馬入日記

2019.07.12

【馬入日記:7月12日】Welcome to SHONAN!澤田恒選手インタビュー

190710昨日の毛利選手に続き、新加入選手のご紹介です!
ドイツ4部のK.Offenbach(キッカーズ オッフェンバッハ)から移籍加入した澤田恒(コウ)選手です。

北海道出身で、札幌大学卒業後にドイツへ渡り、ドイツ6部、5部、4部と5年間で3チームでプレーした選手。どんなサッカー人生を歩んできたのかを聞きました。

「大学卒業後、サッカー選手になりたいという夢を諦められずドイツに行きました。最初はサッカー留学という、いわゆるお金を払って面倒をみてもらう形だったんです。チーム探しから始まって3、4チームのテストを受けに行きました。1年目は6部のチームに入ってプレーしました。6部のチームはアマチュアです。一応、勝利給のようなお小遣い程度は出るので食費くらいにはなったかなと思いますが、アルバイトもしていました。2年目に5部のチームに入って、そこではギリギリ暮らせるくらいのお給料をもらって、その次の年から4部のチームに入りました。4部くらいになると働かなくても固定給と勝利給がきちんともらえる感じでした」

夢を諦めることなく、思い切って飛び込んだ異国の地。サラっと語っていますが、5年間は苦労も含め様々な経験を積み重ねた毎日だったことでしょう。

「レベルを比べるのは難しいですが、5部や6部は日本の大学生よりは強いかなという感じでした。4部だと若い選手が多くて、JリーグでもU-23のチームがJ3を戦っていますが、4部にもブンデスリーガのU-23のチームがたくさんありました。だからその次の年にトップでプレーするようになる選手もけっこういました」

今回ベルマーレでプレーすることになったきっかけとは…

「ドイツのマネージャーの方が曺さんと知り合いだったこともあって、3年前にも一度練習参加したことがあったんです。今回は4部での活躍もあってもう一度練習に来てみないかと言ってもらえて、練習参加をさせてもらいました。数週間前に3日くらい参加して、一度ドイツに戻りましたが正式に契約をしてもらえることになって。オファーをもらっている中で一番レベルの高い場所でやることが幸せだと思って、ベルマーレに決めました。本当に有難いです」と。

いまこうして5年の時を経て、ドイツを経由し、Jリーグでプレーすることになったことをどんな風に感じているのでしょうか。

「自分が一番最初にドイツで試合に出た時は、6部のチームの2軍でした。そうなると9部だったんです。その時はこんな芝でやるのかと思うようなところで、審判も一人しかいないような環境でやっていました。今回日本に帰ってきて、お客さんも1万人2万人来てくれるような場でサッカーができるということは本当に幸せなことだと思っています。ベルマーレはグラウンドもきれいで、スタッフの方々もすごく熱心で、ラボもしっかりしているし、練習後には食事が出て、マッサージもしてもらえて…。自分自身が強く望めば、強くなれる環境だと思います」

用意されている環境を当たり前と思うことはありません。その謙虚な姿勢は、様々な環境を経験してきたからこその、人としての幅の広さによるところとも言えます。

プレーの強みは「スピードを見てほしいですね。それから大切にしているのは諦めない姿勢です。ポジションはいろんなところをやっていました。去年はボランチ、その前はFW、シャドーもやっていました」と。

そして、ベルマーレのサッカーの印象とは。

「日本の中でも湘南にしかないスタイルがあると思っています。自分たちのスタイルがあるってすごく魅力的でかっこいい。そういうところでプレーできるのは楽しいですね。…辛いですけど(笑)」

厳しいトレーニングも果敢に取り組んでいる毎日です。「チームに入っただけでは意味がないので、これからですね」と気持ちを引き締めています。

ちなみにドイツ語は…
「完璧ではないですけど、エメル(トカチ選手)と話してて問題ないくらいは大丈夫です」とのこと。(トカチ選手も喜んでいます!)

チーム内の競争はさらに激しさを増していますが、新加入選手がまた新しい風を吹かせています。
ぜひご期待ください!