馬入日記

【馬入日記:7月29日】明日はG大阪戦!菊池大介選手インタビュー

150828-1明日はアウェイでガンバ大阪との対戦です。(19:00キックオフ)
連勝を目指し、より高みを目指して戦う重要な一戦です。

菊池大介選手に話を聞きました。
まずは1週間前の川崎戦について。2-1で逆転勝利を収めた激闘を改めて振り返ってもらいました。

「厳しい試合になることは分かっていた中での戦いでした。その前の浦和戦では、個人的にも悔しい思いをした試合だったし、その反省を活かすことができたと思います。まず、プレーの中で自分たちが先手を取れるようにということを意識しました。川崎戦に向けた週の練習は前への意識とか、自分からアクションを起こすというところを意識していました。自分たちの年代だけ2部練習をした日もありましたし、そういうことも含めて、自分の中で手応えを掴めた週でした。だからこそいい入りができたと思うし、足を止めずにやり続けようという意識を最後まで持って戦えたと思います。一人ひとりの想いがゴールに繋がった試合だったと思うので、あの勝利は嬉しかった」

より責任感をもって臨んだ試合。球際の攻防、走り切る姿勢、高い集中力など、スリリングな展開と共に引き込まれるような90分でした。

「でも、勝ったからいいわけではなくて、反省すべき点もあると思う。個人的にもプレーが止まったあとの判断に課題を感じます。チームが勝つために、苦しくならないための判断というのはまだまだ向上させていかなければいけないということを感じた試合でもありました。いい試合の中で、どれだけそういう課題も含めて掴めるかというのは大事だと思うので、次も勝った上で学ぶことができるようにしたいと思います」と菊池選手。

開始早々の失点もありましたが、動揺や焦りがプレーに出ることなく、選手たちの逞しさを感じました。

「相当早い時間だったので、逆に引きずらなかった。いい意味で仕方ないという気持ちだったし、チームとしてもいい声が出ていて前向きなプレーが出せていたので、全然問題ないと思ってやっていました。そういう意識でやり続けた結果、勝点3に繋がったと思う。もちろん、気をつけなければいけないですけど、そういうアクシデントが起こった後にみんなで修正して勝利まで繋げられたというのは、本当に大きいことだと思うし、次に繋がると思います」

さて明日はG大阪との対戦です。
ファーストステージは内容的には悪くなかったものの、0-2で敗戦を喫した相手。

「ちょっとした隙を突くうまさや賢さなど、負けた中で学べる部分があった。技術が高くて視野の広い選手がたくさんいるので、前回の対戦同様、難しい試合になると思います。でも自分たちらしく、気持ちのいいサッカーで、見ている人がワクワクするようなサッカーをして、点を取って勝ちたいと思います」

その“ワクワクするようなサッカー”がピッチで体現され、結果も伴ってきているのが、ベルマーレのセカンドステージです。
改めて、自分たちのサッカーについて聞くと。

「そのワクワクするようなサッカーでなければ、自分たちじゃないと思うし、だからこそ勝点を積み重ねることはできていると思います。それが自分たちだし、ブレずにやり続けたい。僕自身も、そういうものを目指してやり続けているチームで試合に出続けてプレーできていることに幸せを感じています。でも決して満足せずに、湘南スタイルでより上のステージで戦えるように、自分自身、向上していかなければいけない。1試合1試合を大事に、自分のものにしていきたいと思っています」

2009年にプロ契約をしてから、長くベルマーレでプレーしている菊池選手だからこそ、この積み重ねがたやすいものではなかったことを、身をもって知っています。
明日のG大阪戦で、またさらに積み重ねていきたいところです。ぜひ熱いご声援を!