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[花巻市の子供たちと共に!ODAWARA SMILE Power](第5回KIDS GUARD SHONAN「被災地の子どもたちに夏休みを!第3弾」) 実施報告

8月12日(金)から8月14日(日)において、社団法人小田原法人会青年部会主催の[花巻市の子供たちと共に!ODAWARA SMILE Power]と共催で第5回KIDS GUARD SHONAN「被災地の子どもたちに夏休みを!第3弾」として、岩手県花巻市の子どもたちを湘南にご招待しました。

◇主催
 社団法人小田原法人会青年部会

◇共催
 特定非営利活動法人湘南ベルマーレスポーツクラブ
 株式会社小田原スポーツマーケティング(湘南ベルマーレフットサルクラブ)

◇後援
 小田原市、開成町

◇協賛協力
 株式会社伊藤園、江ノ島電鉄株式会社事業部不動産課、江ノ電商事株式会社、産業能率大学、大塚製薬株式会社、大畑建装株式会社、株式会社小田原百貨店、小田原市観光協会、NPO法人小田原ガイド協会、開成町飲食店組合、開成水辺スポーツ公園、開成スポーツパートナーズ、有限会社五五四、相模ベンディング株式会社、株式会社しいの食品、株式会社鈴廣蒲鉾本店、株式会社田むら銀かつ亭、小田原市立白鴎中学校、花巻市まちづくり部スポーツ振興課、社団法人花巻市観光協会、花巻観光バス株式会社、平塚塚競輪場、株式会社古川、有限会社古屋花店、株式会社みづほ野、株式会社オービーエム管財、ステラミーゴいわて花巻、ヒラニューマテック株式会社、株式会社EN、FAO、FOODたかはら、アジアコネクション株式会社、巻祐樹、平塚商工会議所青年部、神仙堂調剤薬局、トラスト・テック社員有志一同、TTM社員有志一同、湘南おやこ英語こども英語PonoPono、株式会社三興、旭鉱油株式会社、株式会社トラスト・テック、湘南ベルマーレサポーター、株式会社湘南ベルマーレ(敬称略、順不同)

◇協賛
 株式会社古川、株式会社アクアクララ湘南、株式会社鈴廣蒲鉾本店、株式会社オービーエム管財、株式会社小田原百貨店、杉崎観光バス株式会社(ODAWARA SMILE Power協賛企業 敬称略、順不同)

◇日時
 8月12日(金)~8月14日(日)

◇参加者
 岩手県花巻市在住、花巻市へ避難生活中の小学生4~6年生:52名
  (内訳)男子:47名、女子:5名

◇義援金額
 183,880円 (内訳)小田原物産展売上53,300円、募金130,580円

【1日目:8月12日(金)】
7:00 花巻市発 → 16:00 平塚競輪場さがみ会館着

大型バス、中型バスにて花巻市を出発・宿泊場所 平塚競輪場さがみ会館に到着

近隣公園にて遊戯・関東に住む親戚の方が挨拶に来られました

事前に参加申込みのあった52名全員が予定通り参加しました。9時間という長距離移動でしたが子供たちは笑顔で到着。部屋割りと施設案内を終え、すぐに近隣公園に移動し皆で遊びました。
関東にお住まいの親戚の方々が2組さがみ会館に訪れ、参加者の子供と久しぶりの再会を果たしました。

17:45 平塚競輪場バンク見学 → 18:00 夕食(FOODたかはら) → 22:00 就寝

平塚競輪場バンクで集合写真・もちろんみんな初めての体験

夕食は「FOODたかはら」ご提供のカツカレーとスイカ・ステラミーゴいわて花巻の選手も3日間引率帯同

就寝までしゃべり続ける女子グループ・就寝まで騒ぎ続ける男子グループ

宿舎に帰り入浴後は、就寝まで自由時間。

【2日目:8月13日(土)】
7:00 朝食(みづほ野) → 9:30 小田原城観光

朝食は「みづほ野」ご提供ビュッフェ・小田原ガイド協会の方と共に観光

小田原城をバックに記念撮影・小田原城歴史見聞館見学

朝食は宿舎内食堂にて「みづほ野」ご提供のビュッフェ。かなりの品目とボリュームでした。
小田原城に移動し、小田原ガイド協会のご案内で、小田原城天守閣、小田原城址公園、小田原城歴史見聞館を観光しました。

11:30 小田原アリーナ到着 → 昼食(しいの食品) → 12:00 花巻物産展

Fリーグ会場 小田原アリーナ到着・昼食は「しいの食品」ご提供の“わっぱめし”

花巻物産展開催・小田原まで来られた花巻観光協会の高橋さん

小田原からも出店 売上を義援金として寄付・小田原市立白鴎中の生徒は募金活動に協力

試合会場となる小田原アリーナに到着した子供たちは、「しいの食品」ご提供の“わっぱめし”で昼食をとりました。会場では「花巻物産展」を開催。地元名産品を中心に購入者で賑わいました。

小田原からは「ヒラニューマテック」「古川」「オービーエム管財」「小田原百貨店」が岩手県・花巻市・小田原市の名産品を活かした飲食ブースを展開。売上金約5万円は花巻市に義援金として寄付。また、小田原市立白鴎中学校の生徒が募金活動に協力。こちらも約5万円が義援金として寄付されます。

13:55 試合前エスコートキッズ・セレモニー参加

ステラミーゴいわて花巻選手と共に選手入場・湘南ベルマーレ選手と共に選手入場

小田原法人会青年部会鈴木部会長(左)からステラミーゴ相根監督(右)へ義援金贈呈・白鴎中学校生徒(左)から花巻市 似内係長(右)へ手縫いの雑巾を贈呈

岩手県出身のなでしこJAPANの岩清水選手よりサイン色紙のサプライズプレゼント・小田原市加藤市長(左)、諸星文化部長(右)から健闘を祈念し両チームキャプテンに花束の贈呈

セレモニー参加者・両チーム選手、監督全員で集合写真

両チームの試合出場選手24名、両監督を加えた26名が両手に子供たちと手をつなぐと、ちょうど52名でした。この日を迎える以前より、募金活動を行なった法人会の皆さんと、手縫いの雑巾を作ってきた白鴎中の生徒たちの気持ちは伝わったことと思います。

試合前集合写真としては異例の全員参加で撮影しました。

14:00 湘南ベルマーレvsステラミーゴいわて花巻 Fリーグ観戦

両チーム選手とも全力を尽くしました・花巻が2点先制、その後6ゴール連続で湘南逆転

子供たちもステラミーゴの選手と共に戦いました

序盤戦は花巻優勢で展開し、先制点、追加点と連続ゴールで圧倒。その後湘南が反撃に出て前半のうちに2-2の同点となりました。

選手たちは本当に全力でプレーし、後半も緊張感のあるゲームでした。試合終盤、湘南の猛攻が実り6-2で湘南ベルマーレの勝利となりました。

16:30 第3回ベルマーレ親子ふれあいフットサル教室参加 → 19:30 FAO主催 歓迎パーティー

ベルマーレ・ステラミーゴ選手も参加・花巻・小田原の子供たち総勢200名が参加

試合を終えたばかりの選手とふれあいました・地域、チームを越えて全員で記念撮影

FAO主催歓迎パーティー 古川会長挨拶・夕食は「鈴廣蒲鉾本店」ご提供“えれんなごっそ”にてパーティー&ビュッフェ

豪華賞品をかけて〇Xクイズ大会・選手ともすっかり友達になりました

最後は小田原名物“北条一本締め”・お土産に「しいの食品」ご提供“エヴァンゲリオンお菓子”と「大畑建装」ご提供マウスパッド

湘南ベルマーレフットサルクラブ後援会組織「FAO」主催で歓迎パーティーを開催しました。子供たちは終始、選手たちにサインを求め忙しそうでした。夕食は「鈴廣蒲鉾本店」ご提供のレストランビュッフェ。お土産には「しいの食品」ご提供の“エヴァンゲリオンお菓子”と一人一人の名前が印字されたマウスパッドを「大畑建装」にご提供いただきました。

最後は全員で輪になり小田原名物“北条一本締め”にて盛大に盛り上がり終了しました。

【3日目:8月14日(日)】
7:00 朝食(みづほ野) → 9:30 開成水辺スポーツ公園

朝食は「みづほ野」ご提供ビュッフェ・開成町府川裕一町長 歓迎のご挨拶

パークゴルフ・天然芝でサッカー

2日間お世話になった「みづほ野」ご提供の朝食を頂き、神奈川県足柄上郡開成町にあります「開成水辺スポーツ公園」に移動。府川開成町町長より歓迎のご挨拶を頂きました。
広大な敷地の中、パークゴルフ・サッカーに分かれ、時間いっぱい遊びました。

11:30 昼食(開成町飲食店組合) → 12:30 花巻へ出発

開成町飲食店組合の皆様・昼食は「開成町飲食店組合」ご提供のお弁当

かき氷のサービス・かき氷は食べ放題

花巻へ出発前の最後の挨拶・小田原法人会青年部会鈴木部会長(左)と花巻市スポーツ振興課似内係長が固い握手(右)

最終日は、広大な敷地、晴天の中でパークゴルフとサッカーを行ないました。歓迎していただいたのは、府川開成町町長と開成町飲食店組合の皆様。かき氷食べ放題は大好評で何杯もおかわりする子供たちで賑わいました。
3日間という短い期間でしたが、怪我なく、病気なく、天候にも恵まれ無事、全行程を終了しました。

【最後に】(湘南ベルマーレフットサルクラブGM 佐藤伸也)
数人が集まる会議の席で発案された本事業は、いつの間にか多くの人々を引き寄せ、組織を越え、市町を越え、県を越え、地域を越えた一大事業と発展をみせました。各々が労力をかけアイデアを出し、資金を捻出し事業成功へ向けて邁進するその姿に感銘を受けました。

未曾有の被害をもたらした東日本大震災では、新聞・テレビでの報道の通り沿岸部を中心とした津波被害が周知の事実ですが、故郷に出来るだけ近い場所へ避難生活地を選ぶことで“避難地”として日常を奪われた地域があること、岩手県の内陸部に位置する花巻市がそうであることを初めて知ることになりました。

また、主催となった小田原法人会青年部会の皆様は大半が商売をされていて、観光地という土地柄、経済的2次被害を多大に被っていることも事実です。

それぞれの立場を慮って、時に自身の優先順位を変えてでも子供の笑顔を求めた、そのパワーが事業成功への最大の要因だと確信しています。

湘南ベルマーレ、ステラミーゴいわて花巻の選手には、スポーツでこそ発信できるメッセージがあることを感じてもらえたと思います。これからもピッチの中で必死にプレーする姿を見せてくれることを期待します。

主催者鈴木部会長の言葉にもありましたが、参加した子供たちが“10年後”に本事業の本当の価値を感じてもらえることを切に願い、継続的な復興支援事業に向けリスタートを切りたいと思います。