監督・選手コメント

JリーグYBCルヴァンカップPS準決勝第1戦 柏vs湘南 試合後監督・選手コメント

監督コメント

曺監督 総括
曺監督

お疲れ様でした。
ルヴァンカップの準決勝で指揮を執るのは監督人生で初めてですし、そこに立つ選手もほとんどが初めての中で、非常に堂々とプレーしてくれました。柏さんは力のあるチームですけれど、相手どうこうよりも自分たちが今までテレビの画面で見ていた決勝戦に進むことや、スタジアムで優勝しているアントラーズやレッズ、ガンバの選手を見上げていたものを、今度は自分たちが上に上がって下を望めるようにする、そのための試合にしようと話しました。そのためにもただ勝つのでなく、堂々とプレーして自分たちを成長させていこうと。3年前、4年前はルヴァンの決勝というのが他人事のように思えていたところから、少しずつ少しずつクラブとしてもいろんなトライをしてきていまがあると思っています。そういう意味で今日の試合は個人的には嬉しい試合でした。それだけ選手がトライして、そして成功したプレーが随所にありましたし、互角以上の試合ができたと思います。
「湘南ってよく走るいいチームだよね」とよく言われたその後の、みなさんが口からは発しないそれに続く言葉を僕は感じながらやってきましたし、それじゃダメだと思いながら7年指揮を執ってきました。まだ90分が終わっただけですけど、次のBMWスタジアムでやる試合に向けて、アウェイゴールを取って勝点1というのは我々に取って非常にエネルギーになる試合だと思います。絶対に埼スタに行くんだという思いで、あと3日ですけれどしっかり準備をして、またBMWスタジアムでさらにエネルギーのある湘南を見せたいと思っています。

曺監督 質疑応答

- 湘南にしては立ち上がりが少しぼやけていた印象があるが、監督はどう見ているか?

僕が「堂々とやれ」と言ったことで、自信がないのに堂々とやるふりをしてやられてしまった最初のワンプレーだったと思います。ただ「湘南にしては」という言葉の中には、相手にボールを持たせて自分たちがプレッシャーに行って、最初からアグレッシブだというイメージがあるからだと思うのですが、それは我々が持つ2つある刀のうちのひとつでしかなくて、もうひとつの刀を持っていないと、このリーグや選手の価値は上がっていかないと思っています。そのトライをしている中で、それが裏目に出たような失点でしたけれど、選手はその後すぐ取り返してくれましたし、逆転しようという意欲も見せてくれました。やってはいけない失点でしたけれど、それを恐れて現状維持のサッカーをやらせるつもりは一切なかったので、特にネガティブには捉えていません。逆に柏さんが1点先制したことによって、ホームゲームで失点を許したくないなのか、2点目を取りに行くのかというところでレイソルさんの方が難しかったんじゃないかと思います。

- 良いゲームだったが、最後決め切るというところでは物足りなさを感じるより仕方がないという感じか?

全然仕方のないことではないと思います。あそこで決めるか決めないか、何度もあるチャンスをという点ではレイソルさんもそういう場面があったかとは思いますが、シュート練習を1本目外して、そこから「集中しよう」と言って2本目を蹴っているようでは遅いということです。やっぱり1本目から入れるようにしないと次のレベルにはいけません。シュートを外すのと失点することが同じくらいの悔しさにならないと、チームとしても次のレベルにいかないと思いますし、そういう話は常にしています。それをまた勉強できた今日の試合だったと思いますが、姿勢としては間違っていなかったと思います。

加藤望 監督 総括

ホームでの戦いということで、しっかり失点をゼロで抑えて次を戦いたかったというのが本音です。その中でも前半で先制点を取れて、その後失点してしまった訳ですけれど、その後も選手たちは浮き足立つことなく集中してゲームをやれていたんじゃないかと思います。もちろんもう1点取って勝って2戦目に、という思いもありましたが、またしっかり次に向かえるような状況ではあると思うので、しっかり準備をしてやっていきたいと思います。
ホームで、平日にも関わらず本当にたくさんの方にいらしていただいて、声援を送ってくださいました。それに対して勝つということでお返しはできなかったのですが、次にしっかり勝って、駒を進めていきたいと思います。

加藤望 監督 質疑応答

- 選手は勝ちに行く姿勢を見えていた中で、ハーフタイムにはどんな指示を送ったか?

もちろん勝つこともそうですけれど、前半にできなかったことを踏まえて、守備の部分について話しました。もちろん点は取りにいかなければいけないのですが、それによって失点はしないようなことを伝えました。

- リズム良くボールを動かしチャンスも作ったが、伊藤純也、オルンガがいない中どんなプランを組んでいたか?

中川(寛斗)だったり江坂(任)を生かすことは考えていました。そこに小池(龍太)をうまく使うだとか、後ろからしっかりビルドアップして行くこと、それらを踏まえてまた中川の真ん中で受けたところからのチャンスメイクというのは考えていました。

- かなりの攻撃の応酬だったと思うが、想定していたか?

そこまでは考えていなかったです。まずはしっかり守備をした中でそこから攻撃というベースは持っていました。ただ点数によっては攻めていかなければいけない部分があるとは思っていた反面、攻めながらも失点はしないようにという裏腹なところがありました。それは選手たちもわかっていて、後半そういう戦いができたんじゃないかと思っています。

- 試合終盤の選手起用の意図は?

宮本(駿晃)に関しては左足のクロスがありますし、それに対して江坂やクリス(クリスティアーノ)が逆サイドから合わせる狙いを持っていました。山崎亮平については真ん中でのドリブル、あとは瀬川(祐輔)とのコンビネーションだったり、山崎が持ち出してからの瀬川の抜け出しというところは考えていました。

- 早い時間の先制点には難しさもあったと思うが、その後のゲームプランはどう考えたか?

そこは最初のプランと変わらず、失点しないというところを大事にして戦わなければいけなかったと思います。かと言って後ろに引くのではなく、しっかり前からボールを追いかけつつ、相手陣地で試合をするゲーム運びができればよかったと感じています。

選手コメント

MF 2菊地 俊介
菊地 俊介

(得点シーンを振り返って)いい形で前にサポートしていて、そこから自分の前にボールがこぼれてきたので、まだ早い時間帯でしたし思い切って狙ってみました。良いところに行って良かったです。
早い時間帯に失点してしまいましたけど、しっかりボールを後ろから動かしていこうという話は試合前からしていたので、ブレずにそこをやり続けた結果得点につながったと思います。相手は後ろでボールを回すのが上手いので、チーム全体でコンパクトにして奪いに行くことは意識していました。そこはある程度できたんじゃないかと思います。アウェイゴールは取れましたけど、結果はドローだったので、ホームでしっかり勝って決勝に行きたいと思っていますし、しっかりリフレッシュして日曜日を迎えたいと思います。

DF 20坂 圭祐
坂 圭祐

(失点は)逆サイドを空けてしまってああいう形になってしまいましたが、それを引きずらずによく同点に追いつけたと思います。ただノックアウトの戦いで、立ち上がりでああいう失点をしていては普通ではあり得ないことだと思うので、しっかり反省しないといけない要素だと思います。自分たちの最終ラインとボランチの間で受けてくる選手には前を向かせたくなかったですし、そこで自由を与えてしまうとラインがズルズル下がってしまうのでそこは意識していました。
勝てれば良かったですけど、1点取れたことはポジティブに捉えたいと思います。次はうちがホームになるので、失点をしないことはもちろん大事になりますけど、守りに入るんじゃなくしっかり攻撃に行きながら後ろもゼロにしていきたいです。

FW 38山﨑 凌吾
山﨑 凌吾

立ち上がりで失点してしまいましたけど、そのあとみんな下を向かずにしっかり勇気を持ってボールを動かしていましたし、受け手も積極的に顔を出して良い形を何本か作れたと思います。その中でシュートまで行く場面もありましたし、前半に点を取れるチャンスが何回もあったので、そこは課題ですけどポジティブな試合だったかなと思います。後ろの選手がよくボールを動かしてくれていましたし、前の3人も良い形で受けることができていたと思います。間で受けたり裏に抜けたり、そこからシュートまで至るシーンもあったので、僕はフィニッシュをしっかり決められるように次はやっていきたいです。
決勝の舞台に立って優勝するということはチームの中でも言葉にしていますし、何が何でも決勝の舞台に立つために、第2戦も今日のようなエネルギーを出して勝ちたいと思います。

MF 7梅崎 司
梅崎 司

正直勝ちにいったゲームだったので、どちらにもチャンスはありましたけれど自分たちもより多くのチャンスを作れていた中で、自分自身もチャンスがあったもののそれを決めきれず、勝ち切ることができず悔しい思いです。
悔しい結果ですけど、引き分けでアウェイゴールが取れたというのは価値あることだと思いますし、それを踏まえながら次の試合を進めて行くことが大事だと思います。ただ自分達の特徴は前にアグレッシブにいくことだし、立ち上がりからそういう攻めきる姿勢を貫くことがこのチームでは1番大事なことかなと思います。今日も拮抗した試合でしたけど両チームの良さが出た試合だと思いますし、そういう試合を第2戦でも見せたいですし、その中で自分達の特徴をホームでより強く出して、サポーターと喜び合って決勝に進みたいと思います。

MF 34金子 大毅
金子 大毅

向こうのボランチ、小泉慶選手は推進力がありましたし、手塚康平選手も落ち着いていて、ボールの取り所は見定めるのが難しいなと思っていて、そこはレベルの高さを感じました。トシくん(石川俊輝)と僕の間で少しでもスペースができたらそこを突いて来ていたので、そこの対処は修正していかなければいけないと思います。決勝に進むための試合を第2戦でしなければいけないですし、そこに対して試合の中で自分がいかに貢献できるかにこだわっていきたいです。その中で課題を克服すること、長所を伸ばして自分のスケールを大きくしていくことにチャレンジしていきたいです。

FW 26山口 和樹
山口 和樹

流れを変えるプレー、前を向いて攻撃のリズムを作ることを、いつもと同じではありますがそれを意識していました。自分が入ってから点を奪いたかったですけど、次に繋げられる、決勝に行くために最低限のことはできたと思います。次はホームであるので全員で一丸になって戦っていきたいです。