馬入日記

2019.01.30

【馬入日記:1月30日】トルコキャンプレポート2日目!小野田選手インタビュー

190130-1トルコキャンプ2日目!
選手たち、皆元気に過ごしています。
残念ながら2日目も天候が悪く、予定していた場所でのトレーニングができませんでしたが、場所がどこであれその時にできることを全力でやることも、湘南のスタイルです。

さて、今日は今季新加入の小野田将人選手に話を聞きました。
高校を出てから昨年まで4年間、FC今治(JFL)でプレーしていた小野田選手、まずは加入のきっかけを聞きました。

「だいぶ前ですけど、ベルマーレが広島と試合をした時に今治のスタッフの方が観に行っていて、試合後に曺さんと話をしたところから自分のプレー映像を見てもらいました。スカウトの牛島さんや紘司さん(坂本SD)が実際に何試合か観に来てくださって、そこから去年練習参加に呼ばれたという流れでした」

練習参加をした時の印象は…
「厳しい練習をするというのは聞いていたんですけど、ちょうどルヴァンの連戦の時期で、めっちゃくちゃきつい練習ではなかったんです。ただ印象的だったのは、みんな真面目で取り組む姿勢が前向きだということ。オンとオフの切り替えがはっきりしていて、ピッチの外に出たら優しいですけど、ピッチの中ではいい意味で人が変わるという印象でした」ということ。

その後、加入の発表があったのは12月末のこと。
「実は複雑な想いもありました。本当は今治をJ3に昇格させた上で、移籍をするというのが一番いい形だったかなと思うんですけど、去年それが果たせなかった。そこは悔しい部分です」

また「球際の部分や1対1で負けないとか切り替えのところは、ベルマーレは決して手を抜かないチーム。“走る”とよく言われていますけど、全員が走れるチームというのもなかなかないと思う。ベルマーレのストロングは、自分にとってはまだまだウィークポイント。来たら苦戦する部分でもあると思っていたんですけど、そこから逃げていたら成長しないし、変わらなければいけないと思っていたので、自分としては本当にいいタイミングで素晴らしいチームに来ることができたと感じています」と。

逆に自分が思う強みとは…
「もともとFWとか攻撃をやっていたので、後ろからの攻撃参加とか、後ろからゲームを作っていくという部分。ディフェンダーらしくないプレーも出せるというのは、ひとつ強みかなと思います」と。

新体制会見の時に印象的な言葉を発していました。
「初めてのJリーグという舞台での挑戦になりますが、驕ることなく、また怯むことなく、覚悟を持ってやっていきたいと思います」

この言葉については…
「僕がもともと中学生の時に読んだ本で滝川第二高校の先生が言っていた“驕らず、怯まず、溌剌と”という言葉が書いてあって、その時の僕にすごく入ってくるものでした。それからずっと心にあって、深い思い入れがありました。今年、新しい挑戦の年でまさにぴったりくる言葉だったので、ちょっと使わせてもらいました(笑)」ということ。

始動して約半月が経ちました。あっという間に過ぎていく日々です。
「チームは皆いい人ばかりだし、だいぶ慣れました。でもまだ自分を出せてないというか、もっともっと自分はこういう選手だということを、周りに分かってもらえるように、ピッチ内外で出していかなければいけないと思っています。そういうことができるのもプロフェッショナルな選手だと思うし、表現するという部分ではまだまだ足りてない。それは、徐々に身に着けていけばいいということでもないと思う。僕は特に期限付き移籍ということもありますし、この一年間が勝負だと思っているので、最初から出していくことが大切だと思っています。そういう意味ではこのキャンプは自分を分かってもらうチャンス。曺さんやスタッフだけじゃなく、チームメイトに認めてもらいたい」

キャンプでの濃密な日々はお互いを知る絶好のチャンス。
そして、1か月後には既に開幕しているという目まぐるしいスケジュールです。

「開幕にスタートで出たいと思いますし、“いい経験になりました”というだけでは来た意味がない。あいつJ1行っても頑張ってるなと思われるようになりたい。それがJFLやJ3でやっている選手の目標とか希望になれたらと思います。まだまだそんなレベルじゃないですけど、そういう風に思われるように頑張りたいです」

改めて、この2019シーズンをどんな一年にしたいと思っているでしょうか。
「あまりJFLから来たとかそういうことは気にせずやっていきたい。これまでの経験をゼロにするのではなく、いいものは継続していくこと。そこに今年、“加速”というテーマがあるので、今までやってきていなかったことにトライして、湘南スタイルによって自分のスキルアップを加速させたい。それは本当に早く身に着けたいと思っています。試合に出て結果を出すことが一番成長を見せられると思います。ただ、もし試合に携わることができなくても、ひたむきにチームのためにも自分のためにもやれるのが湘南の選手だと思う。そこは本当に尊敬している部分なので、自分もその一員としてしっかりやりたいと思います」

誠実な人柄が言葉に滲み出ています。
JFLから2つのカテゴリーを飛び越えてやってきた小野田選手、謙虚さと大胆さをもって挑みます。
ぜひご期待を!

190130-2 190130-3
さて、今日の練習は午前中はホテル内での筋トレでスタート。さらにホテル内の広いスペースを利用してのスプリントトレーニング。
午後はグラウンドと室内練習場の両方で、ボールを使ったトレーニングも行いました。

190130-4 190130-5

天候によって予定通りに物事が進まなかったり、予測できない状況もありますが、曺監督は「変化への対応力は常に求められる。海外でのキャンプはそういった対応力を磨くためにもいい経験になる。リアクションの力を養ってほしい」と話しています。

その言葉どおり、状況の変化に応じて練習内容に工夫を凝らし、できる限りいいトレーニングをしようと準備をする曺監督はじめコーチ陣の対応力、そしてどんな状況や場所であれ目の前のトレーニングに全力で取り組む選手たちの姿勢は素晴らしいものでした。