第18節 vs 名古屋グランパス
7月7日(日) 18:03キックオフ @パロマ瑞穂スタジアム
HOME 名古屋グランパス | 湘南ベルマーレ AWAY |
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0 | 0 | 前半 | 1 | 2 | ![]() |
0 | 後半 | 1 | ||||
25 > 25 | 勝点 | 17 > 20 | ||||
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得点者 |
5分 齊藤 未月
82分 金子 大毅
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選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | ランゲラック | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 秋元 陽太 | 1 | GK |
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DF | 6 | 宮原 和也 | 0 | 0 | 山根 視来 | 13 | DF | |
DF | 20 | 中谷 進之介 | 1 | 0 | フレイレ | 3 | DF | |
DF | 17 | 丸山 祐市 | 0 | 0 | 大野 和成 | 8 | DF | |
DF | 23 | 吉田 豊 | 1 | 0 | 古林 将太 | 50 | MF | |
MF | 25 | 前田 直輝 | 3 | 2 | 齊藤 未月 | 16 | MF | |
MF | 8 | ジョアン シミッチ | 2 | 3 | 金子 大毅 | 19 | MF | |
MF | 21 | エドゥアルド ネット | 2 | 0 | 杉岡 大暉 | 5 | MF | |
MF | 29 | 和泉 竜司 | 0 | 0 | 武富 孝介 | 39 | FW | |
FW | 7 | ジョー | 5 | 1 | 山﨑 凌吾 | 11 | FW | |
FW | 10 | ガブリエル シャビエル | 2 | 2 | 梅崎 司 | 7 | FW | |
GK | 16 | 武田 洋平 | - | SUB | - | 松原 修平 | 25 | GK |
DF | 31 | 金井 貢史 | - | - | 小野田 将人 | 23 | DF | |
DF | 34 | 藤井 陽也 | - | - | 秋野 央樹 | 17 | MF | |
MF | 2 | 米本 拓司 | 0 | 0 | 松田 天馬 | 18 | MF | |
MF | 9 | 長谷川 アーリアジャスール | 1 | 0 | 鈴木 冬一 | 28 | MF | |
MF | 28 | 榎本 大輝 | - | 0 | 野田 隆之介 | 15 | FW | |
FW | 27 | 相馬 勇紀 | 1 | - | 山口 和樹 | 26 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
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18 | シュート | 8 |
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7 | ゴールキック | 9 | ||
10 | コーナーキック | 2 | ||
22 | 直接フリーキック | 10 | ||
3 | 間接フリーキック | 2 | ||
3 | オフサイド | 2 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆9分
17 丸山 祐市 → 27 相馬 勇紀 ◆86分
10 ガブリエル シャビエル → 9 長谷川 アーリアジャスール ◆90+1分
25 前田 直輝 → 2 米本 拓司 |
◆65分
50 古林 将太 → 28 鈴木 冬一 ◆86分
39 武富 孝介 → 18 松田 天馬 ◆90+2分
11 山﨑 凌吾 → 15 野田 隆之介 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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14,651人 | 晴、弱風 | 28.9°C | 46% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
望月 豊仁 | 小屋 幸栄 | 間島 宗一 | 松井 健太郎 | 野田 祐樹 | 渡辺 輝久 |
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監督コメント
曺監督 総括
お疲れ様でした。
まず最初に長い間、天皇杯を含めて6回、たくさんのサポーターに心から声援いただいたにもかかわらず、勝点3を届けられなかったんですけど、やっと後期の始まりで、名古屋さんという素晴らしいチームに勝点3をとれたのは、本当に彼らの後押しがあったからだと思います。まだまだ誰かの助けを借りないと、成熟したプレーができない現実はありますが、今日は本当にサポーターの後押しで2つの素晴らしいミドルシュートが入ったと思っています。
ゲーム前に名古屋さんが仕掛けてくるだろうという展開にそのまま持ち込まれてしまったんですけど、粘り強くやる中で自分たちのカウンターの刀をしっかり持ちながら、ゲームを進めていくという展開が湘南スタイルの原点だと思いますので、そういうものを選手が愚直に全員でまとまってやってくれたということは、選手の意思とかこれから向かおうというものを感じました。
ただこれまでもったいない負け方とか、自分たちの力を出せずに負けてしまった展開があったので、あと16試合、天皇杯やルヴァンカップを含めて色々な勉強をさせてもらったと思っているので、自分たちがここから取り返せるように、ひとつでも上の順位にいけるように、また明日からやっていきたいと思います。
曺監督 質疑応答
-身体を張って守るシーンがかなり多かったが?
うまくなろうとはしてますが、まだまだ技術的に乏しいものがある中で、努力すればなんとか追いつけることはそういうところだと思っていますし、これが頂点になってしまうとそれしかできない選手になってしまいますが。ただバランスとして、どのタイミングでどのことを選手に伝えるかということが僕の仕事だと思っています。
あれが足りない、これをやればいいという指摘は合っていることがほとんどなんですけど、僕は監督として彼らのプレーと結果が一致するように送り出すのが仕事だと思っています。今日のあの展開は十分予想されましたし、名古屋さんが人数をかけてゴール前に入ってくる中で、奪った次の一つ目のボールを味方に入れて飛び出していくというのは、我々の牙だったと思っています。そういう意味では非常に魂のこもったディフェンスをしてくれたと思います。
-若い選手二人がゴールを決めましたが?
普段練習でもまったくシュートが入らないので、今日入れましたけど、後半に未月(齊藤選手)が上に打ったシュートがノーマルなので(笑)
まぁでも若いなりに、勝負の責任を背負わせているので苦しかったと思いますし、金子はシーズン前に大きなケガをして出遅れたところでした。今日は20歳の小さいボランチと何するかちょっと分からないボランチが一緒になって、相手の外国人選手に向かっていく姿は子どもたちが見た時に希望になるのかなという感じもします。
非常にアグレッシブに湘南らしい選手になってきましたし、またこれから日本を代表する選手に育ってほしいなと思います。
風間八宏監督 総括
アクシデントがあったあとも、なんとか後半持ち直して、普段の自分たちらしいサッカーができた。ただし、いつもの通り決定機に決められない、仕留められないというところがまた出てしまった。ここのところはしっかり自分たちを見つめてやっていかなければいけない。そんな試合でした。
風間八宏監督 質疑応答
-丸山選手の交代の理由は?
ひざの内側だと聞いています。どれくらいかはまだはっきり分かっていません。
-前半に失点したがその後は押し込めて勝負できていたところは評価できるのでは?
ここのところ勝点に結びついていないですけど、数字で出ている。どこよりも相手を支配して、そういうサッカーをしながら、どこよりもチャンスを作りながら得点が少ない。ずっとのテーマなんでしょうけど、やっぱり入れる選手が出てきてほしいなと思います。
-前田選手と相馬選手のポジションを変えてから攻撃で前にでいく力が出たようだが?
我々はそれだけを見ていない。相馬はまだまだ伸びる選手です。良くなったのはただ張っているだけではなく、真ん中のところをどんどんしっかり自分たちで埋めていかないと距離が空いてしまう。右にいった、左にいったと言うよりも、少し彼自身がプレーを変えたというところだと思います。
選手コメント
DF 8大野 和成
名古屋のクオリティは高かったですし、それは分かっていたことですけど、最後のところで身体を張るっていうことが湘南のよさでもあるので、そこはある意味割り切ってやれたかなと思います。
要所要所で締めていたし、みんなで声かけ合ってできていました。取った後のプレーの質はまだまだですけど、ああいうところのクオリティを上げていかなければ、今日のような試合をずっとできるわけではないので、次の課題かなと思います。
(粘れた要因は?)きつい時に身体が張れるのが湘南ですし、相手もきつそうだったので守ってワンチャンスカウンターというのは狙っていた。2点目がいい形で入ったのでよかったです。
勝ってなかったので、どんな形であれまず勝つことで、湘南全体が報われると思っていました。本当に今日は結果にこだわってやれたこと、チーム全員が足を止めずにボールに執着して戦えたことはよかったと思います。
まだまだ課題はあるので、また神戸戦に向けてみんなで競争してやっていきたいと思います。
MF 39武富 孝介
チームみんなで原点に戻ったというか、ベルマーレのよさって何なんだということをしっかりプレーできましたし、きれいな攻撃の形はそんなに作れなかったですけど、ひとつひとつのプレーにこだわって戦って泥臭くやっていくのもベルマーレだと思うので、そういう意味では今日はいい試合だったと思います。
高い位置でボールを奪えるというのはチームの生命線だと思うので、前から取りにいくことを意識しましたし、名古屋がボールをまわすチームということもあって、前で取れてそこからパワーを出すことができたと思います。
(よく走りましたね)そうですね。ただディフェンスで走ったという印象もあるので、その分攻撃でそこまで特徴を出せなかったので、ああいうプレーを出した中で、もっともっと攻撃でゴールに絡めるプレーができたらと思います。
今日はチームみんなで戦えたということが大きかったし、これからまたサポーターも含めて泥臭くみんなでやっていきたいと思います。
MF 7梅崎 司
湘南らしくは戦えたかなと思いますし、なにが一番大切なのかは示せたゲームになったかなと思います。
(走る意欲が強かったように見えたが?)そうですね、もう一度原点に戻って走ってハイプレッシャーをかけてみんなで戦ってということを繰り返してやっていこうという話はしていました。僕らのいちばん大切なスピリットだと思いますし、それなしには勝利も掴むことは絶対できないと思うので、それを実行しただけですね。意欲はありました。
得点シーンは、特に1点目はうまく連動して相手が一人少ない状況をうまく突けたかなと思います。
ただ、やはりロストし過ぎだと思いますし、なんでもないところで簡単に相手にボールを渡しちゃってまた戻っていく場面も多かった。もちろんそれでも戻っていく作業を繰り返しできたと思いますし、それがなかったら多分勝利に繋がらなかったと思う。でもやっぱりそこの精度はもっと高めなければいけない。
ようやく掴めた勝利でしたし、特に後半苦しい時間帯も長く続いたので、笛が鳴った瞬間はよかったとホッとしました。
(守り切れる雰囲気はあったが?)そうですね、集中力を切らさず繋がってたと思うし、距離感近くボールにアタックできていたと思うので簡単にシュートを打たせるシーンはなかったと思う。その意味では、苦しい展開なんだけど僕らの流れなのかなという感覚はやっていてありました。ここからですね。
GK 1秋元 陽太
最初に得点をとれたのが大きかったです。
リーグ戦の5連敗とこの前の天皇杯で本当に恥ずかしい試合をしたので、そのことは絶対に忘れてはいけないと思うし、まずは一勝で、連敗してしまった分を取り返さなければいけないと思っています。
(ビッグセーブも何度もあったが?)ゲームの中で自分の存在感を出さなければいけないと思っていましたし、それがチームの勝利というものに繋がったことがよかったと思っています。どうしても2、3本はピンチがくるので、そこでみんなで身体を張れたことはよかったです。
連敗して自信を失った部分もありましたけど、自分たちは何ができてここまできたのかということを思い出して、球際だったり、前からいくこと、ゴール前で身体を張るという部分のベースとなっていることの温度を下げてはいけないと思った。今日はそれが最後までできたと思います。
今日の試合をベースにして浮かれることなく引き締めてやっていきたいと思います。
MF 19金子 大毅
(得点シーンは?)ちょうどパスミスがきて前が空いていてトラップもいい位置におけたので、思い切って振りぬこうと思いました。
得点を奪ったことはよかったですけど、パスミスがすごく多かったですしやるべきことをできていない場面とか、点を取った直後にあったので、そういうところを本当にもう一度考えてやらなければいけないなと思います。
今まで連敗した分、ここから取り返さなければいけないと思うので、後期また練習からしっかりやっていきたいです。
MF 16齊藤 未月
(先制点について)コバくん(古林選手)がいい折り返しをしてくれてヤマくん(山﨑選手)が僕の声を聞いてスルーしてくれたのでチームにとっていいゴールだったと思います。
僕自身は点を取ったこと以外に何かできたというわけではなかったですが、今日はチームのためにゴールを奪えたということはよかったと思います。
チームのために、サポーターのためにということを思ってプレーしましたし、ベルマーレらしさとは何かということをもう一度示そうと思っていました。特に前からボールを取りに行くとかプレスバックするいった部分を大事に考えていました。
守備については後ろの選手がよく声をかけてくれていましたし、コンパクトにしていたので外からクロスを入れられる分にはやられる感じはしなかった。
大暉(杉岡選手)やコバくんもいい対応をしてくれたので相手に自由にさせてクロスを入れられるというシーンも少なかった。本当にうまく守れたかなと思います。