試合記録

2017明治安田生命J2リーグ

第38節 vs 愛媛FC

10月21日(土) 16:03キックオフ @Shonan BMW スタジアム平塚

HOME  湘南ベルマーレ 愛媛FC  AWAY
湘南ベルマーレ 1 1 前半 0 0 愛媛FC
0 後半 0
77 > 80 勝点 46 > 46
23分 秋野 央樹 得点者
選手 シュート シュート 選手
GK 1 秋元 陽太 0 STARTING
LINEUP
0 パク ソンス 31 GK
DF 36 岡本 拓也 0 0 玉林 睦実 3 DF
DF 4 アンドレ バイア 0 1 林堂 眞 23 DF
DF 13 山根 視来 0 1 田中 裕人 16 DF
MF 14 藤田 征也 0 0 藤田 息吹 5 MF
MF 5 秋野 央樹 1 1 小島 秀仁 8 MF
MF 6 石川 俊輝 2 1 小暮 大器 17 MF
MF 29 杉岡 大暉 1 1 白井 康介 14 MF
FW 2 菊地 俊介 0 3 近藤 貴司 7 FW
FW 9 ジネイ 2 0 丹羽 詩温 15 FW
FW 8 山田 直輝 3 0 河原 和寿 20 FW
GK 31 後藤 雅明 - SUB - 阿波加 俊太 1 GK
DF 3 岡﨑 亮平 - - 西岡 大輝 4 DF
MF 16 齊藤 未月 0 0 三原 向平 6 DF
MF 42 高橋 諒 1 - 深谷 友基 22 DF
FW 10 ドラガン ムルジャ 0 - 安田 晃大 10 MF
FW 19 表原 玄太 - 0 有田 光希 9 FW
FW 22 下田 北斗 - 0 西田 剛 18 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
10 シュート 8
13 ゴールキック 10
3 コーナーキック 11
9 直接フリーキック 7
1 間接フリーキック 0
0 オフサイド 0
0 PK 0
得点経過
◆23分
5 秋野 央樹
左 CK 14 ↑ 中央 5 ヘディングS
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
 
 
 
 
 
 
選手交代
◆54分
14 藤田 征也 → 42 高橋 諒
◆74分
ジネイ → 10 ドラガン ムルジャ
◆89分
山田 直輝 → 16 齊藤 未月
◆67分
20 河原 和寿 → 18 西田 剛
15 丹羽 詩温 → 9 有田 光希
◆82分
7 近藤 貴司 → 6 三原 向平
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
5,896人 雨、弱風 18.1°C 90% 全面良芝、水含み 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
関口 久雄 清水 修平 伊東 知哉 眞鍋 久大 高寺 恒如 岩崎 洋

監督コメント

曺監督 総括
曺監督

お疲れ様でした。
今日の試合の重要性というのは、僕らスタッフも選手も、前節の敗戦を受けてということもあり感じていましたし、愛媛さんは非常にモビリティがあって、開幕から一貫してそういう自分たちのスタイルを貫こうう明確な意思のもとサッカーをされているので、苦しい試合になるなと思っていました。立ち上がりからハイプレスを食らって少し慌ててしまい、ビルドアップにミスがあったりとか、少しボールが運べなくなって苦労しましたし、特に後半は風下で相手のシンプルな前方へのプレーに少し押されて我々の攻撃のエネルギーが奪われてしまうような場面もありました。ただ今年のチームの展開でいえば、我々の目に見えない大事な戦術であったりとか、目に見えないスペースを埋めるということは、皆さんがイメージするようなカウンターで4人、5人と攻めてシュートを打つとか、良いクロスが上がってニアで叩くとか、そういうことだけでなく、そういう(見えない)所も大事にしなければいけないとずっと話してきてなかで、そういう部分では非常に手応えのある試合になったかなと思います。
こういう試合で、過去には最後に点を取られたりとか逆転されてというふうに勝点を落としたシーズンもありました。そういう意味では、今日は、別に勝点を拾った訳ではなくて、このプレッシャーがかかる状況でコーナーキックの1点をしっかり1-0のまま推移させて、勝点3を奪ったと思いますし、その点で選手のジャッジとか、これから我々がJ1に上がってとか、上を目指すに当たってどうしなければいけないかということが、だいぶ整理されてきたんじゃないかなというふうに思います。
我々のチームにおいて1番大事なのは、チームとして戦うということです。それは、試合に出てる11人、もしくは途中出場の3人だけじゃなくて、ベンチの選手やベンチに入らないで上から見ている選手も皆です。昨日、強い風が吹いたなかでの雨の練習で、ビブスをつけないチームがほとんど今日のピッチに立ったんですけれど、逆のピンクのビブスを着ているチームは非常に良い練習をしてくれました。セットプレーの攻撃に対しても守備に対しても、本当に明日に対してのシミュレーションができるような練習をしてもらって、本当にそれが勝点3につながったと思います。画面上や皆さんの前で、彼らを褒め称えることはできないですけれども、僕の中では本当にチーム全体の頑張りが今日の勝点3、もしくはシーズン通しての勝点に繋がってると今日も実感したので、選手全員に本当にチームを代表して感謝したいなと思います。
あと4試合の中で、次勝てば決まるとか、あと何ポイント取ったらというふうに来週は散々言われるでしょうが、我々のやる準備というのは、先週もその前の週も来週も変わらず、粛々と、良い意味で淡々と積み上げなければいけないです。次対戦する岡山さんは同級生の長澤(徹)が監督をしてるので、僕も恥ずかしい試合をしたくないし、彼も本当に魂込めてやってくるのはわかっているので、そのチームに負けないような準備を選手全員とスタッフで力を合わせてやりたいと思います。

曺監督 質疑応答

-選手たちは昇格へプレッシャーを感じながらやっているのか、監督にはどう見えているか?

プレッシャーはあると思います、間違いなく。それはなければおかしいというか、やっぱり勝ちたいと思えば当然、勝っても負けてもどっちでもいいやというプレーよりも慎重にはなりますし、人間の心理的に絶対に思うなと言っても思ってしまうのはわかっているので、そういう意味でのプレッシャーはあると思います。
ただ、そのプレッシャーはいい意味で、圧力として捉えないでいい意味で自分たちをモチベートをするもの、自分たちを伸ばすものとして捉えないといけない。今日の試合も全部に満足するわけではなくて、やらなきゃいけないこともたくさんあるというふうに思っています。ただ、このシュチエーションの今日の試合と今日の天候と今日の相手においては、そんなにパーフェクトな試合はできないんじゃないかなと思って準備も僕なりにしてきたなかでは、次に繋がる勝点3だったかなというふうに思います。

-目に見えない戦術とは具体的に?

例えばフィールドを縦に4分割した時に、攻撃のゾーン2つでの我々の攻め方、守備のゾーン2つでの我々のボールの奪い方。そこに関して言えば、会見で言葉にしてもチンプンカンプンかもしれないですけれど、要は誰が出ても、披露するようなものでないような見えないチームの約束事のことです。あなたがここにいたからこの失点が防げたんだよとか、あなたがここにいたから攻撃の起点ができたんだよというのは、映像とか練習で細かく言ってきていますし、その後の結果について、例えば良いポジションを取ったけれどオウンゴールしてしまったとしたらそれは仕方がない。同じように良いポジションを取ってシュートを外した、それも仕方がないという言い方をしています。その点で前節の名古屋戦から学んで、選手たちは良くやってくれたところはあると思いますし、コーナーキックというセットプレーでの虎の子の1点という捉え方もできますけども、コーナーキックも攻め込んで取ったものですから。我々も今日は相手に非常に多くのコーナキックを与えてしまいましたけれど、そこで取るか取られないかで天国と地獄のようなものになっていくということも散々選手たちに言ってきました。今のサッカーは、我々はポゼッションスタイル、我々は引いてカウンターを狙う、というふうにやり方を決めつけた瞬間に相手に対応されて力が出せなくて勝点を落とす、ということは自明の事実なので、究極に言えば全部できなければいけない。その全部をするために、その見えないところでそのクラブやチーム独自の色を出すというか、そこに脈々と流れているものがあるチームが1番強いチームなのかなと最近感じています。これが答えになっているかどうかわからないですけども、人生と同じだなという感じがしてます。

-かつて湘南でもプレーした愛媛の白井康介選手の成長ぶりは感じたか?

彼も悔しい思いをして、うちから離れて愛媛さんというチームに出会って、非常にたくましくなっていると思います。この湘南で育った自分をもう1回見せたいという気持ちがすごく強くて、本当に良いプレーをしたと思います。
相手チームの選手なので多くを言うのは失礼にあたりますが、これを続けて欲しいなと思います。相手が湘南だからとかでなくて、いつもそうならないと選手としての評価に繋がりません。ただ湘南でプレーしていた選手が我々に対してアグレッシブに向かってくるものを見ると、複雑な気持ちではいるけれど、非常に嬉しい気持ちはします。

-サポーターからは初めてのホームでの昇格を決めて欲しいという声が多く上がっているが、監督の思いは?

サポーターの人やクラブの関係者やスポンサーの方がそう思う気持ちと同じかそれ以上に、僕もそう思っています。もしかすると言い方は失礼になってしまうかもしれませんが。ただ、今度ホームで決めようと言えば言うほど、選手にあらぬプレッシャーがかかって、がんじがらめになるのは嫌なので、いつも通り準備したい。でもその裏側にはここでそういうことを選手たちに味あわせてあげたいなというふうに思っています。

間瀬監督 総括

一言で言えば、湘南ベルマーレはやはり強いなと思いました。結果的にコナーキック1本の0−1の敗北ですけど、本当に小さな違いが大きな結果を生むと思います。そういう意味では、起きた結果は妥当だと思います。自分たちは首位の湘南ベルマーレ相手に、そしてアウェイで0−1という結果に、惜しいなとか結構やれたなとか、そういう満足感は持ってはいけないと思います。ただそれでも選手たちが必死に戦ったことと、自分たちの攻撃・守備が残りの5試合に繋がるものであったことは間違いないと思います。

間瀬監督 質疑応答

-途中選手交代でフォーメーションを変えたが意図は?

5−2−3同士のマッチアップの試合のなかで、自分たちは後半に中盤を3枚に変えてそしてトップを2トップにする形で、最後攻撃に出るというのは今シーズンずっと続けていることです。ただそれをやるには前に人数をかけるリスクがあるので、自分たちの中でしっかりとした攻守の切り替えと走力がないとできない戦術だと思っています。そういったなかで自分たちが今季積み上げた通り、最後はゴールに迫る形までは持っていけますが、本当に今日はなかなかシュートも打たせてもらえなかった。やはりあの形で1点取れることも今シーズンは結構あったのですけど、そこを取らせてくれないところが湘南ベルマーレの強さだと思いました。

-小さな差をどうやって埋めていくか?

自分はピッチ上で戦うチームの指揮官なので、その差を埋めるのは練習だと思っています。走力では負けていないと思いますし、切り替えでも負けていないと思います。そういうところは我々の選手に対して自分は誇りに思いますし、ただやはり戦術眼だとかゲームの流れだとか立ち位置だとか技術だとか、やっぱりそういうところは練習からやらなければいけません。今自分たちがお互いをぶつけ合う熱い練習ができ始めたところですけど、そういう厳しい練習のなかで今言ったような要素を上げることが、今の愛媛FCが湘南ベルマーレのようなクラブ・チームにに対して近づく方法だと思います。だからこそ逆に言うと、結果の責任はやはり指揮官である私だと思っています。

選手コメント

MF 5秋野 央樹
秋野 央樹

難しい試合でしたが、こういう試合で勝てたというのは自分たちの日々の積み重ねの結果だと思うので、こういう結果になったことで自信になった試合だと思います。今日も普段の一戦と変わらず普段通りの準備をして普段通りの試合をしようと心がけていたんですが、やっぱり心のどこかで昇格が近づいて来ているとか、そういうプレッシャーをどこかで感じていたと思います。ただそういうことも含めて勝てたということは大きかったと思います。名古屋戦も悪い試合ではなかったですし、前節からも特に何かを変えることはなくとは思っていましたが、ただ前節失点してしまった前半のと後半の入り方というところは少し意識しました。今日は雨の中でもたくさんの方にスタジアムに来ていただきましたが、まだ空席もあったので、次はよりたくさんの方に来て頂いて、満席のスタジアムの中でみんなで昇格を味わえたらと思ういます。それでも僕たちはいつも通りの準備をするだけだと思いますし、普段通り試合に臨んで、自分たちらしいサッカーをしたいと思います。

MF 13山根 視来
山根 視来

前半からすごく難しい試合で、なかなか自分たちのリズムになりませんでしたが、試合前からセットプレーが大事だという話をしていたなかで、それで1点取れたというのは大きかったです。後半も相手にボールを握られていましたけど、しっかり我慢して前も後ろもコンパクトにしてゼロで抑えられたのは良かったと思います。前節の名古屋戦は僕のマークから失点していたので、1週間で考え直してもう一度DFとしてやらなければいけないことをやろうと思い今日臨みました。攻撃のところで良いところを見せようというよりは、今日は自分のなかでは失点をゼロに抑えようということをずっと考えてやっていたので、それが達成できたことは良かったと思います。前節は一瞬の隙を突かれてやられてしまったところがあったので、その隙を与えないということは考えていましたし、同じ失敗をしていたらもったいので、残り試合も少なくなって来ましたし、1試合でも自分が成長するための時間にしたいと思っています。

MF 2菊地 俊介
菊地 俊介

自分たちのリズムでできた時間というのはあまりなかったと思いますし、セットプレーも含めて押し込まれる時間が結構長かったなかで、失点せずに最後までいけたというのはチームとしてすごく良かったことだと思いますし、前節負けているのでどうしても勝点3が欲しい試合でした。結果が出たということはすごくポジティブに捉えて良いかなと思います。前節3失点してしまって、DF陣はすごく気持ちが入っていましたし、セットプレーも含めてみんな身体を張れていたので、それが無失点につながったのかなと思います。
今日は立ち上がりからジネイと(山田)直輝くんと僕の3人の距離感があまりよくないと思っていて、ボールがスムーズに前に入らずにバックパスや横パスが多くなって流れがあまり良くなかったんですけれど、そういうところは前の3人と周りの関係というところでもう少し改善しなければいけないという部分はります。ただ何本か良い形で崩せたシーンもありましたし、そういうシーンの時の個々のポジショニングをしっかり映像で確認したて次につなげられればと思います。ああいう流れのなかでセットプレーで点が取れたというのはチームとしてもすごく成長している部分かなと思いますし、本当に強いチームは流れが悪くてもセットプレーの1点で勝ったりすることもあるので、そこは良かったところかなと思います。

GK 1秋元 陽太
秋元 陽太

セットプレーとかが大事になるという話は試合前からしていましたし、その通りになったと思います。後半少し攻め込まれる時間もありましたけど、前節の反省をしっかり活かして、みんな中央でしっかり身体を張ってということができたので、自分は落ち着いて見ていられました。みんな前節が終わってからはすぐ映像を見てやっていたので、その成果が今日につながったと思います。負けを無駄にせずに、そこからまた成長しようというみんなの意識がこの試合でゼロで終われた要因だと思います。外から見ていると愛媛に攻め込まれた試合だとは思いますけど、小さな差の積み重ねがこの無失点だったと思います。その差が勝負を分けるということは常に意識しているチームだと思いますし、そういうところから今日のような苦しいゲームを勝ち切る力が出て生きているんだと思っています。そこが選手一人ひとりの意識の高さだと思います。自分たちの守りのベースとなる部分は各々でしっかりとできているんで、僕としては安心して臨める試合でした。

DF 42高橋 諒
高橋 諒

押し込まれている時間も多かったので、自分が入ることで流れを変えようと思いましたが、思った以上に難しい部分があったのが悔しいです。全体的にセカンドボールを相手に拾われてしまっていたので、そこの反応が良くなってそれを拾えたら自分たちのペースで試合ができたんじゃないかと思います。ただやっぱりこういう苦しい試合でも勝点3を取れたことは大きいですし、この先のことを考えた時に影響を持ってくるゲームだったと思います。個人としては今日よりも長い時間のプレーができるようにしたいですし、残り4試合チームの勝利のためにしっかり走って頑張りたいと思います。


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