馬入日記

【馬入日記:12月30日】大竹洋平選手、ベルマーレに完全移籍決定!!

2013年の最後に嬉しいニュースが届きました。
本日発表がありましたが、大竹洋平選手がベルマーレに完全移籍することとなりました!!

今年8月にFC東京から期限付き移籍により加入し、素晴らしいプレーで観る人を大いに魅了しました。
完全移籍をするという決断に至った想いを聞きました。

「理由はいろいろあるけど、最後にケガをして一緒に戦えなかったということがあるし、J2降格という責任も感じています。曺さんから、来年も一緒にやりたいという話をすごくしてもらって、僕も曺さんのもとでサッカーをやりたいという気持ちもありました。加入して数ヶ月ですけど、ベルマーレが本当にすごくいいチームだということを感じています。サッカーもすごく面白いし、でもまだまだ未完成な部分もある。だから、まだまだやり足りない気持ちがあるんです」

ご存知のとおり、現在大竹選手は11月3日に負った右ヒザの前十字靭帯断裂により懸命のリハビリ中。
この写真も、オペをした病院のベッドの上。オペから約3週間で退院し、年末まで馬入でトレーニングに励んでいました。

今の状況はと言うと…
「今は体重の3分の2くらいの加重をかけていい時期。松葉杖も片方になって、もうすぐ普通に歩くことができるという感じです。リハビリはオペをした2日後くらいから始めています」と。

昨年、左足で同じオペを経験しているだけに手術後の痛みを恐れていましたが…

「予想以上に痛かったです(笑)。オペ当日の夜中はまだ麻酔が効いてたからよかったんですけど、次の日は一日ベッドの上で苦しんでました。でも、もう過ぎたことなので大丈夫です」と。

 
そして今現在は、どんな心境でしょうか。

「正直、あまり考えてないです。先が長いので、考えすぎるとよくないと思って、ただ1日1日、目の前のやるべきことに集中しています。去年、リハビリしていく中で毎日毎日同じことの繰り返しだったり、少しよくなってきても痛みがあってうまく進まないという時期には落ち込みましたけど、今は気持ちが落ち込むこともなく、平坦な感じです」

とはいえ、やはり診断を聞いた時のショックは相当大きなものでした。
「もしかしたら、今回は大丈夫かもしれない」というわずかな希望を持っていたものの、電話で聞いた診断名は一年前と同じものでした。

「ちょうどノブくん(阿部選手)と一緒にいたんですけど、聞いた時はショックで…ノブくんの前で泣いてしまったんです。その日はちょっとダメでしたね。でもノブくんはずっと一緒にいてくれてすごく支えてもらった。一緒にいた時に診断結果を聞けてよかったです」

仲間に支えられ、サポーターの皆さんにも励まされ、目標に向かって一歩一歩進んでいます。

「去年のケガから復帰してから、今年ベルマーレに来るまでは、あんまりやれるという自信がなかった。自分の本来のプレーができるようになるのかという不安がありました。でもベルマーレにきてやれる自信がついたので、今回も復活できるという自信を持っています。東京にずっといたらそういう自信はつかなかったかもしれない。湘南のサッカーは自分の特徴を出しやすいとすごく感じています」

来季はJ2での戦い。この戦いもまた、厳しいものになるという覚悟を持っています。

「今のサッカーを継続しながらもっと質を上げて行けば、絶対にJ1に上がれるチームだと思うので、一年でJ1に上がれるように。そして次にJ1に上がった時に、今年よりもっといい順位にいけるように。そのためには、来年の一年でいかにいいサッカーができるかが重要だと思う。僕は半年できないですけど、復帰した時に、しっかりチームに貢献したいです」

今回、ジュニアユースから12年在籍したFC東京からの完全移籍。
並々ならぬ決意のもとで、来季を迎えます。
まずはしっかりケガを治すことに集中し、復帰後はまたあのワクワクするようなプレーを必ず見せてくれることでしょう!
ぜひ引き続きのご声援を!