ボイス

2019.06.12

【ボイス:2019年6月11日】山﨑凌吾選手

得点もアシストも欲張って!
ACL圏内を目標とするチームで日本代表を目指す

昨シーズン、夏に途中加入した山﨑凌吾選手。
合流後間もない時期からスタメン争いを勝ち抜き、
即戦力としてチームに貢献するとともに
ルヴァンカップでもプライムステージから出場し
優勝の立役者の一人となった。
最前線で身体を張るそのプレーで
ベルマーレのサッカースタイルを支える。
今シーズン、さらなる高みを目指すチームの原動力となるべく
自らの成長を加速させる。

目標はACL圏内
試合で実感するチームの加速
 「Acceleration~加速~」をテーマに走る今シーズン。ここまでの戦いぶりを見れば、テーマとしっかり向き合うチーム作りが進んでいることがわかる。その中心にいる一人が山﨑選手。最前線で身体を張り、攻守に渡ってチームが加速するためのスイッチを入れる。

「今シーズンはテーマが『加速』というところで、去年、僕は途中から加わりましたけど、開幕戦から僕にボールが入った後のサポートが明らかに早くなっていたり、僕を信じて追い越して行く回数も増えていたりと、去年とは大きな違いを感じます。そこが得点力にも繋がっていると思う。分厚い攻撃ができてると僕自身、すごく手応えを感じています」

 どのポジションにいても、果たすべき役割は1つや2つではないが、山﨑選手は、長身を活かしたポストプレーがまず1つ、重要な仕事だ。攻撃の起点となることでチームの攻撃を加速する。

「去年は孤立する場面もありましたけど、今年はキャンプ前から監督が厳しい練習を取り入れて、それが選手に染みついてきたというか。練習ではビブスで色分けして区別してますけど、試合ではビブスはない状態。それでも僕のところにボールが入ったらサポートしてくれたり、追い越したりということが自然とできるようになった。練習の成果もあるし、明らかに去年よりみんな縦にボールをつける回数が増えている。そこの意識は変わってきていると思う。見てる方はわかると思うんですけど、去年より断然良くなっていると思います」

 今シーズン、チームを加速させて目指すところは、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内の3位以内。

「今年はJ1に残留するとかじゃなくて、上位を目指して、ACL出場圏内を目指して戦っています。このチームなら成し遂げられる可能性があると思う。曺さんもミーティングで言っていましたし、僕個人もシーズンに入る前からその気持ちを持っていたので、そこは! って感じです」

 期するところは、上位で今シーズンを終えること。とはいえ、今のところ、リーグ戦は若干黒星が先行している。

「全部の試合に勝つことは難しい。でも自分たちのスタイルを出せれば良い結果にもつながると思いますし、チャンスも多く作れているので、そこはやっぱり信じてやるべき。やり続ければ、僕は必ず結果は出てくると思います」

 そのためには、山﨑選手自身のゴールも必要になる。

「2桁、11点以上は最低取りたいと思っていますし、そういう結果を残せばチームも上に行ける。日本代表っていうところも目指したいし、そこに行きたいと強く思っているので、自分自身、結果を残すことを追求していきたいと思います」

 フォワードとして、得点が求められるのは当然のこと。さらに、チームで結果を出した先を見据えた目標もある。しかし、11節を終えて自身のゴールは1つ。

「得点は、『自分が取りたい取りたい』となると、自分自身のプレーが変わってしまうし、チームのためにやらなきゃいけないことは絶対にブレてはいけないので、自分の得点だけを意識しすぎないようにしています。前からハードワークして相手にプレッシャーをかけたり、前線で起点になったり、僕のところからゴールが生まれるという場面を続けていくこと、そのなかで自分自身がゴールを奪うためにどうしたらいいかっていうのは、常に考えながらやってます。もちろんゴールが欲しいという気持ちはありますけど」

 ベルマーレに得点を取ることだけに特化した選手はいない。前線の選手が攻撃により重きを置くのは当然としても、3列目、4列目の選手が攻撃に分厚く絡んでチャンスを生み出し、ゴールを狙うのがスタイルだ。攻撃時、ペナルティエリア内に5~6人の選手がいることも珍しくない。山﨑選手自身、ゴールに向かうプレーは多いが、サイドに流れてクロスを上げるなど、攻撃をサポートする動きをすることも少なくない。また、最終ラインの選手がフィニッシュに絡むことも多く、スコアラーは分散する。フォワードとしてはジレンマを感じるところと思われがちだが、山﨑選手はフィニッシュに絡むことと攻撃をサポートするその役割は、両立すると考えている。

「得点を取ることに集中できないから点が取れないんじゃないかって、そう言われるのが僕自身、悔しいんですよね。それは全然違うと思うから。僕自身は、味方を活かすプレーをしながらゴールも奪いたいし。チームに貢献できる選手になりたい。そういうプレーをしながらゴールを取りたいと、僕は強く思っています」

 今はまだ、数字としては大きく表れていないけれど。「できる」と信じることが実現への最初の一歩であることは間違いない。

>徳島での学びを活かしてさらなる飛躍を期する