたので素晴らしい監督だと思います!

●丸山祐市
お兄ちゃんのような…(笑)

●エデル
初めての時はちょっと怖かったんですけど、ゆっくり話したら全然優しい人でした。いい監督だと思います。

●石川俊輝
第一印象はちょっと話しづらいのかなと思ったんですけど、でも話すと全然違ってすごく話しやすくていい方だと思っています。

●秋元陽太
僕も最初は怖かったのですが、まだ1週間くらいしか経っていませんが、今は何があってもついていこうと思っています。

●福岡将太
自分は練習参加をした時はそんなに話をすることはなかったんですけど、他の選手たちと話している雰囲気がすごく話しやすい雰囲気に感じました。

●岡田翔平
フレンドリーに話してくれて、楽しかったです(笑)

●梶川裕嗣
僕は練習試合をした時が初めてだったんですけど、すごく怒鳴って怖かったです(笑)

●宮市剛
僕はグランパスのU-15の時に、元ベルマーレの高田哲也さんに教えていただいていたんですけど、その方にちょっと似てるなぁと思いました(笑)

●三竿雄斗
同じ大学の出身ということで、たくさんいじっていただいてうれしいです(笑)

●安東輝
とても身体も大きく熱い方なので、負けたくないなと思いました(笑)