試合記録

2017明治安田生命J2リーグ

第36節 vs 水戸ホーリーホック

10月7日(土) 16:03キックオフ @Shonan BMW スタジアム平塚

HOME  湘南ベルマーレ 水戸ホーリーホック  AWAY
湘南ベルマーレ 3 0 前半 0 0 水戸ホーリーホック
3 後半 0
74 > 77 勝点 48 > 48
55分 野田 隆之介
78分 高橋 諒
87分 オウンゴール
得点者
選手 シュート シュート 選手
GK 1 秋元 陽太 0 STARTING
LINEUP
0 笠原 昂史 21 GK
DF 36 岡本 拓也 0 1 田向 泰輝 2 DF
DF 4 アンドレ バイア 0 0 細川 淳矢 24 DF
DF 13 山根 視来 1 1 今瀬 淳也 20 DF
MF 14 藤田 征也 1 0 橋本 晃司 11 MF
MF 6 石川 俊輝 1 0 佐藤 祥 14 MF
MF 5 秋野 央樹 0 2 湯澤 洋介 17 MF
MF 29 杉岡 大暉 1 0 白井 永地 18 MF
FW 2 菊地 俊介 1 0 小島 幹敏 26 MF
FW 8 山田 直輝 4 0 林 陵平 8 FW
FW 16 齊藤 未月 1 4 前田 大然 38 FW
GK 31 後藤 雅明 - SUB - 本間 幸司 1 GK
DF 3 岡﨑 亮平 - - 齊藤 隆成 35 DF
MF 24 奈良輪 雄太 - 1 佐藤 和弘 10 MF
MF 42 高橋 諒 1 - 外山 凌 30 MF
FW 10 ドラガン ムルジャ 0 0 伊藤 涼太郎 46 MF
FW 15 野田 隆之介 3 - 宮本 拓弥 29 FW
FW 19 表原 玄太 - 2 齋藤 恵太 49 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
14 シュート 11
18 ゴールキック 13
2 コーナーキック 4
8 直接フリーキック 9
1 間接フリーキック 1
1 オフサイド 1
0 PK 0
得点経過
◆55分
15 野田 隆之介
中央 14 ~ → 相手DF クリア こぼれ球 15 左足S
◆78分
42 高橋 諒
右 8 → 中央 36 ↑ 相手DF ↑ 42 右足S
◆87分
オウンゴール
中央 8 ~ → 36 ↑ 相手DF OWN GOAL
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
選手交代
◆46分
16 齊藤 未月 → 15 野田 隆之介
◆75分
14 藤田 征也 → 42 高橋 諒
◆90分
5 秋野 央樹 → 10 ドラガン ムルジャ
◆66分
18 白井 永地 → 46 伊藤 涼太郎
◆78分
8 林 陵平 → 10 佐藤 和弘
◆81分
26 小島 幹敏 → 49 齋藤 恵太
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
6,629人 曇、弱風 24.3°C 64% 全面良芝、乾燥 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
谷 邦男 廣瀬 格 正木 篤志 野村 修 藤澤 達也 岩崎 洋

監督コメント

曺監督 総括
曺監督

お疲れ様でした。
今週は代表ウィークということで、J1の試合がないなかJ2とJ3だけが試合しています。本来自分たちが目指すというか、選手としてはやっぱり1番上のリーグでやってなければというところですが、そこに近づくための試合のひとつということで今日は臨みました。
この前の試合からの流れで今日は非常に難しい試合になるなというふうに思っていましたが、立ち上がりからいい形というか、メンバーが変わっても良さを失わずにプレーできていたので、後半、焦れずに我慢してやっていくことが大事かなと思って見ていました。そのなかでいい形で点が入って、2点目3点目、展開的には本当に理想的な形になったと思います。
後半になったほうが動けたかなという印象はあって、やっぱり足を止めないというのは、105m×68mのフィールドですごく大事なことだと思います。走っても何にもならないと言う人もいるかもしれませんし、ボールは汗をかかないからボールを走らせようというふうに言う人もいますが、僕はちょっと考えが違っていて、人が走らないとボールが動かないと思っています。そういう意味では点を取った形、チャンスを作った形というのは、我々のチームの個性が非常に出て、選手自身もこの展開で3点取れたというのは手応えがあったんじゃないかなと思います。
開幕から、今シーズンは本当にゼロからのスタートだと話して始まって、内容の悪い試合もありましたし、良いゲームをしていても勝てなかったこともありました。そのなかで終盤にきて、やっぱり最終戦の時に1番強いチームを作ろうと選手たちに言ってきたので、最終戦までまだあと6試合もあるわけで、それに向けてやるべきことをしっかりやっていくだけだと思います。そのために次の1試合、名古屋さんとのアウェイでの試合が大事だと思っているので、今日見せたようなパフォーマンスをアウェイの名古屋の地でもしっかり見せて、本当に日本の2部は面白い試合だったなというふうに世界の人たちに言ってもらえるような試合にしたいと思っています。

曺監督 質疑応答

-後半に野田隆之介選手を投入したが狙いは?

(齊藤)未月と交代しましたけど、未月は全然悪くありませんでした。ただショートパスばかりになるのもちょっとリズムとしては良くないかなと。少し長いボールを入れて起点を作れる選手が1人いた方が後ろのモビリティが活かされるかな考えました。野田は本当にずっと僕に怒られてばかりですけど、まあ怒った甲斐があったなというふうに思います(笑)。交代で入った選手が得点を取ってくれたりとか、最後ムルジャも本当に短い時間ですけど意欲を出してやってくれたので、そういうものが勝点3に繋がっていると思いますし、出た選手、先発だけじゃなくて、ベンチと上で見てる選手が一つのことを考えてやるというのが我々の最大の力だと思うので、また明日から競争させて良いメンバー選んで、名古屋に向かいたいと思います。

-交代選手が点を決める流れ、監督自身の手応えは?

交代選手2人が得点を取るなんて本当に珍しいことだと思います。10のうち9は苦しいことだったり、嫌なことだったりやらなきゃいけないことで、ただそのなかの1に嬉しいことや幸せなことがあって他の9個も頑張れる。それは半々じゃないと思うんです、サッカーの世界では。だからその一つの喜びを掴むために残りの9個をどう捉えていくかは、やはりサッカー選手として上に行くために、もちろんフィジカルや技術的なものを高めますけど、頭の中考え方、要は試合に出れない時にどうしなきゃいけないか、逆に出ている時に何をすべきなのか、負けた時にどう考えなければいけないか、というのはたぶんサッカーだけじゃなくて他の仕事や生活でも、高校生でも大学生でもみんな同じことだと思います。ポジティブにというか前向きにというか、そういうものでその問題を解決していくということが、僕は指揮する中で1番大事にしていることですし、それを選手がどう捉えているかわからないですけれど、もうわかってるよと思われてもそういうことは結構言ってきているつもりです。

-高橋諒選手に今後期待することは?

いや初めてプレー見たんで(笑)。やってほしいことをそのままやってくれました。彼も名古屋で悔しい思いして、ここに来て怪我してしまったので、やってやろうという気持ちがピッチずっと落ちてましたし、先発でいこうか迷ったくらいですから。ただ本当に彼を信じてスルーパスを出したのは(岡本)拓也だったと思いますけれど、それも含めて我々らしい得点だったと思いますし、怪我も無駄じゃなかったんだなと思います。

-走るだけのチームと揶揄されることもあるかもしれないが、走ることへの監督の思いは?

今日実はセリエAのアタランタとユヴェントスの試合を選手に見せたんですね、ミーティングで。アタランタはブルーのユニフォームでユベントスは黄色で、アタランタが0-2から2−2に追いついた試合です。その2つは予算規模の違うチームで、アタランタは今ELに出ていますけども、リーグ戦ではいつも中位とか下位くらいのチームで、選手を育て、また選手が移籍してというのを繰り返しているチーム。それがユヴェントスより走るんですよね、やっぱり、攻撃になっても守備になってもコンパクトにして。それはそのチームの持っている色、スタイル、大事にしているもので、だから「お前らは今日は水戸さんが青だけど、我々は青のように(アタランタのように)プレーしないといけないよ」ということを僕は今日ずっとミーティングで言いました。ユーヴェのようにプレーしていたら絶対に良い試合にはならないよと。ジレンマは確かにありますし、走らなくても勝てたら省エネで走らないほうが良いとも思います。ただ、それはやはり自己反省とか自分がもっと成長したいと思うなかで、走るということを横に置いといてボールを回しましょうとなると、どこか成長も片肺飛行のような選手になってしまうんじゃないかという思いもある。だから僕はそういう意味では、「走るだけじゃないか」というのは「ボールはよく回してたけど勝てないよね」という言葉よりは賞賛されている言葉なのかなというふうに捉えているところもあります。でもそうではいけなくて、どう走るかということが大事。今日は前半少し運動量が少なかったのでそれで選手を代えたということもあったんですけれど、走る意欲を持ち、ただ走ったことではなくて、2対1を作るために走ってそれでパスが来なかったらもう走らないじゃなくて、もう一回走るというのが仲間との信頼関係だと思います。そういった人間関係がピッチに落ちるようにサッカーをした方が良いかなと思って言ってやっています。

-ムルジャ選手のチームへのフィット感をどう捉えているか?

とかく3−0で勝っている状況で「俺は助っ人なのになんでこんなタイミングでこんなふうにご褒美みたいに出してるんだよ」というふうにとらえがちですけれど、僕は彼にも日本の選手と同じようなことを要求していますし、もちろんプレースタイルが慣れていないとか、いろんな特徴が違うということは考慮しています。もしかすると彼のキャリアのなかではああいう使われ方をしたのは初めてだったかもしれないけれど、僕は信念を持って使っているつもりです。ただ、ムルジャがどう、ジネイがどう、バイアがどう、タンドウがどうということよりも、本当に選手が一人ひとり仲間の信頼を得て、仲間の信頼のもとでプレーするということが1番強い組織、チームだと思っているので、僕がこうしろああしろと言って、それができないと試合には使わないというようなマネジメントはあまり好きではないです。だから先程も言った通り選手の個性や表情がしっかり見えるようなフットボールをするには、いま僕が説明した色やスタイルがしっかりグランドで見えているサッカーをした方が良いのかなと今のところ思っています。5年後10年後同じことを思っているかどうかはわからないですけれど、今はそういうことを大事にしたいなと思っています。

西ケ谷監督 総括

失点をするまではチームとしてすごく粘り強く戦えて、ピンチは多くありましたけど、そのなかで戦えたかなというふうに思います。全体的に失点してから、湘南さんの圧にチーム全体として少し後ろ向きなパスだったりと、チームとしての弱さが残りの失点に繋がってしまったかなと思います。その部分で湘南さんの縦に行くところや追い越すところ、切り替えの速さというのはやっぱりJ2屈指ですし、そこを見習って我々も日々トレーニングをしてました。ただその部分をしっかり出されてしまったので、良い勉強になったというか、やはりこれくらいやっていかないと上にはいけないですし、我々も後ろ向きにならずにまた来週に向けてトレーニングしていきたいなというふうに思っています。

西ケ谷監督 質疑応答

-伊藤涼太郎選手投入とともに3バックに変更した意図は?

やっぱりミスマッチの部分で前半しのげていた部分と、後半になってバランスを考えた時にマッチアップのところで逆にどれだけ我々ができるのかというところ、もしくはそのなかでどういう違いを作り出せるのかというところを先週のトレーニングでも踏まえてチャレンジしました。あとは彼の良さを引き出すためにはあの形のなかでボールを引き出すのが1番なのかなというところ。まだまだチームに来てそこまで経っていないので、そういう部分で今あの形のところであそこに彼をはめた方がチームとして良いのではないかなと考えました。センターバックのところへの圧というのは徐々にずれてくるというのがあったので、失点してしまったらある程度そこはもう1回はめに行かければいけないなということもあったので、そういう部分での変更でした。(前半は3バックの脇に進入できていた印象もあったが?)失点をしてしまってからは相手も少し引きますし、その部分でチャンスを作れた部分もありましたけど、そのなかで守備の部分でも綻びは徐々に出てきたんで、そういう部分で考えるともう一度立て直して、もう一つ圧をかけるところの狙いは今週のトレーニングのなかでやっていたので、その部分が出たところもありますし、3枚になって少し落ち着いてもう一度自分たちが支配する時間帯もあったかなという、まあ両方だと思います。

-今日のダブルボランチの評価は?

攻撃に関してはもちろん良さは出ましたけれど、やはりパワープレーになってきた時のプレスバックと守備能力というところに関してはあの2人になると、千葉戦もご存知だと思いますけどやはり時間の経過とともに徐々に遅くなるところは正直チームとして課題です。彼らがそういうパワフルな相手に対してもしっかりセカンド拾えたりとか、反応が良くなったりとかというところになればまたもっと良くなると思います。今日に関しては前半のところで高さは湘南さんには無くて、割とグラウンダーでシャドーの駆け引きだったりとか、トップに入れてくる作業に関しては上手くチームとしては守れていたけれど、高さ、パワーというところが出てきた時に徐々にチームとしても全体的にそこの部分で押し込まれてしまったのかなと。そして守備の作業が二度三度になった時にやはり綻びが出てきてしまったのかなというところだと思います。そこ部分の関しては連続してトレーニングしていくことと彼らがもう一度意識高くやっていくこと、チームとしてやっていくことだと思います。

選手コメント

MF 2菊地 俊介
菊地 俊介

しっかり前からプレーしていこうという話はしていましたし、良い時間帯にゴールも生まれて、最後のところはすごく優位にゲームを進めることができたなかと思います。身体はきつかったですけど、フルで出られたのでそこはポジティブに捉えていきたいです。前半の立ち上がりは結構いい形でシュートに行く場面もありましたし、入りのところは全然悪くなかったですけど、途中から少し前と後ろの距離感が悪くなってちょっとボールを持たれてしまうようになったので、無理にプレッシャーをかけるのではなくて、少し割り切ってここは我慢しようと中では話して声をかけていたので、そこで崩れずに失点しなかったというのは良かったと思います。相手が途中3バックになったので前線もプレッシャーをかけやすくなりましたし、1点取ったことでみんな身体が動くようになったので、やっぱり得点の力は強いなと思いました。(高橋諒選手の得点について)途中からでしたけどうまくゲームに入れていたと思いましたし、裏に抜け出すのは彼の特長だと思うので、点を取れたというのは僕としてもすごく嬉しかったです。次は彼は名古屋との期限付き移籍の縛りで試合には出られませんけど、彼の分まで勝ちたいと思います。

MF 13山根 視来
山根 視来

前半結構相手が前から来ていたのと、ボールが少しピッチを噛んであまり走らなかったので間に良いパスが出せなくて、後ろや横へのパスが全体的に多くなってしまったかなと思います。ただ水戸がプレスに来ることはわかっていたなかで、それにビビって蹴ってしまうんではなくて、それでも下でプレーするということを意識しました。前節できたことを今日やらなくては意味がなくなってしまうので、そういう意識で入っていました。後半は相手も全部続くわけではないので、プレスが落ちて来たときに運んでいくということはできたと思います。

FW 15野田 隆之介
野田 隆之介

(得点は)みんなで取ったゴールだと思います。みんなで連動して繋がって、それがあそこに溢れてくるというのは、いつも曺さんが言っていますけどやっている人のところにしか溢れて来ないと思いますし、それがたまたま自分だったというだけだと思います。ああいう形でチームが1点取れたことで苦しい状況を抜け出せたのでそれがすごく嬉しかったです。(前半チーム状態が良いなかでの投入だったが?)プレッシャーもありますし自分が流れを崩してしまってはいけないという思いがありましたけど、それ以上に自分がやらなければという思いが強かったので、良い形でスムーズに入れたので良かったです。ただこれを続けて行くことが大事だと思いますし、今はもう切り替えて来週のゲームに向かっています。自分が投入された意味はしっかり前で収めてボールをはたいてということだと自分なりに考えていました。収めないといけないところでは収められたと思いますし、ああいう形でゴール前でも仕事ができたと思いますけど、もっともっと走らないといけないと思います。

DF 42高橋 諒
高橋 諒

とにかくチームとして求められているハードワークだったりセットプレーのことを押さえながら、自分の特徴を出して行くことを試合前から考えていました。出場時間は短かったですけど、もっと前でボールに関わりかったですし、もっとクロスを上げたりシュートに関わるプレーをしていきたかったと個人的には思っています。欲を言えば最初からスタメンで出たいという思いがありますし、もっとチームのために走って、サイドに僕が入った時は積極的にクロスを上げてゴールに関わるプレーをしていきたいという思いがあります。ようやくスタートラインに立てたという思いはありますし、自分をアピールしながら出場時間を伸ばして、チームの勝利に貢献できるようにしていきたいです。

MF 16齊藤 未月
齊藤 未月

最初の立ち上がり10分、20分くらいは良い流れでできていたと思いますし、自分も攻撃に絡めていたかなと思いますけど、正直そこからバテてしまった部分もありましたし、自分の良さである守備の部分でもスピードを上げられる回数が極端に減ってしまったというのは自分の中でも認識していました。それでそのまま相手にボールを持たれたまま、自分で判断してプレーするというよりは相手に合わせてプレーをして後手を踏んでしまったという感じになってしまったので、良さが短い時間しか出せなかったという自覚があります。後半また頑張ろうという気持ちもあったんですが、後半交代で出た野田(隆之介)選手や(高橋)諒くんが点を取ったので、やっぱり前半から結果を残さないといけないと思いましたし、もっとやらないといけないなと思ったので、悔しい部分は残ります。(戦術的な交代という意味合いもあったと思うが?)でももっとパワーを出してエネルギッシュに行く回数を増やしていかないといけないなと最近改めて思っていることですし、それが前半の終盤は極端に少なくなってしまったなと思いますし、悔しいです。僕みたいな選手は常にボールに関わり続けないといけないと思いますし、常にスプリントして前に出て行くスピード、戻るスピード、守備に行くスピードを上げていかないといけない選手だと思うしそれを求められていると思います。そこは改善していかないといけないし、残りは少ないですけどやっていきたいです。


-->