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【クラブパートナー紹介】スペシャルデー直前!「株式会社ウイルプラスホールディングス」ご紹介

4月15日(日)に行われます注目試合、横浜FCとの神奈川ダービーは「ウイルプラスグループ CHECKER MOTORSスペシャルデー」として開催されます!
今回はスペシャルデーを直前に控え、今シーズンよりユニフォーム袖のスポンサーとして、厚いご支援をいただいています、株式会社ウイルプラスホールディングスの代表取締役社長 成瀬隆章さんにお話を伺いました。

–まずは、株式会社ウイルプラスホールディングスさんのご紹介をお願いします。

私どもウイルプラスホールディングスは、関東と九州に20の事業所を展開していまして、フィアット・アルファロメオ・アバルトで全国1位、そしてクライスラー・ジープでも全国1位の正規ディーラーである「チェッカーモータース」、そしてBMW・MINIを取り扱う正規ディーラー「ウイルプラスモトーレン」を事業会社として展開しています。輸入車の正規ディーラーグループとしては、全国で4~5位くらいの企業体でございます。

–「ウイルプラス(WILLPLUS)」という社名は、未来への明るい希望を感じさせますね。

このウイルプラスの由来としては、WILLは皆さまの“未来に”“思いに”、PLUSは“+αのよろこび”をご提供するという目的で名づけました。
もしかしたら、足としての車を買うなら日本車が一番いいのかもしれません。故障が少ないし、燃費はいいし、価格も安いですから。ただ、我々は移動手段としての車をお売りしているわけではなく、輸入車を通じてその文化を感じていただき、その楽しさだったり喜びだったり、またライフスタイルが豊かになるという部分のご提供を目指しています。関わるすべての方々を笑顔に変えていくことが、我々のミッションであり存在意義だと思っています。

–“無形のサービスを提供する”というお考えは、ベルマーレの理念とも非常に重なるところがあります。

車とサッカーという違いはありますが、我々の目指しているものとベルマーレの目指していることは、共有できること、そして共感できることがたくさんあります。我々も文化ですし、ベルマーレも文化ですよね。湘南地域に根差して活動していくことで、サッカー人口が増えていく。サッカー頭脳も上がっていき、いい選手が育つ環境になっていきますし、その成果も出つつあります。地域に根差したクラブというのは、その地域に存在し続けないといけませんから、存在し続けてもらうためにサポートしたい、ということが我々の一番の想いです。

–今のお話にもつながりますが、ご支援をいただくにあたって、ご決断いただいた理由はどんなところだったのでしょうか?

一番は人のご縁ですね。眞壁さんもまっすぐで熱い方ですし、ああいう方と一緒にやりたいなと思いました。信頼して長いお付き合いをしたいと感じるクラブであるということです。1年、2年のサポートだとは思っていないですし5年10年、ご一緒させていただきたいと思っています。それから、(経営的に)苦しい状況だと聞いていたのでそういう時に一緒にきちんと支えたいと思いました。先にも述べましたが、ベルマーレは永久に存在しなければいけないと思っていますので、そういう苦しい時だからこそお手伝いができたらと思いました。

–今シーズン、アウェイも含めて足を運んで下さっていますが、スタジアムで感じることはどんなことですか?

何よりサポーターの皆さんが本当に純粋でまっすぐであること。人生を懸けていると言ってもいいくらい、あれだけの無償の愛を捧げられるというのは本当にすごいことです。そうやって本気で応援している人と一緒に応援したいと感じています。チームがあるから彼らがいるし、彼らがいるからチームがある。そういうお互いの関係というのは非常に大事ですし、本当にこのすばらしいサポーターは、ベルマーレの大きな宝だと感じています。

–チームに対してはどうでしょうか?

本当に懸命にプレーし出しきっている、気持ちがいいチームだと思います。
曺監督がとにかく誠実にサッカーと向き合っていて、またコーチングスタッフのグループが非常にいいチームになっているなと感じています。
長いシーズンですから、苦しい時が必ず訪れます。その時がすごく大事です。
我々の組織も同じで、ずっと目標の数字を達成していても、1回落とすとそのままズルズルいってしまう場合があります。悪い時に下がってる坂を反転させるのってすごく馬力がいりますから、その時こそ本当のマネージャーの力が試されるのだと思います。是非その山をしっかり登りきって、関わる皆さんを笑顔にしていただきたいと思います。

–成瀬社長ご自身はどのようにして苦しい時を打開してこられたのですか?

やり続けるだけですね。自分が信じた道をやり切れるかどうかだと思います。それから、うまくいってない時は基本にかえることが大切です。何かマジックがあるわけではないので、基本を徹底してやり切ること。当たり前のことを当たり前に、当然ながら自分でやり続けて、仲間とともにやりとげる。サッカーも経営も、“人と人”なのでマネジメントという意味では同じだと思います。結局は人の中でやっていることですから。

–それでは、ベルマーレに期待することとはどんなことでしょうか?

そうですね、実は求めていることなんてないんですよ。ただ、ずっと続くクラブであってほしいと思っています。なぜなら、ベルマーレは絶対に湘南に必要な存在ですから。いま湘南でサッカーをやっている子どもたちに、その文化を誰が伝えていくのかということをはじめ、ベルマーレがあることによって、湘南地域に投資されるものはたくさんあるわけです。それをいい形で受け継いでいってほしいと思います。
正直、勝ち負け以上に、もっと大切なものをベルマーレは背負っているはずです。親会社のないチームとして、そのモデルを作っていってほしい。そういう意味では、さらに地域に密着し、湘南地域の方々に必要とされる存在になってほしいと願っています。

–最後に、サポーターの皆さんにメッセージをお願いします。

まずはサポーターがあってのクラブですから、我々は常に「一緒に」という気持ちを持っています。クラブを想う気持ちはサポーターの皆さんのほうが先輩ですし、我々は後から入ってきた者として、サポーターの皆さんからいろんなことを学ばせていただいて、一緒に応援できればと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。