監督・選手コメント

J1リーグ第18節 湘南vs鹿島戦 試合後監督・選手コメント

監督コメント

浮嶋監督 総括
浮嶋監督

前半はしっかり失点せずに、その中でチャンスを作ってというところで、0-0で終わった時点で、後半1点勝負になるんじゃないかと思っていました。お互いにチャンスがある中で決められず、鹿島さんに最後決め切られたというゲームで、そういう意味では非常に悔しい敗戦となりました。

浮嶋監督 質疑応答

- 3人同時に交代をしたがその意図は?

3人同時か一人ずつかということよりも、あのタイミングで足を痛めた選手や足が止まりかけていた選手もいたので、そういう部分で3人交代しました。

ザーゴ監督 総括

難しい試合になることは分かっていました。湘南は若くて勢いのある優秀な若手がいて、守備的にやってくること、カウンターやセットプレーを狙ってくることが明確になっているチームでした。前半はしっかりコントロールできていたのですが、後半は少し我々がおろそかになって何度か相手の特長を発揮させてしまいました。
ただ、最後は全員でゴールを勝ち取ったと思いますし、サッカーをしっかりやるという精神を持ったチームが最後に得点というご褒美を手にしたのではないかなと思います。

ザーゴ監督 質疑応答

- 11年ぶりの7連勝だが今日はどんなところが試合を難しくしていたのか?

まず相手のこともあると思います。非常に守備的で、若手が一生懸命頑張るところで前半戦の試合でも我々は手こずりました。ただ、今日に関しては我々のリズムやテンポを自分たちから下げ、ギアを下げてしまうと自分たちが苦しんでしまうというところが傾向としてあるので、ギアを普段どおりに上げたことでチャンスが作れるようになりました。
それにボールを回すところでは持ちすぎたり、考え過ぎたところがあったと思います。そのせいで、相手の若い選手のスライドや縦の頑張りを機能させてしまったかと思います。ただ、テンポを上げたところでチャンスを作ることができるので、自分たちで苦しい状況を作ってしまったと思います。

選手コメント

MF18松田 天馬
松田 天馬

(手応えを感じる試合でもあったと思うが?)チームとしてやるべきことはできたと思いますし、あとはゴール前で決め切ることができなかったことが敗因のひとつだと思います。ポジティブに捉えてもいい試合だったと思います。

(悔しい形での負けとなったが率直な気持ちは?)負けたことは悔しいですし、勝ちに持っていくこともできた試合だったと思うので、そこは鹿島さんとの差が出たと感じています。
でも、ここ数試合では一番手応えがあるゲームだったので、そこに関してはポジティブ捉えて次の試合に向けて練習から頑張ってやっていきたいと思います。

(攻撃でいい時間帯があったが練習の成果が表れているか?)ボールを奪った後に攻撃に繋げられなくて、二次攻撃、三次攻撃を食らうシーンがある試合が多かったので、そこに関しては奪った後に繋ぐこともできていましたし、チャレンジすることもできていたと思います。そこではがせたら攻撃に早く転じられたので、そこの部分は練習でやってきたことが試合に出せた。それはよかったと思います。

DF19舘 幸希
舘 幸希

まず初先発での試合でしたが、緊張することなく入れたこと、また90分通して集中を切らさずに素直に嬉しく思います。ただ、やはり最後のもう一歩寄せることなど、鹿島さんに上回られてしまいそういう部分で失点してしまったことは非常に悔しく思います。勝ってみんなで喜びを分かち合いたかったですが、非常に残念です。

(個人で良さを発揮していたと思うが?)僕のストロングは守備だと思うので、そういうところは絶対に負けないようにということは意識していました。シュートブロックなどでみんなを勇気づけるという意味も込めて全力でプレーしました。

(落ち着いたプレーが印象的だったが?)チームメイトのお陰という部分が大きいと思います。自分がボールを持った時にサポートしてくれましたし、いいところでサポートしてもらったので逃げ場をしっかり持てていた。みんなに支えてもらって選択肢を与えてもらったのかなと思います。
試合中に限らず周囲からたくさん声をかけてもらいました。僕が少し緊張していた試合前も声をかけてもらって緊張をほぐしてもらいました。そういうみんなの支えがあったので落ち着いてゲームに入れたと思います。

まだJ1で先発で試合に出場できたというだけなので、まだスタートだと思っていますし、試合の結果も負けてしまったので、勝たせられる選手になっていきたいと思います。

MF2金子 大毅
金子 大毅

内容がよくても勝てなければ意味がないと思うので、本当に勝つということが大事だと思っています。
今日のポジティブな内容は次に活かしていきたいと思いますけど、こういうところで競り負けてしまうというのは、最下位にいる理由だと思うので、際で勝ち切れるかといったところが本当に大事だと思っています。

今日は前節よりは球際の部分で多少は気迫があったと思いますが、まずはプレーの戦術云々よりもそういうところで勝たなければ、主導権を握ったり、勝ちに繋げられるということはないので、次もそういうところでまず負けないということを意識して、その上で自分たちの戦術を出せればと思います。

DF6岡本 拓也
岡本 拓也

少しボールを持たれる展開だったり押し込まれることはあったんですけど、粘り強く戦えていましたし、チャンスも何度か作れていたので、どちらが勝ってもおかしくなかったゲームだったとは思います。

もっと高い位置で守備をしたいですしボールも自分たちでもっと動かす時間帯を作らなければいけないと思います。最後の試合の締め方だったり、課題はまだまだありますが本当にひとつずつクリアしていくしかないと思います。
ただ前回ああいう敗戦をしたあとにこういうゲームができたことはプラスだと思うので、またすぐに試合がきますけど、もう一度みんなでコミュニケーションをとって川崎に自分たちのストロングな部分を出せるように準備していきたいと思います。

(舘選手と同サイドでプレーしたが?)素晴らしい出来だったと思いますし、初先発とは思えないくらいしっかりできていたと思います。あのくらいできるのは僕や圭祐(坂選手)は分かっていたので、試合前に必要以上に声をかけることもなかったです。でも二人で舘をしっかりコントロールしてサポートしようという話はしていました。本当に思い切ってやってくれて僕もやりやすかったし、改めていい選手だと思いました。