第30節 vs ザスパクサツ群馬
8月26日(土) 19:04キックオフ @正田醤油スタジアム群馬
HOME ザスパクサツ群馬 | 湘南ベルマーレ AWAY |
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0 | 0 | 前半 | 2 | 2 | ![]() |
0 | 後半 | 0 | ||||
15 > 15 | 勝点 | 60 > 63 | ||||
得点者 | 1分 オウンゴール 12分 山田 直輝 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | 清水 慶記 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 秋元 陽太 | 1 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 2 | 舩津 徹也 | 1 | 1 | 山根 視来 | 13 | DF | |
DF | 43 | ヨ ソンヘ | 0 | 0 | アンドレ バイア | 4 | DF | |
DF | 20 | パク ゴン | 0 | 1 | 島村 毅 | 30 | DF | |
MF | 7 | 高橋 駿太 | 0 | 0 | 藤田 征也 | 14 | MF | |
MF | 30 | 松下 裕樹 | 2 | 0 | 秋野 央樹 | 5 | MF | |
MF | 28 | 岡庭 裕貴 | 0 | 0 | 石川 俊輝 | 6 | MF | |
MF | 5 | 阿部 巧 | 1 | 0 | 杉岡 大暉 | 29 | MF | |
MF | 9 | 山岸 祐也 | 1 | 0 | 端戸 仁 | 17 | FW | |
MF | 6 | 小林 竜樹 | 0 | 3 | ジネイ | 9 | FW | |
FW | 33 | カン スイル | 1 | 1 | 山田 直輝 | 8 | FW | |
GK | 41 | 牲川 歩見 | – | SUB | – | タンドウ ベラピ | 25 | GK |
DF | 19 | 一柳 夢吾 | – | 0 | 坪井 慶介 | 20 | DF | |
MF | 8 | 鈴木 崇文 | – | 0 | 齊藤 未月 | 16 | MF | |
MF | 14 | 石田 雅俊 | 1 | – | 奈良輪 雄太 | 24 | MF | |
FW | 15 | 岡田 翔平 | – | – | 石原 広教 | 28 | MF | |
FW | 26 | 高井 和馬 | 0 | 1 | 野田 隆之介 | 15 | FW | |
FW | 10 | マテウス | 0 | – | 表原 玄太 | 19 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
51分 舩津 徹也■ | 7 | シュート | 7 | 36分 山田 直輝■ 52分 島村 毅■ 55分 藤田 征也■ 69分 齊藤 未月■ |
8 | ゴールキック | 14 | ||
3 | コーナーキック | 5 | ||
7 | 直接フリーキック | 17 | ||
0 | 間接フリーキック | 1 | ||
0 | オフサイド | 1 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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5,349人 | 晴、中風 | 27.4°C | 45% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
糸井 朗 | 大坪 博和 | 関谷 宣貴 | 森川 浩次 | 阿部 将茂 | 大澤 秀貴 |
監督コメント
曺監督 総括
お疲れ様でした。
800人を超えるサポーターがこの時期に、今日は渋滞していたとも聞いていますし、夏休みの最後に重なる中でも遠くまで
応援に来てくれて、非常にありがたかったですし、毎度毎度になりますけれども、本当にサポーターの皆さんには感謝しています。
今日の試合に臨むにあたって、我々が置かれている立ち位置とか、試合の難しさというのは選手にそんなに話していません。良い形で攻めて点が取れなかったら相手の堅守が褒められる、逆に我々が少ないチャンスで取って勝った試合も終始相手のゲームだっと言われる中で、勝ちと負け以外のものが我々にのしかかってくる時期でそういうことには一切耳を貸さず、我々は我々の中で自分たちが大事にして来たことの基準を高めることが今日の試合、これから大事だと話しました。本当に選手たちはピッチでしっかり自立して、相手の攻撃にも冷静に対処していたと思いますし、少し後半の立ち上がりから10分くらいから25分くらいまではセカンドボールが相手に行って少し慌てるような場面もありましたけれど、秋元(陽太)中心に、ラインをズルズル下げないで最後を冷静にシュートブロックなどの対応をしてくれました。とかく今日、点を取った選手にフォーカスされがちですけれど、目に見えないところ、失点をしないというところも含めて、我々の攻撃、守備、セットプレー、それからどっちから攻めるか、どういうふうに我々はしなければならないかということを、今日出た選手も平塚にいる選手も全員で共有しているので、そういったチームの総合力で勝てたというのは非常に嬉しいですし、選手たちに感謝したいと思います。
来週からA代表は決戦と呼ばれている試合が始まりますけれど、J2は中断せずにそのまま試合があります。自分たちもいつかそういうところのレベルに行くんだという強い気持ちを持って、選手たちにもやらせてあげたいです。代表はポイントが詰まってとか、次負けたらというような論調で話されていますけれど、我々と同じで、自分たちがしっかり自分たちのサッカーをして、勝っていければなんの問題もないと思いますし、そういう話も選手にしました。有利なチームはどこで、今置かれている状況で相手が仕掛けてくること、我々がやらなければいけないことを整理すれば、自ずと答えが出るという話をしました。いちサッカーファンとしても、今度のオーストラリア戦も頑張ってもらいたいなと非常に思っていますし、そういうのを見て、また我々も勉強したいなと思っています。次の横浜FC戦はホームに戻りますけれど、出場停止で島村(毅)と(齊藤)未月が出られませんけれど、新しい選手が勇気を持ってプレーしてくれると思いますんで、その期待を持って今日は帰路につきたいと思います。
曺監督 質疑応答
-4戦連続無失点だがチームの守備への評価は?
攻撃の練習をたくさんやっているつもりなんですけれど、当たり前ですけれどその対応をしていると自然にボールを奪うというようなチームの力も上がってくるというのはサッカーの定説だと思います。もう少しショートカウンターで中盤でボールを引っ掛けて出ていけるようなシーンが増えれば良いとは思うんですけれど、そこは次の課題にしたいと思います。この夏場を無敗で乗り切れたというのは選手たちが自分たちの力を過信せず、過信じゃなく自信を持って戦ってくれた結果がそこにつながっていると思います。自信というのはレベルが上がって行けばまたへし折らせるものだと思いますけれど、自分たちは自分たちのスタイルを貫いていく、サッカーだけじゃなく自分たちが大事にしていることを大事にしていくというのは、勝つために1番大事だと思います。無失点に抑えたのはGKを含めた守備陣、前線から相手に蓋をしていった前の選手、途中から出た選手のパフォーマンスも含めて全てが鍵になっていると思いますので、そういう良いところは継続していきたいと思います。
-3月ぶりの先発復帰となった藤田征也選手への評価は?
アクシデント的な怪我もあってなかなか戻ってこられなかったんですけれど、2014年から彼は4シーズン目で湘南の中でプレーの基準となる選手だと思っています。この前実は途中から出た試合のパフォーマンスがあまり良くなく、みんなの前で叱責したこともあったんですが、そういうことも乗り越えてしっかりチームのためにプレーできる選手だということはわかっていたので、今日は本当に立ち上がりから右サイドでパワーを持ってやるという狙いを彼自身が自分の良さを出して表現してくれました。まだまだ伸びる選手だと思いますし、今リハビリで平塚で頑張っている選手も、征也がこうして結果を出してくれたことは励みになると思うので、チームとして良かったなと思っています。
森下監督 総括
今日もたくさんのサポーターの方に来て頂いて素晴らしい雰囲気を作っていただいて感謝をしています。ゲームに関しては内容は今年のベストゲームでした。最初の45秒でああいう失点があると、相手も湘南ですし難しくなるのは当然だと思います。2点目も球際のところで持って行かれて、前々から言っていた球際だとか攻守の切り替えだとかセカンドボールだとか、あとは前半特に湘南はパワーがあると、J1でやっている時からわかっていたので、それを話していたんですがそこを突かれてしまったと思います。90分通して選手はよく走ったと思いますし、素晴らしいプレーをしてくれたと思います。ミスに関しては、それは若い選手も上の選手も関係なく、その選手を選んだ僕の責任だと思いますので、また(清水)慶記自身も顔を上げて次の試合に向かっていって欲しいと思います。
森下監督 質疑応答
-湘南と群馬の1番のチームとしての違いはどこにあると感じているか?
粘り強さ、穴を作るか作らないか、そういうところだと思います。湘南さんは去年J1で10連敗をしてこういう状況に耐えきれなかったのが、J2では耐えることができる。特にここ5試合は今までと違って自分たちの状況が悪い時でも粘り強くやることを身につけてきているので、その成果が今の首位という結果なのだと思います。自分たちが何年も作り上げてきたスタイルに加え、そういう部分が勝つには大切なんだということを、おそらく曺さんは促しているんだと思います。僕らにとっては本当に学ぶべきことが多いクラブです。湘南さんも難しい状況はこれまでたくさんあったと思いますけれど、どういう状況でもブレずに、僕は曺さんには2012年に初めて会いましたけれど、それから5年以上やられていて、本当に見習うべきクラブだなと改めて思いました。穴を埋めていくのは簡単なことじゃないですし、やっている年数が違いますけれど、そこで根性を決めてやれるかどうかだと思います。湘南さんはクラブ含めてみんな一丸となってどんな状況でもやり続けている成果だと思いますし、そういう湘南さんでも全てが思い通りに行っているということはないと思いますし、本当に学ぶべきことが多いと思います。
-試合後サポーターとの対話があったが?
山岸(祐也)が代表して、みなさんとこの状況を乗り越えたいと思いますと。いつもそうですけれどゴール裏だけじゃなく観にきてくれたサポーターの方はみんな素晴らしい応援をしてくれているんで、それに応えるべくやっていきたいです。結果が出ていない以上、全力を尽くしたとは言えないので、結果を出すためにもっともっと練習から全力を尽くしてサポーターのために戦いたいと思います。
-サポーターからは厳しい言葉もあったかと思うがどう感じているか?
こうして時間もお金も使ってスタジアムに来ていただいていて、こういう結果なのでそういうことを言っていただけるというのは当たり前のことだと思いますし、それはありがたいことだと感じています。動物はなんでもそうだと思いますけれど、興味がなく無関心でいられることが1番きついことなので、その中で僕たちのために厳しいことも言っていただいているのは全て真摯に受け止めて、そういう方たちのためにもしっかり顔を上げて次また戦うだけだと思います。グラウンドで全力を尽くしていきたいと思います。
選手コメント
MF 8山田 直輝
前半も後半も3点目を取るチャンスがあったんですけど、それよりも攻められても大事なところで体を張れていて、危険と感じるシーンは中でやっていてなかったので、そういう面でチームは成長しているかなと思います。湘南の全員サッカーで、全員で守って全員で攻めるという結果がここまでは守備のところで出ていて、今日に関しては攻撃のところでも出せたかなと思います。今日は涼しかったので、逆に湘南は暑い方が相手より走れるのでちょっと不安がありましたけど(苦笑)、それでも前半から試合を決めに行くという気持ちでできたことが良かったと思います。前節は安全に安全にと横パスが増えてしまっていたので、ボールを取られないことではなくてミスを恐れずに前に行こうということを意識していたんで、今週トレーニングして来たそれを前半の最初からできたので良かったです。
GK 1秋元 陽太
最初立ち上がりに2点取れたことが本当に大きかったと思いますし、その2点が取れていなかったらこのゲームもわからなかったので、本当にこの2点に尽きると思います。3点目を取る意識はもちろんありましたけれど、それを意識しすぎて変なプレーが出てしまうよりは、しっかり試合の流れを読んで失点しない、得点を与えないということはしっかり意識してやれました。細かいミスはありましたけれど、この8月の厳しい戦いを4勝1分で乗り切れたのは大きいと思います。風やグラウンドの影響もあって押し込まれる時間もありましたけれど、みんな体を張っていたのでそれが無失点につながったと思いますし、それは今継続できていることなので続けていきたいです。どの試合も楽に勝てる相手はいないので、次に向けてもまずはしっかりリフレッシュして来週良い準備をして横浜FCに勝てるようにしていきたいです。
MF 13山根 視来
前半やっていたことと変わらないことをしようと話をして後半もやったんですけど、なかなかセカンドボールを拾って攻撃に転じることはできなかったですけど、それでもリードしているからこその難しさを感じながら、最後のところは体を張ってというところは意識したいので決定的なところは作らせずにできたと思うのでそこは良かったと思います。後ろの人間としては無失点で終わるということは大事にしていることなので、後ろだけじゃなくて前の選手がしっかりプレッシャーをかけて戻って来てくれるからこそのものだと思うので、こういうところはさらに続けて、さらに得点をどんどん取れるようにしていきたいと思います。夏は走れなくなったチームが負けると思っていたので、そこで自分たちが省エネのサッカーをしたら上には行けないというのは夏の前から自分たちは話をしていて、その上で8月を負けなしで終えられたというのは相手より走ってということが形になったのだと思うので、そこは良かったです。
MF 14藤田 征也
かなり長い間先発で出ることができなかったのでもちろんやってやろうという気持ちはありましたけれど、変に考えすぎずに簡単にできることを立ち上がりはやろうという気持ちで入りました。その中でほぼファーストプレーというようなクロスから点が入ったので、そこでだいぶ自分としては楽になったと思います。やることを変えずに先発であろうと途中からであろうと自分のプレーをしっかりやろうと思っていた中で、点に繋がるプレーができたことは良かったですけれど、早い時間に2点入ってからもう1点取れればもっと楽になったと思うので、チャンスは作れていたかもしれないですけれどもっと決定的なプレーをできるように精度を上げていきたいと思います。次の横浜FCもすごく良いチームですけれど、ホームでやれるので、必ず勝点3を取れるように全員で良い準備をしていきたいと思います。