馬入日記

2018.07.01

【キャンプレポート:6月30日】「苦手だったこと」

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キャンプ5日目となった6月30日は、午前中をオフとしトレーニングは午後のみの実施に。練習の中ではロングカウンターやセットプレーの確認などを行い、最終日のトレーニングマッチに向け確認すべきことを共有しました。

あっという間に終盤となった今回のキャンプ、選手それぞれに手応えを感じながら過ごすなか、「楽しくはないですよ」と山根視来選手は話します。「ずっとはうまくいってない、悩み中です」その言葉の裏にはしかし、実直な姿が隠れています。

「W杯を見て感じたことや、チームとしていま取り組んでいること、そこと自分自身の課題に通じるものがあって、それができれば自分ももっと良くなるな、と思っいます。そこに向き合っているところですけど、うまくいっているばかりではない。ただここからグンと伸びていくためには必要な悩みだと思っています。こういうことは中断期しかできないですね」

全てがうまくはいかない時間だからこそ「そういう意味では充実していますよ」と浮かべる表情は明るい。その課題とはなんなのか、聞けば「企業秘密です」と屈託のない笑顔で返します。

「詳しくは言えませんけど、ずっと苦手だったことで、目を背けてきたこと。曺さんにもそこには取り組むように言われているし、この前の練習試合でも指摘があった。だから今、もろそれに向き合っています。去年もこういうふうに課題に向き合って、うまくいかずに試合でも引きずってしまったことがあって、それでもそこから抜け出した時は『ひとつ幅が広がったな』という感覚を持てたんですよね。だから今回も、これができるようになればデカいなと」

これだけ課題に真摯に向き合うのは、シーズン後半の戦いへ向けて、必要な準備だと考えているからこそ。一度対戦した相手に、同じやり方で対抗できるほど甘い世界ではない、その思いが次の引き出しを準備させます。

「相手も対策を練ってくるだろうし、自分たちも相手の対策を無力化にするような戦いをしたい。いまの自分たちに手応えがあってもそれは相手もこの期間準備してきているはずだから、単純にいま『行けるぞ』と思っていてはダメだと思います。でもだからこそ後半戦の方が試合のレベルは上がってくる。楽しみです」

中断明け、選手、そしてチームがどんな姿でスタジアムに帰ってくるのか。見ているこちらも楽しみです。