馬入日記

【馬入日記:7月25日】Jヴィレッジキャンプ1日目!山田直輝選手がチームに合流

190725-1Jヴィレッジでのミニキャンプがスタートしました!
24日に馬入で練習を行い、午後に福島へ移動。食事をとって休んで今日から本格的に練習開始です。

Jヴィレッジはサッカーのキャンプや大会を行うために施設が工夫されているのでとても使いやすく、快適。ホテルとグラウンドが直結で、食事も美味しく、芝の状態もよく素晴らしい環境です。

午前中の練習は日差しが出るとかなり暑い中でしたが、夕方の練習では涼しいくらいに。
激しくも充実した2部練習を行い、明日も同様に2部練習。最終日はJヴィレッジスタジアムで仙台大学との練習試合が行われる予定となっています。

さて、そんな中…この人がベルマーレに帰ってきました!山田直輝選手です!
2015年から2017年までの3年間をベルマーレでプレーし、2018年に浦和に復帰しました。
そして今回2シーズンぶりにベルマーレでプレーすることとなったのです。

このJヴィレッジでのキャンプから合流し、今日の午前練習が初練習となりました。まずは練習の感想を聞くと…

「予想はしてましたけど、めちゃくちゃきつかったです(笑)。みんなもきつかったって言ってる内容でしたけど、今日の午前中は特に…びっくりするくらい。でも、楽しかった。みんなで本気でバチバチ練習からやって、身体はきついんですけどすごく楽しかったです。今日1日だけで筋肉が大きくなったんじゃないかって感じるくらいいい練習でした。それに、厳しい中でもみんな明るいですよね。湘南の選手はずっとそういう感じでやってきたと思うから変わらないと思いますけど、僕自身はすごく楽しくできたし、こういうのを求めていました」と。

「きつかった」と言いながら顔は満面の笑顔。充実ぶりを感じます。
そして、山田選手の明るい性格も相まって、チームへの馴染み方が早く、もうずーっといたような雰囲気です。

「昨日の夜、ホテルで選手たちと合流して、全然変わらない感じで受け入れてもらって、やっぱりすごく居心地がいいなと思った。で、今日起きて練習したら、あの厳しさの中バチバチやるという。オンとオフのメリハリがすごくありました。チームの雰囲気は全然変わってないですね。僕に対する接し方も全然変わってないです。特に年下(笑)。でもそれくらいのほうがいいですね。一緒に湘南でやってた選手は半分くらいだけど、その後入ってきた選手はもともと知ってた選手が多いんです。ウメさん(梅崎選手)、タケ(武富選手)、あと富居くんは浦和のJr.ユースの1つ先輩だし、イブ(指宿選手)は小4くらいから知り合いだったり…。だから本当に溶け込みやすいですね」

浦和へ復帰することを決めた1年半前、そして今回の移籍、どの決断も決して簡単なものではなかったことでしょう。

「湘南で身に着けた雰囲気や厳しさを自分のプレーで表現しようと思って、浦和に帰りましたけどなかなかそれができなかった。すごく苦しい1年半ではありましたけど、その中でも得るものはあった。また湘南に帰ってきて、前までのプレー、プラスαのもの、自分が得てきたものを出していきたいと思っています。浦和でしっかり結果を出して、また帰ってきてほしいって言ってもらうことが自分の中では理想でしたけど、また湘南に助け舟を出してもらっている。だからこそ、より強く、このチームで僕はしっかり結果を出すという覚悟を持ってきました。貢献できるように、チームの助けとなれるようにやりたいと思います」

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ベルマーレの試合は「もちろんずっと見てました」という山田選手。

「勝ってる試合は湘南のペースに持ち込めていて、これを年間通してやれればすごくいい。いま2試合に1回かもしれないけど、3試合に2回とか4試合に3回とか増やしていければJ1に定着できるし上位を狙っていける。そういうチームになっていってるなぁと感じながら見ていました。逆に負ける試合は湘南らしくないという試合もあるので、そこの振り幅を少しでも小さくできればと思います」

湘南のサッカーをやることが楽しみ、と語ります。

「献身的にチームのために戦うこと。加えてゴールやアシストにこだわっていきたい。走力を発揮した上で、アイデアや技術を発揮できるチームは湘南だと思っているので、湘南のプレースタイルが自分に合っていると思います」

紆余曲折、様々な経験をしてきました。強い気持ちでまっすぐにサッカーと向き合う姿に山田選手の覚悟を感じます。
ぜひご期待ください!!