馬入日記

【馬入日記:9月15日】「1試合1試合、トーナメント」藤田征也選手インタビュー

IMG_4805 copyリーグ戦も残り6試合となり、文字通り一戦必勝の戦いに突入していく2016シーズン。これからは共に残留を争うチームとの直接対決。次戦はアビスパ福岡との対戦です。

8月上旬の負傷で約1ヶ月全体練習を離脱していた藤田征也選手。
もがきながらも必死に戦うチームを見ながら、少しでも早い復帰を目指し別メニューでのトレーニングを積んできました。

「早く復帰したいと強く思っていたし、自分が戻った時にチームにとってプラスになるようトレーニングをしてきました。離脱していた期間は本当にチームに迷惑をかけたし、その間チームも結果が出ない状況が続いていたので、とにかく早く戻ろう、と」

負傷の自身に歯がゆい思いを抱きながら見つめいていたチームの戦いは「もったいない部分があった」と口をつきます。

「内容的にはやろうとしていることを出せていても、一発というか、一瞬の隙というか、そういうところで失点してしまっているなとスタンドから見て感じていました。全然悪い内容ではないのに、もったいないなと思っていましたね」

そこで感じていた想いを、いよいよピッチで表現。天皇杯2回戦の山梨学院大学オリオンズ戦で、7月30日の川崎F戦以来、約1ヶ月ぶりにピッチに戻ってきた藤田選手は、その後も練習試合などで意識すべきをチームに還元します。

「得点した後にすぐ失点しないように引き締めたり、逆に畳み掛けて点が取れるように集中力を高めるような声だったり、そういう発信はしていくよう意識しています。隙を作らないよう戦っていくことはこれからも大事になるので」

これから臨む茨の道には、チーム全員の総力が欠かせません。もちろん、経験豊富な藤田選手にもかける想いが高まります。

「離脱していた分、今まで以上に自分としても結果にこだわっていきたい。残り6試合あるとは思わずに、1試合1試合、トーナメントのつもりで戦っていきたい。良い意味で『背水の陣だ』という想いで臨んでいこうと思います」

チームは今日、明日の非公開練習を経て、福岡との決戦に臨みます。
17日はホームShonan BMW スタジアム平塚で共にGET3を果たしましょう!