馬入日記

【馬入日記:7月3日】チーム全体で戦い結果を。中村選手、山口選手インタビュー

今日は三保グラウンドにて清水との練習試合でした。
取られて、取り返すことを繰り返し結果は2-2の引き分けでした。

さて、昨日の東京ヴェルディ戦で途中出場した中村選手。58分に高山選手に代わってピッチに入りました。
「アジエルとのパス交換はある程度できていたのですが、そこからシュートに持っていくことやゴールに向かえていたかというとそうではなかった。もっとゴールに近い位置でそういう部分を出せればよかったと思う。チームとして今まで足元でコンパクトにプレーすることが多かったので、裏に抜ける意識を持ちながらやっていました。もう少しテンポを早くまわしたり、ひとつ飛ばしてみるとか、前がもっとリズムをとって攻撃のバリエーションを増やして崩していかなければ」と中村選手。

リードされた状況の中、勝ちにいくために途中からパワープレーに。中村選手はボランチの位置に入りました。
「パワープレーの前にちゃんと崩せていればパワープレーにしなくても済んだ。自分たちで崩せなければいけない。もっと前への推進力を出していくこと。今はサイドに流れることが多いけれど、もう少し真ん中でタメを作ってからサイドに送るなど駆け引きが必要。言葉で言うほど、やるのは簡単ではないけど、そういう意識でやればいい方向にいくと思う。自分たちはプレーで示さなければいけないし、本当にいま大切なのは結果だと思っています」

厳しい結果が続いています。しかし、「小さいですが光が見えてきたのではないかと思う。その小さい光をどう掴んでいくかということがこれから大事になる」と反町監督が試合後に語っていたように、その光を結果に結びつけるべく、練習の中で突き詰めて、次節の岡山戦に向けて準備をしていきます。

そして、清水戦合後の山口選手。
ゴール前で身体を張ってプレーし続けました。

「今日も失点してしまったことは反省しなければいけない。センターバックとしては、失点には責任を感じるし、練習試合でも失点をなくしていくことが公式戦にも繋がると思っています。厳しくできなければ、チームもよくなっていかないと思うので。もったいない失点が多いので、もちろん自分も含めて全体で守れるようにしなければいけないと思う。今日、追いついたことはよかったけれど、チャンスもあったしなんとか勝ち切りたかった」と山口選手。

選手会長として、いつもチームを見渡し全体のことを考えています。
今のこの状況をなんとしても打破したいと思いを巡らせています。

「練習からしっかりやるしかない。練習からハードに厳しくやれなければ試合でもできないと思う。こういう暑い中で試合に勝っていくには一人ひとりのハードワークしかないと思っています。やっぱり選手がピッチでやらなければいけないし、選手がもっと盛り上げて練習から厳しくやらなければ。自分たちはJ1を目指してやっているわけだし、チームも自分も、どれだけ必死になってやれるか。今こそ個人個人の頑張りだと思っています」

次節は7月9日(土)、アウェイでのファジアーノ岡山戦。
岡山戦に向かう1週間、大切に過ごしたい日々となります。