馬入日記

【馬入日記:8月8日】ハングリーに戦ってきたい。田村翔太選手インタビュー

160605_352 copy昨日、田村翔太選手がトライアルテストのためポーランドへ渡るお知らせを発表いたしました。
シーズン途中ですが、本人も悩んだ末の決断、一時チームを離れてのチャレンジを決意。
出発前に語った渡欧への想いとは。

「昔から海外でプレーしてみたいと思っていました。高校2年生の時に高校選抜の遠征でドイツに行った時、そこで初めて海外で海外のチームと試合をして。単純に外国人の選手とプレーすることが楽しかったですし、体のぶつかり方とかはそれまで経験したことのないもので、こういうところでプレーしたいなとその時に思いました」

田村選手は四日市中央工業高校卒業後、2013年ベルマーレに加入。
ルーキーイヤーはリーグカップ戦1試合に出場、翌年から2年間福島ユナイテッドFCへ期限付き移籍。
J3の舞台で通算23試合に出場し、今季ベルマーレに復帰しました。
改めてこの3年半を振り返ると、しかしそこには悔しさが多かったよう。

「プロになってからは、厳しい時間の方が長いですね。福島の時も多く試合に出ていたという状況でもなかったですし。本当は日本で何かを成し遂げて、そこから海外にチャレンジする、というイメージでいました。ただどういう道を辿ろうと、最後に成功すればそれが成功だと思うので、今回も自分の力でそうなるようにしなくちゃいけないと思っています」

成功を手繰りよせるのは自分次第。
その成功をつかむべく、未知の地で発揮を意気込む強みは。

「やっぱりスピード、そしてドリブルですね。攻撃面での良さを出してきたいです。こんなチャンスはないですし、100%、自分の力を出しきりたいです。行ってみないとわからないですけど、環境的には日本よりタフだろうし、ハングリーに戦ってきたいです」

DSC_0300本日、羽田からポーランドへ向け出発した田村選手。
帰国日は未定、シーズン中で少々寂しいですが、一時のお別れです。
サポーターの方々へも「試合に出ていない中でも馬入ではすごく声をかけてもらいましたし、すごく感謝しています。その感謝を湘南ではプレーで表現できていませんが、遠いポーランドで頑張ってきます!」と力強くコメント。
ポーランドの地でチャンスに挑む田村選手に、ぜひ日本からもご声援をお願いします!