馬入日記

【馬入日記:7月2日】今年もついに「ベルせん」がスタート!選手と子どもたちの楽しい時間。

  

今日から今シーズンの「ベルせん」がスタートしました!

ホームタウンの小学校での訪問授業、「ベルせん」。
このベルせんは、選手たちが自分自身の経験談を語りながら、子どもたちと「夢」について一緒に考える授業です。

今日は平塚市立神田小学校を、阿部選手、白井選手、岩尾選手、福岡選手、島村選手、梶川裕選手が訪問し、教壇に立ちました。

選手たちが小学校に到着すると…
教室の窓から顔を出した子どもたちが大歓迎で迎えてくれました。

午前の練習が終わって大急ぎで小学校に向かったものの、授業が始まる直前に到着。それでも、昨年経験のある選手がリードする形で慌てることなく授業スタートとなりました。

まずこちらは、阿部選手&白井選手のコンビ。
教室に入る時には、「緑と青の~勇者湘南~」と、子どもたちと先生による応援歌で迎えてくれました。

二人が元気よく挨拶し、まずは…「フルーツバスケット」!
ベルせんは、「夢」がテーマの授業ですが、どんな風に授業を進めていくかは選手たちの自主性に任せています。
事前に二人で打ち合わせをし、子どもたちにリラックスしてもらおうと、ゲームを行うことに。阿部選手と白井選手が生み出す楽しい雰囲気もあり、ゲームで教室中は大盛り上がりでした。

さらに、ゲームが終わると夢の話。そして、子どもたちからのたくさんの質問に、ひとつひとつ丁寧に答えていました。

  

そしてこちらは、島村選手と梶川裕嗣選手のクラス。
二人は子どもたちに親しみを持ってもらおうと、あだ名を紹介。梶川選手は「チームメイトに似てるって言われるから」と、子どもたちにも人気がある漫画・ワンピースのキャラクター「アーロン」と自己紹介。そして島村選手は…「シマモン」。
このあだ名によって、子どもたちと急接近し、授業中はずっと「アーロン!」「シマモン!」と呼ばれていました。

二人はどうやってプロ選手になったのかを話しました。
島村選手は「5歳でサッカーを始めたけれど、僕は決してうまい選手ではなかった。でも、どうしても夢を諦められなかったから努力を続けてきた」という話をしました。

サッカーをやっているという子どもたちも多く、リフティングも対決も行いました。
「どんなボールでも返すよ」と言って技を競い合い盛り上がりました。

  

そしてこちらは、岩尾選手と福岡選手の二人。

いつもながら、教育実習経験もある岩尾選手が素晴らしい先生役。そして子ども大好きな福岡選手が大いに盛り上げました。

掴みのアイスブレイクでクラスで円になってアップ&キャッチ。選手も子ども達の間に入りながら心を開いていきました。

二人はどうやって今に至ったかの話をし、その中で「自分の夢、目標を人に言えるということはすごいことで、周りに言うことでより強い思いとになる。恥ずかしがらずに口に出そう」と伝えました。

そして、岩尾選手がボールをパスし、子ども達が自分の夢を言ってパスを返して宣言するというものをクラス全員、一人ひとりと行いました。
「言えない人は心の中で思うだけでもいいよ」と言って男の子も女の子も全員とパス交換をしました。

  

各クラス、最後には子どもたちに事前に書いてもらった夢アンケートを一人ひとり手渡しし、ガッチリと握手。クラスみんなで記念撮影をし、サインをして授業は終了しました。

最後にクラス全員で応援歌を歌ってくれたり、授業中は恥ずかしがっていたのにサインの時には選手のそばを離れなかったり、選手が帰る時には廊下にみんなで出てきて見送ってくれたり…と、今回も選手たち自身も元気をもらった「ベルせん」でした。
ベルせんは今後も継続的に実施していきます!