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【ボイス:2019年1月11日】2019湘南ベルマーレ 新体制発表会見

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1_650●代表取締役会長 眞壁潔 ご挨拶
皆さんこんにちは。本日は51回目の新体制発表会にいらしていただき大変ありがとうございます。昨年、長年の階段を登りつめたひとつの結果として、50周年の年に皆さんご存知のようにルヴァンカップでタイトルを取り、その後厳しい残留争いを勝ち残り、また今年J1で戦うことができます。
湘南になってからの約20年近くを考えると、フジタさんが撤退しながらも資本金を残してくださって、それがわずかな水源となり、山奥で岩だらけの小さな川を下り、やがてだんだん流れが大きくなって、皆さんのおかげで広い川にたどり着き、そしてひとつの結果を出しました。そして、いよいよ太平洋に、大海に出る年かなというふうに思っています。

今までは、向く方向は海に向かってということで、ひたすらハードワークをしながら、左右の岸壁にぶつからないように一生懸命船を進めてきた。これから先は、大変大きな波や潮の流れと戦いながら風を読んで、我々の目指すべき方向にしっかり進んでいかなければいけない。今年はその起点となる1年目だと思っています。
引き続きの皆様のご支援、報道等、切にお願いしましてご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

2_650●代表取締役社長 水谷尚人 ご挨拶
皆さんこんにちは。改めまして、本年もよろしくお願い申し上げます。
本日はお忙しい中、かくもたくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございます。本当に背筋が伸びる思いをしております。
今朝、選手、スタッフ、フロントスタッフも入って9時からみんなでミーティングをしまして今シーズンが始まりましたが、みんな目がキラキラというかギラギラというか、本当にこの時期、これから戦うぞと、これから試合を戦っていくぞという空気が溢れていて、非常に清々しい気持ちになったのがつい先程のことでございます。

そしてその場で選手、スタッフ全員に向けて、なぜベルマーレでサッカーをするんだ、なぜベルマーレで働いているんだということを考えながらやっていこうというような話をさせてもらいました。
どこでも活動はできますし、どこでも仕事はできるんですけども、その中で同じ志を持ってベルマーレでやるということをみんなで改めて考えながら進めていこう、と。昨年ひとつ結果が出ましたが、この先、今会長が申し上げましたけども、まだまだ大変なことがたくさんあると感じている中で、その思いがひとつあれば、一体感をもって活動していけばさらに先に進めるんじゃないかなという思いを込めてそんな話をさせていただいたところでございます。
本年も明るくやっていきたいと思っていますので、ぜひ皆様のご支援を引き続き賜りたいですし、素敵な報道をしていただけたら嬉しいなと考えている次第でございます。本日はありがとうございます。

3_650●スポーツダイレクター 坂本紘司 ご挨拶
皆さんこんにちは。今シーズンも引き続きスポーツダイレクターを務めさせていただきます坂本です。よろしくお願いします。

昨シーズンの最終戦でJ1残留を決めて、すぐに今季の編成に入ったわけですけども、今隣にいる曺貴裁が今シーズン8シーズン目となる指揮を執ってもらうということがその時点で決まっていましたので、ここから本当に湘南ベルマーレとして高みを目指すということ、本気で上を目指すということを監督と確認しあいまして、本当に勝つために必要な選手、チームを強くするために必要な選手に声をかけ、ここに今日揃い集まってくれたというところです。

昨年、いい結果だったと言っていただく方もいるかもしれませんが、チームとしてたくさんの課題がありました。それを十分補ってくれる、それ以上のプラスのものをもたらしてくれる選手たちが揃いましたので、私自身もすごく今シーズン楽しみにしてます。戻ってきてくれた選手もいますし、このクラブで輝きたいと思って来てくれた選手もいます。新卒で希望を持ってこのクラブで成長したいと思って入ってくれた選手もいます。さまざまな選手の個性を最大限活かしながらいいチームを作っていきたいと思っています。
今シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。

4_650●フレイレ
皆さんこんにちは。今ここに、湘南ベルマーレの一員としてここにいることを大変嬉しく思っております。このチームですごく良いシーズンを送れるように頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
毎日ハードトレーニングに取り組んで、いい結果を出せるように頑張りたいと思います。ありがとうございます。
5_650●指宿洋史
ジェフユナイテッド千葉から加入しました指宿洋史です。湘南ベルマーレではまず、フォワードなので、得点に絡んで勝利に貢献できたらと思っております。
また、年齢的にも上の年代になってくるので、試合に出なくても試合に出ても、チームに貢献できるよう、まずは1年間頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
6_650●中川寛斗
皆さんこんにちは。柏レイソルから来ました中川寛斗です。プロ1・2年目でベルマーレさんでお世話になって、それからまた今年帰ってくることができました。また新たな気持ちで、新しいチームに来た気持ちで全力を尽くして頑張ろうと思っているので、よろしくお願いします。
湘南ベルマーレに来て、勝利に貢献することと、チームの目標を達成すること、そのための一員として貢献できるように頑張りますので、よろしくお願いします。
7_650●レレウ
こんにちは。ここにいられることを非常に嬉しく思っています。私のキャリアにおいても、サッカー選手としても、こういった機会をいただき、非常に感謝しています。
これからチームを助けるとともに、タイトルを取れるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
8_650●小野田将人
皆さんこんにちは。小野田将人です。まずはじめに、湘南ベルマーレというチームでサッカーをプレーできることを本当に感謝したいと思います。
そして自分自身初めてのJリーグという舞台での挑戦になりますが、驕ることなく、また怯むことなく、覚悟を持ってやっていきたいと思います。そしてチームに貢献できるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
9_650●大橋祐紀
中央大学から加入しました大橋祐紀です。まずはじめに、この湘南ベルマーレという歴史あるクラブに入団させていただくことになり、非常に嬉しく思っています。大学生としてではなく、今年からプロとして自覚と責任を持って日々取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いします。
10_650●松原修平
ザスパクサツ群馬から来ました、松原修平です。地域リーグ、JFL、J3、J2と、いろんなリーグでプレーしてきて、初めてJ1のチームでプレーできることをすごく嬉しく思います。
自分自身、新しい景色を見たいですし、皆さんにも見ていただきたいと思います。勝点を取れるキーパーを目指して頑張っていくので、よろしくお願いします。
11_650●鈴木冬一
長崎総合科学大学附属高等学校から加入しました鈴木冬一です。この湘南ベルマーレというクラブでタイトルを取るために皆さんと切磋琢磨し、少しでもチームに貢献できるように頑張ります。そして、プロサッカー選手という自覚を持ち、日々謙虚に頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
12_650●福島隼斗
大津高校から加入しました福島です。まずは、この伝統あるクラブに入団できてとても嬉しく思います。これからチームに貢献できるように全力でプレーして、個人としても飛躍できるように頑張ります。よろしくお願いします。
13_650●柴田壮介
湘南ベルマーレユースから昇格しました柴田壮介です。まず自分は地元がこの近くで、小さい頃から一番身近にあったこのクラブでプロのスタートを切れることがとても嬉しいです。それと同時に、自分が夢見ていたように、あのスタジアムで活躍できる姿を早くアカデミーの選手や小さい子とかに見せられるように日々頑張っていきますので、よろしくお願いします。
14_650●武富孝介
皆さんこんにちは、武富です。今日9時からのミーティングで、やっぱりこれがベルマーレだなと思いましたし、ここでプレーできる喜びをしっかり感じながらハードにトレーニングしていきたいと思います。
去年、さいたまスタジアムでのルヴァンカップ決勝を自分も観に行きまして、現地で見ていてやっぱりこれがサッカーだなと思いました。ハードに愚直にプレーする姿に自分も心を打たれましたし、そういう意味でも自分もしっかりプレーしてこのチームがタイトルを獲ったり、ACL圏内に入っていけるように、しっかり上昇していけるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
15_650●古林将太
皆さんこんにちは。ベガルタ仙台から移籍してきました古林将太です。また湘南ベルマーレというクラブでプレーできることを本当に感謝しています。ありがとうございます。
湘南ベルマーレに帰ってきたのではなくて、また新しいチームに来たという気持ちを忘れずに一から頑張っていきたいと思います。サッカーは第一に頑張るのですが、違う面でも湘南ベルマーレにどんどん貢献できるように頑張っていきたいと思います。ありがとうございます。
16_650●コーチ 下村東美
皆さんこんにちは。下村東美です。私自身2012年、13年とこの湘南ベルマーレで選手としてプレーをして、2014年に引退し、今4年経ちました。その中で現場を離れていた身として、まずはお話をいただいた湘南ベルマーレというクラブ、関係者の皆様に感謝申し上げるとともに、リリースコメントでも残したんですけども、湘南スタイルというのをさらに発展させていかなければいけない、コーチングスタッフの一員としてそういう強い気持ちがあります。責任持って、みんなと勝利の喜びを分かち合えるように、いい結果を残せるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
17_650●コーチ/分析 中嶋円野
皆さんこんにちは。コーチ兼分析の中嶋円野です。この歴史と伝統のある湘南ベルマーレの一員になれたことを大変嬉しく思います。
湘南ベルマーレのため、またチームの勝利のために、強い覚悟を持って日々ベストを尽くしていきたいと思います。よろしくお願いします。
18_650●監督 曺貴裁
皆さん、あけましておめでとうございます。8年目になりますが、湘南ベルマーレの監督を務めさせていただきます曺です。
本当に、周りからはいつまでやるんだっていう風に言われますけれど、辞めろと言われたら辞めなきゃいけない職業なので、自分がやると決めたからには、ここにいる皆さんと後ろにいる選手とスタッフ、また今日来てない選手たちと一緒に、本当に1年通して想像もしなかったような景色をまた見たいなと思ってやっています。そして、自分自身を成長させてくれている選手たち、それからこのサッカーというものに本当に真摯に向き合って今年もやっていきたいなと思います。昨年のことをちょっと話したほうが良いと思ったので、話しますけれども、タイトルをルヴァンカップで取れて、リーグ戦を最終戦で残留を決めたってことで、ほとんどのベルマーレに関わる人たちが、ハッピーになったのかなという1年だったと思いますが、その中で監督として、いつも彼らを信頼するっていう事はどういう事か、信頼してるしてるって言っても、信頼と取られないとか、信頼に感じないことは絶対にしちゃダメだなという所で言うと、選手のレスポンス力がすごくあった1年だったなと思います。

崩れそうになった場面は沢山あって、例えば3連敗した次の試合のFC東京戦、和成(大野)が入れて最後のコーナーキックで追いつかれたセレッソのホームの試合、前期やっぱり歯が立たなかった試合も含めて、そのまま音を立てて崩れそうな瞬間はあったんですけど、やっぱり今いる選手たちの反発力とか、彼らなら出来るんだっていう事を、僕が一番信じていなきゃいけないなという思いが、自分で言うのも何ですけども、人よりも多分強かったと思うので、そういう事が、昨年の結果に繋がったんだと思います。
謙虚な気持ちとか、人に対するものというのは、何年経っても、何歳になっても学べるものだなっていう風に教えられましたし、そういうことを踏まえて、今年、ここに集まった選手も昨年からいる選手も含めて、また一緒に良い気持ちというか、意識を共有できるようにやっていきたいと思います。

それから、昨年までキャプテンを務めていた高山をはじめ、何人かの選手がチームを離れましたが、僕は彼らから頼まれたわけでも、彼らから何を言われたわけでもないんですけれども、本当は、サポーターの皆さんとか、この場にいるお世話になった皆さんに、ちゃんとした挨拶をして出ていきたいなって気持ちでいたんだと思います。ただ、日程の関係上、そういう機会が無かったという事で、ある意味彼らの未来も同じように応援してあげてほしいし、僕も同じサッカーマンとして、また、チームを出て他の選択を取った選手に対しても、同じような気持ちで、何ができるかわからないんですけれど、これからも付き合っていきたいと思います。代わりになりますけど、今日はその話をしたいなと思ってしました。

坂本から話はありましたけれども、今年高校から出て将来を嘱望されている柴田壮介始め、大橋と冬一(鈴木)と福島隼斗の4名の新人、それからその他ブラジルから2人、J1、J2のチームもしくは今治さんからお願いして取った小野田始め、多くの選手がこのチームに入りましたけれども、我々の目的は一つしかないです。そのスローガンを今、見せます。
言葉で言うと「Acceleration(アクセラレーション)」。
今日もミーティングで話をしたんですけれども、チームを加速するために来てもらった選手です。僕も最初、聞きなれない言葉だと思ったんですけれども、まぁ俗にいう車のアクセルを名詞にした言葉です。昨年までどうだったかとか、昨年までボールがいくらあったかとか、今年もそうしようとか、それ自体が現状維持で終わると思ってるので、やっぱりチームの成長、さっき言った崩れなかったこととか、チームとして想いを持って戦う中でやるフットボールが、自分たちのためになるんだっていう気持ちも含めて、そういう事を加速させる選手じゃなきゃいけないと思っています。
そういうことを加速していかないと、当然上には行けないと思っているので、何かを守るとか何かを削るとか、そういった発想ではなくて、何かを付け加えてさらに、スピード超過になると車壊れちゃうんで、スピード超過にならない加速の仕方を選手に覚えさせて、今年1年やっていきたいなという風に思います。

勝ち点の目標とか、得点の目標とか、今年はさらに上げて臨みたいと思いますけれども、選手たちには言ったんですけども、この場でそれを大きく言うことは他のチームに対しても失礼な所があるので、特に言いません。
ただ、自分たちが目指すものは、この加速に乗ってさらに上に行かなきゃいけないというのは間違いない事実です。

このオフで色んなチームの試合を見たり、自分で解説したりしながら感じたのは、やっぱりサポーター、ファンの人たちっていうのは、チームにとっての宝物で、でも、それと同じようにやっぱり選手っていうのはチームにとって宝物なんだなと思いました。
だから、どっちが良いとかじゃなくて、お互いにお互いを尊敬できる関係、サポーターが選手を尊敬できる、選手がサポーターによって育てられる、そういったチームには間違いなく感動が生まれますし、そういったスタジアムは感動が生まれると思います。
昨年のルヴァン準決勝(柏戦)でPKになった時の最後のBMWのスタジアムの雰囲気は、アンフィールドのミニチュア版って言っていいぐらい、絶対に勝たせてやるって気持ちが伝わってきましたし、そういった所を皆さんとまた何度も共有できるように、我々はピッチからエネルギーを出そうと思っています。
またマスコミの皆さんには、サポーターの皆さんには、そういったものを自然に、強制じゃなくて、自然に作れているように、自分たちのことを信じて、今年も監督を一生懸命頑張ってやっていきたいと思います。
一年間色々あると思いますけども、応援よろしくお願いします。

【質疑応答】
Q1.選手の皆さんに、ご自身の売り、ご自身のどんなプレーで「加速」に関わっていきたいか教えてください。また、数年ぶりにチームに復帰した選手にはそれ相応の思いがあると思いますのでその思いを教えていただければと思います。

●フレイレ選手
自分の強みというのは、試合に勝ちたいという気持ちが非常に強いことだと思います。特別にこれと言って強い所は、技術的な所は無いんですけれども、アグレッシブに来る相手に対して、どれだけ守れるか、どれだけ体を張れるかということが大事だと思うので、そういった気持ちで負けないという所の強さというのは、自分の売りだと思っています。

●指宿選手
僕は、見てもわかる通り身長が高いので、前線で溜めを作ってボールを収めること。あとはFWなのでゴールですね。気持ちで点を取りたいと思います。

●中川選手
僕の売りは、攻撃面でも守備面でも予測が速いことと、指宿くんと違って、体が小さいので、そこから生まれるプレーを、頑張る姿であったり、走る姿であったり、大きな選手に立ち向かう姿を見てほしいと思います。
湘南ベルマーレに帰ってきて、帰って来たっていうよりも、自分がJリーグの中で魅力のあるチームの一つだと思っていて、そのチームの一員になりたくて、僕もこの場にいるので、帰って来たっていう感じはないので、この1年間僕の出せるプレー、直接的にチームに貢献できるように準備します。

●レレウ選手
自分の売りとしては、試合の中の動きを見てもらいたいと思っています。個人技の所、例えばペナルティエリア近くの1対1の強さとか、そういった所は個人的な所なんですけれども、それよりももっと、全体的にチームに貢献できるような所というのも、可能であると思います。

●小野田選手
自分の長所は、リスクを負ってでも積極的に攻撃参加できるところだと思っているので、躊躇することなく長い距離であったりとか、後ろからのパスなどで攻撃の起点になっていきたいと思います。

●大橋選手
自身の強みは、ゴールに絡むプレーだと思っています。ゴール前での動き出しや、出された時の動き出しもそうですし、個々のプレーを大切にしながら、そしてボールを引き出して、また自分でも運んでゴールを狙っていきたいと思っています。

●松原選手
シュートストップの部分を見てほしいですし、特に1対1の所っていうのは見てもらいたいです。ゴール前でパワーを持ってプレーするのが自分の特長だと思っているので、そこを見てほしいです。

●鈴木選手
自分の強みは、前線で出た時ならペナルティエリア付近でのアイデアだったり、仕掛けのところです。そして数多くのポジションをこなして、チームに少しでも貢献ができるように頑張っていきます。

●福島選手
DFとしては身長は低いんですけど、ヘディングに自信ありますし、運動量もあります。また、前線の選手にゴールに直結するパスを渡せると思っています。

●柴田選手
僕の強みはボールを奪うことです。ボール周りのスピードには自信があります。そこから前に関わっていく所が自分の強みだと思っています。そこを伸ばしていけるように頑張っていきます。

●武富選手
自分はゲームを作ることと、ゴールチャンスを作ることだと思います。

●古林選手
僕の強みは一生懸命頑張れるところです。
さっき、寛斗も言ったんですけど、帰って来たと言ってもらえるのは嬉しいんですけれど、帰って来たという感覚ではなく、新たなチャレンジとして来ました。

Q2.(司会の名良橋晃さんより)よろしいでしょうか?他に……なければ、わたくしが質問させていただきます。あ、曺さん、そういう顔しないでください。毎年恒例になりつつあるのですが…曺監督の第一印象を、一言でお答えください。お願いします!

●フレイレ選手
今まで、対戦相手として何度か対戦したことがあるんですけれど、その時の印象としては、勝ちにこだわる、勝ちたい気持ちを持っている人だなと感じました。

曺監督
はい、もう終わり!

●指宿選手
一言で?熱い、そして………格好いい。

曺監督
はい、終わり!

●中川選手
僕は、第二印象になっちゃうんですけど、第一印象はプロ1年目の時に怖いってイメージだったんで。今は、あの、印象的なのはルヴァンカップで、お腹出してジャンプしてるところですかね(笑)

●レレウ選手
まず最初に彼が曺さんと会った時には、曺さんちょうどクラブハウスのお風呂に入っていた時でして(笑)、その時に一瞬恐いなという風に思ったんですけど、時間が経つごとに、ああ、この人は面白い人なんだな、非常に熱い人なんだなという風に感じました。

●小野田選手
僕は、ちょっと名前を出して良いかわからないんですけど、岡田(武史)さんと第一印象がすごく似てて、話しかけづらいオーラがすごかったんですけど…気さくに話しかけていただいて、岡田さんより優しい方だったんだなって…(笑)

●大橋選手
自分の印象としては、昨年、中央大学在学中に練習参加をさせていただいた時に、声をかけていただいて、その時に、自分のモチベーションが上がるじゃないですけど、そういった面を引き出してくれるような監督だと感じました。もともとモチベーションはすごい高いと思っていますけど、さらに上昇させてくれる熱い監督だなと思いました。

●松原選手
過去にいた選手から色々聞いて、曺さんの所だと絶対に成長できるって言っていましたし、とある指導者の方からは「曺さんの所でフットボールは何かっていうのを学んで来い」と言われたので、フットボールは何かを今年学びたいと思います。

●鈴木選手
僕は練習参加をさせてもらって、馬入のグラウンドで曺さんと会ったんですけど、階段から降りてきたときに、うわーいかつい人来た!っていう感じで、怖かったんですけど、練習中や練習後も気さくに話しかけてくれて、一番に選手の事を思っている方だなっていう風に思いました。

●福島選手
最初はちょっと怖かったですけど、練習参加させてもらって、本当に選手の事を考えてくれる熱い監督だと思いました。

●柴田選手
とても愛のある方だなと思いました。

●武富選手
すごく格好良いと思いました。

●古林選手
僕は、曺さんとの出会いは中学2年生くらいなんですけど、良い意味でその時と今と変わらない監督だと思います。

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「RIZAP Lab.」について

20_650●RIZAPグループ 代表取締役社長 瀬戸健氏
皆さま、あけましておめでとうございます。RIZAP代表をしております瀬戸と申します。
まずは、昨年11月にRIZAPは四半期の決算発表をいたしまして、たくさんの方がご心配されていたり、大丈夫かなと思われている、これから湘南ベルマーレさんとの連携も含めて大丈夫かなと思われてるかもしれませんが、何も変わることなく、1ミリも変わることなく、むしろRIZAPグループとしては加速して、全力で湘南ベルマーレ共歩んでいきたいと思っています。
そういった決意もこめて、今回、現状とこれからの未来を簡単に皆様にお話を差し上げたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。では、早速、振り返りになりますが、2018年4月にベルマーレが仲間に加わっていただきました。原点である「たのしめてるか。」、コミットとして2020年までに、タイトルを獲得、そして満員のスタジアムという事を掲げ、それを達成するためのスタートを一緒にさせていただきました。
6月にRIZAPの管野がパフォーマンスアップチームトレーナーに就任させていただきました。RIZAPが管野を中心に選手の皆さまの個々に合わせてなりたいスタイル、パフォーマンスアップ、そういったことに個別に対応させていただきました。
また食事食事に関してましても管理栄養士の元に25名の方が、毎日3食の食事内容の写真を送っていただきながら、選手の体調の管理なども含め寄り添ってやらせていただきました。

その中でですね。曺監督始め選手の皆さま、眞壁会長、水谷社長、ファンの皆様を始め、そしてRIZAPも共にこのルヴァンカップで初優勝という形で目標よりも前倒しをする形でコミットし、皆さんと共に達成しましたことを誇りに思っております。

その中で2019年シーズン、我々これをさらに進化させ、最高のトレーニング環境を用意していきたいという風に考えております。
そういう中で、RIZAP Lab.が始動いたします。
まず、Jクラブ初の低酸素ルームをスタートいたします。この低酸素ルームによって、今まで平地では2時間かかっていた心肺能力の向上をですね、30分で成し遂げることができるということで、限られた時間の中で最高のパフォーマンスアップを図るということが可能になります。

さらに、湘南ベルマーレの走るシーンというものをさらに持続していくと、もっともっと元気に、もっともっと皆さまに夢を提供できるようなチームにしていきたいという風に思っております。
そして的確に鍛える最新のトレーニング施設として、スペースは今までのスペースに比べまして10倍の広さに拡張いたしました。器機に関しましても、2.5倍の拡大を図ることができました。

その中で、選手の皆さまそれぞれ強化したい部位であったり、パフォーマンスアップというのは違います。一人ひとりに合わせて、選手個別のですねトレーニングを徹底的に寄り添わさせていただきたいと、いう風に考えております。
また、スペースが10倍に広がったことによりまして、今まで数人入ればいっぱいになって、なかなか選手同士のコミュニケーションがとりにくかった環境から、選手同士がより同じ環境で切磋琢磨できると、コミュニケーションの観点からも改善が図れるようになっております。

また、属人的、感覚的に行われやすかった、選手の選手のパフォーマンスアップのデータをテクノロジーとして分析していくことによって、定量化していき、どんな所が今足りないのか、それをどういう形ですれば、効果的にパフォーマンスアップができるのか、そういったことをビッグデータから分析していくことによって、再現性を図りながら科学にしてきたい。テクノロジーによって、チーム全体のパフォーマンスを図っていきたいという風に考えています。

また、トレーニングだけではなくてしっかりとリカバリーしていただくということで、専用のリカバリールームを作っております。戦術を深めるミーティングルーム、チーム一同が集まれるようにカンファレンスルームを設けております。疲労回復ができる仮眠スペースもあります。
ということで、最高のトレーニング施設の中で、本気で向き合う、チーム・RIZAPと一緒に湘南ベルマーレをさらに、チームとして我々も加わらせていただきまして、一緒に成長に寄与できるようにと思っております。

そしてRIZAPから本日来ておりますが、3名が常駐して皆さんのパフォーマンスアップに加わらせていただきたいと思います。
では管野くんから一言お願いします。

21_650●RIZAP/湘南ベルマーレ パフォーマンスアップチーフトレーナー 管野翔太
皆さま、こんにちは。昨シーズンよりRIZAP株式会社からチームに帯同させていただいております、管野将太と申します。
昨シーズンから選手個々に合わせてトレーニングであったり、食事の指導を通して、パフォーマンスを上げてチームの勝利に貢献するという目的の元、参加させていただいて、眞壁会長や水谷社長や、もちろん曺監督や選手の力があって、おかげさまでルヴァンカップの優勝という結果を手に入れる事が出来ました。
ただ、さらに湘南ベルマーレが加速して、上位を争うようなチームになるために、今回、RIZAP Lab.というアスリート専用施設、湘南ベルマーレ専用施設を作らせていただきました。
瀬戸からもありましたけれども、最新の機器であったり最新のテクノロジーを駆使して、選手個々のパーソナルデータを集めながら、より選手一人ひとりの体に特化したトレーニングや食事の指導を通して、去年よりもさらにパフォーマンスアップができ、チームとしても勝利を一つでも積み重ねられるような、そのような好転が出来るための施設を用意させていただきました。また今年もハードなシーズンになると思いますが、選手とチームに貢献できるように、私始めRIZAP一同湘南ベルマーレを最大限サポートしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

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「e-Sports」への参入について

23_650●代表取締役社長 水谷尚人
皆さん、新年おめでとうございます。忙しい中、今日すごくたくさんのメディアの方に来ていただき本当にありがとうございます。
事業説明として、e-Sportsの説明をします。昨年の暮れに湘南ベルマーレはe-Sportsに参入しますという発表をさせていただきました。
「何でベルマーレがやるんだ?」と思った方もたくさんいらっしゃると思います。そのあたりをご説明させていただきたいと思います。e-Sportsについてはもう皆さんご存知のことが多いと思うんですが、エレクトロニック・スポーツですね。最近だいぶ流行っていますが、シューティングであるとか格闘とか戦略等々ありますけども、その中で我々はサッカー、FIFA19という種類のところに参入したいと考えております。
昨年、実はeJ.LEAGUEというのをJリーグが実施したのですが、この予選を勝ち抜いたところはロシアで行われたFIFAワールドカップで、e-Sportseもワールドカップを行っていて、そこに1人日本を代表して参加をされて、確かベスト8の成績を収めています。そういったものにも参加していきたいなと思っております。

なぜ参入するかといいますと、昨今、巷ではSTEAM教育というのがかなり声高に言われていますし、デジタルを活用した教育、プログラミングというような教育をもっともっと学校でもやっていかなくちゃいけないということになっていますが、そういうことにも関わりを持ちやすいのがこのe-Sportsだというふうに考えています。
そういうところに参入することによって、ベルマーレの新しいファンの獲得や、その先を広げていきたい。
総合スポーツクラブを標榜しているベルマーレでございますので、新しいスポーツとしてここに取り組んでいきたいというふうに思います。

採用するゲームはFIFA19です。のちほどデモンストレーションもこの画面でやっていただきますので、ぜひ見ていただければと思います。
昨年私もeJ.LEAGUEを見に行ったのですが、本当にワクワクするような画が生まれてまいりますので、ぜひ見ていただければなと思います。

24_650サッカーももちろんそうなんですが、ビーチバレーもトライアスロンもそうなんですけども、湘南ベルマーレが世界にというコンセプトを持ってこの事業にも取り組んでいきたいと思っています。FIFA eワールドカップにつながるグローバルなシリーズや大会にも出場したいですし、明治安田生命eJ.LEAGUEでの優勝も狙っていきたいというふうに考えております。選手たちは、トライアウトをこれから始めるんですけども、今日からオンライン上で試合が始まりました。申し込みで100人ぐらいトライアウトの申し込みがありまして、戦いがこれから始まっていくということになっております。

ベルマーレだからこそ、というのを少しお伝えしたいんですが、湘南スタイルをこのゲームの世界にも取り込んでいきたいなというふうに思っています。またリアルなサッカーのクラブもやっておりますのでそこの融合、選手のつきあい等々というのもそこで図っていきたいなというふうに思います。
最も我々の取り組んでいきたいと思っているのは育成の部分でございます。多分皆さん、ゲームの世界を想像されると何となく、これは偏見に思われるかもしれないですが、ポテトチップスを食べながら、コーラを飲みながらやっているという世界が浮かぶかもしれないのですが、ベルマーレらしい選手をつくっていってその世界に参入していきたいというふうに考えております。

また当然ながらこれは頭をぐるぐる回して、目を回してやるスポーツでありますけども、体力も必要だということです。
我々は昨年からRIZAPにグループインしておりますので、RIZAPの方にそのe-Sportsの選手も身体を鍛えてもらって、動体視力を鍛えてもらって、世界も広げていきたいと考えております。実力はさることながら、人間性ともに兼ね備えた選手を育成していきたい、我々の中でそういう選手を育てe-Sportsに新しい風を吹き込んでいきたい考えているところでございます。