馬入日記

【馬入日記:5月10日】ゴールを目指す

IMG_30780-0のスコアレスドローとなった町田戦を振り返り「毎回ですけど、攻撃面で課題が出ました」と話すのは石原広教選手。
脳裏に焼き付いているのは、自身に訪れたゴール前でのチャンス。左サイドのペナルティエリア手前でボールを受けた石原選手は、中央にカットインしゴールを目指したものの、結果的にはシュートに至ることができずその後ボールは相手選手に。

「ひとつ中に持ち出してシュートまで行くイメージを持っていたんですが、相手も戻りが早かったですし、あとは自分の工夫が足りなかったと感じています。相手選手からしたら中に行くことがわかりやすかったかもしれません。相手にとってどういうプレーが嫌なのか、そこはもうひとつ考えられるようにならないといけないです」

ユース時代、主に3バックの一角を務めていた石原選手にとって、敵陣深くでボールを持つ機会はそう多くありませんでした。今季から主戦場となりつつあるワイドのプレーは、くだんのシーンが物語るよう手探りでありながらも、しかし着実に手応えはつかみはじめています。

「守備のところはやるべきことは変わらないと感じていますし、実際にやれていると感じています。攻撃でもライン際での1対1は勝負できるようになってきている。ただ自分がボールを受けた時に後ろからオーバーラップしてくる選手がいて、そういう選手をどう使って行くかとかはこれまで考えてこなかったような部分なので難しさがあります。どちらかというとこれまでは自分が追い越して行く側の選手だったので。そういう自分が起点になるプレーは課題です。ただ、これまで自分になかったシーンが試合で出てくるというのはすごくいい経験だと思う。チームには結果的に貢献できていませんが、これからにつながるシーンだと思っています」

攻撃に課題を感じていることはすなわち、自身が果たさねばならない役割にそれが含まれていると感じているからに他なりません。そしてそれは、ピッチに立つ選手どうしで互いを助けあうというチームの哲学にもつながります。

「湘南のサイドは得点に絡むプレーが求められると思っていますし、(高山)薫さんもやっぱり点を取っています。自分がそこで出たことで得点源が無くなってはいけないと思いますし、だからこそサイド攻撃からの得点というのは目指していきたい。あとは最前線の選手は守備も頑張ってくれているし、そういう選手たちをカバーしたり、手伝うという意味でも自分が得点ができるようになっていかないといけないと思います」

無得点で終わった町田戦。攻撃については石原選手のみならず、チーム全体での課題でもあります。
「町田戦は勝っても負けてもおかしくない内容でしたけど、これからはそういう試合も勝ちに繋げていかないといけない」石原選手のその言葉には、攻撃における責任感が滲みます。試合ごとに感じる課題に向き合い、石原選手は今日も成長を求めます。