馬入日記

2020.02.28

【馬入日記:2月28日】中断期間を大切に。富居大樹選手インタビュー

200228-12月25日、Jリーグより新型コロナウイルス感染症の感染予防のため、2月26日から3月15日まで開催予定のすべての試合の開催延期が決定されました。

いよいよ開幕し気持ちも盛り上がっていた矢先の決定、約3週間の中断はとても残念なことですが、皆さまどうか健康、安全にお過ごし下さい!チームとしては中断期間に準備を積み重ねるいい時間にしていきます。

さて、今日は富居選手に話を聞きました。
昨シーズン、第34節のC大阪戦から徳島とのプレーオフまで、本当に厳しい状況の中でゴールマウスを守りました。
今シーズン、GK4選手のうち谷選手と堀田選手が新加入、後藤選手が金沢からのレンタルバックと3選手は昨年在籍していないメンバーとなりました。

「キーパーの中で年齢も一番上になりましたし、自分が引っ張っていかなければいけないという気持ちで始動からずっとやってきて、プレーで示すということをより意識するようになりました。一番大事にしているのは、練習の中で常に全力を出すということなので、3人がそれを見て“やらなきゃいけない”と思ってくれれば一番いいかなと思っていました」

より強い責任感で、ゴールマウスの前に立っています。
ただ、その姿に気負った様子はなく自然体でキーパーチームをまとめているように見えます。

「気負わないように、ということは意識していました。気負ってしまうと空回りしてしまうので意識しすぎなように。ベルマーレに入ってから今まで100%でやってきたという自負はあるので、それをしっかりやることが一番なのかなと思っています」

新たな4人のグループについての印象は…

「雰囲気もよく、みんなで全力でやれています。それぞれいいところがあるから僕も刺激になるし、いいところを自分のものにしたいと思って、練習の順番待ちをしている時も見てますね。自分に足りていないものを持っているのを見た時は、自分のものにできるように、体の動かし方などを見て考えて、吸収しようという気持ちでやっています。やっぱりうまくなりたいし、チームを勝たせたいので」と。

昨年、ラスト4試合とプレーオフでゴールを守った富居選手、改めて振り返っても本当に難しい状況下での戦いでした。

「去年の最後は勝たなければいけない、何としても落としてはいけないという状況の中で試合に出させてもらっていたので、色々なことを深く考えられる状態ではなかった。今年はシーズンの最初から出させてもらってるので、そこは昨年とは違うところだと思います。何試合も続けて戦う難しさもあるけど、コンスタントに出場することによって絶対に良くなると思う。まだ2試合しか戦ってないですけど、たくさんの課題を感じて、本当に考える機会をもらっていると思います」

大分戦と浦和戦を振り返ると…

「大分戦は内容はよくなかったかもしれないけど、後ろとしてはまずゼロで抑えられて勝てたことはよかった。リーグの浦和戦では、2点取ってくれたのに3失点してしまったことは反省しなければいけない。自分が止められれば試合の流れも変わる。止められるキーパーにならなければいけない。それはもちろん一人でできるものではないし、連携が大切ですけど、キーパーの仕事は本当にひとつのプレーで流れが変わるポジションだと思っているので、責任を感じます」と。

ゴールに至る攻撃の動きには様々な可能性があり、対応するキーパーは事前の予測と瞬時の判断により本当に細やかにポジショニングを変えています。

「本当に細かいところを突き詰めることが大切だし、サッカーの奥深さを感じます。試合が終わるといつも身体よりも頭が疲れるという感じで…。うちが攻めている状況でもいつDFの裏に飛んでくるか分からないので、90分間ずっと神経を使っているのがキーパーというポジションだと思います。今回、中断してしまいましたけど、レッズ戦で出た課題に取り組めるということをプラスに捉えてやっていきたい。単純に“負けちゃったから次”という感じにはしたくない。出た課題を修正して次の試合で似たような現象に対応できれば、あの時の失点があったからだと思えると思う。失点をただの失点で終わらせてはいけない。出させてもらっている意味を考えてもっと良くなっていきたいです」

急きょ、約3週間の中断となりましたが、チームは1日のオフを挟んだのちトレーニング中。この期間だからこそできるチームビルディングを行っています。

「練習も見学できない状況でサポーターの皆さんとふれあう機会が少なくなってしまうことは残念ですけど、中断明けでスタジアムに来てくれた方たちに勝ってよかったと思ってもらえるように、この中断期間をプラスにしたいですね。サポーターの皆さんもチケットを取ったり、アウェイの予定とかもしてもらっていたと思う。そういう方たちがたくさんいるということを思いながら、選手たちはやらなければいけないと思うし、当たり前だと思ってはいけない。中断明けの試合でしっかり勝ってみんなで喜べたらと思っています」

いつもサポーターの皆さんにも心を配り、感謝を語る富居選手。
試合に出られない時期も努力を続けてきた中で、支えてくれる人のことも常に思ってきました。

「歴代のキーパーが築いてきた場所に、僕がいまピッチに立たせてもらっているわけなので、僕は僕の良さを出して、湘南のキーパーは富居だねって思ってもらえるような結果やプレーを出していきたいと思っています」

成長したいという富居選手の意欲を強く感じます。
そして中断期間中、さらなる進化をみせるチームにぜひご期待ください!
200228-2さて、2月28日(金)よりテレビ神奈川(tvk)で「Spirit ベルマーレ TV」が放送再開となります!(今年も毎月第4金曜日の21:00~21:30放送です)

J1リーグ第1節浦和戦、ルヴァンカップGS第1節大分戦をじっくり振り返ると共に、岡本拓也選手と福田晃斗選手によるクロストーク、たくさんの選手に直撃したインタビューなど盛りだくさんの30分です。

ぜひご覧ください!